約一ヶ月でしょうか?全く何も書かずにこんだけの間何をやってたかと言うとゲームしてました!風邪引いてました!
お詫びではないけど今回は結構長文になってしまいました。最後の所はかなり走り書きで誤字とか多いかも…
それでも見てくれる方がいると嬉しいです!
さて、作戦が始まった訳だが、先遣隊は今何処なのだろうか。
俺はテーブルに映された映像を見る。
彼等を乗せたヘリは、まだ鎮守府からそれほど離れてはいない所にいるようだ。夜間の操縦となると相応の技術が必要となるが今の所は問題はなく進んでいる。
ここは比較的まともな設備が揃っている。空襲の影響を受けないからか地上とは違いこちらはまだ利用出来るものが多い。とは言え、危機的状況は変わっていない。士気の低さ、資材不足、戦況悪化ともあれば奴等に勝てることは出来ない。それに上の腐敗もある。
考えているだけでは変わらないな。今は任務を遂行することが重要だ。
「先遣隊との通信は出来るか?」
俺は中沼中尉に聞くことにした。
「通信ですか?」
「ええ、可能です!」
「そこにあるのを押せば通信が出来ます!」
彼が指す方向を見る先にはテーブルに埋め込まれているボタンがあった。俺からそれほど離れていないがどうやって通信するのだろうか?
「これだな」
テーブルの端に様々なものがついているのが分かる。私が以前使っていたものより無線機よりも高性能なのは間違いないだろう。
「はい!」
「ここのはボタンを長押すことで通信が出来る様になっています」
「それで先遣隊に通信を送ることが出来ます」
「...なるほどな」
「ありがとう」
俺は言われた通りに、ボタンを押すことにした。
「こちらは提督だ」
「先遣隊、そっちは聞こえているか?」
「えっ、あっはい聞こえています」
少し驚いた様な声が通信越しからわかった。
「君が先遣隊の隊長か?」
「えー、そうですが何かありましたか?」
「あぁ、すまないな」
「そちらは問題なく目的地に進んでいるか?」
「今の所は問題無いですね」
「恐らくは三十分程で到着出来ます」
三十分か、そこまで時間は掛らないな。
「わかった」
「道中には気をつけてくれ」
「了解、」
通信はあっけなくそれで終わった。
あまり慣れないものだったが、直感的に出来るように作られているのは未だ日本の技術力の高さが見える気がした。
「大淀」
「はい、何でしょうか?」
俺は彼女が座っている場所を見る。緑色に映し出された画面を見るに、電探、レーダーの類だと言うことが分かる。
「敵影は見えるか?」
「いえ、今の所は見えないですね」
「これは何処まで探知出来るんだ?」
「一応は鎮守府から数百キロは全て見える筈です」
「一応?」
「以前の攻撃がよって地上にあったレーダーサイトが損傷を受けてしまい、修理が追いついていない状況です」
「それで出力を下げてでしか利用出来なくなっています...」
「それで今は何処まで見えるんだ?」
「...今は良くて五◯キロ程が限界です」
「そうか...」
「だがそれでも役に立つ」
「目を離さないように注意しろ」
「分かりました」
しかしレーダーがやられているとは...これではメガネを外して裸眼で物を探し当てろと言っているようなものだ。せいぜい五◯キロ程度では気づけても迅速な行動に対応するには難しい。
それに今は艦娘を出す事も難しいだろう。軽巡一隻と駆逐艦五隻の水雷戦隊。士気最悪、結束力も低い。対して相手は歴戦の猛者だ。出せたとしても良くて中破されるか最悪は轟沈...言ってみれば、彼女達に死んでこいと言っているようなものだ。
それでは俺も奴等と同じ、艦娘を道具としか見ていない腐った奴になる。それだけは避けたい。確かに前までは艦娘を使って
だが、彼女達の現実を見てしまった。昔は英雄の様に慕われた彼女等が奴隷のように搾取されている。
何が英雄だ、勇者だと。それはお前等が勝手に作った枠組みなだけで、お前等が行動を起こした訳でもない。自分達の思い通りにならなければ、思想に合わなければと言い、勝手に敵視して敵として扱われる。
それが経ったって今に繋がる。俺はそんな彼女達を変えたい。
そうでなければ
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作戦は順調に進んでいる。このまま行けば問題なく到着出来るだろう。
そろそろ目標地点である発電所に着く頃だ。先遣隊を乗せたヘリがテーブルに薄い青で投影されている。ようやく、彼等を乗せたヘリと目標地点である場所とが重なる。
