「まぁしんちゃんが大怪我を?大丈夫ですか?ゆーちゃん」
「はい可奈様が今懸命に手当てをしているので」
信也様はあの後可奈様の手当てで、綺麗な身体に戻られ今は寝ておられる。
しかし無理やり綺麗な身体を取り戻された信也様は深い眠りによる癒しの夢を見なければ目覚めない。
けれど巴さんの留めによる、チャクラの流れを止めた技は可奈様でも戻す事は直ぐには出来ない。
あぁ出来る事なら私柚葉が添い寝で裸で抱き合い信也様の苦しみをこの身体で入れ替えてあげたいのに!
何故ダメなのですか?可奈様
何故身代わりの術に人形などを使うのですか?
身代わりなら生身の女々が一番のはずなのに、何故・・・
「巴、何故ここにいるのかわかっていますか?」
「はい可奈様、私一色巴は信也様を武術指導と称して痛めつけ、留めを使ったからでございます」
「そうなのですか?幸子さん」
「はい可奈様、柚葉先輩の説得を受け入れ様とした信也様の前に、巴先輩がしゃしゃり出てきて一方的に信也様を痛め付けていました」
先輩?
「巴様!」
「やっとわかりましたか巴、鬼佗番頭とも有ろうものが情けない」
「申し訳ございません可奈様・・・山田幸子貴様何者だ!本物の山田幸子をどうした!」
「え?何を言ってるのですか巴先輩?」
「良いですか?幸子さんいや忍の物よ、私達は一つ屋根の下で寝食を共に暮らす家族です。先輩後輩など無いのですよ」
「・・・なるほどでござる。いつから知っていたでござるか?可奈様」
「最初からですよ。影抜いの術でこの屋敷に忍び込んでいてからずっと泳がせていました」
「どうりで上手く事が運んでいたでござったか」
「巴が言ってたでしょ?愛の手は女々なら誰でも使える護身術だと。幸子は女々、そして鬼佗番の一人です。少々の事では動じませんわ」
「では幸子、いえ幸子さんは?」
「もちろん無事大丈夫です。ちゃと人質として丁寧に扱われ、贅沢三昧して感謝してましたよマスター」
「そ、それは・・・」
「良いメガネですね、分析して作らせました。ちょうどメガネブームだし良い物を手に入れましたわ」
「く!」
「悲観しなくてもよろしくてよ、聞こえていますかマスターさん。私が間違っていましたわ。非を心から詫びましょう。そして手を組みませんか?私は失われた竜玉(りゅうぎょく)、願い玉を手に入れる術(すべ)を知っております。私はメサイヤ でしたか?人工いやAIが生み出したダークウエイブにいると言われている。超進化AIメサイヤ とお話をしたいのです。マスターさんできますわね?この旨を専務様に宜しくお伝えくださいませマスターさん」
お仕置き部屋そこは一見SM器具が並ぶ拷問部屋に見えますが、道具道具の配置、色。その一つ一つが計算された術式であり、祈りの籠った妖怪でもあった。天狐様を抑え付け、可奈様にその能力と天狐様の妖力を可奈様の霊力に変えれる術式の掛かったこの部屋は粛正室なのです
ちなみにもちろんあっちの方でも使われております
可奈様の畏れの術そして畏れを使っての粛正の儀・・・
感情に溺れ、信也様の御寵愛欲しさに、女々からメスに成り下がった私・・・私は可奈様の為に生きる物でした。そして私一色巴は最上家の鬼佗番でした。
こ、これが最上可奈・・・女狐、女狐でござる!
「せせせしゃしゃあああが、が・・・んが、」
「忍び如きが!マスターさんとの話に口を挟むな!・・・二度目でしたね、確か?」
い、息ができぬでござる!動けぬでござる!・・・し、死ぬ!死んでしまうでござる!こ、こ、怖いでござる!恐怖が内から外から溢れ出し押しつぶされるでござる!
「桜」
「はい可奈様」
何処にいた?いつからいた?そして拙者は恐怖でお漏らししているでござる!情けないないでござる、惨めでござる。それ以上に怖くて泣き叫びたいでござる!
「桜、マスターさんの声を聞くにはどうしたら良いのですか?」
「はい可奈様、メガネのフレームを触れば会話ができますが」
「そうですかわかりました」
「可奈様、今マスター様とは会話はできません」
「それは何故ですか桜」
「それはプライベートで寝ているからです可奈様。さらにマスター様は仕事中以外は普通のメガネをされており、又仕事中も常時かけていないようです」
「あらそうなのですか?・・・ぷー、カッコつけて恥かいちゃったじゃ無い桜」
術が切れたでござる!今でごっ・・・切れてないでござったか?
「巴、自由にしてあげなさい」
「ですが可奈様」
「緊急時のアイテムがあるのなら教えてくれるかしら・・・・・・誰でしたっけ?」
「よ・・・よよ」
「あぁ真命(しんめい)はいいわ。そこまでしなくても、死んじゃうじゃない、それ使うと忍は。私は言ったでしょ手を組みたいのですよ。お仲間に入れて欲しいってお願いしてるのですよ。お分かりになって・・・えーっと・・・誰でしたっけ?」
ぎゃ、ギャグでござるか?わ、笑えぬでござる!真名(しんめい)など使うわけござらん!女狐の言う通り死んでしまうでござる!死ぬのは嫌でござる!怖いでござる!女狐が言わせようとしたに違いないでござる!!
「可奈様、ここでは可奈様のお力が強すぎて、この忍は勝手に真命を使い死んでしまいます。どうかお鎮まりください」
「そ、そう?とっくに力も抜いて術も解いてあるわよ」
この部屋自体が術式であるので、可奈様の意思とは無関係に天狐様が勝手に可奈様をお守りする様に、この部屋自体が天狐様に変わって可奈様に力を与え続けているのです
可奈様は可奈様であった・・・朗らかで優しく慎ましくそして傍若無人な畏れを持つ天狐様の器に相応しい強かな主様です
ただちょっとあのオッパイ女のせいで前よりちょっと品格が・・・
「しんちゃん大丈夫かな?」
ベッドの上で見慣れた天井を見つめ、しんちゃんの屈託のない笑顔を思い描きました
「あのオッパイ女!毎日毎日お土産せびって!更に今日は調理前の食料まで!!図々しいにも程がある!給料出ただろが!それ使えや変態ショタ女美穂!」
信也様の部屋の前でイライラする私、生理もきてます、超、超、イライラする!!!
柚葉は、柚葉は・・・
信也様・・・早く目覚めてください
このままでは柚葉は・・・
あの憎たらしいアホオッパイ女を傷だらけにして、ヒーヒー言わせようとしてしまいそうです
この物語はフィクションであり、私個人のまおりゅう同人小説です。
無許可で書いて、無許可で配信しています
訴えられたら即アウトの著作権侵害作品です。