オリジナルなら、割と話が進むなぁ。
それとGWが意外と暇になってしまった…
それとこれから、番外編でデアラの重要キャラにして、この作品のーーーーーーを活躍させたいです。
PS.デアラ19巻を「またね」や「I swear」や「ひつじの樹海」を流しながら呼んでみ…
泣くぞ。涙が止まらねぇぞ。
止まるんじゃねぇぞ…
「おーい! 士道!
今日も十香ちゃんと一緒に登校か?
熱いねー。」
「…」
朝っぱらから、こいつは元気だなぁ。
「おーい! 士道!
今日の体育のペアになってくんね?」
「…」
まぁ、殿町の相方は誰かなってくれるだろ。
「おーい! 士道!
財布忘れちゃってさー。
奢ってくんね?」
「…」
俺は、無言で小銭を渡す。
ザワザワ ザワザワ
「…」
「おーい! 士道!
今日週刊青年ジャップン買ったんだでさ-。
お前も読む?」
「…」
「ん? どうした?」
「…」
「ホントにどうした?
腹でも痛めたのか?
なぁ十香ちゃん。」
「む? それは一大事ではないか、シドー大丈夫か?」
十香はメガネを曇らせてだんまりしている士道を見る。
「士道。お腹いたいなら、保健室に、私が看病する。」
折紙もまた士道を心配し手を掴んで保健室へ連れて行こうとする。
「む! 鳶一折紙!
シドーは私が連れていく!
貴様は邪魔をするな!」
「それは、こちらの台詞。
あなたは大人しく席に座っていれば良い。」
「むう~~!!」
ザワザワ ザワザワ ザワザワ
「こらこら、十香ちゃんも折紙ちゃんも睨まない睨まない、可愛い顔が台無しだぞ-。
なぁ士道?」
「…」
ザワザワ ザワザワ
ザワザワ ザワザワ
「「「士道(シドー)?」」」
も、もう限界だ。
「すまない、3人とも。
俺は平気だから。」
「んんー? じゃー、何で返事しないんだよ。
心配するじゃんかさぁ。
なぁ十香ちゃん、折紙ちゃん。」
「うむ、夢界の言うとおりだ!
シドー、どうしたのだ?」
「士道。夜刀神十香に何かされているのなら直ぐに報告して欲しい。
私が対処する。」
「何を私は何もしていないぞ!
鳶一折紙!」
十香と折紙がいつも通りにらみ合う。
「なぁ、本当にどうした?
だんまり決めちゃってさ。」
ザワザワ ザワザワ
ザワザワ ザワザワ
「いやぁ…さっきから、周りの声や視線で平常心が維持できないんだよ。」
「ん? 周り?」
そう言って、周りの声を聞き出す。
「ねぇ、五河くんいつの間に夢界くんと仲良くなったの?」
「いや、仲良くなったんじゃなくて、何か弱みを握られているのかも-」
「えぇ、五河くんそんなひとだったの?
確かに何考えているのかわかんないし。」
と夢界のファン達が俺と夢界を見て言う。
夢界藍は、この2年4組のクラスで1番の美形男子でイケメン。
学校内でもナンバー1の恋人にしたい男子である。
そんな夢界がこの学校で最近悪い意味でナンバー1の五河士道と仲が良いのだ、彼のファンである女子達が夢界の弱みを士道に握られているのではないかと心配しているのだ。
一方、同じクラスの五河士道は、現在進行形で悪い評価を受けている。
それは、主に十香が転校して来たことから始まった。
元から士道は二次元に夢中になっている殿町や、可愛い妹の琴里を溺愛していることが事前に知れ渡っており、元から評判が悪かったのである。
しかーし、それだけではない。
2年4組に突然現れた美少女、夜刀神十香。
彼女の容姿に惹かれた男子は2年4組だけでなく、学内全員からも注目を浴びる。
中には、告白した者達が数名いた。
そして、もれなくその全員がフラれているのである。
その原因がまた五河士道であった。
告白しても、よく分からない彼女はーー
「うーむ…よくわからないからシドーに聞いてくるぞ!」
と言って士道の所へ行って、そのまま帰ってこないのである。
無知とは実に罪である。
それだけでなく、転校初日からずっと「シドー!シドー!」と彼にだけ満面な笑みを浮かべ接するため、その光景をみた2年4組の男子を中心に怒りを燃やしているのである。
最近では、隠れた人気者、鳶一折紙が士道へ強烈なアプローチをかけるようになったのだ。
鳶一折紙は頭脳明晰・スポーツ万能・おまけに美少女。
もとからハイスペックな属性を持っていた彼女は、告白されてもスルーをし続け、誰も相手にしなかったのである。
そんな彼女が、2年になって、急に大胆な行動に出だした。
その相手がまた、五河士道である。
「五河まじで爆発しろよ。」
「五河のやつ二股とかキッモ、しかも相手が、鳶一さんと夜刀神さんなんて。」
「マジ許せねぇ。」
「あいつの彼女は殿町で良いだろ。」
「おい! 露骨に俺まで否定するなよ!」
「あー、大変だな、士道。」
「最近、さらに殺気の視線を感じるのが、増えてな…この前なんか水かけられそうになったし。」
「おい、大丈夫かよ!」
「まぁ、それも察してよけてるんだけどな…」
「あぁ、士道が普通に避けるから、余計に被害が増えているのか。」
夢界は呆れながら言う。
「はぁ…このまま早く卒業したいなぁ…」
士道は珍しく弱気になる。
「童貞の?」
「そうじゃなくて!」
士道は大きめに声を上げて否定する。
「む? どうていとは何だ?
