さぁ番外編でも重要キャラ出ましたが、ここでは近いうちに動き出すキャラ、今後に関わるだろう展開に注目あれ。
幕間1:動き出す者達
これはある数年前の出来事である。
慣れない町で期待と不満の気持ちで一杯だったが、勇気を出して引っ越して来た町の学校へ踏み出した。
だが、そこで僕を待ち受けていたのは残酷な学校生活だった。
僕は転校してきて早々に虐めにあった。
可愛くない、女の子なのに一人称が『僕』だから、
その頃の僕は陰湿でもあったせいでか、男女共に虐めを受けていた。
初日からそんな惨めな事を受けていたせいか、この町が嫌いになりつつあった。
--あの時までは。
僕が学校の裏庭で虐めを受けていた時に、僕を庇ってくれた子がいた。
どうやら僕はその子…
その事を知った時は正直傍迷惑だと思った。
けど、そんな事を思ったのは一瞬だけだった
なぜならその子は服装から汚れていたり、手足は傷だらけでありながらも懸命に僕を守ってくれたからだ。
その子は学校帰りに何度も私に謝っていた。
「…俺のせいでキミにまで被害が出てしまった。
ごめんよ。」
その子はその日からも毎日毎日虐められそうになる度に僕を庇ってくれた。
僕はボロボロの姿の彼に--
「僕が虐められるのはキミのせいだけじゃないよ。
暗いし、ジメジメしてるし、可愛くない、気持ち悪いからって…他所に帰れって…」
僕のせいでよりボロボロになっていく彼を見て、堪えていた涙を溢しながら訳を伝えた。
辛かった。
僕には居場所が無いって…思っていた。
でも彼は--優しく頭を撫でながら微笑みながら言ってくれた。
「そんな事ない。キミは可愛いよ。
ジメジメなんかしてない、気持ち悪くもないよ。
それに笑ってみなよ、暗くならないから。
それでも、居場所が無いなら--」
彼は私に手を差し伸べる。
「俺がキミの居場所になる。」
僕はこの時、彼に--心を奪われてしまったのだ
その後は
虐めは無くならなかったが、彼との学校生活は楽しかった
怖くても、彼がいれば、彼と一緒なら怖くなかった
両親も笑っている僕を見て、良かったと安堵していた
ある日、彼から買い物を手伝って欲しいと言われた。
何だろうって彼に聞くと、どうやら彼の妹の誕生日に何を贈ろうか迷っていたらしい。
僕はその話を聞いて悔しい思いをしたが、彼のために何かしてあげたかったから彼に『リボン』を贈ったらどうかと助言をした。
彼はそれを聞いて迷わずに『黒いリボン』を買っていた。
彼はニコニコしていたので僕も嬉しかった
…ううん、ホントは悔しいって思っていた。
けど、彼のために何かしてあげられたという満足感はあった。
だから、それで良しと…そう思っていた。
事件は起こった。
その日、町に火災が襲った
僕は家に帰り、両親に彼と何をしたのかを話そうとした最中に事件は起こる。
突如として外が炎に飲み込まれ始めたのだ。
僕は突然の事でパニックになりかけるが、両親が冷静に僕を連れて安全な所へ避難し僕達は難を逃れた。
けれど自分が助かっても不安で一杯だった。
避難した所に彼の姿が無かったからである。
不安でいる僕に母は「大丈夫。」と優しく抱きしめてくれた。
僕は疲れ果てて眠ってしまった。
数日後、僕はこの町から離れる事を聞かされた。
両親に訳を聞くと、父の仕事先からコチラに来るようにと指示を受けていたのである。
僕は彼と一緒にいたかったから反対したが、両親は「許して欲しい。」と言われてしまった。
因みにあの火災で町は大幅に変わってしまった。
僕の様に町を離れて違う所へ引っ越す者達がいた。
そんな事はどうでも良かったが、彼ともう一緒に遊べないと思い、僕は引っ越す日まで暗いままだった。
そして、引越しの日。
僕は時間になるまで彼を待った。
せめて、別れを言いたかったのである。
両親はそれを了承してくれて、彼の居場所を探してくれた。
すると、彼はあの火災の原因で病院に運ばれていたのだった。
どうやら、僕の母と彼の母は仲が良い友達だったみたいである。
