<オリ章作成中につき現在更新停止中>Project Moon RPG気ままに実況プレイ 作:とろねぎ
長ぇな
1話3000字前後というヤクソギ!!はなんだったのだろう...
あっまってギョンミさんゆるし
ちょっぴりおしゃべり時計頭視点。
だって主人公があのザマですし。
もう拾い食いなんてするんじゃねぇぞ(戒め)
クィークェグ、それからスターバックを退けた四人。
一人は休憩中、イサンとヒースクリフは膝を着いて体力を使い果たしていたけど、まだこっちの方が有利だ。
その中でイシュメールは、何度目かも分からない絶叫を上げた。
「お前は!!船員たちに機会を与えることが出来たはずだ!!なのに、お前が奪ったんだ!!」
「私の航海には、常に白く濁った跡が残る。奴らはその跡を辿り、自ら進路を私へ合わせたのさ!」
傲慢。
まさにその一言に尽きる、自分を中心と考えた破滅的な極論を再び吐き出すエイハブ。
「自分の道に自信が無かったから!確かなものを持っている私の道にすがるしか無かったのさ!!」
「ぐっ...!」
イシュメールのメイスを器用に銛の義足で踏み抑え、歯軋りをするイシュメールの顔を眺める。
「どこにいる私の船員たち!!追撃しろ!私の指示に服従しろ!!」
「「......」」
エイハブの指示に呼応するように、倒れていた二人の船乗りが体を起こす。
「はぁ...!?どんな...体、してやがんだ...!」
「うぅむ...」
もはや全身を白く染めた二人に、何の言葉も届かないだろう。
「クィークェグ、スターバック...!あんた達は...!」
もちろん、イシュメールの声だって。
ここまでの耐久力があるとは思って居なかった。
彼らを助けるために、もう一人囚人を入れようか...
そう考えていた時だった。
「あ、ぁ゙あ゙ぁ゙あ゙あ゙!!!ダメだ!!ダメだッ!!!!』
黒い塊が飛び出し、三人の船乗りを波で押し返したのは。
『奪っちゃダメだ奪われちゃダメだ守れ...守れ、守れ!守れ!!』
「アリス...さん...?」
今まで様々な幻想体と同化して姿を変えていたアリスだったけど、この姿は...?
黒いツルツルとした体表をしているその姿は、ついさっき鎮圧した幻想体によく似ている気がする。
......そういえば、鎮圧したあと、アリスだけ遅れてついてきていたな。
ちょうどその時、ファウストが私に『ところでダンテ、幻想体を完全に殺す方法は見つかっていないとご存知でしょうか。』なんて話をしてたけど...
...嘘でしょ?
一応、中身はかなり位のあるフィクサーじゃ...
『必要なんだ...必要なことなんだ...私だけじゃ...」
深淵に近い色をしている口を動かした後、またいつものような白い姿が顔を出した。
黒い魚のような体からところどころ白い毛が飛び出しているのは奇妙な光景だったが、ひとまずの危機を脱したことへ私は安堵した。
「助かり...ました...!」
アリスへ礼を告げたイシュメールが再びエイハブの隣で並び立つ二人へ叫ぶ。
「あんた達は!こんなイカれた野望に身を捨てるために生まれてきたわけじゃない!!自分の道を進むために生まれて...!」
「諦めの悪さだけは認めようか!イシュメール...!」
当たり前だとでもいうように言い放つエイハブ。
何か嫌な予感というか...違和感が出てきたのはそこからだった。
エイハブの体を急速に白く染め上げ、やがて全身が白く、繭のように包まれると、隣の二人もそれを追うように繭に変化する。
「!」
驚いた表情をそれぞれが見せる中で、一番最初に動いたのは、やはりイシュメールだった。
近付き、一際大きな中央の繭へメイスを振り下ろすと同時に、中から白く血管のようなものが張っている銛が突き出、メイスを防いだ。
「...!」
「まだわからないのか?こいつらはもはや、『エイハブ』だ。」
『あれは...E.G.O...?』
「私の憎悪を自分の憎悪をみなし、私の仇を自分の仇とみなし、何者にも逆らえぬ私だけの銛!!」
一つはどこかから、二つはそれぞれの繭から突き出して、
銛のスペアのようなそれぞれには、人の顔のようなものが着いていた。
