ぼっちの元カレ(イェーイな人ではない)   作:ぼっちの元カレになりたい人

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やはり病院から抜け出す主人公(ドンキーコング、DK)
DKって書くと男子高校生なのかドンキーコングなのかわかりませんよね。
DK、動きます。


初ライブ(背景スターリー)

ライブ当日。オーディションに合格し、偏見に満ちたリョウの髪型変更や、偏見に満ちた俺のぼっち改造(後述)を経て来てしまった。病院に通うのをやめてしまった日。面倒なことは全部頭から抜け落ちてしまうような改造を施されたぼっちはめざましい成長をした。後のめざパである。

 

ヌ「がんばえー」

 

ぼっち「なんでここに?」

 

虹夏「私が呼んだんだよ。緊張して何もできないよりマシでしょ?」

 

ぼっち「あ、あわわ」

 

喜多「着替え中に入られたかのような反応…」

 

ヌ「え、そうなの?」

 

喜多「知らないけど!」キターン

 

リョウ「私が教えた。ぼっちはこう言うことになると着替え途中に部屋に入られた感じの顔する。」

 

ぼっち「えっ」

 

ヌ「…まあぼっちからチケット貰ってるし」

 

ぼっち「台風とか」

 

ヌ「歩きなら関係ないって」

 

虹夏「歩きぃ!?その割にはどこも濡れてないじゃん!」

 

ヌ「…愛の力」

 

喜多「私も、リョウ先輩への愛を証明するために行って来ます!」

 

ヌ「ま、トイレで着替えて来ただけなんだけどね」ガチャッ

 

虹夏「…喜多ちゃ、喜多ちゃん!?」

 

ぼっち「あわわっわっぁ!」

 

というわけで濡れて来た赤髪である。俺お得意のマジック(邪念なし)によって喜多の服は事なきを得た。ちなみにこれを使ってぼっちの服をゲフンゲフンな感じにしたり、けしからん感じにしたりした。感想としましては…ぼっちの地雷コス良いよね!

 

ヌ「じゃあ俺は客側で待ってるわ」

 

虹夏「いってらっしゃーい」

 

喜多「着替え、ありがとうございました!」

 

リョウ「着替え…?超能力とかじゃなくて?」

 

ヌ「細けえことは気にすんな!ハゲるぞ!」ダッ

 

虹夏「…なんだか、ヌ君だけずっとよくわかんないよね」

 

ヌ「うーっす」

 

星歌「励ましは終わったか?」

 

ヌ「励ましてなんかないですけど」

 

PA「送った意味ってあるんですかね」

 

星歌「そんなことだろうと思ったよ…いつの間にかてるてる坊主全部ひっくり返ってるし」

 

ヌ「てるてる坊主はひっくり返すと雨を降らせるんですぜ店長」

 

星歌「…お前がやったのか?」

 

ヌ「嫌だな、PAさんのスマホくらいしか取ってませんよ」

 

PA「クビです」キッパリ

 

星歌「パワハラやめろ」ベシッ

 

ヌ「こっちも持ってるけど」スッ

 

きくり「!?」

 

星歌「!?」

 

ヌ「…!?」

 

PA「…なんで取り出した本人まで驚いてるんですかね」

 

ヌ「というのは幻覚でして」スッ

 

星歌「おい待てシレッと人をポッケに入れようとするな。どうなってんだそれ。おいどこ行ったあいつ!?」

 

俺は人間です。というわけで見せるのはマンゴーダンボール。ダンボール…俺ダンボールしか知らねえけどね。ぼっちの演奏姿。付き合ってる時は一回も見れなかったから、今回はちゃんと見たいな。なんて思いながら時計見たらもう開店時間だったわワロタ。

 

きくり「ふぃー!」

 

ヌ「おや」

 

きくり「…一回掴まれてここに出された気がするんだけど気のせい?」

 

星歌「幻覚だろ」

 

きくり「だよね〜!」

 

ぼっち「知り合いなんですか?」

 

星歌「大学の後輩」

 

ヌ「変な絡みばっかしてるなぁ」

 

(ファン)1号「濡れたー!」

 

(ファン)2号「お、ひとりちゃん!」

 

ヌ「…店長、前のウザい絡み方ってどんな感じですかね」

 

星歌「あー…酒ばっか飲んで勢いだけはあったからなぁ…他人にものすごい勢いで酒勧めて断られるとウザい絡み方で飲ませようとしてくる」

 

ヌ「わぁ」

 

きくり「えぇ!?店長ひどい〜!ね!?君もそう思うよね!?えーっと…轜車君!」

 

ヌ「ヌです」

 

きくり「あ、ごめんごめん!ヌ君!…ヌ?」

 

星歌「本名はなんと20字以上ある」

 

きくり「えぇ!?」

 

こうしてライブは始まった‥のだが。俺自身ライブとかよくわかんないしぼっちが曲の初めか間奏か終わりがけかわかんない時にギターソロ?って奴でみんなの心を掴んでいてすごかった。としか言えない。音楽の知識があるとこういうのも楽しめるんだろうか。それとも、嫌いだからこうなのだろうか。というわけで打ち上げに来ている。酒?いらない。

 

ヌ「…唐揚げ」

 

ぼっち「あ、えっと」

 

きくり「…君、本当にひとりちゃん好きなんだね」

 

ヌ「?」

 

きくり「無意識かぁ…私が確認した限りだと、もう三桁超えてるよ。チラチラ見てた回数」

 

ヌ「ぼっちか…四桁超えてるんで」

 

きくり「んな!?」

 

ヌ「お前に貸した金の額」ボソッ

 

きくり「そ、それはごめんじゃん!?」

 

喜多「ていうか、その人は…?」

 

ヌ「自称誰よりもベースを愛するベーシスト、きくり。ベースはどっかの居酒屋に置いて来ている。ちなみにこれがベース」スッ

 

きくり「…本当に何者?」

 

ヌ「マジックの基本は入念な準備と度胸ですよ」

 

きくり「ポケットから出て来てたじゃん!?」

 

ヌ「…知らん」

 

星歌「無駄だ。私の私物をどっからか取って来たし。」

 

PA「私もスマホ取られましたし」

 

きくり「…??」

 

まあ良いじゃない。世の中そんなもんで。というわけで唐揚げを食っていたのだが、ぼっちが壊れた。壊れたぼっちの写真を撮った後に、抱きしめて頭を撫でる。すると戻る。ここでポイント。戻った時に照れているならすぐに放れ。また壊れる。

 

ぼっち「あ、ありがとうございます」

 

きくり「ところでさ、ヌ君は何か、こう、得意な楽器とかあるの?」

 

ヌ「ないっすよ?」

 

きくり「…好きな曲とか」

 

ヌ「ない」

 

きくり「え、じゃあなんでここにいるの?」

 

ヌ「ぼっちの付き添い」

 

ぼっち「私が希望しました」

 

きくり「…えっ」




きくり「ぼっちちゃんがほぼ結婚確定だった…自棄酒だ〜!」
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