丁度連絡していた所、彼の特徴と名前を聞いて自分の息子だと驚いていた。
僕は心配な思いと同時にその病院に向かい、彼に探した。
しかし、病院内では多くの人が募っていた。
人混みが多く、時間は過ぎていく。
そんな中、彼は座っていた僕を見つけてくれた。
僕は嬉しくてつい彼に抱きついた。
…因みに僕の両親はその様子を陰で見ていたらしく、ニヤニヤして見ていたそうだ。
「…大丈夫?」
「うん、火災の中心地にいたから検査が長引いたけど、もう直ぐ退院できるって。」
「…そっか。良かった。」
それは心から良かったと思っていた。
けど、そこから別れを告げるのに怖くて言えなかった。
その様子を両親は見ていて僕の代わりに教えようと近づくも彼の方から僕の違和感に気づいたらしく優しく問いかける。
「何かあった?」
「!? ……うん、僕ね。
今日…この町から離れちゃうの。」
「…!」
普段大人しい彼が驚いていた。
その様子に僕は再び黙ってしまう。
すると彼は--
「…寂しいけど…キミが元気でいる事を願ってるよ。」
一瞬寂しそうな顔をするも、落ち着いた顔にして彼は僕の手を優しく両手で包みながら言ってくれた。
「(暖かい。)」
暑い季節なのに、その暖かさはとても心地良かった。
何か不思議な感覚が僕を包み込んでいたかのようだった。
「そうだ、これ。」
彼は思い出したようにポケットから袋を取り出す。
「これ、買い物に付き合ってくれたお礼。」
僕はそれを受け取る。
「ぼ、僕に?」
「うん、実は帰りに渡そうとしていたけど…忘れちゃわって。」
彼は申し訳なさそうにしていた。
けれど、そんなのは構わなかった。
彼からの贈り物がとても嬉しかったのだ。
そして、僕は両親と共にこの町を後にするために彼に姿が見えなくなるまで手を振る。彼も僕と同じ行動をしてくれた。
少年は、女の子を見送る中で堪えるように拳を強く握りしめていた。
「…俺がしっかりしていれば、こうならなかったかもしれない。」
強い責任感を1人抱え込んでいた。
「あれから、5年かー。」
その女の子は1人呟く。
彼女は現在、イギリスに住んでいた。
父が有名な作家で現在コチラの方で執筆をしているため、5年前からイギリスへと渡ったのだ。
「…」
彼女は思い出す。
あの日から己を磨き上げていたのだ。
彼に救われ、彼に心を奪われ、彼に少しでも誇れるように自分を鍛え上げた。
不慣れな英語も日常レベルまで上達し、勉学も欠かさず努力している。
イギリスの進学校レベルまで学力を高めていた。
出来る女であれば好印象に見られるからだ。
そして学力だけでなく、更にスタイルも磨き上げている。
異性としてはここも磨かなければならないのは明白だ。
近いうちにあの町に行く予定である。
その時に自分を最大限にアピールして自分の心を奪われたように、彼の心を奪うためにダンスや新体操などで自分をとことん磨き上げている。
その他には母からメイクや教えを受けている。
母はその手に関してはエキスパートであるためか、そこいらの女性達よりも目立っていた。
ついでに一人称については外では『私』としている。
やはり女の子としては『私』としていたほうが虐められないと思い、外では『私』として振る舞っている。
「ふふ、彼に会えるのが楽しみだなぁ〜。」
頬が緩み気が緩んでしまう。
それはもう周りが見えないくらいに。
空気が重くなり、夜なのに更に暗くなるような不気味な景色へと変わり果てた。
「何…これ?」
ようやく周りの違和感に気づいた。
最近イギリスでは、謎の心霊現象が多発していたが、まさか自分がそれに巻き込まれるなんて思ってみなかった。
「うぅ…息が苦しい。」
毒ガスが充満しているのか、薄気味悪い感覚に襲われていた。
「…早く、帰らなきゃ。」
家の方向に走って行こうとすると、目の前に不気味な現象を目撃する。
「…っ!何あれ!?」
目を疑った。
何故なら、目の前で心霊現象が起きていたのだ。
目の前で、気味の悪い物体が立っていた。
ドクドク…ドクトク…
ジュクジュ…ジュクトク…
