デート・ア・ペルソナ   作:黒ソニア

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戦闘描写表現するの難しい。
この作品士道くんかなり戦う予定なのに…





第二話:精霊

 

 

 

「…な。」

 

息が詰まる。

 

突然、目の前の少女が剣を突きつけ、あげく殺しに来たのかと語る。

 

いきなりのことで足腰に力が入らなくなり、後ろに倒れる。

 

「お前も私を殺しに来たのだろう。

ならば、先に始末させてもらう。」

 

倒れる俺に容赦なく剣を更に突きつける。

 

「ま、待ってくれ!

何を言っているんだ!?

急に殺すとか…そんなわけないだろ…!」

 

とっさに言葉で否定する。

自分に人を…それも女の子にそんなことをするわけがない。

 

「なに?」

 

「大体、何なんだこれは…!?

そもそも君は一体…」

 

その瞬間、少女は後ろ空から迫ってくる者達に感づく。

 

空から来る人間が、ミサイルを大量に撃ってくる。

 

士道は急な展開に頭が追いつかない。

 

彼女は片手を出しバリアーでミサイルを受け止める。

 

「こんな物が通じないとなぜ、わからない。」

 

瞬時に空へ飛ぶ。

そして残りのミサイルを剣でなぎ払う。

すると全てのミサイルが爆発する。

 

爆発音が鳴り響く。

さっきもバリアーのようなもので守った際にも爆発音がしたが、あまりに急なことが起きすぎて感覚がおかしくなる。

 

再度、空にてミサイルを放たなれる。

 

よく見れば全員女の子である。

 

なんで、女の子達が空を飛んでいるんだ…

それもかなりきわどい格好じゃないか…

 

訳がわからなくなる。

しかし、交戦は続く。

少女はミサイルをなぎ払い、クロス状に斬撃を放つ。

 

先ほどよりも爆風が強くなる。

そして、先ほどの斬撃で武装していた女の子達が断末魔を上げながら周りに吹き飛ぶ。

 

だが、一人こちらの方に突撃してくる。

 

「はぁぁぁ!!」

 

レーザー剣のようなもので少女に斬りつけようと攻撃する。

しかし、全て彼女に防がれる。

 

一人の女の子がこちらへ後退してくる。

よく見れば、見たことのある子だった。

 

「鳶一…?」

 

そう、クラスメイトの鳶一折紙。

今思えば、彼女は空間震警報が鳴っていたとき、瞬時に教室から飛び出していた。それも避難先シェルターとは違う方向に。

 

「五河士道…!?」

 

彼女もまた自分を認識した。

相当驚いている。

当然だ、自分もまた驚いている。

 

「な…何なんだその格好…?」

 

自分の問いに答えることなく瞬時に再度少女に斬りかかる。

少女もまた声を上げながら斬り返す。

 

キン! キンキン! キキキキン!!

 

もの凄い音が鳴り響く、それも鳶一はかなりの殺気を放っている。

 

「お…おい…やめろ。やめるんだ!!」

 

士道が大声で掛けるも少女達には届かず。

 

次の瞬間、大きな光が生じる。

先ほどの光の爆発に近いものを感じる。

 

ー今のこの姿では、とてもこの衝撃と光には抗えない。

 

光にて視界が見えなく中、士道は悲しい瞳で自分を見つめ。

その中孤独に戦う少女のことが忘れられないでいた。

 

 

 ーーーーー

 

 

ーターゲット、プリンセスの反応途絶えました。

 

視界が真っ白の中、小さな声が聞こえる。

 

ーASTもその場を離れます。

 

何が起きている?

 

そう思った瞬間。

 

ーーー久しぶり。やっと会えたね。

 

だれ?…女性の声…?

 

ーーー嬉しい。でも、もう少しだけ待って。

 

でもどこかで聞いたことのある…

 

ーーーもう絶対に離さない。

もう絶対に間違えない。

だからーーー

 

!?

待ってくれ俺は君のこと…

 

 

 ーーーーー

 

 

<起きろ。目覚めの時だ。>

 

「…ハッ。待ってくれ!?」

 

とっさに目が覚める。

瞬間、小さなペンライトのようなものを持つ女性が目に映る。

 

「…ん。目覚めたね。」

 

そこにいるのは、とても眠たそうにしている女性だった。

 

軍服のような服

 

二十代くらいの年齢

 

銀の美しい髪

 

豊満なバスト

 

モデル並みのスタイル

 

間違いなく美人。

 

100人中100人の男性が彼女を見てもそう思う。

 

しかし、目元には深い隈があり、加えてフラフラしていて今にでも倒れそうな立ち方をしている。

 

