生きとし生けるものへ   作:ハクスナ

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どうもHAKUSUNAです|ω・`)ノ ヤァ
テスト空けには出す言ったが土曜に出すとは言っていない(言訳)
てか何か最近いい感じに書けなくて困ってる...どうすればいいんやろな?
今回は三話の続きですねぇ、艦娘は文章以外出ないのは許してくれ...



第五話 作戦〜提督〜

 

さて、昨日の艦娘と会えたわけだが、色々と問題があるな。

 

 川内は前任提督の作戦で大切な姉妹を失った。失った時の焦燥感と罪悪感は川内を苦しめ、ここまでになるほどに追いやった。

 

 彼女には希望が無い。だから俺は希望は勇気を与える。勇気は行動として現れる。それが彼女にはない。

 

 行動として現れるようになれば戦闘での戦績も上がるはずだ。いつまでも下を向いている場合出はない。いつかは別れを受け入れなければならない。辛くともそれは変えられない。

 

 しかしそれには彼女が決める事だ。

 

 人生は選択の連続だ。どのような状況でも選択が現れる。選択肢が多ければ多いほど自由な選択が出来る。逆に選択肢が一択や二択しかない場合は自由が狭まる。それを作るのは自分自身。俺はその選択肢を増やしただけに過ぎない。

 

 そう川内が決めるしか無いのだ。

 

 俺に出来るのはここまでだ。後は彼女に任せるしかない。

 

 それでは例の作戦を進めよう。鎮守府への補給が不安定な今、資源の安定化が必要だ。それまでの時間稼ぎとは言えるかは分からないが、現在は稼働していない、火力発電所の燃料タンクから燃料を取り出しそれを艦娘に使わせる。ほぼ博打に近い作戦だ。

 

 燃料タンクが被害を受けていたならここ作戦は意味が無くなる。それに火力発電の為の燃料を艦娘に与えたとしてどうなるか分からない。

 

 しかし今はこれしかない。内地からの補給が安定するまで耐えられるとも思えない。この状況を打破するためには艦娘を出撃させ、本土空襲を終わらさなければならない。その為にもここで行動しなければ行けないのだ。

 

 この作戦は人間が中心で行う事になる。艦娘は今は休ませ、決戦までに回復させなければならない。燃料も艦隊を数度出すだけで底を付くだろう。燃料が届くまでは艦娘を出撃させる訳には行かない。

 

 だとして人間だけでこの作戦を遂行しなくてはならない。人間は艦娘よりも弱い。簡単に死ぬ。艦娘よりも非力だ。だからこそ知恵を使い深海棲艦に対抗するのだ。

 

 まずは先遣隊は送り込み燃料タンクを確認してもらう。ここでなければこの作戦は終了だ。あるのであれば輸送部隊を編成し、鎮守府へ持ち帰って貰う。

 

 そうすると編成する部隊は 一部隊トラックを三両編成で構成し、対空ミサイルを搭載した車両を護衛につける。これを三部隊作る。深海棲艦相手に対空ミサイルがそこまで効くとは思わないが無いよりはマシだ。

 

 これを三つの道に分散させ、被害を抑える。最悪、二部隊が殲滅されたとしても一部隊だけを帰らせれば燃料は当分持つだろう。だがそう簡単にはやらせはしない。

 

 俺は仲間を道具のような消耗品と言い失わせるような上層部とは違う。兵士一人一人がかげがえのない命だ。誰一人同じ人はいない。道具のように変えが効かない。それは艦娘も同じだ。

 

 俺は一人たりとも失う気はない。

 

 

 

 いや、失わせない。

 

 

 

 復讐の為には彼女達が必要なのだから。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

 色々と物事に耽り、時間が経った。俺は、斎藤少尉を呼び出した。

 

 そうのちに来るだろう。俺は彼を迎える為の準備を整え、待つことにした。

 

 コンコンとノック音が執務室に木霊する。来たのだろう。

 

「入れ」

 

「失礼します、只今参りました」

 

「よく来てくれた」

 

「では早速だが本題に入ろう」

 

 

「分かりました、それで本題とは?」

 

「昨日の続きの様なものだ」

 

