FAIRY TAIL~500年前の魔道士は転生者~※凍結 作:冷凍食品ウマー
東国、時代風景としては江戸時代に似通った町並みだがやはり魔法が使われており現代風な部分もある。
なぜこの国に来たかというと、ゼレフが俺に残した物があると聞いてこの国に足を運んだわけだ。
そのことを知ったきっかけはゼレフに魔法を教えた名も無き村の跡地に寄ったときだった。
ある廃墟に足を踏み入れたとき、いきなり足元に魔法陣が展開し、目の前に投影用のラクリマが出てきて自動で再生された。
「先生、いやヒイロさんお久しぶりですゼレフです、これを見ているころにはボクはまた闇に心を支配されている頃でしょうかもしかしたら死んでしまっているかもしれません、時代はどうであれヒイロさんに託したいものがあります。東の国向こうでは日本と呼ばれてますがそこの京都という町のはずれ、いや裏とも言うべき場所にいってほしい。そこに貴方に託したいものがあります、ボクが闇に支配される前に作ったものボクの魔法をすべて打ち砕く光です、どうかよろしくおねがいします。」
そのラクリマは再生が終わると砕け散った。
「日本か・・・」
そうして今に至るわけだが、京都の裏というものが気になり調べてみたがどうやら夜中に京都のはずれにいる木々が誰かを待つように蠢いているらしい。
夜中まで時間がありウロウロしていると、微弱だが濃厚な魔力の気配が背後からした。
とっさに飛び後ろに下がるとそこには和服の男が立っていた。
「魔力がまったく感じないかと思えばこの微かに感じる魔力を察知するとは貴方は何者でしょうか?」
「ただの旅人だ、今は友の忘れ形見をとりに行く最中だ。」
「それはそうでしたか、では夜に外を出歩く際はおきよつけて」
「忠告感謝する。」
そろそろ夜になりそうなとき、俺は町外れの森に来ていた
奥へ進むと、あきらかな禍々しい魔力を帯びた木々が立ちはだかり、
「汝、ヒイロと名のつく者か。」
「俺がヒイロだが」
「証を示せ」
俺は持ってきていたラクリマの破片をかざすと、
「おおそれはわが主の魔力を帯びた物、ここを通りたまえ。」
木々が一人分の道を開けた、おれが通るとまた入り口がふさがれた帰りは転移で帰ればいいか。
どんどん奥へ進むと一本の刀が岩に刺さっていた、見るからに聖の魔力が帯びているが奥に禍々しい闇の魔力を秘めている、
「これがゼレフの言っていたお前の作った魔法をすべて打ち壊す物、すごい魔力だ、しかも光と闇の魔力が反発しあわず均等になっているすごい業物だ。」
俺はそれを腰に挿し、転移しようとしたがここでは魔法は使えないらしく、出口を目指した。
そろそろかなと思ったとき、外で巨大な爆発音が聞こえた。
早足で出口に向かうとそこには京都で出会った男がいた。
「貴方でしたか、ということはそこに挿してある刀がゼレフの忘れ形見!」
こいつがなぜ、忘れ形見がゼレフの物かわかったのか疑問だか戦闘になりそうだ。
「貴方はなぜそれがゼレフのものとわかるのかという顔をしてらっしゃるが、この森の奥地にゼレフが残した物があるというのはこの国のほとんどの人間がしっていることですよ」
なるほどね、だけどこいつを渡すわけには行かないからね。
「一撃で決めさせていただく。」
とつぶやいた瞬間に、相手はドサリと倒れた。
倒れた男の体を見ても外傷はない。
「なるほど・・そういうことか。」
ゼレフが残した刀は魔法、というよりも悪しきものを断ち切る刀のようだ。
「終わりましたか?」
空間がパカッと開くとそこからシロユリが顔を出した。
戦闘になるとシロユリが危ないので魔法で作り出した空間に入れるようにしといた、以前中を見たのだがすごい豪勢な空間が出来上がっていた。