<オリ章作成中につき現在更新停止中>Project Moon RPG気ままに実況プレイ 作:とろねぎ
ドンキホーテぇ...そんなことされたら俺、お前のこともっと好きになっちまうよ...(列車イベ読了)
セルマァ...(残り火)
今回あとがきの前に自語り書いちゃいましたすいません(猛省)
「......」
敵意を剥き出しにして爪を揺らすナオちゃん。
あん時を思い出すけど、あの時とはちゃうか。
二人とも正気で、二人とも我儘を押し通そうとしとるだけ。
「...もう一回、もう一回だけ確認したる。そこを、どけ。」
ゆっくりと言い聞かせるような、懇願にも近い声色で威圧するんやけど。
「嫌だ。私のすることに納得させてあげるから。」
お返しとばかりにウチの頬を掠めた弾丸で、はっきり意思表示されてもうた。
「...そりゃあ残念。」
手に装着した鉤爪...『兎のハコニワ工房』の鉤爪の機能を発動する。
ナオちゃんの狐...狐よな?狐みたいな爪とは違って、猫のように鋭く細く、弧を描いた爪の機能。
それは、強力な認識阻害。
感覚の優れたフィクサーでも気付かんようなもんを、手を握り込むなんて簡単な動作でやってのける技術力には初めて見た時、思わず息が漏れたわ。
何がおかしいって、これ作っとる本人もメカニズムを解明しきれてないっちゅーところやな。
ま、弱点と言やあ...手足から阻害が発動するから、最終的に顔のパーツだけが一瞬浮かび上がって、置いていかれたような奇妙な絵面になることやな。
あと、認識阻害が効いとる間は爪が引っ込むんと、死ぬほど集中せんとすぐ消えてまうことぐらいやろか。
はあ、これでお手軽に維持出来たら、阻害して頭に銃ドーンで終わんのに...
「...違うんだ。」
即座に次元を切り裂くナオちゃんやけど、すぐに気付いたみたいで首を振り直した。
これが次元に干渉するワープみたいなモンや思ってるんやな?
「流石にそんなもんがあってたまるかいな。」
その細い首の間近で阻害を解き、そのまま首に腕を巻き付ける。
「ひゅっ...」
キレーに決まったなぁ、やっぱナオちゃん素直すぎるわあ。
「相手が見えんのに受け身でおったらかんよお。」
「ぅぎ、ご、の...!」
このまま絞め落として、無力化。
苦しいのは一瞬だけやし堪忍してな?
「...ぉ、ごぇ」
呼吸音に血の音が混じるようになってきた頃、
ナオちゃんの頭が弾けた。
そして真っ直ぐ、ウチの眉間に吸い寄せられるみたいに飛んで来る弾丸。
「んな!?」
咄嗟に首を傾けて、何とか直撃は避けたものの片耳が吹き飛んでもーた。
力無く倒れる、ナオちゃんだったものの腕を思い切り掴みあげるが、あまりの熱量でさすがに離してもうたんや。
炎で軽く溶解し、歪んでいる床の上には、頭の再生しきったナオちゃんがおった。
「...せやったぁ〜、こういうことを平気でする子やったわ〜!」
冗談交じりの、マジの後悔。
「でも普通するか?銃口咥えてぶっぱなすとか!」
「...こうやって、削るしかないから。力も弱くて、人を守れる程身体も大きくない私の、生き残る術だから。」
「何が生き残る術や。口だけはご立派でいやあ全く感心感心!...これで満足か?」
「私が守らないと...もう失いたくないの...私が...深緑が...」
まさか...思い出してるんか?
いや、そんなわけないか。でも、喪失感だけは覚えとるんか?
「ほおぉ!深緑!特色フィクサーサマがどこにおるんや?ウチには...ただ早死にしたがっとるマセガキしか見えんな?」
「......私と同じくせに。」
投擲槍のように、尾を引いて投げ飛ばしてきた銃を避けて、手を握る...