「君は…?」

 

だが、なによりも士道が思ったことが。

 

「綺麗だ。」

 

うん。率直な意見。

思っていたのをつい言葉にしてしまったようだ。

 

大人のような魅惑のある人。

 

美しい肌・髪をしており。

 

息を呑むほどの体つき。

 

極上だ。最高すぎる。

 

士道君のドストレートな好みの女性であった。

 

「…」

 

突然の言葉に女性もびっくりしたのか言葉がでなかった。

口を少し開け、瞳もパッチリとあいていた。

 

「…!? あ、いや、その、し、失礼。」

 

士道は顔を真っ赤にして言う。

 

見とれていた。

 

見惚れてしまった。

 

その上、無言でガン見していたのでだあろう。

 

顔を隠すと共に口元を隠す。

 

…気まずい。

なんて声を掛けよう。

 

士道の考えを呼んだのか女性の方から声を掛ける。

 

「…ここで解析官をしている。

『村雨令音』だ。

安心してくれ、免許こそもっていないが、簡単な看護ぐらいはできる。」

 

「は…はあ。」

 

「しかし…急に綺麗と言われては流石に戸惑ってしまうな…」

 

令音という女性もまた反応に困っていたようだ。

 

「ええと…」

 

考えるこの流れを変える方法を…あ。

 

「そういえばここは…?」

 

「ん…ああ、ここは“フラクシナス”の医務室だ。」

 

「フラクシナス?」

 

「大丈夫。君に危害はない。

ついてきたまえ…ここで説明してもわからないだろう。

君に紹介したい者がいる。

彼女なら私よりも分かりやすく君に説明が出来るだろう…」

 

士道は冷静に考える。

現状俺は、このフラクシナス(?)の医務室で、美しい女性である令音さんから話を聞いても分からない事だらけだろう。

…しかも彼女は困っている。

それは紛れもなく俺のせいだ。

ならばここは素直に言う事を聞こう。

 

「分かりました。令音さん…でしたね。

貴女を信じます。」

 

「…ん、そう言ってもらえると助かる。」

 

彼女は士道に微笑む。

その姿に士道は硬直する。

 

本当に綺麗な人だ。

魅力的な人物だと感じる。

 

そう彼女を見ているとフラフラと彼女は動く。

 

今にでも倒れそうに…

 

瞬間、彼女が本当に倒れそうになる。

俺は瞬時に体を起こし、彼女を支える。

 

「大丈夫ですか!?」

 

「…ん? ああ、ありがとう。優しいんだね。」

 

「何故そんなにフラフラなんですか…?

しかもその目の隈…」

 

「…ああこれは…最近寝ていないんだ…」

 

令音は指で3と示す。

 

「ああ、3日も寝ていないんですね…

そりゃ、フラフラにもなりますよ。」

 

「…いや30年前くらいかな…」

 

「桁が違いすぎる!? そんな事あります!?」

 

思わず大声が出る。

流石に冗談であろう…長くて3週間、それでも長すぎるが…

 

「とりあえず、俺が肩を貸すので誘導してください。」

 

令音さんを支えながら彼女の指示する様に動いた。

 

…にしても彼女から良い香りがする。

 

そんな事を考えながら直ぐ司令室前に着く。

 

令音さんが電子パネルを操作し、扉が開く。

 

その先に広がるのはSFのような部屋であった。

前方には5人の大人が作業をしていた。

 

「…連れてきたよ。」

 

令音さんはそう言い、直ぐ側の自分の席に座る。

 

「ご苦労様です。」

 

彼女にそう伝えるのは金髪で美形の男性がいた。

その人物は日本人離れした容姿をしており、白馬の王子ともいえる存在に見える。

彼もまた、100人中の100人の女性が彼にそう思うだろう。

 

「初めまして、五河士道君。

私はここで副司令をさせていただいています。

『神無月恭平』と申します。

以後お見知りおきを。」

 

イケメン笑顔にてそう答える。

丁寧な挨拶に士道も答える。

 

「…五河士道です。なぜ俺の名前を?」

 

彼のような人物に名前を名乗った覚えもない。

実際、神無月という人はかなり印象強いため士道でも忘れることはない。

なのでよりここが何なのか警戒心を高める。

 

「司令。村雨解析官が戻りました。」

 

神無月が司令と呼ぶ先に士道は目を向ける。

 

しかし、司令と呼ぶ人物は…

 

「歓迎するわ士道。ようこそ“ラタトスク”へ。」

 

司令と呼ばれる人物は士道の妹。

五河琴里であった。

 

 

 







んー、先が長い。
とりあえず、十香編は大体纏めてあるからこのまま投稿していきたい。


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