それは、さっきの...あの二人の船乗りと子供の船乗りの顔だった。
そしてそのうちの一本が一人げに動き、エイハブの腕へ装着される。
無骨な、ハンマーのような銛。
『い、いひっ!へへ、へへっ。』
銛から、あの子供...ピップの声がした。
「ピップ...スタッブが人魚になって死んだから、あんたはこうなったの...?」
「『スタッブさんは死んでいません!イシュメールさん!』ピップはあの時こう言っていたじゃないか!こいつは逃げるために心を潰し、私へ捧げたのさ!!子供を苦しめるなイシュメール!私を見ろ!」
「な、なんですか...これ...!これは...!」
かつての仲間が、怨敵の装備へ変異した事実はイシュメールを揺さぶるのに十分だった。
「折れた心で逃げてきたヤツらのため、私は最善を尽くし罪悪感を消し去ってやった!しかしお前はどうだ!何もしなかったじゃないか!!いっそお前がピップの代わりにオールを漕いでやれば良かったんじゃないか!?」
「ッ...そんな、こと...!」
E.G.Oという常識の通じない光景の数々に揺さぶられるイシュメール。
『イサン、ヒースクリフ、それから...アリス。』
...彼女を助けるために、私はまたパッドを操作した。
「これもお前のせいだな!イシュメール!!」
「...私の...?」
言葉で揺さぶり、イシュメールのメイスを握る手が緩んだその瞬間をエイハブは見逃さなかった。
でも、そんなに一直線に向かうものを防ぐことぐらい、囚人たちには簡単だった。
イシュメールの顔を叩き潰そうと迫るそれを、刺青だらけの体を持つ誰かが、その腕に着いた銛で弾き返した。
「...!...クィー...クェグ...?」
後ろ姿を見て間違えたであろう言葉は、すぐに取り消されることになった。
「...違う。立て。あのイカれ野郎、ぶちのめすぞ。」
間違ってはいないけど、正確にはクィークェグの人格を着たヒースクリフだった。
「ダンテ...そなたの発想たるや...悪魔の所業なり...」
それから、スターバックの人格を被ったイサンも。
「...」
アリスは黙ったままだけど、さっきよりは気分は良さそう。
『三人はそのままエイハブを抑えて!なんなら倒しちゃっていいから!』
「ダンテ...あなた...!」
『変な誤解しないで!ただ...乗り越えてもらうにはこれが一番だって思っただけ。それと...イシュメールにもある。』
「!」
『イシュメールにとって最悪の可能性だけ「早く被せてください。」ど...え?いいの?』
「早く。アリスさんもですけど、あの姿をした二人の頭が潰されるのは特に見たくありませんから。最悪の可能性は私が一番知っています。その上で受け入れて、支配してやるって言ってるんですよ...!」
『...わかった。』
「その姿!その眼!なぜ私をそんな顔で見る!エイハブとなったお前たちが!!」
「俺たち、違う。お前と。」
「さなり。到達すべし場所も異なり。」
「...」
『いない!いない!どこにいるの!?真っ暗で怖いよ!』
黙れよお前。
さっきからうるせぇな!
『やだ!やだやだ!置いてかないで!』
さっき聞こえてたのは誰なんだってくらい口調が崩れて、子供のような高い声がキンキン響く。
...まあでも...この姿は、案外使いやすいかも。
柔らかそうで硬いし、牙も鋭い。
私とヒースで攻撃を受け止めて、そこにイサンが刺し込む。
そうしてついさっきやられていた事を返すように、妙にしっくりとくる連携を取っていた時...
咄嗟の事で思考を鈍らせる私たちに、鋭い声が飛んだ。
「何をしている!!印も見えんか!!追撃しろ!!」
印?印ってなんの...あぁ、そうだ。
獲物の印だ。
その声を聞いた途端、反射的に体が動き、エイハブへ猛追する。
「ぐっ...!この銛...そうか、イシュメール...お前が...!!」
声の方へ振り向くと、爆発の衝撃で吹き飛んだ銛を片手で軽く掴み取りながら歩いてくるイシュメールがいた。
緑の服と銛の義足。
何度も見た事のある姿。
そうか...末兄の時に見えた姿は、このすが『船長!!船長っ!!』
あっ!?こいつ勝手に...!
