Project Moon RPG気ままに実況プレイ 作:とろねぎ
[Limbus Company-PV]Chapter■.-Nobody
いつから空いていたのかはわからない。
ただ、そこには最初から何かが欠けているという感覚だけがあった。
胸の奥に、ぽっかりと寂しい穴がある。
それが何なのかをわからないまま生きてきた。
いつからだったんだろう。
生まれた時から空いていたように馴染んでいた空白は、少しずつ手足を蝕んでいく。
心臓の鼓動すら、時折どこか遠くの出来事のように感じられた。
それでも、それが異常だとは思わなかった。
比較するものがなかったからだ。
でもいつか私は、この穴になってしまうのかもしれないって思うと...少しだけ、怖い気がした。
バスの窓の外は、いつも通り無機質で冷たい都市の景色を流していって...
〈アリス?〉
だから私はこの場にいるんだろうな。
〈アリスー。〉
流され続けたものが漂着する先はいつであれ決まっていて、いつかは必ず、ろくでもない場所に辿り着くんだろうか。
〈......〉
...何考えてんだろ。
なんか最近、やけに暗い気持ちになる気がする...疲れてんのかな、私...
「アリス殿ぉぉぉぉぉ!!!!」
「あ゙ぁーッッ!?耳がーッッ!!??」
なに!?敵襲!?
〈...良かった。生きてた。〉
「は!?なに!?ほんとになに!?うわ血出てる!絶対出てる!!」
「出ておりませぬぞアリス殿!相変わらずの真っ白ボディでありまする!」
「ねえ...なんでいきなり叫んだの...?」
「管理人殿がアリス殿の耳元で叫ぶように指示したのだ!」
〈えっいやしてないしてない!ただアリスを呼んでって言っただけで...〉
「む?だから呼んだではないか。」
〈うんそうだね、ちゃんと呼んでくれたね。私が思ってたのと違ったけど。〉
「ダンテさぁ...!」
〈私が悪いの!?〉
どういうつもりでそんな、自分が被害者かのような顔出来るわけ?
「...で、なんの用?」
〈...いや...最近、様子が変に見えたから。チェシャが来てからずっと。〉
「別に、いつも通りだと思うけど。」
こんな嘘、ダンテがわからないはずがない。
〈...そっか。〉
けど...ダンテはそれ以上追求せず頷くだけだった。
ドンキは相変わらず何も理解していないような顔で私とダンテで交互に見やっていた。
また、外を見る。
薄いガラス越しの都市が流れていくのを見つめて...そこに映る私の顔すら、覚えていなかった。
いつもの私が映っていたのか、それとも今の私が映っていたのかもわからない。
ただ、左目の赤色が鈍い光を灯していた気もする。
私の中で私がゆっくり死に絶えていく感覚だけがして...でも、このバス内での旅は順調そのものなはずなのに。
〈何かあるなら、話せる時に話して。いつでも待ってるから。〉
「...うん。」
今も死んでいる私すら、ダンテなら引き戻すことができるのだろうか。
予告(プロローグ)
前日談的なね?
来週木曜から一週間おきに上・中・下出していきます
パスE.G.O?そこにないならないですね
夜の錐を粛清するので許してください
あと今のうちに保険かけておきますね
※今章には以下の要素が含まれます
・ハイスピードりむばすかんぱに
・駄文
・作者の頭が悪いためキャラのセリフ量に差がある
・地の文下手
・よく分からない展開
・駄文
・中途半端にウケを狙った上編
・好き勝手した中下編
・駄文
が含まれています。
それでも良いという方はどうぞ
無理という方は、耐えてください*1