「なるほど...」

 

「艦娘の入渠状態はどうなっている?」

 

「はい、今は急ピッチで損害の大きい子から入れています」

 

「ですが、入渠ドックが一つでは全員を修理するまでに膨大な時間を要します」

 

「やはりか...」

 

 この鎮守府は文字通りにボロボロだ。艦娘達は誰もが傷付き、戦う意志が消えかかっている。また、人間の傲慢な態度が艦娘達を苦しめ、人に対する憎悪の感情もあるのでは無いだろうか?人は大きな過ちを犯した。

 

 艦娘を忌み嫌い、排除しようとしてきた。人間の中にあるもの、それは集団だ。周りと同じ事をしなければならない。こう考え集団として形成されていく。

 

 しかしその集団で異端者が現れようとするならば集団の崩壊を防ぐため異端者を殺す。大多数の意見によってどんな真面目な人間でも簡単に狂ってしまう。生きるため、死なない為に。

 

 人間の本質とも言うべきなのだろうか。いつも俺はそう思ってしまう。人間は醜く、傲慢で哀れだ。

 

「何か代替案はないか?」

 

「...一つ案があります」

 

「それは何だ?」

 

「この鎮守府には工作艦がいます」

 

「工作艦は軽度の被害、少破程度であれば修理可能です」

 

 工作艦か。確かに工作艦によって少破程度の艦娘を修理出来る事は可能だ。だが工作艦と言えど修理には時間が掛かるだろう。それだとしても入渠ドックが一つしかない今、そうするしか無いだろう。

 

「なるほど、その工作艦を艦娘の修理に回せないか?」

 

「はい、可能だと思います」

 

「では手筈を整えて上げてくれ」

 

「了解しました」

 

 話が終わり静音に包まれる。少しの沈黙の後、俺から話し始める。

 

「あと一つ言いたい事がある」

 

「何でしょうか?」

 

「近いうちに深海棲艦に反攻攻勢を開始される」

 

 

「だがこの鎮守府には物資が足りない」

 

「どうにかして資源を集めなくてはならない」

 

「その為の前段作戦を開始する予定だ」

 

「なるほど、その前段作戦では何をするのですか?」

 

 

「この鎮守府で最も足りない物は何だ?」

 

「燃料です、その為艦娘を出撃させるには限度があります」

 

 そうだ、斎藤少尉の言う通り燃料が限られているのは言わなくとも分かるだろう。補給線の安定化かがこの戦いの鍵となるはずだ。

 

「ああ、そうだ」

 

「まともに内地からの補給が届かない今、艦娘を出撃させる事は難しい」

 

「そこでだ、一つ案がある」

 

「鎮守府からある程度離れた場所に今は使われてない火力発電所がある」

 

 

「確かにあります、ですが何故火力発電所なのですか?」

 

 彼からはそう返ってきた。確かに、軍とは関係がない施設だ。たが戦略的に見ればインフラを破壊出来る火力発電所は重要な拠点でもあるが、攻撃を受け、発電を出来なくなった施設を更に攻撃する意味はない。深海棲艦でもそうなるだろう。

 

「火力発電所は主に石油や石炭を使う、その為近くには資源を備蓄する所がある」

 

「だが深海棲艦の攻撃によって臨海部の発電所などは大きな被害を受けている」

 

「だがまだ貯蔵する燃料タンクには残っているかもしれない」

 

「もし残っていなかったらどうする気なのですか?」

 

「それに艦娘がその燃料を使えるかも分かりません」

 

「この作戦はどう見ても博打にしか思えません」

 

 刺々しい瞳をして彼はこちらを見る。そうであろう。助けると言いつつ運任せの博打に走った俺は愚かなのかもしれない。それでも助かる可能性が高いものに賭けるしかないのだ。

 

「君の言う様に博打なのかもしれない」

 

「もっといい案もあるはずだろうと君はそう思うだろう」

 

「だがこれを遂行する事で艦娘達により良く戦えさせる事が出来、人と艦娘の仲が深まるはずだ」

 

「その為にも今は人間が艦娘の為に戦い、勝利を勝ち取らねば行けない」

 