尻尾振るな馬鹿ッ!
...もういい。私休憩する。
勝手にやってろバカ魚。
「エイ...ハブ...!私は...!」
苦悶の表情を浮かべるイシュメールの顔がブレる。
囚人のようにも見えるし、あの姿にも見える。
不安定な人格の中でも、変わらずエイハブを睨み付けていた。
「イシュメール...イシュメール!やはり!やはりお前は私だ!!エイハブだ!!」
エイハブの銛が蠢き、ゴミのように捨てられた。
そして今度は切っ先が五つに分かれた銛を装着した。
「ッ...!スターバック...お前は、あの船で唯一エイハブにぶつかれる人間だった!どうして...!」
「愚かだ...愚かだな、イシュメール!スターバックは最初に膝を着いた奴だ。所詮一等航海士は船長に使われるしかないという事実に...あぁだこうだと文句を垂れても、結局は船長が連れていってくれるだろうという安逸な考えに自ら目を覆った奴!」
エイハブの腕から、ガスが吐き出される。
「こいつが正しい行き先を眺めていると知っていたのに、どうしてお前は折れないよう助けてやらなかったんだ!?これもお前のせいだな!イシュメール!」
「...『せい』か...ハッ。」
イシュメールの顔に不敵な笑みが宿った。
眼には執念の炎。
アイコンタクトで私とヒースクリフを側へ寄せる。
「全ては私の『おかげ』だ...!」
本心なのか、それとも人格に引っ張られているだけなのか。
ギリギリと歯軋りをするイシュメールが一瞬心配になったけど...
『おかげ!おかげ!船長悪くないよ!』
なんだコイツ、犬か?
魚のフリした犬か?
尻尾振りやがって...後でまた殺すぞ。
...だからぐるぐるぐるぐる回ってんじゃねぇ!
「今日この日、私はお前という悍ましい鯨を殺す。その為に私は、全てを準備してきた。」
「鯨、鯨か!私が鯨に見えるのか!それを言うなら、お前だって鯨じゃないかイシュメール!えぇ!?そこの三体を良いように使って、己の悲願を果たさんと復讐の産声を上げる醜悪な鯨!!いや人魚かもしれないな!自身の皮を破り捨て、他人の指示のままに己を殺すお前はまさに人魚そのものじゃないか!」
「黙れ。全ての悪をお前と定義したんだ。お前が蒼白の鯨を悪と定義したように。善悪の付かない者を利用したお前とは違う。私たちは...私たちの世界を元に、大悪を規定した。それがお前だ。」
イシュメールが銛をエイハブへ向けると同時に、弾き出されるように私とイサンが飛び出した。
何をするのかと放置していると、口を大きく開け、水流を起こし...それに乗っての体当たり。
防御され、姿勢が僅かに乱れた所へイサンが跳躍し、急襲。
そこから、ヒースクリフ、イシュメール...
防御をこじ開け、そこへイシュメールが続けざまに銛を何度も突き立てる。
何度も盾のように扱われる、スターバックだった銛からはやがて、鮮血と白濁としたガスが吹き出し、震え始めた。
それに見切りをつけたエイハブは、なんの躊躇も無くその銛を外し、捨てると最後の一本...クィークェグだった銛を装着した。
何の変哲もない、ただただ大きく無骨な銛を。
「っ...クィークェグ...あんただけは...断ち切りたくない...!」
「全部お前のせいだ!イシュメール!こいつが深く埋め込んだ心を、お前が無理矢理掘り起こしたからこうなったのさ!お前のせいだ!よく見るがいい、人魚にならぬようずっと耐えていた決心が崩れ、白く死にゆく様を!!」
そう叫んだ時、鯨の心臓が...いや、正確には鯨の心臓に突き刺さった黄金の枝が光を放つ。
震える手で銛を握り締めるイシュメールの後ろに、白い膜に覆われたイシュメールが姿を現した。
『結局、私は何も解決できなかった。』
枝の共鳴で、イシュメールの過去が見えているのかな。
『一人穢らわしく友の棺にしがみついていただけだった。』
「ハ、ハハ!そうだイシュメール!お前は共に生きてきた船員を誰も救えなかったのさ!今回もそうするつもりなんだろう?怖いから!出来るわけないと思うから!」
「ッ...あのアマめ...!」
『......あれは、イシュメールじゃない。』
諭すようなダンテの言葉に、イシュメールから歯軋りの音が止まった。
その代わりに、震える息を吐き出して、再度銛を強く握った。
「......まだそんな、くだらないことを...その口から、引き裂いてやる!」
「やればいいだろう。ご勝手に。でもそれが出来ないからこうしてぺちゃくちゃ喋ってるんじゃないのか?ハハハ!!」
その挑発に再度囚人のイシュメールが顔を出し、血眼になって飛び付いた。
這い寄る過去への答えは出してないけど、まあ後回しにした方が良い時もあるからね。
先程とは打って変わって、自らが先陣を着るその姿に付き従う私の体と二人の船乗り。
