Fate/Grand GEATS   作:鏡蓮

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黎明-F ギーツという存在

「ここは…。」

 

俺は、確かデザイアグランプリに招待されて触れたはずじゃ…?

 

「まさか、転生したのか?」

 

いや、それで転生するわけないか。だが、嘘のような炎の街が見えていた。それをしばらく見ていると、後ろの洞窟に音が聞こえる。武器の音?

 

「物騒な街だな。いや、DGPに参加している俺から言うのもあれか。」

 

お前は誰だ。と何処からか聞こえた。俺はその方向を見ると、白髪だが、同じ日本人だった。

 

「そっちこそ誰だ?俺を呼んだ…ってのはないか。」

 

俺に向けて弓を持っているからそんな節はないか。ドライバーは出しづらい…どうしたらいいんだ?

 

「人間なのか?」

 

「人間だな。ここが何処かは分からないが。」

 

「…なら、サーヴァントだな。」

 

「サーヴァント?召使…うおっ!?」

 

急に攻撃か!まさか、ここの世界…思ったより物騒なのか?

 

「俺はサーヴァントってものは知らない。だが、お前の目は俺を殺す目だな。」

 

「答えろ。クラスはなんだ。」

「高校生の頃はAクラスが多かったな。」

 

「その話じゃない!」

 

「くっ!?」

 

なんなんだ!急に攻撃してくるの、ジャマトなのか?でも一定のことは言わないし。可笑しい奴だ。

だが…ジャマトだったら、成長するか。しょうがない。半信半疑だが。

 

DESIRE DRIVER

 

「お前は…何者だ。」

 

その言葉を聞いた後、俺は手元に出てきた『マグナムレイズバックル』をはめる。

 

SET

 

「変身!」

 

マグナムの『アプルーバルリボルバー』を回転させ、『ストライクトリガー』を押す。

 

MAGNUM

READY FIGHT

 

「狐…?」

 

「ギーツ。仮面ライダーギーツ。その言葉をお前は信じるか?」

 

MAGNUM SHOOTER40X

 

俺はマグナムシューター40X ハンドガンモードの『インプットリガー』を抑える。

 

「ぐっ!!銃か!!」

 

目眩しに煙をあげ、俺は一瞬で、男の腹部を殴る。

 

「ぐっ!?」

 

「さぁ、ここからがハイライトだ。」

 

俺はマグナムシューター40Xをライフルモードに変える。

 

RIFLE

 

俺はマグナムレイズバックルを『ホップアップアセンブル』にはめ、リボルバーとトリガーを押す。

 

MAGNUM TACTICAL BLAST

 

「グアアアッ!!!」

 

エネルギー状の弾丸を一気に男に与えると、その男はもう消えていた。

 

「…。」

 

俺は人の死は見たくなかった。そう後悔し、少しでも魂が天に迎えれるように、小さな墓を立てた。

 

「天国はなんなんだろうな。」

 

俺は大抵の死を味わった。暗殺、自殺、嬲り殺し、寿命の死、火炙り、裏切りなど全て味わった。だが天国に行けなかった。

 

「誰かの死はもう慣れたはずなのにな.」

 

俺の心は少し悔しさを持ちながら、変身をそのままにし洞窟の奥に入っていく。

 

「せ…んぱいでも…逃げて。」

 

「マシュ!!お願い死なないで!!」

 

「ふっ、もう死んだな。さぁ、降伏か…死を選べ。」

 

その言葉を聞いて、俺はそいつの声を見た。そいつは…アーサーに似た女性だった。その言葉の意味を理解せずともわかった。誰かが犠牲になると…。

 

「ハァッ!!」

 

俺は高く跳び、飛び蹴りをする。すると、アーサーは俺に驚き剣の遅れがあった。

 

「ぐっ…、貴様は何者だ。」

 

「ロマニ…あれはサーヴァント?」

 

『解析中です!うわぁ…さっき見ていた特撮ヒーローみたいだ…!?あのサーヴァント…2022年のライダーです!』

 

「な、なんですって!」

 

後ろで何かごちゃごちゃ言ってるが倒れた女性たちの前に立つ。

 

「貴様の声…まさか。」

 

「知ってるのか?俺はお前を知ってるが、お前の事は知らない。アーサー…ペンドラゴンか?」

 

すると、女性は剣を強く握って、狂気の笑みを浮かべていた。

 

「あ、ああ。やっと会えた。もう失わない!!お前を…エースを!」

 

『セイバーの力が上がっていってます!』

 

「ちっ、セイバーの奴、お前とわかって力あげてんのか!」

 

「お前は…クー・フーリンか?」

 

「おうよ!だが、今はそんな話する暇はねぇみたいだな。」

 

アーサーは、俺に向けて…剣を振る。だが、俺は間一髪避ける。

 

「アーサー…お前の事情は知らない。だが、人を襲うのは間違っている!」

 

マグナムシューター40Xをアーサーに向ける。

 

「うるさい!お前がいないせいで、私を苦しませた!もう失いたくないんだ!!」

 

「エース!避けろ! 灼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)!!

