【名探偵コナン×仮面ライダーW】 二人の名探偵 作:盈月さん
東京都港区芝公園、東京タワーの入り口付近。
家族と一緒に来ている人達や、デート中の恋人達、観光中の外人にツアー中の人達など、沢山の人達が行きかう中、一人の男が東京タワーを見上げていた。
その片手の中にはMマークがある禍々しい長方形の箱が一つあった。
「お前だな…今回の事件の犯人は…」
「堪忍するんだな…!」
現場に着いた二人は、箱を持っている男を睨みつけていた。
「どうやってここを突き止めた?」
男の質問に、慧牙はカメラで撮った暗号の写真を男に見せてた。
「ここに書かれている数字は、左に書かれている単語の何番目をピックアップするかを表している…そして、ここに書いたある単語からそれぞれ書かれている数字の通りにピックアップるすると…」
「次回は次、おはぎはは、東風は東、帝京は京、たい焼きはた、ワイヤーはワと横棒…後はピックアップした文字を一つの文にしたら、次は東京タワーになる…そうでしょ?」
暗号を解いた慧牙とコナンに暗号の答えを述べられた男はふっと鼻で笑った。
「政府の犬共でも分かるようにしたが…まさかガキどもの方が解くのが早かったとは…予想外だったぜ」
自身が思った感想を素直に述べる犯人。その隙にコナンは、どこでもボール射出ベルトに手を伸ばし、いつでも犯人を捕まえれるように準備をした。
「一つだけ聞いていいか?」
「あ?」
「何故こんなことをした」
「ああ、暗号を解いたご褒美として教えてやるよ」
慧牙の質問に、犯人は暗号を簡単にした理由を話し始めた。
「俺は昔から弱かった…だから、いっつもいじめられてた……でも、そんなある日、俺の元に黒ずくめの奴が現れ、俺に力を売ってくれたんだ!だから…俺はこの力で、俺のこの力で、俺を見下していたやつらに思い知らせてやるんだよ!!」
マグマ
理由を話していた犯人は、昔のことを思い出し、感情が高まったのか、服の裾をめくった後、箱のボタンを押して、肌にある何かのマークに箱を押し当てた。
箱は、犯人を炎で包みながら身体の中へと溶け込むように入っていった。
キャーー!ワー!
いきなり怪人が現れ、現場は一気にパニック状態になった。
「手始めに…東京タワーを溶かして、俺の力を見せてやる!」
怪人に変わった犯人は、東京タワーを壊そうと鉄骨に手を伸ばした。
「やめろ!」
犯人を止めるべく、コナンはどこでもボール射出ベルトからボールを作り出し、履いているキック力増強シューズの出力を弱にして、ボールを犯人目掛けて蹴り飛ばした。
だが、
「んだよ…クソガキ…!」
ボールは犯人の頭に当たったが、効いている様子は全くなかった。
そして、ボールを当てられた犯人はコナンに向かって、マグマを一直線上に放った。
「あぶねぇ!」
コナンを助けるために、慧牙はコナンを抱き上げ、そのまま近くのキッチンカーへと逃げ込んだ。
「コナン君、安全な場所に行って、警察を呼びに行って」
「でも…!」
「いいから早く!!」
「……ああ」
慧牙に警察を呼ぶよう言われたコナンは、警察を呼ぶために安全な場所へと向かっていった。
「…さて…俺がお前を止めてやるよ」
サイクロン、ジョーカー!
コナンを見送りった慧牙は、キッチンカーの陰から出てきた。懐からドライバーを取り出し、腰に装着させた。ドライバーを腰に装着させた後、二本のUSBメモリのような物を取り出し、それぞれのボタンを押した。
「変身!」
サイクロン、ジョーカー!
