ぼっちの元カレ(イェーイな人ではない)   作:ぼっちの元カレになりたい人

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ぼっちんちって読みます。後藤さんの…
…やめときましょうか。


ぼっちん家に行こう

夏。それはとても嫌いな物である。暑い。暑い。暑い。3Aという物である。トリプルエー…これは胸のサイズだった。ごめんごめん。チラリと隣の赤髪を見る。いや、見なかったことにしよう。生憎半袖なんてもの持ってないので今病院の服で来ている。

 

ヌ「…」

 

虹夏「着替えてよ!」

 

喜多「後藤さんの家もうすぐですよ」

 

虹夏「道中服買って行くから、着替えて!お願い!」

 

ヌ「…ちょっと待ってくださいね」

 

喜多「自販機の裏で着替えるつもり!?」キャー

 

ヌ「これは試練だ…早着替えという名の、試練に他ならない…」ササッ

 

虹夏「自販機の裏で着替えたの!?早くない!?半袖半ズボンあるの!?」

 

ヌ「いえーい」

 

喜多「…行きましょうか」

 

虹夏「うん」

 

ヌ「ぼっち、多分玄関で待機してるよなぁ〜…と思ったのでクラッカー用意しました」

 

虹夏「なんで?」

 

喜多「後藤さんが使うから?」

 

ヌ「正解。ぼっちはどこか友達の概念がズレてるから…」

 

喜多「あー。なるほど」

 

虹夏「友達に限った話じゃないよね」

 

というわけで来ました後藤さんの家。後藤さんのお家ってデカいのね〜…一軒家に住んでない俺からしたら羨ましいの一言に尽きる。ちなみに俺が住んでるところは筋斗雲の上。ってことでドアを開ける前にクラッカーを用意して…突撃ぃ!

 

ヌ「ほい」パァンッ

 

ぼっち「うわっ!?」パァンッ

 

虹夏「お、ほんとだ」

 

喜多「後藤さんのことなんでもわかるんだね、えーと…ムスカさん!」

 

ヌ「ヌです」

 

虹夏「にしても変な格好だね」

 

ぼっち「滑った…」

 

喜多「ヌさんが考えてたから、当たるわけないと思ってたんだけど…」

 

ぼっち「え!?」

 

ヌ「いえーい☆」

 

ぼっち「全弾発射」パパパパァンッ

 

ヌ「うぉ!?やめ、ぁ!?」

 

喜多「お菓子と映画、ありますよ!」

 

虹夏「ライブのTシャツ考えに来たんだよ?分かってる?」

 

ヌ「…だからなんで俺まで?」

 

虹夏「だって、君はぼっちちゃんの翻訳係で」

 

ぼっち「あ、ご、ごへんなさい」

 

ヌ「ぼっち…このまま俺に頼るとガチの共依存になるぞ」

 

ぼっち「ひぃ!?」

 

虹夏「わぁ…」

 

喜多「説得力ありますね」

 

ヌ「部屋はこっちか」ガラッ

 

ぼっち「あ、えっと」

 

虹夏「この狭い廊下で真ん中を歩くぼっちちゃんをどうやって…?」

 

喜多「わ、わかりません…」

 

というわけでやって来たぜぼっち部屋。目がチカチカして死にそう。ぼっちと付き合い始めた時は毎日のように行ってたんだけど、なんか変な歓迎をされたことだけは覚えてる。盛り塩は前までなかった気がするし、封印なんて札もなかった気がする…なぁ。

 

ヌ「…寺生まれのTさん連れてこなきゃ」

 

喜多「ロック…?」

 

ヌ「ここに大量の写真」

 

ふたり「おっきいのもあるよ」スッ

 

ヌ「妹ちゃんじゃないすか」

 

ふたり「お姉ちゃんの部屋、面白いでしょー?この写真を部屋中に貼ってたんだけど、お母さんに『目がチカチカするからやめなさい』って言われて、剥がしたんだよ」

 

ヌ「この札も確かぼっちが悪霊だなんだって騒がれた時に貼られた奴で、盛り塩もそれ関係。で…あとはなんかあったかな?」

 

ふたり「…なんで知ってるの?」

 

ヌ「ぼっちのことで知らないことはないからな」

 

ふたり「…お姉ちゃんの身長は?」

 

ヌ「156cm」

 

ふたり「体重」

 

ヌ「50kg」

 

ふたり「血液型」

 

ヌ「O型」

 

ふたり「本当だ!」

 

喜多「…なんで知ってるの?」

 

虹夏「恐ろしいね…」

 

ヌ「ぼっちに輸血できないのが惜しい」

 

ふたり「えーと…以上、説明終わり!私、後藤ふたりと…犬のジミヘン」

 

ジミヘン「…」

 

ヌ「ここと、ここと…あとこれも…」

 

喜多「何、やってるの…?」

 

ヌ「?…前置いて行った私物」

 

虹夏「同棲!?」

 

喜多「そこまで関係が進んでたのね!?」

 

ぼっち「…なんで、体重まで知ってるんですか?」

 

それは言わないでおこう。そう思ってぼっちが持っていた麦茶を注ぎ、飲む。その間ぼっちはずっとなんでを繰り返したが知らん。男には言えないことがかなりあるものだ。例えば…ぼっちのことを監視できる場所の家借りた、とか。

 

ヌ「…」フイッ

 

ぼっち「えっ?」

 

虹夏「本人から聞いたみたいじゃないね」

 

喜多「す、ストーカー…?」

 

ヌ「ま、ふたり。ぼっちが来たから立ち去りなさい」

 

ふたり「えー?」

 

ヌ「…ここに、プッチンプリンがある」

 

ふたり「!」

 

ヌ「しかし、プッチンするための皿はない」

 

ふたり「…もー!しょうがないなぁ!」

 

ぼっち「あ、ありがとうございます…でも、なんで体重を」

 

ヌ「さ!ライブTシャツだよぼっち!」

 

ぼっち「えっえっ」

 

虹夏「それもそうだねー」

 

喜多「さ、やりましょ!」

 

ヌ「…じゃあ俺寝てるんで」

 

虹夏「寝るな!書け!」

 

ヌ「これがバンド内のパワハラ…」

 

喜多「(自分を勝手に結束バンドの一員にしてる…)」

 

ヌ「絵苦手なんだよな…ぼっちの写生しよ」

 

虹夏「お姉ちゃんが持ってるぼっちちゃんの服従ポーズ」

 

ヌ「しゃーねーなー!」

 

ぼっち「…えっ?」

 

というわけで出来た。結束バンドを背景に楽器を並べた絵だ。下手だが、まあ詳しいことは絵が得意そうなやつに全て任せたら良いだろう。これ良いっしょ!という感じで見せたが、どーも決まらず。ぐぬぬ、と思ったがまあ良いか〜と息を抜く。色鉛筆を握る力を抜く。

 

虹夏「どんな描き方してるの!?」

 

喜多「色鉛筆をグーで持つ人初めて見たわよ!?」

 

ヌ「…3本で持つとテコの原理で簡単に折れちゃうんです」ペキッ

 

ぼっち「弁償してくださいね」

 

ヌ「色鉛筆一本=200円とした場合、12本あるから」

 

虹夏「ダメだよぼっちちゃん。貢ぐと同等の行為だと思い込んでるから」

 

ぼっち「えっ…」




シンプルに絵が上手い人が羨ましい。そうおもいました。
というわけでだな君ぃぃぃぃぃぃ!!!!
ぼっちちゃんの愛しき制服姿は明日というわけだな君ぃぃぃぃぃい!!!

アニメ一期で終わらせる気だぞきみぃぃぃぃぃ!!
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