FGOのイベントやら、現実やら忙しい…忙しい…
それでも頑張って行きます。
どうも黒ソニアです。
空にて狂三の分身達がただひたすらに戦っていた。
「きひひ…」「シャドウは厄介ですわね…」
分身達はそれでもシャドウと融合した機械生命体を筆頭としたバンダースナッチと交戦する。
悪戦苦闘している最中、事態は変化する。
「フッ!」
『紫の炎』による斬撃波がバンダースナッチ達を一気に数体を蹴散らした。
「ありゃ…こりゃ、いつの間にかえらい数が増えていやがりますね。
全く、私達が出る前に粗方片付けておいてもらいたかったですね、ナイトメア。」
「きひひ。相変わらず、減らず口は減りませんわね。」
そう言いながらも、狂三の分身体が特攻するも、機械生命体の一機の腕に勢いよく貫かれた。
「がふっ…」
狂三の分身は口と腹から大量の血を吐き出し、倒れて死んだ。
「…どうやらデオンの言った通り、一筋縄ではいかねえようですね。」
デオンがフラクシナスに攻撃した機械生命体を相手取った際は炎を纏った攻撃でも一度は塞がれたようだ。
デオンの攻撃力は士道、真那、翔の中で恐らく一番弱い。
だが、それを高速でレイピアの突き連撃にて弱らせ、弱くなった部分を渾身の一撃で一体を倒したそうだ。
因みにもう一体はいたが、それはペルソナでの一撃で倒したらしい。
これらの事から機械生命体は単身で挑めば少し苦戦し、ペルソナを用いれば容易に倒せるレベルだと判明し、非常に厄介な相手だと理解できる。
とはいえ、とるべき行動は変わらない。
特攻する者としては力で負けてはならない。
「フッ!」
『紫の炎』を纏った剣で放つ一閃は一瞬だった。
力あるその一閃は機械生命体を真っ二つにし、斬り裂かれ消滅する。
「…成程、このレベルですか。
確かに通常のシャドウに比べると厄介ではいやがりますが
───私の敵ではねーですね。」
そう呟くと群がって来るシャドウを紫の炎による斬撃により、一気に消滅する。
「フッ。」
兄譲り故なのか、それとも敬愛して真似ているのか、士道と同じ事をする。
「さて、ちゃっちゃっと片付け───」
すると、
「こ、これは!?」
「…一体、誰が操縦を───っ!?」
「見つけタ、見つけタわヨ、真那ァッ!!」
その人物はジェシカ・ベイリーだった。
「やれやれ、また酷ぇめに遭いたいそうですね。」
「真那ァァッッ!!」
ジェシカは咆哮を上げてブレイドやレーザーを放つも、
「ガハッ!」
ジェシカは吐く。そして、ゆるゆるとビルの屋上へと降りる。
「ぐっ…ぐぅ…真…那ぁ…マナァ!」
憎らしげに宙に浮いている
刹那、ジェシカの体に異変が生じる。
メキメキッ ドゥンッ!
体全体が一回り大きくなり、人の姿をかろうじてした怪物へと変貌する。
そして、何より驚くべき変貌は目が焦点に合ってなく正気になっておらず、何か薬物を投与しているのか、涎を垂らし、首元から血管が酷く露わになり、体全体からシャドウを思わせるオーラを放出させていた。
「ジェシカ…随分と醜い存在に成りやがりましたね。」
「真那ァ…真那真那マナマナマナマナァァッッ!!!」
ジェシカはまともな会話もせずに再び
レーザーを放ったり、ミサイルを放ったり、ブレイドで斬り掛かったりする。
だが、
「何デ…何で当たんナイのヨォォォッッ!」
所々、言葉が安定しなくなっている事からジェシカが可笑しくなっていることに
「…なんでいやがりますか、この違和感は。
以前から私に対して当たりが鬱陶しいとは思ってはいましたが、こうも狂気になっているのは流石に変でいやがります。」
「何でヨッ、何デヨッ!