「その為にも君達の力が必要だ」

 

「一人では何も出来ない、しかし人と人とが協力する事で艦娘の為に大きく貢献する事が出来るのだ」

 

 

 

「...なるほど、提督の意見は分かりました」

 

 

「私は提督に着いていく所存です」

 

「貴方は前の提督とは違う、私はそう思うんです」

 

「何か強い意志を持ちここにいる、それがどのような物かは分かりません」

 

「提督により多くの命が救われるのなら私はそれにお供する所存です」

 

 彼は強い決心が付いたかのように告げた。

 

「ありがとう、君の様な部下がいて嬉しいよ」

 

「ありがとう御座います」

 

 

「本題に戻るがそこに部隊編成をまとめた紙がある」

 

 斎藤少尉は、紙を取りすらすらと読み始める。数分経った後、彼が声を出す。

 

「これは人だけで行うのですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「艦娘にはその後の戦いで活躍して貰わくては行けないのでな」

 

「なるほど...」

 

「作戦決行日は四日後の夜だ」

 

「闇夜に紛れ込み発電所まで行ってもらう」

 

「確かに夜であれば敵に発見されるリスクも減らすことが出来る...」

 

「そうだ、被害を最小限に抑えるにはそうするのが妥当だと判断した」

 

 夜は敵も味方も行動はし難い。暗黒の世界は敵でもなく味方でもない。しかしそれをうまく利用する事が出来れば敵が圧倒的であっても挽回出来るチャンスが訪れる。

 

「後は人員だが、人員不足のため燃料を運ぶために君達、整備科にも協力してもらう」

 

「おいおいは解決させては行くつもりが今は止む終えない」

 

「了解しました、部下にも伝えておきます」

 

「よろしく頼むよ」

 

「それでは失礼します」

 

「ああ」

 

 彼はそう告げて執務室を後にした。

 

 この鎮守府来てまだ一日しか経っていない。まだ鎮守府の全体像を掴めずにいる。このままでは行けない。運良く執務は終わっており手が空いている状態だ。

 

 執務室を後にして俺は鎮守府の散策をする事にした。廊下に出て歩き始めるが執務室周辺には全く誰もいない。見えるのは太陽の光に照らされた窓がずらりと見えている。

 

 静寂の中一人コツコツと歩く。まるで誰もいない世界にいるようだ。俺は孤独のまま歩き続け、ある場所に辿り着く。

 

 先程とは違い、甘い匂いに囲まれた匂いが俺を包み込む。そうここは食堂だ。流石に100人以上を越える鎮守府となれば大規模だ。

 

 仲間同士で遊ぶものや一人真面目に食べているものと多種多様だ。だが何か不自然だ。俺は食堂を見回すが彼女達は何処にもいない。俺は食堂の奥に入っていき厨房に差し掛かる。

 

 何故彼女達がいないかは、おおよその想像が付く。テーブルを共にして食べたくないのだろう。裏切った者たちと言うのが一般的には通っている。艦娘と親身に接していなければ分からない筈だ。何も知らない人ならばそう信じてしまうのも仕方ないのだろう。

 

 だが今、更歪みやっていても意味が無い。強大な深海棲艦に立ち向かう為には協力し合わなければなら無い。

 

 

 

 俺はその為ならばどのような手段を使っても再び人と艦娘の協力体制を復活させる。

 

 

  

 

 協力する事で深海棲艦と対等に戦う事だって出来る。

 

 

 

 

 

 俺は何だってする。艦娘を最高の状態で出撃させれば、彼女達が深海棲艦を沈め、俺の深海棲艦への復讐が出来る。

 

 

 

 

 

 

 それが俺の復讐の足掛かりになる為に。

 

 




これ最後ら辺半分寝ながらやっているので誤字が多いかも知れません...申し訳ない。今回あまり艦娘出せなかったが六話体から許して...(とか言って出さないんよなぁこの人)
来週はいつも通りに投稿すると思うので安心してください!モチベがあればいけます!

もう少しコアな表現入れても大丈夫ですか?

  • 大丈夫だ、問題ない
  • いやです!これ以上艦娘をいじめないで!
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