ぼっちの元カレ(イェーイな人ではない)   作:ぼっちの元カレになりたい人

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赤髪「あ、結束バンドで出るって書いてあった紙、出しといたからね」



急襲、赤髪

スターリー。そこで謎の棺桶が置かれており、その中にぼっちがいる。彼女を起こさないでやってくれ。死ぬほど疲れてる。なんてことを言ったが誰も理解を示さなかったのでぼっちを抱きしめた。ん〜、防虫剤の匂い。だがそれがいい!!

 

虹夏「きもいよ」

 

ヌ「ぼっち」

 

ぼっち「…明日からお母さんにゴキブリの匂いつけて貰ってきます…」

 

ヌ「安心しろ。防虫剤なら幾らでもある」スッ

 

ぼっち「?????????????」

 

リョウ「私にも一つ」

 

ヌ「金返してから物を言え。トゴだからな」

 

星歌「トゴ…暴利だな」

 

PA「もしもしおまわり?」

 

ヌ「捕まえれるもんなら捕まえてみろカス」

 

PA「らしい…え?ここ警察じゃない?」

 

星歌「何やってんだお前」

 

ヌ「あ、赤髪」

 

赤髪「喜多です」

 

ヌ「いーじゃんお前今罪人だし。ぶっ倒れたぼっちの画像ありがと」

 

ぼっち「!?」

 

喜多「いえいえ」

 

ぼっち「え、き、喜多…さん?」

 

喜多「頼まれてたから…」

 

ぼっち「」

 

ヌ「これで白米…いや、味のしない固形物であっても2kgは行けるね!」

 

虹夏「何言ってんの?」

 

その後、取り消しできねえと言われたり酒飲み姐さんが来たりして色々あった。それはもう飛んで過去のことのように話しているが、実際のところはこれから体験するのだ。はっきり言ってこの女嫌い。そんな話だ。つーかくせえ!

 

きくり「ただざ」

 

ヌ「お前が棺桶に入るべきだろう?」

 

星歌「やれ、用心棒!」

 

きくり「ちょっと〜、君たちのお姉ちゃんと元カレ冷たすぎない〜?君たちは私がいると楽しいよね〜?」スリスリスリスリスリ

 

虹夏「帰ってください。そろそろ店始まるので。」

 

ぼっち「お酒の匂いがうつるので、ちょっと」

 

きくり「…ぼっちちゃんが優しい…」

 

喜多「ぼっちちゃんの元カレは優しくないですよ」

 

ヌ「…」ググッ

 

きくり「棺桶の蓋で叩くのはいけなっだぁっ!?」バチィンッ

 

 …事情説明中…

 

きくり「…今日私のバンドライブするんだけどさ、見にこない?」

 

ぼっち「えっいいんですか!?」

 

きくり「もちろん!ほい、君たちもどうぞ」

 

虹夏「あ、はぁ…」

 

喜多「受け取ります!」

 

リョウ「ありがとうございます」

 

ヌ「…俺はチケットより金を返して欲しいんだが?」

 

星歌「おいちょっと待て」

 

ヌ「十日で5割なので大体今2億円ね」

 

きくり「ちょっとぉ!?」

 

ヌ「…じゃあ十日で八億倍」

 

きくり「うぇえ!?」

 

というわけで四苦八苦のライブに…きていない!そもそもぼっちが属するバンド、又はぼっちの演奏以外を聞くわけがなかろう。正直言って俺はきくりって人の誘いを断った時に言われたぼっちの『行かないんですか?』にぐらっと来たが、感想を求められたくなかったので逃げた。

 

ヌ「…」

 

PA「いかないんですね」

 

ヌ「赤福食べます?」

 

PA「食べる」

 

星歌「釣られてるんじゃねーよ」ベシッ

 

PA「パワハラ!?」

 

ヌ「んー、この中のどれかを餅みたいな奴じゃなくてただの辛子にしたんだけどどれだっけ」

 

PA「ひぃっ!?」

 

ヌ「まあ全部辛子だけどね」パクッ

 

PA「…?」

 

ヌ「これは余談なんですけど、ぼっちのたまにやる体の崩壊、俺も出来ますよ」

 

星歌「え」

 

ヌ「んじゃぁ…」グチャァ

 

PA「どっちかっていうとゼリーでは?」

 

ヌ「純度24%くらいじゃそんなんだろうけどね」

 

星歌「…?」

 

ヌ「要するに血が薄いってわけで」

 

星歌「????」

 

 デナサン

 

ヌ「もう風呂入ってんだけど」

 

虹夏「良いじゃん!」

 

喜多「こっち寄りましょうか?」

 

ヌ「ありがたい」

 

ぼっち「…」ススッ

 

喜多「ちょっと後藤さ、それ以上は行けないわよ!?」

 

こうして来た、なんかよくわからんミーティング。俺にとってクソどうでも良いのだが、多分意味があるのだろうと思いここに立っている。ぼっちの匂いを体で…というのは無理だった。チェーン店だし、飲食店だし。

 

ヌ「…?」

 

虹夏「リョウには何もあげないでね。これくらいの罰が」

 

ヌ「リョウ、こっちこい」

 

リョウ「…」スススッ

 

ヌ「辛子で出来てる赤福がある」

 

リョウ「!!」

 

虹夏「…食べた…」

 

ぼっち「わ…ぁ…!」

 

ヌ「全部食いやがった…処分に困ってただけなのに」

 

リョウ「久しぶりにまともな栄養を摂れた。ありがとう」

 

ヌ「だからそんな貧相なのがっ!?」

 

喜多「…!」ググッ

 

ぼっち「さ、流石にこれは」

 

ヌ「…」

 

喜多「不届きもの…!」

 

ヌ「店員さん、炒飯一つ」

 

店員「かしこまり」

 

虹夏「やめてやめて!」

 

ヌ「あ〜…」

 

喜多「全く…」

 

ヌ「まあ頑張ってね」

 

虹夏「だから君も出るんだよ?」

 

ヌ「あぶじゅえ」ドロッ

 

ぼっち「!?」

 

ヌ「じえよしら…俺は出ないぞ」

 

虹夏「出るの!」

 

ヌ「先輩が圧力かけてくるよぅ…」

 

リョウ「虹夏、無理強いはよくない」

 

虹夏「食べ物で釣られたでしょ絶対」

 

ヌ「俺も俺で用事があるし」

 

ぼっち「え?」

 

ヌ「…みんなさ、俺のことをいつでも暇な奴だって思ってるよね」

 

喜多「違うんですか?」

 

虹夏「暇さえあればぼっちちゃん見てると思ってたけど」

 

その日は俺を轢いた運ちゃんからの最後の振り込みなんだ。慰謝料の。だからそれを見るまでは自分的にはダメなんだ。前回逃げられかけたし。だというので、俺は無理!ファイナルアンサー!!故にけえれ!!俺はさっさと金を見る!!

 

ヌ「つーわけで俺は無理」

 

ぼっち「あ、そう…ですか…」

 

喜多「後藤さんのやる気が急激に減っちゃいました」

 

虹夏「なんだかんだ言って楽しみにしてたんだねぇ」

 

リョウ「これが…恋…?」

 

ヌ「…さっさと寝ちまえ」




人外じゃないと言ったな。
言ってたな。
うん。
準人間ってだけで、人外ではないから。鼻のないクリリンと一緒。
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