何度も武器を交え、互いの体に傷をつけ合っていると、埒が明かないとばかりにエイハブは後ろへ跳び、銛を構えた。
「私は湖を駆る...この都市を駆る...私はこれの心臓を握りしめ、悪の根を断ち切ろう...!」
銛が震え、ガスが吹き出る。
「なあ?エイハブよ...!」
そして、その銛をイシュメールへ目掛けて射出した。
「...私は......」
イシュメールの姿が、囚人に戻っていく。
そう、事実を確認するように息を吐き出したイシュメールは、小さな盾を使い、その銛をエイハブへ弾き返した。
それをもろに受けたエイハブは膝から崩れ落ち、やがて横たわる。
銛はエイハブを貫いた後、意志を持っているかのような不自然な動きで、イシュメールの前に転がり落ちた。
「はあ...はあ...」
それを見ながら肩で息をするイシュメール。
戦闘の終わりを迎えた私たちの体からも、人格が抜け落ちていく。
あれ?私は?
『こっちみてよ...』
お前は早く帰れよ。
『やだ!やだやだやだ!やーーー『おいたが過ぎたわね。』
あ...静かになった。
「イシュメール嬢...」
「おい...大丈夫か?」
「......」
黙って俯いたままのイシュメール。
それが突然、白い膜に覆われ始めた。
「あ...?はあ...」
微動だにしなくなった白いそれに、ヒースクリフはため息をついて触れた。
「なにやってんだ。出てこいよ。」
遅れて私とイサンも白い膜を引き剥がし始める。
「......ヒース...クリフ、さん...?それに、イサンさん、アリス、さん...私、いつの間に覆われて......」
「いいや?最初からお前はそのツラだったさ。いつ息が詰まって死んじまってもおかしくなかったな。」
「...常に何かに追われじものと思いき。」
「いつも以上に口と頭が悪かったよね。」
「...はは...なんですか、それ。」
メイスを杖にして立ち上がったイシュメールは、再度目の前の銛を眺めた。
「...クィークェグ、ごめん...」
『...うう、ん...あたいが、おそかったんだ。なにがただしいのか。まちがってるのか。じぶんでかんがえるの。』
「違うんだ...私が、私がもっと...」
『あのな......きみのなまえ、もういっかい、おしえて。』
「.........私を.........イシュメールって、呼んでよ...」
震えた声で自分の名前を告げるイシュメール。
それを聞いて、クィークェグはただの白い粘液となって溶けた。
「......」
粘液溜まりから目を離し、この日のために研ぎ続けて来た銛を構え、目前で横たわるエイハブを捉えた。
『...』
「あ、おい、時計ヅラ...」
「ヒースクリフ君。」
「大丈夫だよ。」
「...おう。」
でも、そんなイシュメールの前にダンテが立ち塞がった。
「今度もまた、私の前に立つんですね。どうしてそうするんですか?どうして何度も私を止めるんですか?どうして何度も時計を回してくれるんですか?そうしてあなたに何になるっていうんですか?」
『......』
「そうやって...なあなあで済ませて、優しいフリをすれば気が楽になるんですか?」
『君のことを知りたかった。今見ている物とは別の道があることを教えたかった。』
「...あなたは...あなたは、自分の行く先が分かっているんですか...?」
『いいや。まだ探し続けてる。イシュメール...私たちはみんな、誰しもが自分の心の船長なんだ。』
ダンテはゆっくり話す。
『偶然同じ場所を航海して、気付いたら一緒に過ごすことになって、時には誰かに船長の役を譲る時があるかもしれないけど...最後には自分が舵を取って進まないといけないんだ。だからイシュメール...』
一歩、イシュメールに歩み寄る。
『私も、君も...何かに任せて舵を取るのはやめよう。』
「.........」
イシュメールは何も答えなかった。
ただ顔に深い影を落として、ダンテの横をすり抜けてエイハブの元へ向かう。
「最後に残った船員すら死んだか...一人残らず?」
「そうだ。後はお前だけだ。」
「はっ...ハ、ハハ!ハハハハハ!!これでお前も私と同じになったな!誰かを殺し、その先にあるものを手に入れれば何だっていいのさ!例えどんな代償を払っても、それさえ殺せればなんでもいいってな!!」
またギリギリと歯を食いしばり、銛を掲げる。
「おい、良いのかよ。」
『...うん。きっとイシュメールなら、大丈夫だから。』
「大丈夫じゃなかったら?」
『えぇ?それ考えないとだめ?』
「ダンテ......そなたもまた、変われじ。」
「それ良い意味かな?」
「そうだ...!そのまま、私の心臓を潰し、頭に穴を開けろ...!エイハブは永遠に、エイハブだ...!!」
殺すよう挑発するエイハブと...