「そんな簡単な動きで、あの性能?」
「...は、もうバレたん?よう見すぎやて、ウチのこと大好きかあ自分?」
その軌道上に姿を現したナオちゃんが、投げた銃をキャッチし、振りかぶる。
鉤爪で切り裂いたそれは、陽炎のように宙に溶け、その中から
「あぁ......ごめんね、うん...寝る前に...少し、手伝って。」
ぼそりと呟いたそれに反応するように、腕は爪を尖らせ、ウチの顔面に突っ込んでくる。
銃床で弾き落とし、踏み潰す。
潰される前、最後の抵抗にと足首へ爪を突き刺されたけどまあえぇ。
「鬱陶しいなあ自分!」
片方の足で二度踏み砕いて、塵のように消える腕には目もくれず前進する。
その途中でけたたましい小さな爆発音が連続したけども、特になんともなっとらんな。
そう思っとったんやけど、ウチの周りに小さな空間が開いたのを見て即座に回避行動に移る。
予感の通り、次元の狭間からは鋭い弾丸が、ウチのたっていたところ目掛けて豪雨のように降り注いだ。
「うん、やっぱり避けるよね。」
「ウチの理解度高くて先輩ちょー嬉しいわぁ!」
...うーん、回避先にまで銃弾ぶち込んでくるとか殺意高すぎんか?
まあ別に問題ないんやけど。
むしろ距離を取って戦ってくれる分には全く怖くないからええわ。
「...でも、なんかなぁ。」
ちょいと物足りんかなぁ。
ここじゃナオちゃんも本気出せんし。
冷静に考えて、力は劣るけど執念で喉笛噛みちぎろうとする獣が、いざとなったらマジの獣になって喰い殺してくるとか頭おかしいよな?
...舐めプしとる場合か?あ゙ぁ゙?
あー、キレそ。
温存なんかしとったら、守れるもんも守れんくなるで?
...あれ?そういや、なんであそこから一歩も離れんのや...
「......あ!てかそうやん!」
本来の目的を忘れるところやった。
楽し過ぎて忘れとったわ。
アレ、潰さな。
そうは思っても、こう改めて見ていると...なんか様子が変よな?
まるで.........
...なるほど?
予想通りなら、こんなアホみたいなことする必要ないな。
後はどうやって収集つけるかやけど...
うーんうーんと、家で勉強する子供みたいに無防備に首を傾けて、顎を撫でる。
「随分余裕だね?」
そうやってウチが晒した隙を、ちゃんとナオちゃんは刈り取ってくれたわ。
不自然なくらいに無防備な隙を晒してくれたチェーちゃんの首に、空間を開く。
さすがに閉じはしないけど、状況を私側に傾けることは出来るから。
「......ウワー、ヤラレテモーター。」
「......えぇ...?」
「ユダンシタワーホンマー。」
...思っていた反応と違うんだけど。
もっとこう...なんていうかさあ。
「どういうつもり?」
「いや、こんなことやる必要あれへんのや。一旦、ナオちゃんのお友達出してやったらどうや?ウチはここで大人しゅうしとるで。」
そう言ったチェーちゃんは、発言の責任を取るように装備していた爪、何度も使用していた無骨な銃を地面に置いて、私の方に蹴り飛ばした。
「......いつでも閉じれるから、本当に大人しくしててよ。」
私としてもお願いして、ガラスの表面に爪を立てる。
少し力を込めれば、亀裂が入り、なんの抵抗もなく砕け散った。
「もう自由だよ、起きて。」
...
......
.........
...?
体の上に乗ったガラス片を気に止める様子もなく、目を閉じているその子。
「...どう、したの?」
「......はあぁ...やっぱりか。」
「ッ!動かないで!」
「まあ待ちや、今のウチ素手やぞ?」
「ん、チェーちゃんならその服の下に爆弾を大量に巻き付けててもおかしくない。」
「もしかしてウチヤクザの鉄砲玉や思われとる?そんなことしたら死んでまうがな。」
「...生還するでしょ?」
何を言ってるんだろうこの人は全く。
「茶番は一旦置いといて...冷めるもんでも無いんやし...」
ぶつくさと文句を言いつつ、いつものチェーちゃんに戻って来た。
「もう分かっとるんやろ?ナオちゃんが一番...なんなら、一目見た時から。」
...なんでもお見通しだとでも言いたげな様子で、自覚せざるを得なくなった。
「......うん...」
ゆっくり、優しくその首を抱いて、確信する。
「この子、もう何も残されてない。」
自語り
前回書いていた場所が、40,50代の自分が働いてるとこ想像したら吐く系の職場だったのでもうしばらくはあの向上心の鎌足が大量に生息しているあそこで血反吐飲み込みながら頑張ります...
一応、プロムン世界だったらたぶん翼クラスの企業なんだけど、いかんせん自分の性格と合わなさすぎるんだなこれが。
今が楽しければいい人種が居ていい場所じゃないよあそこ...
あとがき
こっち(リアル)で吐きそうになってるならホモちゃん曇らせるしかねぇよなぁ!?オォン!?
お゙ぉ゙お゙ん゙!!