不気味な音を立てて形を変えていき、次第に人の形へと変貌を遂げる。
目が紫色に光らせ、体から変なオーラを出していた。
「…!?」
彼女は必死に逃げようとするも、不気味な物体はゾンビのような動きをするが速かった。
彼女を掴み、襲おうとする。
「やだ…っ! やめて…っ!」
声をあげるも、周りに人の気配は全くなく、建物にも光が付いてなかった。
「…っ! …っ!」
彼女は恐怖で涙を流しながら声を上げる。
「助けて…っ!」
誰かに助けを乞う中、脳裏に彼の姿が思い浮かぶ。
すると、それに応えるかのように5年前に貰った、贈り物であるクローバーのヘアピンがキラリンと光る。
すると--頭から声が聞こえる。
<助かりたい?>
だ…れ?
<このままだと彼に会えないわよ?>
!?
やだ、彼に成長した自分を見て欲しいの!
<ふふ、それならこんな所で惨めではいられないわね。>
体から力が漲り、『風のように吹き荒れる桃色の炎』が吹き出し纏う、掴んでくる物体を吹き飛ばす。
<我は汝、汝は我々…>
彼女の姿が変わる。
そして、声の主は彼女の変化と共に姿を現し、異形な物体へ攻撃する。
<汝の行く道に鮮やかな花を咲かせましょう!>
攻撃を受けた異形な物体は塵になって霧散する。
そして、周りは正常に戻る。
「何? アレは何?
…さっきのは一体…何だったの?」
彼女は自身の変化と襲いかかってきた異形な物体に疑問を抱いてパニックになる。
すると--
「ふむ。
自ら
声と共にその男は姿を表す。
全身を白いローブで身を隠す人物だった。
「だ、誰!?」
女の子は警戒心を高めて一歩下がる。
先程の不可解な出来事により、彼女はその人物を敵であると思い込んでしまっているのだ。
「大丈夫さ。私は先程の異形な物体…シャドウとは違うよ。」
優しく告げる。
「…シャドウ?
さっきの変なのってそう呼ばれているの?
…何? 一体何だったの?
これは夢? あなたも僕の見ている夢!?」
パニックになって一人称が心を許した人物以外にも露わにする。
男はパニックになっている彼女に落ち着くように優しく語る。
「キミが今さっき体験した事は夢ではない現実さ…
そして、キミが倒したシャドウとは、キミ達人間の負の感情によってこの世界に顕現した悪意だよ。」
女の子は話を聞いて不安がる。
「話してあげよう。
そして、私を信じて聞いて欲しい。
キミのその力と先程のシャドウについて…
そして彼--
「え?」
女の子は、彼の名前を聞いて正気になる。
「教えよう…今、彼が置かれている状況と待ち受けている事をね。」
-----
「へ?」
ある病院で眠っている少女は、意識をハッキリすると--この世界に実在するのかも分からない、自然に恵まれた花の楽園にいた。
「…もしかして、真那は死んじまったのでしょうか…」
少女--崇宮真那は頭を抱える。
ある意味当然の反応だろう。
意識を失う前は重症で、相手は命を奪う事に躊躇いのない精霊ナイトメア。
彼女はこれまでナイトメアを幾度となく葬ったが、真実は全てナイトメアの過去…残影を葬っただけで、本人には全く相手にされていなかったのである。
「…っ! 兄様、兄様は無事でいやがるのでしょうか!?」
咄嗟に再会した兄を心配した。
何故なら自分はいつ殺されても仕方ない状況下で生き、兄は戦いから無縁な環境で生きていた。
…だが、実際は違った。
兄は自分と同じく精霊に関わっていた。
ただ自分とは違い救済する側に。
そして--これまでに見た事のない力を有していた。
その力は精霊に抗うだけでなく、
その力を知れば上は間違いなく兄を拉致し、実験・解剖をするだろう。
兄を想う真那としてはそんな事は断じて阻止しなければならない。
だから--
「大丈夫、彼なら無事さ。」
「!?」
真那は構える。
突然、謎のローブを羽織った男?がいるからだ。
「落ち着きなさい。
それにここは夢の世界。
現実のキミはベットで横たわっている…妙なモノで体を弄られているがね。」
「ゆ、夢の世界?」
--な、何を言っていやがるんでしょうか?