「...なんだ。」
表情が柔らかくなるイシュメール。
「こんなに、簡単な事だったんだ。」
イシュメールは再び、銛を掲げた。
「私はお前の人魚だった。お前という狂気に満ちた鯨を追い続ける人魚。確かに私は、自分で舵を握ったことがなかった。でも、そんな私が今は、たった一つの羅針盤を見つけたんだ。」
「は...船長でもないお前が、羅針盤について語るのか?」
「何度も私の前に出てうざがらせてくるだろうけど、目的地を共に探してくれる、そんな羅針盤。血の滲んだ手でオールを漕ぎ、ただ通過点だけを見つめていた私はようやく分かったんだ。」
そして、
「今までの全てを受け入れる。それがお前を生かしておく理由であり、私が見つけた...私だけの航海術なんだ。」
「なっ...」
始めてここで人間らしい動揺の仕草を見せたエイハブには目もくれず、イシュメールは、心臓の光る場所目掛けて銛を投げ込んだ。
深々と突き刺さり、無数の返しが引っ掛かる。
イシュメールは腰を低く落とし、ひたすらにそれを引き込む。
少しずつ光は心臓から引き抜け、ある所で止まる。
歯を砕けんばかりに噛み締めるイシュメールの前に、一人、刺青だらけの姿が見えた気がする。
『願ってる。君の行きたい方向。』
その声に力を貰ったようにもう一度縄を引っ張り...鯨の心臓から、肉に埋もれた黄金の枝が飛び出した。
「これでもまだ、私がお前に似ているか?」
あとがき
いやぁ、いい話だなぁ(夢/貪/る/濁/流になった濁流くんを見ながら)
今夜はサイコロステーキかな?
5章でこんなに張り切ったら、6章と(主に)7章どうなるんでしょうか。
あ、あとしんみりしてるところ申し訳ない。
オラッ!
