Doll's FrontLine -Armored Outsiders- 作:天羽々矢
戦闘曲:Fall/ARMORED CORE 4
了賢の駆る00-
ヒロはケストレルの左拳を
2機は一旦離れ、再度接近して殴り合う。その繰り返しだ。
それを間近で見ているチカゲ達は驚愕していた。
何故ならそれは2機の戦闘が速すぎて目で追う事すら出来ないのだ。
2人が目の前の光景を唯々呆然と見ている事しか出来ないでいる中、2機の戦闘はさらに激しさを増していく。
ケストレルの右拳と
2機は距離を取ると互いにスラスターを吹かし再び突撃する。
そしてまた激突し殴り合い、遂に事態が動いた。
その衝撃で地面は僅かに陥没し、
地面に倒れ伏すケストレルの胸部に
胸部を殴りつける為に一瞬とはいえ無防備な状態で発射されたその攻撃は
2機の距離が再び開き、ケストレルが起き上がり
そして、2機は同時にスラスターを吹かし再び激突する。
しかし、
2機は距離を取り、互いに睨み合う。そして先に動いたのは・・・ ヒロだ。ケストレルがスラスターを吹かし
2機は互いの拳が届く距離まで接近するとほぼ同時に右拳を突き出す。2機の拳は互いの装甲に阻まれて傷1つつける事が出来ない。しかし、2機はそれでも構わず拳を突き出し続ける。
ヒロがスラスターを吹かし右拳を
互いに一歩も引かず殴り合い続ける中、アイヴィスとチカゲはヒロの戦闘を唯々見ている事しか出来なかった。
しかし、ヒロの拳が
互いに装甲は凹み、頭部のセンサーが破損したのか右のカメラアイから光が消え、機体の関節部からは火花が散り始めている。
2機共に満身創痍の状態だが、それでも2機は戦いを止めない。
先に動いたのは
その一撃でケストレルは吹っ飛ばされ地面を転がるが、何とか体勢を立て直し立ち上がる。そして
そして再び2機は殴り合いを始める。
2機の殴り合う音でアイヴィスとチカゲにもヒロ達の戦闘音が聞こえてくる。
しかし、それでも2人はヒロの戦いを止める事が出来ない。
それは何故か?・・・答えは簡単だった。
2人共理解しているのだ。今のヒロには自分達の声は届かないという事を・・・。
だから何も出来ない。
しかし、アイヴィスとチカゲはそれでもヒロの戦いを唯々見ている事しか出来なかった。
2機の殴り合いも遂に終わりの時が近づいていた。
互いに装甲は凹み、残ったカメラアイの光も弱弱しく点滅し、間接部からは火花が先よりも激しく散って今にも機能を停止しそうだ。それでも2機は戦いを続ける。
2機の拳が同時に互いの顔面に直撃し、その瞬間2機の動きが止まり、そのまま倒れそうになるが何とか踏みとどまり互いに睨み合う。
ケストレルは右の拳を握り締めると
アイヴィスとチカゲは唯々ヒロの戦いを見ている事しか出来なかった。だが、2人はヒロが負けるなど微塵も思っていなかった。
そして遂にケストレルの右拳が
しかし・・・まだ終わっていない。
ヒロは残った力を振り絞りケストレルを立ち上がらせる。
そして、ヒロは最後の一撃を放つ為にスラスターを吹かして
その攻撃は
ヒロはそれでも諦めず、スラスターを吹かして
そして今度は右脚で
そして、ヒロは最後の一撃を放つ為にスラスターを吹かし
それを見た
2機は互いに拳が届く距離まで接近すると、同時に右拳を突き出す。
その一撃でケストレルの頭部センサーが破損し、カメラアイの光が消えると同時に
そして遂に限界が訪れた。
しかし、ヒロのケストレルも限界を迎えていた。
胸部装甲は凹み、カメラアイの光は消え、バックパックのスラスターからは火花が散っている。
「これで終わりだ!!」
ヒロはそう叫ぶと最後の一撃を放つ。
ケストレルの右拳が
そして、2機の殴り合いに決着がついた瞬間だった。
2機の殴り合いが終わり、戦いを見ていたアイヴィスとチカゲはヒロの元に駆け寄る。
「お兄様ッ!!」
「ヒロ!!」
「大丈夫。少し疲れただけだ」
ケストレルを解除し2人の呼びかけにヒロはそう答えると、2人は安堵の表情を浮かべる。
・・・残るは最後の仕事だけ。
痛む身体に鞭を打って3人が走る、目指すは地下区画上層部にあるバルコニーの無人攻撃機制御用端末だ。
日本国首都、東京を射程内に収めた
専用コンテナから電磁カタパルトで打ち出されたそれは弾道が狂う事もなく東京へ一直線へと向かう。
闘真とカズマも含め迎撃を行っている日本軍で間に合う者は・・・いない。
「もうダメだぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
日本軍の兵士が絶望の叫びを上げる。
小松基地地下区画で制御端末のあるバルコニーに向け階段を駆け上がるヒロ、チカゲ、アイヴィスの3人。
ミサイルが東京へ迫る中、遂に3人はバルコニーに辿り着く。
端末は3台あり1台ずつに緊急停止用の赤いボタンがあり、3人は端末に駆け寄り迷う事なく全ての端末の緊急停止ボタンを同時に押す。
すると発射されたミサイルは弾頭が無効化され東京上空で自爆し、その爆風で東京の街が揺れる。
着弾まで残り1秒という、まさに危機一髪と言った所だった。
ミサイルを発射した
他の主要都市を狙っていたミサイル発射前の
3人の行動は無駄ではなかったのだ。
「終わったのですか・・・?」
アイヴィスがそう呟くとヒロが頷いて答え、端末の緊急停止ボタンを押せた事に安堵してその場に仰向けに寝転ぶ。
チカゲとアイヴィスも安心したのか床に座り込んでしまった。
ヒロとチカゲとアイヴィスは少し顔を見合わせると、笑い合う。
しかし・・・
《・・・今回はお前の勝ちにしてやるよ、優・・・!》
下層で機能停止しているはずの
ヒロ達が満身創痍で動けない中まだ動けるのかと思いきや、ヒロ達に背中を向けると背部に格納されていた大型ブースターを展開。ブースターのチャージが終わると
ヒロとチカゲ、アイヴィスの3人とも体力・気力共に限界でただその背中を見送る事しか出来なかったが、
「何が今回は、だ・・・今回
対抗意識を出したヒロが仰向けのままそう呟く。
「そうね、ヒロ。今回
「なんですか、お2人とも意地を張って・・・」
ヒロの呟きにチカゲとアイヴィスがそう返すと3人は笑い合うのだった。
それから数分後、ボロボロの状態である3人を発見したのは地上の敵を掃討し突入してきたシズカとシオン達ヴァルキリー分隊だった。
ED2:HORIZON/TEAM SHACHI
戦闘シーンはAIのべりすとに書いてもらったんですが、まさかの肉弾戦とは・・・でも文字数稼げたし面白そうだからヨシ!(現場猫)
コラボも終わりが見えてきましたぞ~。
コラボ先の作品はこちらになります!↓
[https://syosetu.org/novel/294168/]