<オリ章作成中につき現在更新停止中>Project Moon RPG気ままに実況プレイ   作:とろねぎ

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誰だおま...本当に誰だお前は!?

 

 

 

 

終わりだしどれだけふざけてもええやろの精神

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

むせ返るような、濃い血の匂いが私の意識を叩き起こす。

 

「......ぁ...?」

 

目を開き、真っ赤な水溜まりに沈んでいる囚人たちが見える。

 

「...どうなって......私...気絶、してた...?」

 

数年は続けていたんじゃないかと思うほどに長い、血鬼との戦闘。

 

その最後に私は力尽きて...こうやって、他の囚人たちのように倒れていた?

 

ある程度の把握を済ませたあと、あの血鬼も含めて四人の姿が無いことに気付くのはそう時間のかかることじゃなかった。

 

ダンテ、ファウスト、ドンキホーテ...

 

そして、奥...メフィストフェレスが格納されているであろう車両へ続く血の足跡。

 

「く...そ...!」

 

最悪の想定をして悪態を着いたあと、震える足で歩き、扉の前に立つ。

 

扉は閉まっていたけど、幸運なことに隙間が空いている。

 

私が体をねじ込む程度なら、なんとかなるはず。

 

「...んぁ...?意外と、すんなり...」

 

そういえばあの戦闘でいくつか体の肉が削られてたことを思い出して、すんなり通れたのも納得。

 

足跡は...貨物車両の中で鎮座する、メフィストフェレスへ続いていた。

 

「...なにか、話してる。」

 

私の耳に入ってきた微かな話し声。

 

照明にかすかに照らされるメフィストフェレスの、窓へ飛び乗って中を伺おうとした時だった。

 

「...あ。」

 

ドンキホーテによる、気付いてはいけないものに気付いてしまったような、そんな声がして...

 

 

 

 

 

 

 

 

「アァァァアア!!!」

 

 

 

 

 

 

変わり果てていくドンキホーテの声と、そうそうお目にかかれないような凄まじい圧力が辺りに闇をもたらした。

 

なんとかバスの窓辺りの出っ張りにしがみついて中を見ると、赤い羽毛のような物を首へ巻き付けた金髪が見えた気がした。

 

「あ、ああぁ、ありえない...!貴女様は、第二眷属様...!いったいどうして、いかなるゆらぎすらも放たずに...!」

 

あれ程まで高慢に語っていた血鬼の声は震え、ゆらめく赤色を指さしていた。

 

「......ドンキホーテ...?」

 

「不孝行だな。禁忌だ。」

 

声は確かにドンキホーテだった。

 

でも声色は...初めて知る人物だった。

 

そのままドンキホーテは...ドンキホーテと呼べるのか分からないけど、ドンキホーテは目の前に跪き頭を抱えてうずくまる血鬼を見下ろす。

 

「先祖様よ一抹の御慈悲を二つ目の先祖様よ一抹の御慈悲を二つ目の先祖様よ一抹の御慈悲を二つ目の...」

 

「無礼者。」

 

「カアァッ...!」

 

壊れたおもちゃのように鳴く血鬼の口に、血液のような赤い液体がまとわりつき、固まる。

 

「貴様が吾と言葉を交えようなど。逆賊の罪を犯した貴様が吾の前に立つ事自体、許され難きことよ。」

 

「んぐぅ!んうぅ!んんん!!」

 

苦しみ悶える血鬼へ、ドンキホーテは軽く拳を握った。

 

「固まり、再び溶け落ちよ。」

 

そしてそう呟くと血鬼の体は見る見るうちにただの血液へと文字通り溶けて行った。

 

「...」

 

「やっべ。」

 

物珍しさに眺めていると、不意にあの射殺すような赤い瞳がこちらを見た。

 

白い私の体は目立つし、確実に見つかったと思う。

 

でも私へなにかしようと言うわけでもなく、ダンテへ顔を向けた。

 

「...そうか...お前が、約束の...」

 

そう呟いたドンキホーテはただ、いつも履いていた靴を持って、裸足をダンテへ差し出した。

 

「吾に...ロシナンテを...」

 

その小さな足へ薄汚れた靴を履かされたドンキホーテからは、あの威圧感が霧散し、いつものドンキホーテがただそこへ横たわっていた。

 

『......あっ。』

 

「あっ。」

 

それから、あの時計の針と目が合った。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

ホモちゃんはミタなRPG、はーじまーるよー!

