【名探偵コナン×仮面ライダーW】 二人の名探偵   作:盈月さん

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第1話 帝丹高校の転校生

晴天のある日、東京都米花町にある帝丹高校の2年B組の教室では、とある噂で持ち切りだった。

その噂というのは…

 

「今日転校生来るんだって?」

「そうそう、この前先生達が話し合っているのを聞いてさ~」

「イケメンならいいな~」

「俺は可愛い子が来てほしい!」

 

今日2年B組に転校して来るという生徒の噂だ。

転校生の情報は、転校して来る以外全く不明のため、クラス全員がそわそわしているのである。

 

「全く…子供ね~」

「そういう園子だって、本当は楽しみにしてるじゃないの?」

 

転校生の話で盛り上がっている子達を眺めている女子高校生が二人居た。

長髪の女子高校生の名は毛利蘭、眠りの小五郎として有名な毛利小五郎の娘であり、日本一の空手家でもある。もう一人の金髪の女子高校生は名は鈴木園子、世界的に有名な鈴木財閥のお嬢様であり、毛利蘭の親友である。

 

「おーい、そろそろ席に座れー」

 

そうこうしていると、先生が入ってきて生徒たちを席に着かせた。

 

「今日から転校して来る生徒を紹介する…入ってきてくれ」

「はい」

 

先生は扉の方を向きながら転校生に入ってくるよう指示をし、指示を受け取った転校生は扉を開けて入ってきた。

 

「転校生の(まつ)(かど)(けい)()です。どうぞよろしく」

 

転校生こと、松門慧牙の見た目はウルフカットに黒髪、目は深青と美しい目をしていた。

 

「イッケメ~ン!」

「目が綺麗…」

「くっ、女子ではなかったか!」

 

 

慧牙を見た女子生徒からは黄色い悲鳴が上がり、男子生徒からは残念そうな声が聞こえてきた。

 

「それじゃあ、松門くんの席は……一番後ろの席だ」

「はい」

 

先生に言われた通りに、慧牙は一番後ろの自席へと向かい席に着いた。

その後は何事もなく進み、チャイムと共にホームルームは終わった。

 

────────────

 

「ねぇねぇ、どこから来たの?」

「松門か…縁起がいい名前だな!」

 

席に座っている慧牙は、あっという間にクラスメイト達に囲まれてしまった。

 

「ちゃんと質問を返したいんだけど…ちょっと待ってね」

 

囲んでいる生徒たちの間を縫って慧牙は立ち上がり、園子と話している蘭の元へと向かった。

 

「毛利蘭さんだよね?毛利小五郎の娘さんの」

「そうですけど…父を知っているんですか?」

 

慧牙の質問に、蘭は恐る恐る答え、知っているのか慧牙に聞いた。

 

「知っているも何も、僕も同じように探偵をやっていてね…一度でいいから毛利探偵に会ってみたいんだよ」

 

慧牙の口から出た言葉に、クラスの全員が目を丸くして驚いた。

 

「工藤と同じ高校生探偵か!」

「すげぇ、ここのクラス高校生探偵が二人もいるのか」

 

高校生探偵が二人も居るということになったクラスメイト達は、まだ朝なのに盛り上がっていた。

 

「工藤…どういう子なの?」

 

工藤という苗字の人が気になった慧牙は、蘭の方を向いて工藤について聞いた。

 

「ただの推理馬鹿よ!」

 

慧牙の質問に蘭は少し不機嫌そうに答え、その様子を見ていた園子が、慧牙にとある事を囁いた。

 

「実はね、前にロンドンで新一君が蘭に告白したのよ…!」

「ちょっと、園子!」

「ごめんごめん」

 

園子にロンドンで新一に告白されたことをバラされた蘭は、園子を睨みつけ、それに対し園子は笑いながら謝った。

 

「おい、そろそろ授業の時間だぞ!」

 

園子が蘭をからかっていると、先生が入ってきたため、全員が席へと戻っていった。

その際慧牙は、

 

「工藤…新一か…」

 

工藤新一の名前を呟きながら、少しにやっと笑いながら席に着いた。

 

────────────

 

「──ということがあったのよ…だから、今度うちに来るって」

 

学校が終わり、家に帰った蘭は、父親の毛利小五郎と居候の江戸川コナンと共に夕飯を食べながら、今日学校であったことを話していた。

 

「あいつと同じ高校生探偵ねぇ…絶対ロクな奴じゃねぇーな」

 

慧牙のことを聞いた小五郎は、味噌汁を啜りながら新一のことを思い浮かべ、慧牙がロクじゃないやつだと決めつけた。

 

「ちょっと、お父さん?」

「…すみません…」

 

蘭に睨まれた小五郎は、蛇に睨まれた蛙のように大人しくなり、蘭に謝った。

 

「コナン君はどう思う?」

「う~ん…僕も会ってみたい!」

 

お茶碗を片手に持っていたコナンは、少し考えた後自分も慧牙に会ってみたいと返事をした。

 

(色々と気になるしな…)

 

コナンは白米を食べながら、慧牙について気になっていた。

 

(まぁ、会ってみたら何か分かるか)

 

会ってみてから慧牙に色々と聞こうと決めたコナンは、考えるのをやめて夕飯を食べ進めた。

 

────────────

 

米花町のとある一軒家の一室、そこではそこの住人である松門慧牙が、パソコンで調べ物をしていた。

 

「有名小説家、工藤勇作と工藤有希子の一人息子…頭脳明晰、容姿端麗の高校生探偵で数々の難事件を解決し、飛行機で事件を解決して行こう日本中に名の知れる高校生探偵となった。関西の高校生探偵の服部平次と共に「東の高校生探偵」、「西の高校生探偵」と呼ばれるようになった…」

 

工藤新一についての記事が書かれているサイトを慧牙は読み上げながら見ていた。

 

「しかし、最近はあまり目立った活躍はされていない…か」

 

記事を読むをやめた慧牙は、一度背伸びをした。

 

(…工藤新一…どっかで聞いたことがあるような気がするんだよな~)

 

頭を抱えて、どこかで聞いたことがある工藤新一の名前を思い出そうとするが、結局は思い出すことができなかった。

 

「パトロールに行くか…」

 

慧牙は立ち上がると、家の地下室へと移動していき、地下室にある巨大な絵画を少し押した後横にスライドさせ、現れた隠し通路の奥へと消えていった。

Wの他のライダーをオリキャラに変身させて

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