シドー!」
「あ、いや、それはまだ知らなくて良いこと何だ十香。」
「大丈夫。私に全て任せれば問題ない。」
「いや、それはそれでアウトだ。」
「むむ。鳶一折紙には任せられん。
シドー私に任せるのだ!」
十香や折紙の会話で更に周りがざわつく。
「五河くん、今日もいつも通りね。」
「十香ちゃんか折紙さんちゃんとどっちか選べば良いのに。」
「マジ引くわー。」
亜衣麻衣美衣3人もまた、いつも通りに士道をみて語る。
「ハハハ。人気者だなー。」
「…うれしくない。」
学校帰り、十香は亜衣麻衣美衣3人に連行され遊びに行った。
まぁ十香相手に悪いことはしないだろう。
…余計な知識は与えるだろうけどな。
「にしても空間震起きなければ平和だな。」
「そうポンポン空間震が起きてたまるか。」
夢界とたわいのない会話をしながら帰宅する。
そんな中、夢界があるものに気づく。
「む? あれは?」
そう言って、夢界はそれを見てはしゃぐ。
「エロ本じゃーん!」
「んな!」
なんで今時エロ本が落ちているんだよ。
「へっへーい、こういった落ちているエロ本が1番内容が気になるんだよなぁ。」
夢界が偶然近くに落ちていた良い感じの枝を持ってエロ本をめくる。
「お、おい。」
「なーにぃー? もしかして、士道くん見ないの?」
「え。」
「あぁー。近くには十香ちゃんや四糸乃ちゃん。
学校では村雨先生や折紙ちゃんがいるから興味がないかー。」
そう言って、夢界がページをめくる。
「お! これなかなか…おお。」
「…」
俺は、夢界の反応に釣られ、エロ本を除く。
「はっはーん、士道くーんも気になるじゃなーい。」
「お前の反応を見れば誰でも気になる。」
そう言って、士道は夢界とエロ本を覗く。
ーーーーー
フラクシナス
「で? 昼頃に十香の精神値が少し不安定になったと報告を受けて、その原因が士道だと聞いたけど。」
中学から上がってきた琴里が急いでフラクシナスへ移動したのだ。
「はい。とはいえ、今は少し落ち着き最低限の数値まで回復し、今は学校の友人と食事をしています。」
神無月が報告する。映像に十香が映る。
どうやら学校の仲良し3人とケーキを食べていた。
「で士道はーー」
琴里が指示する前に映像が士道の所を映す。
そこに映っていたのは、数日前に協力者となった謎のハッカー、夢界藍。
と一緒にエロ本を読んでいる所だった。
『お。これ中々攻めてるなぁ。
士道はどう思うよ。』
『俺はこういった趣味はないな。』
『ははーん。SMの趣味はないかー。』
『ん。』
『お? …お姉さんモノ。ははーん。』
映像からして士道はお姉さんモノが好みらしい。
「ん…。」
琴里は無意識に自分の体を見る。
琴里は14歳。
成長期の中のため、まだ体つきが子どものままである。
「司令。私としましては、そのままでいてほしいですぅ。
そして、SM嬢の格好をしていただいてーー」
「ふんっ!」
琴里が回し蹴りをする。
ダンッッ!!