 

ホモちゃん...お前ロシナンテ脱いだドンキ見たんか!?

 

体力尽きて死んだと思ってたんですけど、普通に生きてたっぽいですね。

 

ダンテにバレましたが、とりあえず黙っているように言われたので黙って、今は囚人が全員集まったところです。

 

「それで...一体全体、何があったのか説明できる方っています?」

 

「血鬼との戦闘に疲弊し、ほとんどの囚人たちは行動できない状態だった。」

 

「はい、わらひはなにもみておりまへん」

 

「アリスさんはなぜかおかしくなってますし...」

 

黙っていろとは言われたけどおかしくなったフリするのはどうなのホモちゃん。

 

『あー...みんな、いい戦いっぷりだったよ。うん...アリスはちょっと...頑張りすぎた...?から...?』

 

「はい、わたくしはたいへんけんこうです」

 

「いやダメだろ牝狐。」

 

なんでホモちゃんはマンドレイクの悲鳴を聞いた学園始まって以来の才女みたいな状態になってるの?

 

あといくらひすくりふでも牝狐呼ばわりは不味くない?(後ろのセコムを見ながら)

 

『うーん...これは、責任を取って...』

 

なんで乗り気...

 

『供物になってもらいましょう。』

 

...じゃなかったですね。ハイ

 

「...囚人全てへ説明するとすれば、適した人間が四名。」

 

こらムルソー!黙ってなさい!シッ!いい子だからシッしてなさい!

 

『...!』

 

「ファウスト。」

 

「...」

 

「管理人様。」

 

『うーん...』

 

「気の違えた演技をしているアリス。」

 

「いえ、わたくしはまあまあちゃんとイかれております」

 

「ねえおチビちゃん...もうちょっと頑張ろ...?」

 

「そして未だに意識を取り戻さないドンキホーテ。」

 

「なんだ、そうだったんですか?」

 

『全く...なんでそんなことまで知ってるのやら...』

 

「意識が途絶える直前に足音が聞こえていた。」

 

「...んで?こいつ起きねぇのかよ。」

 

「命に別状はありません。じきに目覚めることになるでしょう。」

 

「......あっ!カードキー!カードキーどこに行ったんですかファウストさん?」

 

『...あっ。そういえば、カセッティに取られて...』

 

「そいつは溶け落ちてマシな見た目になってるな。」

 

「半液体状の物体に骨が混ざっている。中指のようだ。」

 

「え...つ、つまり...」

 

カードキー、消えちゃったってコト!?

 

「.........お、おお、おち、皆さん落ち着いて、落ち着いてください皆さん!皆さん落ち着いて......落ち着け!!!!

 

「はい、わたくしはたいへんれいせいでございます」

 

「はあ...もうちょっと煙草を持ってくるんだったなぁ...」

 

「じゃあ...この扉ぶっ壊したらいけねぇのか?」

 

「いえ、別の手段があります。ただその方法を詳しく説明するには五時間程度の時間を要しますが、要約すると...」

 

「...なんかいつも通りに戻ってねぇか?」

 

「メフィストフェレスの裏口を利用すればいいのです。」

 

あっそっかぁ!

 

「...もしかして、裏口はここみたいに遅くないの?」

 

「あ、戻った。」

 

「...説明の手間が省けましたね。アリスさんの言う通り、裏口では通常の時間の流れですのでそこでA社基準10秒でも入れば戻った時、列車は着いている頃合いでしょう。」

 

パウは賢いなぁカードキー取られたの許しちゃうゾ。

 

「待機する裏口は...」

 

ちなみに、パウが選ぶ裏口は安全の保証がされているものですかね?

 

「...命の保証は、という意味なら確実に。」

 

それ以外は?ねえねえそれ以外は?

 

「...いきます。」

 

ちょっと待てい!