到着したのだろうか?そうすると、通信が繋がる。
「こちら先遣隊の隊長です」
「今、目的地に着きました」
「到着したか」
「何処か着陸出来そうな所はあるか?」
「それが...」
少し言いづらそうに彼は言った。
「地面がかなり荒れていてこのまま着陸と言うのは難しいそうです」
「なら、懸垂降下は可能か?」
「ええ、装備はあるので可能だとは思います」
「よしではそれで着陸しろ」
「着陸後、ヘリは着陸可能な場所を探せ」
「時間はあるが敵に見つかる可能性がある」
「迅速に行動しろ」
「了解!」
彼等は装備を着用し、降下して行った。
「暗視装置用意!」
「降下!!」
俺は全員が降りたのを確認し言い始める。
「恐らく十五分後には輸送トラックが来る」
「それまでに燃料の入ったタンクを見つけてくれ」
「了解」
俺がそう言い彼の部隊は燃料タンクのある場所に向かっている。燃料タンクは全部で六つ。しかし損傷の入っているタンクもある。どれほど貯蔵されているかで今後の作戦を考えなければいけない。
「到着しました」
「部隊散開!」
彼の号令で部隊が散開するのが映像越しで分かった。
「それでは自分は一つ目のタンクを確認しに行きます」
「他のタンクは隊員に確認してもらいましょう」
部隊を散開させ、各隊員が燃料タンクを確認しにタンクの上まで上がろうとする。螺旋状の階段を彼等が登っていくのが分かる。映像越しでは小さく見えるが実物は巨大なのだろう。彼等が少しずつタンクの上までと上がり、貯蔵されたタンクを確認する。
「二番タンク空です!」
「三番タンクも同じく空!」
「五番タンク穴が空いていて空です!」
「...」
隊員達が確認していくがどれも空のようだ。残りは三つ。この三つにあることを祈ろう。
「六番、空...」
「四番タンク!半分程燃料があります!」
「一番タンク、燃料がありました!!」
「まだ手付かずの様で大量に残っています!」
よし、燃料はあった。これで最悪の状態は免れた。これだけあれば当分は持つだろう。
「よくやった!」
「これで当面燃料には困らない」
「それでは次の段階に移ってもらう」
「もうすぐ輸送トラックが来る」
「それまでに周囲の安全の確保及び、発電所内部の探索をしてもらいたい」
「もしかしたら何かあるかもしれない」
「了解しました!」
「それでは行動に移ります」
彼等は俺の指示通りに安全の確保と発電所内部の探索に移り始めた。
「こちら発電所内部に入ります」
隊長と彼の部下数名が発電所の中に入って行った。流石に中に入れば映像での確認は無理なようだ。だとすれば後はこの通信のみになる。
そして彼等は中へと足を進める。
「内部に何かあるか?」
「いえ、何も」
「瓦礫の山と錆びた鉄屑だけです」
瓦礫の音が通信音に入ってくる。かなり荒れているようだ。
「何かあったらまた伝えてくれ」
「了解しました」
彼等との通信を切り、俺は輸送部隊の方へ通信を送る。
「そちらは問題なく進んでいるか?」
「斎藤少尉」
「ええ、私の部隊は問題なく進んではいますが」
「一部隊が瓦礫で足止めされている様です」
確かにテーブルに映し出された経路を辿ると遅れている部隊がいる。予想通り瓦礫が邪魔をして足並みが揃っていないようだ。
「こちらは発電所にまもなく到着します」
「嗚呼、分かった」
「燃料があるタンクは一番と四番だ」
「周囲の安全は確保してある」
「発電所は瓦礫が多い」
「瓦礫の撤去に時間は掛かるだろうが安全に行ってくれ」
「分かりました」
「頼んだぞ」
俺はそう言って通信を切る。
想像以上に順調に進んでいる。輸送部隊が遅れるのは予想通りではあったがそれ以外は順調だ。これなら誰一人失わず作戦を終えられそうだな。
そんな事を考えながら、俺はテーブルに映し出された映像を見ていると、
「電探に感あり!」
大淀がそう口にした。
「南南東微南、約四◯キロ!」
「北西方向に向け二十七ノットで進行中」
「敵の数は?」
「大型艦四隻、小型艦五隻です」
「恐らくは敵の機動部隊であると思われます...」
ここまでは順調に進んでいたがやはり来たか。だがどうやって位置情報を掴んだんだ?いや、奴等の陽動の可能性もある。
「提督...どうなされますか?」
中沼中尉が命令を待っているようだ。
「鎮守府全体に警報」
「敵、深海棲艦の攻撃範囲に入る場所全域に避難命令及び空襲注意報と緊急伝令で大本営に知らせろ!」