真那はそう思わずにはいられない。
至極当然な反応ではある。
「信じられないとは思うがね…けど、キミはもう理解しているはずさ。
自分がどうなっているかを…そう考えればある意味理解は出来るだろう?」
ローブを羽織った男?はそう告げる。
「それより、キミに話があってね。」
「…話でいやがりますか。」
「彼の--キミの兄、五河士道のあの力について知りたいと思わないかな?」
「!?」
--に、兄様のあの力を知っている?
こ、この人は一体?
真那の心中を察して語る。
「あの力は--『ペルソナ』。
心の力を具現化した力だよ。」
「こ、心の力?」
聞き慣れない言葉にますます疑問が募る。
「彼の有するあの力は本来、
「はい?」
--この世界には無いモノ?
な、何を言っていやがるのでしょうか?
「何故その力が彼に宿っていたかは…いずれ彼が知る事だろう。
全てを知り彼がどうするのかは分からない。
だが、彼に宿ったのは奇跡でも偶然ではない…とだけ言っておこうか。」
「?」
「あぁ…ゴチャゴチャするだろうが、今のは覚えていなくてもいい。
それより単刀直入に言おう。
--キミにも彼の力、ペルソナの力を有している。」
「え!?」
--に、兄様のあの力を私にも?
「ま、まぁ、血の繋がった兄妹だから当然といえば当然でいやがりますがね!」
真那は胸を張って言う。
それを見てローブの男(?)は、顔を隠してて見えないが困った表情をしていた。
「んー、それがそうとも言えないのさ。
間違いなくDNAは繋がっているが、キミたちは
「へ?」
「いや、何でもない。
キミに力が宿ったのはつい前の事さ。
覚えていないかい?
