<オリ章作成中につき現在更新停止中>Project Moon RPG気ままに実況プレイ 作:とろねぎ
原作が歪んで捻り半回転決めます。
そこまで重大な改変ではありませんけどね?
どうして?
どうしてこの子が...
どうして...?
「...大丈夫...やなさそうやな。えーと、これ...書類を見つけたわ。読む元気が無いなら要約するけど。」
「......ん...おねがい。」
ぽっかりと、穴が空いてしまったような気がしてチェーちゃんの方を向く気力もない。
「あぁなんや、まあこいつは、利用されるだけされてポイされたってやつやな。あのトンチキ連合に。」
「...経過とかって、ある?」
「あるな。『極めて友好的で、ある程度の接触によって大量の霧を抽出することが出来た』って。」
「......」
抽出という言葉で、少しだけ...かつての私たちが重なる。
「...最後は?」
「...『もうこれ以上の抽出は見込めず、廃棄を検討したが常に非活性化状態であるため放置。』」
「......そっか。そっか、そっか...は、はは......ごめん...今は一人に...して欲しい。チェーちゃんはまだ、K社でやることがある?」
「...おう、実を言うと一つはシの事務所として来とるんねや。」
「うん、じゃあエントランスに送るね。......頑張ってね。」
きっと今にも死にそうな顔をしていたんじゃないかな。
だって、開いた次元に踏み入って完全に姿が見えなくなるまで私の事をしきりに気にかけていたし...
「...向こう側に寄りかかるんもええけど、倒れんようにな。」
声もかけてくれたから。
分かってる。
線引きはしないといけないって分かってるのに。
「...ごめんね...」
一人、灰色の肉体を抱いて顔を埋める。
腐敗臭も、わずかな水の匂いもしない。
「...自分がなんなのか...私、私は...」
そんなの決まってる。
人間だ
人間だ
にんげんだ
に■げ■だ
...
......
.........
ごめんね、ごめんね。
貰ってばかりで何も返せなかった。
でも、最後にあと一つ、貰ってもいい?
体が歪む。
骨が軋んで嫌な音を立てる。
皮膚が無理やり引き伸ばされるようにすげ変わって、体が白に包まれる。
それさえ貰えれば、ずっと一緒だよ。
......あ、そういえば、返事...出来てなかったよね。
口を開く。
大きく。
開けられるだけ。
「...私も、愛してるよ。」
何が何だか。
私たちはK社にある、研究室として利用されていた旧L社支部を取り戻すだけで、黄金の枝を得られるはずだったのに...
『...なんでK社内で起きたテロの鎮圧までしないといけないんだ?』
「あぁ!?なんか言ったか時計ヅラ!」
旧L社の装備...EGOを装備したテロリストたちを纏めて挽き潰しながらヒースクリフが叫んだ。
『...わあ、今のはなかなかいいのが入ったんじゃないか?』
急いで誤魔化した私に、少しだけ不満気な様子を見せたけど何とかなったみたい。
「あ、それで隠れてるつもりなんですか〜?」
そうして最後に残った一人も、ホンルの放った弾丸に倒れた。
ムルソーがあの裏で技術解放連合のランという人物と繋がっていた研究員...シュレンヌのPCを調べている間に、ある程度数は減らしておきたい。
当のシュレンヌ本人は、裏切りが発覚し、彼女が護衛として連れてきていたフィクサーが殺されたタイミングで行方をくらませた。
良秀がいつも通り、何やら物騒な略語を言って追いかけようとしたんだけどドンランに止められたんだよな。
そうして、今はムルソーが調べに行っているところ。
「戻りました。」
...戻ってきてたね。
ドンランは心配無いとしか言わなかったけど、本当なんだろうか。
「...おや?どうかしましたか?」
苦手なんだよな...
すっと頭を逸らして交流はしないと意思表示すれば残念そうに諦めてくれるのがまだ救いだった。
「何だる絡みしとんの?」
一段落ついたことだし、人格牌を戻そうと端末を操作している時。
「だる絡みだなんて。チェシャさんこそ、お願いしていたものは終わりましたか?」
「おうばっちり。」
あのチキン騒動でちらっと見た顔が、二つのボーリング玉みたいなものを掴んで歩いてきた。
『...あれって。』
「ヒースクリフさんの頭に着いたチキンを引っペがした人...ですよね?」
「あぁ、フィクサーの...あ、待って下さい。ファウストさん?」
「はい。」
「ふぁ、ファウスト君!?いきなり何を...むむがー!!!」
「同じことを考えていたみたいで安心しました。」
そしてその持っていたものをドンランの足元に投げ飛ばす。
「聞いてた話とちゃうんやけど。裏切りモンは一人っちゅー話しやったんに、二人おったんやけど?」
それは生首だった。
「ひっ...!」
一つはちょうど件の人物...シュレンヌのものと、もう片方は...?