尊厳破壊!(船長人格)
尊厳破壊解除!(銛穿ち)
尊厳破壊!(E.G.O紹介)
E.G.O『盲目』WAW 貫通 傲慢
コスト憤怒2 暴食2 傲慢4 嫉妬2
憤怒(2.0)色欲(2.0)怠惰(1.5)暴食(1.0)憂鬱(1.0)傲慢(0.5)嫉妬(0.5)
覚醒スキル 基本威力14 コイン威力17 攻撃加重値7 消費精神力35
このスキルは戦闘中一度だけ罪悪資源を消費せずに発動できる
《戦闘開始時》...傲慢共鳴数2毎に自身を除く全ての味方に貫通ダメージ量1を付与。傲慢完全共鳴3毎に貫通威力増加1を付与。傲慢完全共鳴4未満なら本来の資源を消費する。
《Ⅰ》...的中時、麻痺3を付与
侵蝕スキル 基本威力48 コイン威力-38 攻撃加重値10 消費精神力45
敵味方識別不能
《Ⅰ》...的中時、次のターンに『盲目』を付与
『盲目』
保有可能数1
3ターン継続
貫通耐性+0.5
ターン開始時に麻痺1を得る
覚醒ボイス
「深いあの場所で、お前たちを砕いてやる。」
浸蝕ボイス
『深く、深く!一直線に!あの光を追うんだよ!私も、お前たちも!それだけを見てればいいんだ!!』
パッシブ
『同化・放棄』
同化している間、パニックタイプを『放棄』へ変更
同化する。
同ターンに複数のE.G.Oを使用した場合・既に同化状態の場合、最後に使用した方を優先する。
『放棄』
パニック効果...挑発値10、『強迫症状』を得る。
『強迫症状』...マッチ威力-5、自身の攻撃で敵の体力を0に出来ない。自身以外の味方へダメージ量増加3を付与。
精神力増加条件...マッチ勝利時、マッチ回数に比例して増加。
『援護攻撃』によって敵討伐時、レベルに関係なく5増加
味方が敵討伐時、レベルに関係なく15増加
味方死亡時、味方のレベルに関係なく20増加
精神力減少条件...『援護攻撃』以外で敵討伐時25減少
『同化:夢貪る濁流』
体力182 斬(普通)貫通(脆弱)打撃(耐性) 速度5〜8 防御レベル+3
混乱区間(43)
スキル1
『立ち塞がる』貫通 傲慢 コイン5 攻撃レベル+4
基本威力3 コイン威力1
左もしくは右側の人格の使用スキルが嫉妬ならこのスキルを嫉妬属性として扱う
《戦闘開始時》...このスキルを含んで嫉妬共鳴を起こしたなら次のターンまで『援護防御』を得る
《使用時》...『援護攻撃』によるものなら最も多い共鳴数÷2のダメージ量増加を得る
嫉妬共鳴が3以上ならコイン威力+1
《Ⅰ》...的中時、最も精神力の低い味方3名の精神力+6、最大なら全ての『ピークォド』人格へ貫通ダメージ量増加1を次のターンに付与
《Ⅱ》...的中時、最も精神力の低い味方5名の精神力+8
《敵討伐時》...全ての味方の精神力+8、次のターン『ピークォド』人格全員に貫通威力増加1を付与。
『援護防御』
『船長 イシュメール』が受けるダメージを全て自身に移し替える
スキル2
『追跡』貫通 傲慢 コイン3 攻撃レベル+5
基本威力4 コイン威力4
《戦闘開始時》...このスキルを含んで傲慢完全共鳴を起こした場合、全ての『ピークォド号』人格へ加算コイン強化1を付与
《Ⅰ》...的中時、最大共鳴数が4以上なら次のターンに麻痺1を付与。傲慢共鳴なら2毎に次のターン麻痺1を付与。
《Ⅱ》...的中時、沈潜2を付与
《Ⅲ》...的中時、沈潜回数1増加
スキル3
『放棄された夢』貫通 傲慢 コイン3 攻撃レベル+7 攻撃加重値5
基本威力8 コイン威力4
《Ⅲ》...的中時、次のターンに『盲目』を付与
守備
『無条件の信頼』回避 傲慢
基本4 コイン威力10
《回避成功時》...『船長 イシュメール』へ次のターンクイック1、攻撃レベル増加2を付与(最大3回)
《回避失敗時》...『船長 イシュメール』へ次のターン終了時までクイック1、ダメージ量増加2を付与(1ターンにつき2回)
パッシブ
『放棄した自我』
編成中の人格の中で最も体力最大値の多い人格として扱う
『船長 イシュメール』が戦闘に参加していない場合、全てのスキルの対象を敵味方含むランダムな対象から選ぶ。
『船長 イシュメール』の『援護攻撃』を速度に関係なく優先して受ける(1ターンにつき1回)
『船長 イシュメール』が戦闘に参加している間、コイン威力を全て1に固定し、減らしたコイン威力分マッチ力増加
『深淵航路』共鳴 傲慢3
敵混乱時、最も体力の高い敵と最も体力の低い敵へ次のターン『盲目』を付与
敵討伐時、全ての敵へ次のターン『盲目』を付与
『船長 イシュメール』のパッシブが敵を混乱させた際にも発動し、効果対象+2、回復する精神力+8、得る呼吸威力+5、呼吸回数+2
何だこの性能!?(n回目)