「ああぁぁ~ありがとうございます~しれ~い!」
変態神無月は嬉しそうに倒れる。
もうこの流れはお決まりになっていた。
「…(チラ)」
琴里は令音の方に顔を向ける。
令音の体つきは、士道達が見ているモノと変わらない体型だった。
「…ん? 琴里?」
令音は琴里の視線に気づく。
「え? いや何でもないわ。」
琴里はそう言って、映像の方に戻る。
「(…私だって、ちょっとしたら…)」
彼女もまた、1人の女の子であった。
「(シン。キミはそういった格好が好きなのか。)」
彼女が目にしたのは、士道が見ている視線先。
ーーーーー
「ただいま。」
あの後、誰かの気配を感知し、エロ本を放置し夢界と俺はその場を後にする。
俺は、家に帰る前に買い物をしてから帰宅する。
「お帰りー。」
琴里が出迎えてくれた。白いリボンを付けていたため、今日はもうフラクシナスでの仕事は終わったのかな?
…にしては、なぜか異様な寒気を感じるんですけど…
「ああ…ただいま?」
俺はつい疑問系の返答をする。
「んー? どうしたのだ-?」
「え? ああ。以前の琴里になったなぁっと思ってな。」
「んー? 私はいつもの妹だよ?」
「そ、そうだよな。」
俺は、平常心を保てないままリビングに入って、晩ご飯の準備をする。
準備をする中、俺は違和感に気づく。
「あれ?牛乳がない。
しまった、買い忘れてたか。」
「もー駄目じゃないお兄ちゃーん。」
「あぁ。すまない。今日も疲れててな。」
「あの夢界と、エロ本なんか読んでたから、大事な事を忘れるのよ。」
「ブフッ。」
先ほどまで白いリボンを付けていた琴里がいつの間にか黒いリボンへと変わっていた。
「お、お前…」
「お昼、士道が原因で、十香の精神値が低くなってたそうなのよねぇ…そのせいで学校終わったら、急いでフラクシナスに行ったのよ。
よほどの事態が起きたのだと…お兄ちゃんに何か異変が起きたんじゃないかと心配して…ねぇ。」
こ、琴里?
何か怖いな、この感じ。
「あ、あの。こ、琴里さん?
もしかしてみ、見ていたんですか?」
「ええ。じっくり見させてもらったわよ。
ほーんと…人騒がせの、スケベ!」
スケベ!と叫んだ際、琴里の背後から鬼のような何かが見えた。
「ひいぃ!?」
「あは、ひい。ですって、可愛い声出すわねぇ。
ねぇ、士道?」
ガタガタ、ブルブル
俺は情けなくその場で縮こまる。
「歯を食いしばりなさい。お兄ちゃん♡」
「ああああぁぁぁぁ!!!!!????」
俺の悲鳴が隣の十香達のマンションにまで響いた。
「シドー!? どうしたのだ!?
やはり何かあったのか?」
「し、士道さん!」
十香と四糸乃が心配しながらリビングへ入ると。
「ふんっ!」
そっぽを向く琴里と。
「…あ…ああ……ああぁ。」
床に叩き伏せられ頭から煙を出す士道がいた。
「シドー!?」
「士道さん…」
「2人とも士道なら大丈夫よ。
引き出しに頭をぶつけただけよね?」
琴里が士道に問う。
「…ああぁ…」
「む? そうなのか?」
「だ…大丈夫…ですか?」
…2人が俺を心配してくれる。優しいなぁ。
「士道。早く、牛乳を買ってきなさい。
後、高いアイスが食べたいわ。
当然、全員分のね。」
「…あぁ。急いで…買ってくる。」
士道はフラフラしながら再び買い物へ向かう。
「ーッッ!! 今、実に羨ましい出来事が!?」
「…仕事をしたまえ。」
ーーーーー
翌日。
俺は令音さんから連絡を受けてある場所に向かう。
そこは、隣のマンションだった。
十香か四糸乃のどっちかの部屋でトラブルが起きたのかと思ったが、違うらしい。
十香と四糸乃は定期検査を行っており、琴里は上層部へ報告しに行ったらしい。
俺は、マンションのインターホンを鳴らす。
ピンポーン
鳴らして直ぐ扉が開く。
「…やぁシン。来たね。」
令音さん、今日も綺麗だな。
「令音さん。ここってもしかして。」
「…あぁ、私の部屋だよ。
何かトラブルが起きた時のために、私もこのマンションで住むことになったんだ。」
「な、なるほど。」
れ、令音さんの部屋か…やっばい、めっちゃ緊張してきた。
「…とりあえず、立っているのもなんだ、入りたまえ。」
「は、はい。」
俺は令音さんに誘導され彼女の部屋に入る。
そこは、とてもシンプルの部屋だった。
強いて言うなら、化粧品などの美容道具に可愛い熊さん関連のグッズくらいだった。
令音さん常に熊のぬいぐるみを持っているからな、意外と可愛い熊シリーズが好きなのかな?