 

あっ待たない。あっそう。

 

覚悟を決めていざ鎌倉(推定外郭)

 

 

 

 

 

 

「はい。ここで10秒の待機を。」

 

「なんだここ...?洞窟か...?」

 

「......あれ...?」

 

あれぇ...?ここどっかで見たことある気が...(ふと過ぎる既視感)

 

「で、でも良かったです。あんなに砂嵐の吹いているところに放り出され、な、く......うわぁっ!?

 

あっふーん(向こうからなだれ込んで来る毛玉の群れを見ながら)

 

シンクレアが持ってかれた!この人でなし!

 

「え、ちょ、シンクレア!?ねえ今の何...きゃあ!!?」

 

「上・毛・海。*1

 

「てめぇここは安全つってたよな!?あ゙ぁ゙!?」

 

「ま、待てよ。待てって。良い子だから、な?」

 

「ちょっとファウストさん...!こんな飢えた獣の巣穴で、10秒って意外と難し...あっ!」

 

ッシュも持ってかれたか...

 

「心配せずとも命の危険はありません。」

 

「ねえあの...ここ...私知って......うひぇ!?」

 

あっホモちゃーん!

 

「わあ、どれがアリスさんか全く分かりませんね。かろうじて白い毛が見えるぐらいでしょうか?」

 

「おいあいつ死ぬぞ!」

 

「かかる大群に生きしまま食はるとは、さても残酷なる...」

 

「その心配は無いだろう。これらのイヌ科の特徴を持った無数の獣からは敵意を感じられず、また舌を用いたグルーミングにより一種の親愛を表しているようにも見える。」

 

「...そうなのか?でもお前...なんかすげぇまとわりついてるし、すげぇ舐められてんだけど...」

 

「問題無い。」

 

「いやでもよ...そいつらのヨダレ...」

 

「問題無い。」

 

「......2...1...0...皆さん、戻りましょう。」

 

「あぁもうあっちいけしっしっ!俺の腕はおもちゃじゃないんだけどなぁ!?」

 

『...大体は大丈夫だとして...アリスは...あ、この子大人しい。』

 

「呑気に撫でてんじゃねぇよ時計ヅラ!!」

 

「はあ...はあ...やっと、抜け出せました...!」

 

「うえぇ...全身舐められた気がする...」

 

「......毛深い生き物も...意外と...」

 

「決して短時間では特定しきれないほどに多様な種類が存在していた。」

 

『...誰かアリスを助けに行ってくれない?たぶん...あそこの中心にいると思うから...そういえば良秀には一匹も来てないよね?お願い出来る?』

 

「......見・つ・ろ。」

 

タスケテ...タスケテ...ホモちゃん死んじゃう...

 

「『今見極めてるからつべこべ言わず黙ってろ』って...意外です、良秀さんが自分から助けに行くなんて...」

 

「...よし。」

 

『頼んだよ良秀...』

 

タスケテ...リョウシュウサン...タスケテ...

 

「あれで筆を作ろう。」

 

「毛並みの善し悪しを見極めてたんですか!?」

 

「ぐえぇぇ...」

 

なんだこの濡れ雑巾!?

 

「チッ、お前だったか。」

 

何その反応?泣きますよ?

 

あれでも、あの中で良さそうなものを探して、それがホモちゃんだったって...

 

エッ...!?

 

『...戻ろっか。』

 

こうしてなんとか危機(笑)を乗り越えた私たちですが...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......」

 

合流して早々、赤い目のおじさんに睨まれることになったのは言うまでもないでしょう。

 

「どうしたんだ、と言う他ないな。ワープ列車にペットを連れ込んだ客でもいたのか。」

 

まあペット(下位眷属)を作ったバカ客はいましたね。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

なんかね、毛玉の群れに取り囲まれてべろべろ舐め回されるムルソーが頭から離れなかったの

 

 

 

 

 

 

*1
上等な毛皮の海

キンキンに冷えた狂気にチケット!悪魔的だぁッ...!(ガチャ欲)

  • FREE HUG(穴だらけになりながら)
  • 公式SMプレイ
  • クリスマスが悪夢なのはいつもだろ
  • お前のようなアヒルがいるか!
  • ス-ハ-ス-ハ-ス-ハ-(過呼吸)
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