イジス 俺の名は   作:RYUxxx

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vol34 愛の手

「・・・家畜とは人の手で品種改良された物であります

植物で言えば枝継ぎ(えだつぎ)、人工受粉などで病気に強く、美味しく、沢山出来る食べ物が出来ました

動物も同じく主に交配による品種改良で家畜はやはり主に食料として発展しています

又衣類繊維で有名なシルクの糸を作る、カイコは人の手でないと生きていけない家畜であります

そしてペット、とりわけ室内ペットの小型犬は人の手でないと野生で生きていけません

さてあらゆる生物を家畜にしてきた人類ですが、家畜に出来ない物もあります

特殊環境でないと育たない植物、松茸やトリフの菌類。そして竹やアスパラガスのような地下茎(ちかけい)植物ですが、近代DNAの解析によりDNA品種改良が主流となった現代、アメリカの種子会社が、一世代交代のタネなし植物や、タネがあっても発芽しにくい品種開発で利益を得ています・・・」

 

「凄い!凄い三上君、お母様と同じ事言っているわ」

 

今日もほぼ放送大学みたいなピョン吉動画に、夢中なられてる可奈様

 

「・・・家畜にしにくい動物は群れを成さない動物で・・・生態系で強いクマなどそして逆に弱い動物で危機管理能力が強くなつきません・・・」

 

「うんうん、そうそう!」

 

「人間は古来よりカイコ同様、寒冷地に移り住み初めはて狩猟から農耕に変え始めてから・・・」

 

「へー、そうなんだ」

 

「・・・ですから人間は家畜でありそこでしか生きられないのです・・・」

 

「まぁねーそう言えばそうね。あ、だから学院では農耕やサバイバル研修が必須だったのね!ただの虐めだと思っていたわ。幼い時から環境適応能力で・・・腸内微生物を育てて・・・なるへそ、わかりましたわお母様のあの時の教えが!さすが三上君、信也さんが憧れるだけの人ね!」

 

学院・・・あのオッパイ女も学院育ちだったな

学習院・・・謎だ・・・誰もが知っているのに知らない世界

皇室の人間だけが学べる学習院、どんな世界なのだろう・・・

 

 

 

「で、とーのっちは学習院の事が知りたいの?」

 

「はい美穂様」

 

悔しいがオッパイ丸出し女に聞いてみた

アホだから聞けば答えるだろう

オッパイ丸出し女はアホに決まってる

 

「うーんごめんなさい。とーのっち、教えられないの。それに私は青山学園だから履歴書では」

 

なんだと教えられないだと!

風呂場だぞ!

肌の付き合いだぞオッパイ丸出し女美穂!

丸裸の付き合いで、オッパイ洗ってあげてるんだぞ!

何故答えぬ!オッパイ女美穂!

 

 

私は普通なのです

普通の美少女で美人受付嬢なのです、今は

だからごめんねとーのっち、行った事のない青山学院の事ならベラベラ喋るけど、学習院の事は教えられないの、ごめんねとーのっち

 

 

 

 

何故だクソ!クソ!

 

「信也様、力では女々の私には勝てませんよ」

 

使用人の中で一番強いと言ってきたこの女は、可奈の専属付き人である一色巴

俺は一番強いこの女一色巴に何も出来ない、気づいたら吹っ飛ばされている

 

「骨法の護身術、愛の手は女々なら誰でも使える初歩基本です!」

 

なんだ愛の手って、そんな武術聞いた事無い。骨法ってなんだ?クソクソ!

 

 

信也様受け身です!受け身こそ基本であり奥義です!倒れるのです!倒れて倒れて身に着けるのです奥義を!

 

 

 

「容赦ないわね巴さん」

 

「お可愛いそうに信也様、ノーヒントで受け身を学ぶなんて死んでしまいます」

 

誰だこのクソちびキャラは?どうでも良いか

オッパイがデカイだけのただのアホモブキャラは

 

信也様はオッパイアホ女美穂を守るため武術を学ぼうとした

中途半端な武道は怪我の元、私が体を張ってお止めし

私に敗れて私がってところに巴さんが・・・もう!最上家鬼佗番頭(おにわばんがしら)の巴さん

せっかく信也様とイチャイチャ出来ると思ったのに巴さんのバカ!胸なし脳筋女!

 

 

 

愛の手は中国拳法でいう八掛拳(はっかけん)と現代日本でいう合気道を合わせもった殺法術(さっぽうじゅつ)の一つです。

4千年以上続く骨法の中でも、古い我々女々の使う愛の手は基本であり、又護身術として日々磨き上げられている。その基本の愛の手は、相手の力の流れを自分に巻き込む術です。

相手に合わせて巻き込む愛の手、その極意は膝の柔らかく素早い収縮と日本古武術特有の難波(なんば)の足捌きです

愛の手と言う言葉に惑わされ、更にこの袴・・・信也様すみません

ですがこの巴、可奈様より直々にその勅命(ちょくめい)を授かった身

決して信也様を傷一つ付けさせません!

 

 

 

イテー!クソ!顔面も腹も背中も全部イテーし、痺れるし、フラフラするし、なんなんだ!もぉー!膝がガクガクで立ち上がるのもやっとだ!クソクソ!なんだ!なんなんだ!わからねー!全くわからねぇ!クソクソ!クソがー!!!

 

「もうどうにでもしやがれ!」

 

「ほー死にますよ?敵に腹を見せては・・信・也・様!」

 

巴のハイヒールが俺の溝落ちに食い込んだ

巴の赤いレースのパンツ・・・畜生!やっと見えた巴の技はただの踏みつけかよ!

キッタネー巴の赤パンツを最後の最後に瞼に焼き付けて俺は意識を失った

 

 

素晴らしいです信也様!

受け身の真髄、無体鋼(むていこう)そして大の字の形を会得されるとは!わたくし一色巴、余りの嬉しさでつい愛の手を忘れてしまい、留め(とどめ)を使ってしまいました

 

 

「「信也様!!!」」

 

 

 

その後巴は、屋敷のお仕置き部屋で、一週間お仕置きされたらしい・・・ざ、ざまーだ・・・

 

 

 

 

 

この物語はフィクションであり、私個人のまおりゅう同人小説です。

無許可で書いて、無許可で配信しています

訴えられたら即アウトの著作権侵害作品です。

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