今度探してみてプレゼントしてみるのも良いかもしれない。
でも、令音さんが常に肌身離さずに持っている熊のぬいぐるみ…
アレを見ていると嬉しい気持ちと…これは…
「…どうかしたのかね?」
「え? あ、いや、その…令音さんとはプライベートで関わることなかったので、緊張してました。」
俺はボーッと考えてしまって令音さんに心配をかけてしまった。
いかん、いかん。
「それに、琴里は家族なんで見慣れているのですが、十香と四糸乃はこの前部屋に荷物を置いたり、机など設置したぐらいなんで、女性としての部屋が令音さんが初めてなので。」
「…この前、四糸乃のパペットを回収するために、鳶一折紙の部屋に侵入していなかったかな?」
「すみません。それだけは例外でお願いします。」
そういえば、確かに入ったわ…忘れていた。
けど、アレはノーカンで。
俺が少し困った顔をしたら、令音さんは少しクスッとした。
「…すまない、そうだったね。
アレは、非常事態だ。」
「はい。それでお願いします。
それで…今回はどのような事情で?」
俺は、令音さんに問いかける。
「…あぁ、そう警戒しなくても大丈夫だよ。
…今日は、前回の一件で頑張った褒美だよ。」
「ほ、褒美!? 俺に令音さんが…」
士道はそう言って、顔を赤くする。
その姿を見て、令音は微笑みながら答える。
「…ああ。キミは1人頑張っているからね。
琴里や他の者達も当然頑張ってはいるが…
これから先も前回のように大変な事になるだろう…
だから、少しでもキミが癒やされるよう私なりに行動しようと思ってね…
迷惑だったかな?」
令音さん…俺のために。
結婚しよう。
「いえ、凄く嬉しいです。
俺今後も頑張れちゃいます。」
「…フフ。そうかい?
なら私はこれからもキミのために尽くそう。」
やっばい。平常心が保てない。
そう思っていたら令音さんが近づいて来て言う。
「…今日から、何か要望などあれば私が何とかしよう。」
バサッ。
着ていた白衣やズボンを脱ぐ。
そこにいたのは、神秘的で美しい。
彼女の美貌が生かされていた、水色の水着を着ていた。
「…少し早いが新しい水着を新調したんだ…どうかな?」
令音さんが可愛く首をかしげる。
…こんなの。
こんなのッッ!!
「ありがとうございます!!!」
俺は土下座をした。
生きてて良かった。
「…シン。土下座はよしてくれ…
お気に召したかな?」
「はい!
今度プールや海に出かけましょう!
絶対に!」
俺はガッツポーズを決めながら興奮して言う。
「ーー…あ、ああ。行こうか。」
一瞬、なぜか令音さんは戸惑っていた。
少し興奮しすぎた。
「あ、すみません。興奮しすぎました。」
俺は、後ろを向きメガネを整える。
別にズレても、壊れてもないけれども…
「…シン。」
令音さんは、俺を呼ぶ。
呼ばれて後ろを振り向くと、ベットで定番のセクシーポーズをした。
「…どうかな?」
「ーー!!!!!」
俺は嬉しすぎて…お祈りをする。
「ああ。神よ。」
「…言いすぎかな。」
令音さんは少し戸惑うも、その姿がまた…
ああ。
昨日の夜のことなんかもうどうでも良くなった。
「あらあら、お可愛いこと。」
狂気の時計が、歩み寄る。
その少女は学校を恐怖に包み込む。
悪意が募る時、影は新たな姿を見せる。
デート・ア・ペルソナ
第三章 狂三編
狂気の瞳:キラー