慧牙は右に緑色のUSBメモリを、左には黒いUSBメモリをセットし、USBメモリが斜めるなるようドライバーを倒した。
慧牙を中心に竜巻のような物が発生し、慧牙の身を装甲が足元から順に覆った。
身体の中央から右は緑色の装甲、中央から左は黒の装甲でそれぞれ覆われ、右から出ているマフラーは風で靡いていた。
「さぁ、お前の罪を数えろ!」
決め台詞と決めポーズをした慧牙は、犯人に蹴りかかった。
「ほっ…!はっ!おらぁ!」
前蹴り、回し蹴り、後ろ蹴り、上段蹴りを間髪入れずに叩きこまれた犯人は、後ろへと追いつめられる一方だ。
「なめるなぁ!」
やられてばっかりの犯人だったが、身体から無数の火の玉を慧牙に向かって放った。
「あっつ!野郎…」
トリガー! サイクロン、トリガー!
何発か火の玉を食らった慧牙だったが、やり返すためにドライバーを元の状態に戻し黒色のUSBメモリを抜き取った。次は青いUSBメモリを取り出し、ボタンを押した後、黒色のUSBメモリが刺さっていた場所に刺し、再びドライバーを倒した。
ドライバーを倒すと、黒色だった左側の装甲が青色に変わり、胸元に一丁の銃が現れ、慧牙は右手で銃を持った。
「これならどうだ」
右手で持った銃を火の玉に向けて引き金を引くと、風出てきた弾が出てきて、火の玉を打ち消していった。
慧牙はまるでガトリング砲を撃つかのように風の弾であらから火の玉を片付け、犯人向けて風の弾を当て続けた。
「ぐわぁ!!」
風の弾を受け続けた犯人は盛大に吹き飛び、地面に転がり込んだ。
「さてと、これで終わりだ」
ジョーカー! サイクロン、ジョーカー!
犯人がよろめきながら立ち上がろうとしている中、慧牙は黒色USBメモリに戻し、先程の姿へと戻った。
そのまま慧牙は、黒いUSBメモリをドライバーから抜き取り、横のケースに刺しこんでケースのボタンを叩くように押した。
ジョーカー、マキシマムドライブ!
「ジョーカーエクストリーム!はぁーー!」
風の力を使い、高く飛び上がった慧牙は、緑色と黒色のオーラをそれぞれ両足に纏い、犯人に向かってドロップキックを繰り出した。
「ぐっ…ぐあぁーー!!」
マ、マグ…
ドロップキックを食らった犯人は少し離れた場所へと飛ばされ、爆発を引き起こした。
犯人は元の姿へと戻り、出てきた箱は乾いた音共に粉々に砕け散った。
ウゥーー ウゥーー
「それじゃあな」
警察のサイレン音が聞こえた慧牙はその場を去っていった。
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「あっ、コナン君」
「慧牙兄ちゃん」
毛利探偵事務所の前で、二人はたまたま会った。
「無事だったんだね」
「ああ、死ぬかと思ったけど…置いてきた荷物だけ持って帰るよ」
「分かった」
何気ない会話をしながら二人は階段を上り、ドアを開けると、そこには蘭が不機嫌な様子で立っていた。
「二人とも、どこに行ってたの?」
「「あっ…え~と…」」
蘭に睨まれた二人は目を泳がせた。
「お、お邪魔しました~」
「ちょっ!」
怒られる前に慧牙は自身の荷物だけ回収し、逃げるように帰っていった。
コナンが止めようとするも、時すでに遅し、慧牙の姿はなかった。
「コナンく~ん?」
「ご、ごめんなさ~い!!」
この後、コナンは蘭に小一時間怒られたそうです。
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慧牙が来た日の夜、コナンは布団の中で携帯を見ていた。
携帯には今回の事件がドーパントと呼ばれる人が怪人へと変わった者による犯行だったことと、正体不明にヒーロー仮面ライダーWについて書かれているニュース記事だった。
(…あいつが言っていた黒ずくめの奴…もしかしてあいつらか?)
昼間、犯人が言っていた黒ずくめという単語にコナンは思い当たりがあった。
そいつらの名はジンとウォッカというコナンこと、工藤新一を幼児化させた連中だ。
彼らに因縁があるコナンは、ドーパントと黒の組織は何かしらの関係があると推理しつつ、ドーパントが出現したと同時に転校してきた慧牙に警戒心を高めようと決めた。
ネクストコナンズヒーント!
『高級ブランド』
コナン「仮面ライダーって味方なのか敵なのか…」
慧牙「さぁね~」
Wの他のライダーをオリキャラに変身させて
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出さない