私ハ、最強にナッタ…今の私ハ、エレンよりも強イ、強イのヨォォォッッッ!!!」
「…こいつで終いです。
いくら、薬で強くなったらって、私と兄様の兄妹の絆には敵わねーんですよ。」
剣を天にあげ、『紫の炎』を灯し、それを力一杯に振り下ろす。
「…っ!? アアアアアァァァァァッッッッッ!!!!!」
ジェシカは
そして、
そんな様子を倒れているジェシカは見ていた。
去ろうとしている後ろの姿が憎たらしかった。
自分よりも優れていて当たり前だと思っている真那(彼女)が憎たらしかった。
チカラガ…チカラガホシイ
アンナ、コムスメヲ、コロスチカラガ
ジェシカはある
それは、
ジェシカはそれを首元に打った。
その瞬間、ジェシカが真っ黒のモノに包まれる
凄まじい黒い柱が発生し
空気に地響きが鳴り響く
不気味なオーラが周りを圧倒し
強大な悪意が誕生する。
◇◇◇
「はぁ!」
レイピアの突きでバンダースナッチを一掃する。
デオンが向かった先には大量のバンダースナッチが待ち伏せていた。
「…キリがないなぁ。」
デオンの周りには破壊した大量のバンダースナッチの残骸が散らばっていた。
その数からして、遭遇してからかなりの数を蹴散らした事が分かる。
「でも、頑張るよ。
ううん、全部斬り伏せて行く!」
デオンは喝を入れてブーツに炎を灯して空中にて特効し始める。
再び大量のバンダースナッチを突き抜けて行くと、デオンの的に数体の機械生命体が立ち塞がる。
「現れたね。でも、シュヴァリエの力があれば相手になんか───」
デオンがそう言うと、機械生命体達の様子が激変する。
巨大なヘルム
サーベルと一体化したアーム
盾の様なアーム
下半身のパーツ
動力源の様なコア
一体一体の形態が変化していき───合体する。
一つの圧倒的な存在、『白い人型巨大ロボット』にと変化した。
「嘘…何これ…っ!?」
デオンはその存在を見て、戦慄していた。
ブオォォォォォッッッ!!!
白いロボットは威嚇する。
それにより、強烈な風がデオンや周囲の建物を襲う。
「くぅっ…」
デオンは苦渋な声を上げるが、何とか耐えた。
だが、周りのビルの窓ガラスは一瞬にして割れ、多くの切り刻まれた様なヒビの切れ目が大量に出来ていた。
「何て、プレッシャー…っ!
でも───」
その圧倒的な存在感を前にしてもデオンは闘志を燃やし、立ち向かうかの様に、レイピアに『桃の炎』を灯す。
「負けないっ!」
デオンは白いロボットへと攻撃を仕掛ける。
鋭い突きが白いロボットのコアへと攻撃するも、盾のアームを突き出して防御領域(プロテクト・テリトリー)を展開した。
二つの力がぶつかり合い、火花を散らすも、次第にデオンの攻撃が弾き返される。
「くぅっ!!」
吹き飛ばされたデオン。だが、直ぐに立ち上がる。
「まだまだ───っ!?」
デオンが再び特攻しようとするも、今度は白いロボットがヘルムから白い光線を放ち始めた。
デオンはそれを華麗に躱すも、光線が通った所は粉々になっていた。
その光景を見たデオンは息を呑んだ。
「あんなの受けたら、死んじゃうじゃないっ!」
デオンは着地しながら悪態をつく。
だが、白いロボットの攻撃は止まらなかった。
サーベルのアームを動かし、デオンに向けて振り下ろされる。
「っ!? 舞え、シュヴァリエ!!」
デオンから剣と盾を持った花騎士が出現し、剣で対抗する。
キィィィィィンンッッッッッ!!!!!
凄まじい金属音が鳴り響く。
先程とは比べ物にならない火花が散り出し、圧が掛かった強い風が発生し、拮抗していた。
「…っ! うぅ…!」
苦渋な顔をする中、デオンは告げる。
「負けない…絶対に負けないっ!
彼の敵は…士道くんの【破滅の運命】は僕が!
振り払うっ!!」
強い決意を秘めた乙女の強さは『白い人型巨大ロボット』を撃ち果たせるのだろうか…っ!!