 

炎を纏った木の巨人がアーサーに向けて拳を振り落とそうとするが、アーサーはそれをいとも簡単に切り倒す。

 

邪魔だぁぁ!!

 

アーサーは怒り狂い、剣を天に掲げ、クー・フーリンがいる所に向く。そこには、あの女性たちがいた。

 

「くそっ!!」

 

俺はアーサーを止める為に走ると、ミッションボックスが送られ、開けられる。それは、切り札だった。

 

SET

 

「変身!」

 

DUAL ON

GET READY FORMAGUNUM BOOST

 

READY FIGHT

 

「ハァッ!!」

 

ブーストストライカーでアーサーに突っ込む。

 

「ぐえっ!?」

 

アーサーはそんな声を出して、轢かれる。

 

「さぁ…打ち上げだ!」

 

俺はアーサーに向けて、歩いていく。ブーストレイズバックルの『ブーストスロットル』のアクセルを2回振り切る。

 

BOOST TIME

 

「くっ…!!私の所を離れるなぁぁ!!」

 

アーサーは俺に向けて剣を振ろうとするが、俺はそれを避け、アーサーの腹に足をつける。

 

「ぐっ!?」

 

そして…もう一回アクセルを振ると…ブーストストライカーがギーツモードに変わり、俺の足に纏っていく。

 

「またな。アーサー。」

 

やめろぉぉぉ!!

 

ドンッ!とアーサーを上に蹴ると…アーサーは爆破する。そしてギーツのロゴが現れる。

 

「また…会えたらいいな。」

 

俺は塵に消えたアーサーを見た後、クー・フーリンの所に走る。

 

「大丈夫だったか?」

 

「ああ、この嬢ちゃんたちもな。」

 

オレンジ髪の女性と少し紫の女性、白髪の女性がいた。モニター状のオレンジ髪の男も。

 

「貴方は、何者なの…?私たちの味方なの?」

 

「ああ、味方だ。というより、あんたたちと同じ人間だ。」

 

俺は変身解除すると、クー・フーリンはほぉっと俺を見た。

 

「声は同じなのに、顔は違うねぇ…。お前、整形したのか?」

 

「違う。転生したんだ。」

 

は?

 

全員俺を見て驚いていた。

 

「て、転生?」

 

『あ、ありえない。き、きみ、名前は?』

 

「浮世英寿。西暦元年生まれ…というべきか。」

 

「クー・フーリンとあのアーサーとも知り合いなの?」

 

「質問が多いな。それは、後だ。後ろのお客さんも来たみたいだしな。」

 

俺は後ろの杯の所にいる男を睨む。そこにいたのは、犬のような髪をした紳士服の男だった。

 

「レフ…レフなの?」

 

「やぁ、君たちが生き残るとは…ほんとに許容外だ。君たちが生きると後がめんどくさいな。だが…。」

 

「レフ…。」

 

「オルガマリーか。君にもがっかりだ。だが…すぐ死なせてあげるよ。」

 

レフという男は白髪の女性の首を絞める様に遠距離で掴んでいた。

 

「やめ…て!!おね…がい!!!」

 

「やめろ。」

 

俺はギーツに変身し、マグナムシューター40Xでレフの掴んでいた右腕を破裂する。

 

「ぐっ!!何故だ!!お前は関係ないはずだ!2022年の存在は消えたが、お前は生きていいだろ!!」

 

「それは無理な相談だ。誰かが苦しむのはもう懲り懲りなんだ。お前より2000年違うんだよ。経験がな。」

 

俺はオルガマリーの身体を抱え、レフを睨む。

 

「ふっ…ふははははっ!!もういい!この特異点を壊し、お前たちごと全てを滅ぼす!!」

 

「その言葉は悪が言うんだって相場は決まってる。なら、お前は敵だ。」

 

「ふっ…そんな戯言も終わりだぁぁ!!」

 

ドンッ!っと俺たちが立っている場所が崩壊していく。

 

「くっ…!!」

 

俺は何もできず…目を閉じた。

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