「了解しました!」
「直ちに大本営に送ります!」
彼は大本営との通信にへと向かった。
「大淀」
「はい!」
「直ちに出撃可能な艦娘をドックに招集しろ」
「それと奴等の行動に注視しろ」
「まだ見つかった訳では無い筈だ」
「しかし...最悪の場合は出撃させる」
「了解しました...」
今は彼等に伝えなければいけない。
俺は発電所にいる部隊に通信を送る。
「斎藤少尉聞こえるか?」
「深海棲艦が接近している」
「まだ君達が見つかった訳では無い筈だ」
「しかし気をつけてくれ」
「了解しました」
「瓦礫の撤去は済みましたので後は燃料を運ぶだけです」
「遅れいる部隊もそろそろ到着するので安心して下さい」
「そうか...」
「頼んだぞ」
俺は通信を切り、発電所内部にいる先遣隊にも通信を送る。
「何かありましたか?」
「深海棲艦が接近している」
「内部の対策を中止して輸送部隊の護衛に回ってくれ」
「了解しました、それでは今すぐ向かいます」
「分かった」
「任せたぞ」
後は彼等に任せよう。俺は通信を切り一息吐く。
奴等の行動がやけに早いように感じる。まるで自分の手札を相手に見られている様な感じだ。奴等は強い、俺が何度も戦ってきた奴が霞むほどに奴等が進化している。人の行動を真似るかのように生物を蹂躙する。到底人間では太刀打ち出来ない。
「提督、艦娘の招集完了しました」
「嗚呼、分かった」
「中沼中尉」
俺は大本営に通信を終えた中沼中尉を呼ぶ。
「私は彼女達に話つけて来る」
「その間、君が指揮を取って欲しい」
「そこまで時間は掛らない」
「りょ、了解しました」
「すまないな」
「いえ、提督の命であれば従います」
「...」
俺はそう言って司令室を出る。
俺は急いで下にあるドックへと向かった。
約五分は走っただろうか?俺は走って彼女達のいるドックにたどり着いた。近くまで来ると彼女達が整列しているのが分かった。
「提督に敬礼!」
そう言ってくれたのは川内だった。
「すまない、待たせた」
「ここに呼んだのは――」
俺が言おうとすると霞が割り込んで話し出す。
「ここに呼ばれたと言うことはどうせ深海棲艦が攻めてきたんでしょう?」
「それで私達に何をしろと?」
「死んで来いって言うの?」
「霞...」
「私は君達を失いたくな―」
「嘘よ」
「ちょっちょっと霞...」
朝潮が止めに入ろうとするが霞はそれを振りほどく。
「どうせ貴方達とって私は消耗品」
「この屑...」
「もういい加減にして!」
ドック内に響き渡る声。川内だ。
「今その話をしたってどうしょうもないじゃん...」
「私だってこんな世界嫌だよ」
「嘲笑されて、恨まれ殴られる」
「助けてくれる人なんて今まで居なかった」
「そんな時、提督が来てくれて私に選択肢を与えてくれた」
「確かに人間は酷いことをしてくるよ...」
「でも、それでも助けてくれる人がいる」
「提督みたいな人が必ずしも一人じゃない」
「私はそう信じたい」
「川内...」
「川内さん...」
その場にいた誰もが彼女に注目する。彼女の伝えたいと言う気持ちがよく分かる。彼女の目は至って真剣。前のような焦燥感と喪失感に浸った目ではない。
「俺は君達を救いたい」
「その為にも今は深海棲艦を倒さなければならない」
「お願いだ」
「力を貸してくれないか?」
「な、何なのよもう...」
「馬鹿ばっかり...」
「いいわよ、従えばいいんでしょ?」
「今はそのように思ってくれて良い」
「現在作戦中の範囲に深海棲艦が接近している」
「このままでは部隊が見つかり攻撃される可能性がある」
「そこで君達の出番だ」
「私、いや人類を助けてはくれないか?」
こんな人類の為に戦ってくれる。
そんな彼女達に俺達は何も出来ないかもしれない。
それでも。
「やりましょう!提督!」
彼女達が継いでくれると信じて。
いや〜自分でもこんなに書くとは思ってませんでした。てか半分以上何も考えず書いてたので前の話と矛盾生まれてそうで怖い…その時は都度修正しますね…
次の話は艦娘パートですかね〜
失踪しないように頑張ります(^q^)
もう少しコアな表現入れても大丈夫ですか?
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大丈夫だ、問題ない
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いやです!これ以上艦娘をいじめないで!