◇◇◇
「真那ちゃん早ぇな、何処に行ったのかも分かんなくなった…」
「ついでにデオンとかいう奴もどっか行ったし。」
「さて、俺は何処に向かえば───」
「来やがったな…来いよっ!」
魔術師達はブレイドで特攻してきたり、遠距離から銃撃をして来る者達へと分断する。
「お、おいっ!」
その最中、ブレイドで特攻して来る者達には容赦なく殴りつける。
ブレイドを破壊し、そのまま魔術師へと殴り倒す。
「うらぁ! 俺はロリ以外なら女だろうと容赦しねぇよ!」
荒れていた中学の頃の気分になる。
銃弾を回避しながら魔術師達を殴り倒して行くと、次第に魔術師達は近接攻撃から全員が遠距離攻撃へと移し替える。
「クソッ! 空気読めよな!」
文句言いながらも、素早くビルとビルを飛び駆けて行く。
「(にしても、この姿だと身体能力が尋常じゃない程上がってる。
お陰で銃弾から逃れるからな。)」
分析しながら逃げ回ると、飛ぶ瞬間に足を滑らせ地に落ちる。
ガシャンッ!と鈍い金属音が鳴り響き、自分が鉄物の山場に落ちたと理解する。
尻のあたりを痛めながら体を起こそうとするも、手元にある物が移る。
それは鉄パイプだった。
そいつと周りの鉄屑を見て、ふとある事を閃いた。
「(鉄パイプとか懐いな…
ん? これで、この鉄屑を『炎』で強化して打てば奴らを倒せるじゃないか!)」
デオン達が武器に『炎』を灯して戦っていたのを思い出す。
そして、
大通りに立って、
「ぐぅっ…!」
ヒットして一人は落ちたが、困った事が気づく。
先程の攻撃で鉄屑に『炎』が灯っておらず、鉄パイプにも『炎』が灯っていなかったのである。
魔術師達が
「何でだよっ! アイツらは『炎』を灯せてたじゃねぇかよ!」
建物の陰に隠れて何とか撒く。
そして、つい半ギレになって鉄パイプを投げ捨てる。
「クソッ! どうやってアイツらを倒せば良いんだよっ!」
「いけね、いけね、こんな怖い顔してちゃ、ロリ達に怖がられちゃうぜ。」
ロリの事になると、彼は正気に戻る。
「つっても、どうするよ?
これなら『炎』を武器に灯すコツを聞いとけば良かった。」
溜め息を吐くと、ふいに言葉を溢す。
「良い策だと思ったんだけどなぁ…
鉄パイプとか昔を思い出して、良い感じに振り回れると思ったんだけどさ…」
頭を掻きながら悩んでいると、
「な、何だこれ…」
無意識に鼻と口を抑える。
すると、
───やぁ、お困りの様だね?
「あ? 誰だ?」
敵意も感じず、ただ変な違和感を感じていた。
───武器が欲しいのならば、与えよう。
丁度、キミの声を聞いていてね。
その声の後、
次第にそれは
「これって…」
それを握り締めると、
それは一見、先程の鉄パイプと外見は変わらない様に見えたが、それが全く別物、特別な物だと理解する。
───後はキミ次第だ、健闘を祈る。
謎の声が途切れると、『妙な白い霧』も消え失せた。
「何だ…今の?」
幻覚か?と思ったが、手に握る『特別な鉄パイプ』を握り締めて頭を振る。
「何でも良い、ただ今はこの状況を乗り越えるだけだ!」
そう言って、
◇◇◇
3人がそれぞれ戦っている中、士道、狂三、夢界はDEMインダストリー日本第一社屋のビル前に立つ。
「ここに…十香がいるんだな?」
「それは間違いない。ただ、さっきも言ったがあくまでもマップがあっても何処に十香ちゃんごいるかについては分からない。
だから、一つ一つ調べながら探す事になるからな?」
「分かった。」
「…んじゃ、俺は身を隠しながらハッキングを開始するから、そっちは頑張れよ。
十香ちゃんを無事救っていつもの日常に戻ろうぜ。」
夢界はそう言うと、ここに向かっている間に士道の力を込めたマントで身を包み、この場を後にした。
「よし、俺達も行こう。」
「いえ、申し訳ありませんけれど…わたくしもここからは独断行動をさせていただきますわ。」
狂三は分身体から何かを聞いたのか、士道にそう告げた。
「…そうか。そう言えば、狂三も自分の目的があったな。
気をつけろよ。」
「ええ、ご忠告痛み入りますわ。
では、士道さんの方も検討を祈ります。」
狂三はスカートの袖を少し上げ、優雅に応じる。