シンクレアは青ざめているけど...ドンランは中古で買った、ヒビ割れたCDが動かなかった程度の落胆を見せた。
まあ要するに、全く気にも止めてなかったね。
「ハンナも繋がっていたんですか?彼女は私のプロジェクトに、熱心に何回も参加してくれていたのに、残念です。はは。」
「あやうくウチ死ぬとこやったんやけどな。先に霧吹きかけられたのがウチやったら...」
「無事に終わったのなら何よりです。」
「ならもう帰るわ。金はちゃんと振り込みぃなあ〜。」
『この惨状を見ても、何もしないんだね?』
「当たり前のことです、管理人様。フィクサーとはいわゆる何でも屋。降りかかる火の粉を払うだけならともかく、他者への施しを善意のみで行う者はおりません。裏路地の薄汚い餓鬼でも知っている常識です。」
相変わらず微妙にバカにされているような物言いで教えてくれるウーティスと、明らかに不満がある様子でファウストの腕の中で暴れるドンキホーテ。
「むぐー!な、何を言うかぁ!!フィクサーとは!!!!即ち!!!!!正義!!!の!!!!!!!」
「なはは、元気やなぁ。大人しく出来りゃええもんやるで?」
「むぐ。」
あまりにも従順なドンキホーテを面白がったのか、チェシャがその手に何かを握らせた。
「...!!こ、これはぁ...!!!???」
「なになに?もしかして、何かのチケットとか...」
未だに生涯利用券への無念が晴れていないロージャが覗き込み...
「......なにこれ。」
思いっきり肩を落とした。
「『玉ねぎ にんじん じゃがいも 豚肉 ナス 甘口ルー 園芸用土 ち〇おちゅ〜る 生物学の本』とありますな!!」
『カレー?いや後ろの方なんかおかしくない?』
「あの〜?なんですかぁこれぇ〜...?」
「ん?買い物のメモ。」
「え、えぇ〜...?こんなの貰っても嬉しくないんじゃ...」
「やはり食事!食事こそが!強くなる秘訣なのであるな!!??」
「え?あー、そーそー。好き嫌いせんと何でも食うとったウチの後輩も、今となっちゃ色をもらって...嬉しくて涙が出てまうわぁ〜。」
「お、おおぉ!!ふおぉぉぉぉ!!!!!」
「...あかん、鼓膜潰れそうやし、今日のところはお暇させて貰うわ。それと...管理人はん?であっとるよな?ちょ、耳貸してや。どこに耳あるか知らんけど。」
『私?』
何事かと思って時計の頭を近付ける。
「ウチの家族を虚仮にするのも大概にせぇよ」
『...!?』
「んじゃウチはこれで...「コソコソ嗅ぎ回っていたのはお前か。」
深く重い、ドス黒い敵意を向けたすぐ後、去ろうとしたチェシャの行く手を塞ぐようにまた、連合の者たちが立ち塞がる。
基本的に緑色の弾力性のある装備か、札が多く貼り付けられた装備の者たちの中で、先頭のそれはよく目立っていた。
身の丈ほどもある白い大弓と、それに合わせているかのような白いタキシード。
紳士な好青年と言った様相の男が、弓を引く。
「今この場で...障害は取り除くべきだろう?」
「...あれ、お前のEGOって...」
どうやらチェシャには心当たりがあるようだった。
「あ、あ〜...マジかぁ〜...!お前...それは、それはあかんでおまんがな。」
『どうしてあんなに慌てているんだ?』
「...それは、あの者の装着しているEGOのクラスがALEPHのものだからです。」
ファウストが補足した。
「.........それだけでは無いようですが。」
『え?』
「お前、空気読めんとかよう言われるやろ。今は色々混みあっとんのに、なんでよりにもよってそれを着てもうたかなぁ。」
「後悔か?命乞いか?どちらでも関係な「もう終わりやな自分。」
「ごしゅーしょーさまでした!」と両手を合わせて笑うチェシャ。
それが決して面白くない男は更に弓を引き絞り...
「死ね。」
放つ。
『お前が死ね』
...よりも先に、男の上半分が何か白い...通路一杯に広がる大きな物に食いちぎられた。
あとがき
久しぶりに激おこプンプン丸レベル999MAXムカ着火インフェルノファイヤーホモちゃんです。
ホモちゃんの感覚からしたら実験に利用されるだけされて殺された友達のガワを張本人(仮定)が被ってドヤ顔しながら大事な人を殺そうとしてる状態です。
そりゃキレるよ。仕方ないね(レ)
(I)<おやおやおやおや、やはりホモちゃんは可愛いですね
今のホモちゃんのステ作ったら全部憤怒属性です。
かつ、斬撃貫通打撃全部揃っていて素で広域のルイナ方式反撃かましてくる感じじゃないすかね知らんけど
あ、改変部分はシュレンヌの死に方です