キミが時崎狂三から五河士道を助け、彼がキミを説得していた時に
「へ…? そ、そいやーあの時、妙にポカポカとした感じがありやがりましたが…」
それを聞いてニヤッと笑うローブの男?。
「そう。その時にキミはペルソナの力を宿した
--ペルソナ使いとして資格を得たのだよ。」
「そ、そうなのでいやがりますか!」
真那は素っ頓狂な声を上げる。
「さて、ここからが本題さ。
キミには私の指示に従って動いて欲しい。」
「…どういう事でいやがりますか?」
真那は不審がる。
「これから彼は辛い事が待ち受けている。
時崎狂三の一件やその後に起きた事よりも遥かに辛い事が待ち受けている。
彼1人でシャドウを対処するには荷が重い。
そこでキミが陰ながらに助けてあげて欲しい。」
深刻な声で真那に語る。
「兄様の手助けなら勿論言われなくてもしますが…アナタは?」
真那はそう持ち掛ける。
「おっと…失礼な事をしたね。
では、失礼して--」
ローブを取り顔を晒す。
声からして彼は男性だったが、その男は人から外れた美しさを持っていた。
「私は花の魔術師。
まだ訳あって名は名乗れないが、許して欲しい。
ただ--私はキミたちの味方さ。
そして、この世界に待ち受ける…否、五河士道に待ち受ける【
素敵な兄さんさ。」
-----
ある病院付近に黒服の格好をした男達がいた。
彼らはラタトスク機関の人間。
フラクシナス司令官--五河琴里の命により、崇宮真那の身柄を保護するために現れたのだ。
「待て。」
1人の男が手で阻止する。
「どうした?」
「…妙だ。DEMの連中がもう来ている。」
「…!?」
「それに慌てている様だ。」
彼は病院内や外で走り回っている者達を見てそう判断する。
しかし、それは一人一人の発している『真崇宮那』という言葉を発して焦っている様子から推測できる。
「何…? 崇宮真那が消えた…遠くにはいないはず…探し出せ…
っ!? 至急、フラクシナスへ連絡だ!」
黒服の男達はその場から離れる。
「何ですって!?」
報告を受けて、五河琴里は声をあげて驚く。
「…どうしたのかね、琴里?」
眠たそうにして、フラフラと駆け寄る琴里の親友にして解析官の村雨令音がいつも通りの口調で聞く。
「…真那の所に向かわせた工作員からの連絡よ。
--真那が行方不明だそうよ。」
「…っ! …どういう事だい?」
彼女は珍しく一瞬驚いたが、冷静になって琴里に問う。
「どうもこうも真那が昨夜、病院から消えた見たい。
DEMの連中が慌てた探し回っているそうよ。
一体、どういう事かしら。」
琴里が予想外の事態に黙り込む。
そして、令音は珍しく少し動揺した様に小声で誰にも聞かれない程度で小言を漏らす。
「…どういう事だ。真那は一体どこへ…?」
計算外な事はこれまで多々起きた。
それでも、彼女の取るべき行動は変わらなかった。
しかし、真那が行方不明。
DEMの連中に連れて行かれたならまだ分かる。
しかし、連中も予想外な事態になっている。
どうするべきか。
-----
「…主。」
監獄の様な場所、ベルベットルーム。
その場で大きな本を携える少女--ラヴェンツァが困惑する表情で問いかける。
「彼はまた己の力で乗り越えられた様ですが…これは一体。」
ラヴェンツァの問いに鼻の長い老男--イゴールは険しい顔をしていた。
「…私にも分かりません。
彼の起きた出来事を知ろうとしようとしても
まるで、誰にもこの事を知らせない様にしているかの様に…」
彼らはこれまで士道に授けたメガネを通して、彼の起きた出来事を把握していたのである。
因みに当然、士道はこの事を知るわけがない。
「やはり…彼は
イゴールは瞳を閉じ、少々毒を含んだ言い方をする。
「…まだ、まだそれを断言するのは早いのではないでしょうか?」
ラヴェンツァがそう告げる。
「…ラヴェンツァ。
アナタは随分と彼を肩入れしますな…良いでしょう。
彼を危険だと判断するにはまだ些かまだ早いのかもしれませんね。」
「…」
「しかし、忘れてはいけません。
我々は--この世界に
その答えに最も近い存在は他ならぬ彼で間違いない。
我々はそれを知るために
イゴールはそう告げる。
彼らがこの世界に現れ、士道に接触し成そうとしている目的は何だろうか?
謎は深まっていく。
さぁ1期から2期へと進む中で起こった出来事です。ここからどう物語に関わって行くのか。これからをお楽しみにして下さい。
では、次回から2期、八舞編です。予告どうぞ。
「くく、そろそろ教えてやろう。どっちが『八舞』に相応しいかをな!」
「同意。それを身をもって理解させてあげます。」
ぶつかり合う二つ風。
遂に表舞台に動き出す悪の組織。
危機が迫る中で彼は目覚める、繋がりに。
第六章 八舞編
双翼の風:テンペスト
--俺が守るから