そして、狂三が何処かへと向かおうとした途端、士道は狂三を呼び止める。
「…狂三!」
「はい、何ですの?」
狂三が振り向くと、士道は近づいて狂三の手を両手で優しく握りしめる。
「し、士道さん?」
「…狂三のお陰で俺は立ち直れたよ。
ありがとう。
本当なら、キミに何かして上げたいけど…狂三は俺の力が目的だからな、迂闊には会いずらいな。
───けど、お前が危機に陥ったら、何処であろうと絶対に助けに行くからな。」
士道はそう言うと、固まっている狂三を見て、軽く微笑みながら頭を撫でた。
突然の撫でで無意識に頬を赤く染めている狂三を見て、キュンとするが、狂三が正気に戻り、士道から少し離れて後ろを振り向いた。
「…い、いけませんわよ士道さん。
許可なくレディに触れるだなんて、はしたないですわよ。」
「あぁ…すまん。じゃあ、俺も行くから…じゃあ!」
士道はビルの中へと侵入して行った。
その姿をチラリと見ていた狂三は士道の姿が見えなくなったのを確認すると、小声で呟く。
「…えぇ、期待していますわ。私の
◇◇◇
士道は走りながら、マップを表示しながら勘を頼りに十香を探していた。
「はぁ…はぁ…」
いくつかのドアを見ながらも、十香がいなさそうなため、ひたすら上を目指しながら走っていた。
何階か上に登って行くと、士道を待っていたかのように、魔術師とバンダースナッチが立ち塞がっていた。
「フッ…待っていたぞ、ルパン。
貴様はここまでだ。
大人しく我々に屈するがいい。」
妙にガタイの良い男がゴキゴキと腕を鳴らしながら
「…邪魔をするなら、容赦しないっ!」
「行くぞっ!」
バンダースナッチを全て容赦なく切り刻み、ナイフを鎧腕に形態変化させて魔術師の男に殴りかかる。
「うぐ…っ!」
男は防御体勢になって、防御領域を展開させ、士道の攻撃を防ぐ。
「フハハ! この程度か!
大した事ないな!」
男は
その隙に男は遠隔操作型の顕現装置(リアライザ)を利用して騙し討ちをしようと目論む。
たが、それを見落とす
「黒の絶霧(ブラック・ミスト)!」
それにより、防御領域は剥がれ、遠隔操作型の権限装置も地に落ちる。
「何!?」
「はぁっ!」
男は驚愕し、
バンッ!!
殴られた男は後方へと吹き飛び、壁へと叩きつけられる。
「はぁ…一々相手になんかしている場合じゃ───」
「ちぃ…」
◇◇◇
フラクシナス
メインシステムが復旧したのはいいが、完全とは至っていないため、琴里達は夢界の言った通り、
不可視迷彩(インビジブル)で姿を隠していながらも、機械生命体は顕現装置のエネルギーに反応し、襲撃を受けていた。
「防御領域の損傷率、70%!
このままだと随意領域が剥がされ、フラクシナスに損傷が!」
椎崎がそう告げ、クルー達が動揺し始める。
「こ、このままでは…」
「バックアップどころか、我々が墜落してしまう…っ!」
パニックの中、琴里が立ち上がる。
「落ち着きなさい!」
琴里の喝により、クルー達は静かになる。
「ここは私が出向くわ。」
琴里は神無月を見る。
「神無月、ここは任せたわよ。」
「はっ! お任せください、司令!」
神無月は礼儀よく指示を受ける。
「令音、士道の方は任せたわよ。」
「任せたまえ。」
令音はコクリと頷いた。
琴里は兄の事を親友に任せて、戦場に赴く。
「全く、困った連中よね。」
琴里は愚痴を溢すと限定霊装へと姿を変え、斧を構える。
「私の大切な子達には絶対に指一本触れさせないわよ!」
琴里は誓う。二度も失態を犯さないと。
決意を胸に斧と体から炎が溢れさせ、機械生命体に目掛けて突撃する。
◇◇◇
「はぁ…はぁ…はぁ…」
あれから士道は襲撃を受けながらも、上へと進んでいた。
それでも、数がどんどん増えており、疲労が重なっていた。
「一体何人いんだよ…」
目の前にいる魔術師達と対峙しながら愚痴を溢しながら戦う。
すると突然、横の壁が破壊され煙が発生する。
「何だ!?」
「やっぱり、アナタでしたか。」
その人物はディーヴァ、誘宵美九だった。
「情けないですねー。」
美九は息を荒くしている
「どうして、ここに?」
「しまっ───」
ブォォォォンッ! ガキンッ!
それはつまり───
「呵呵、姉様には正しさせぬぞ!」
「同意。ご無事ですか。」
「お姉様に…手出し、させませんっ!」
美九が現れた壁穴の先に耶倶矢、夕弦、四糸乃がいた。
「うふふ、ありごとうございますぅー。
本当なら、手伝いして欲しいですけどー、外が騒がしいのでー、帰る時に邪魔ですので、片付けておいてくださーい。」
美九がそうお願いすると、耶倶矢達はそれぞれ行動し始めた。
「…」
一瞬、3人は士道を見ていたが、未だ美九の支配下であるため、美九の命令に最優先に従った。
「美九?」
「あーあー、聞こえませーん。
私に意見する男の声なんて、聞きたくないでーす。」
士道は気になり、美九を呼ぶも士道(男)の声を聞きたくない美九は耳を塞ぐ。
そして、一人の魔術師(女性)に『天使(ガブリエル)』を使い命令する。
【そこのアナタ、攫った十香さんは何処にいますかー?】
「…プリンセスはこの上の階にいます。」
「!」
美九の『天使』により、十香の居場所が分かった。
「ありがとう、美九。」
「誰が、アナタのためなんかにしたと思ってるんですかー?
アナタから十香さんを奪うために聞いたのですよー。」
美九はクスクスと嘲笑う様にそう告げる。
「ちょ、ちょっと!?」
美九が制止させる。
「何だ?」
「…」
美九は嫌いな男に言葉をかけ始める。
「…何で、アナタは十香さんのために…
何のためにそこまでするんですか?」
美九はここに来る前に四糸乃達に聞いた、『五河士道』について。
何故彼が
その問いに四糸乃達は答えた。
『士道さん…は、私達に居場所をくれました。』
『ふふふ、そうよな。
士道は我らの悲しき戦いに終止符を打ち、居場所を与えてくれたのだ。』
『同意。士道は夕弦達に未来をくれました。
楽しい日々を、美味しいご飯を、安寧の居場所をくれています。』
…3人は美九の『天使』の支配下に置かれているのにも関わらず、嬉しそうに乙女の顔をして語っていた。
それに苛立ちを覚えた。
自分にはそんな事なかったのに、何で他の人達には『救い』があったのだろうか。
…いや、『救い』は一度あった。
居場所をなくし、声をなくし、途方に暮れ、いっそ自殺しようかと思った時に『何か』は現れた。
───ねぇ、素敵な『力』が欲しくない?
ノイズがかかった『何か』から霊結晶(セフィラ)を受け取り、『天使(ガブリエル)』を手にした。
それにより、失ったものを自力で強引に取り戻していった。
誰にも手を借りず、『何か』も人間を辞めてから直ぐに消え、一人で、ただ一人で何もかもを手に入れた。
本当は誰かに手を差し伸べして欲しかったのに
だから、
美九の問いに
「俺は───」
士道は美九へと体を向けて答える。
・それぞれの戦いが始まりました。
それぞれの者達はどう乗り越えるのか…
さぁ、叛逆(デート)の時間は始まった!
・
そして『黒いアンプル』を使用した結果何が起こるのだろうか…っ!?
乞うご期待!
・デオン側で現れた謎の『白い人型巨大ロボット』、正体に気がついた人は凄いと思う。
今更ながら、自分の表現で上手く伝わっているのな分かんないから…要らないかもしれませんが、大ヒント
『愚かなる、〇〇〇〇使いめ!』
※なお、この台詞を本当に言ったか覚えていない。
・美九は戦闘特化した『天使』じゃないとはいえ、戦闘出来ないわけではないからある程度戦闘させようとしても、ムズイ。
本当にムズイ。
次からどう表現しようか考えるな。