その長女、憧れを以て零へと至らん   作:全智一皆

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黒鉄家の剣士紹介

登場人物紹介

 

黒鉄天華(くろがね・てんか)

「絶縁が何のその! 黒鉄天華は決して剣の道を止める事はないのです!」

 

黒鉄家の長女として生まれた少女。黒鉄家に生まれたにも関わらず伐刀者(ブレイザー)としての才能はなく、魔力も一般人程度しかない上に伐刀絶技も使用出来ない事から冷遇されていたが、剣士としての腕は幼い頃から超一流であった為に異端とされていた。

旭日一心流ではなく、宮本武蔵の二天一流を用い、黒鉄家の猛者全員を相手にして圧勝する事で実力を認めさせ、その強さから忌み嫌われていた。また、弟にしてAランク伐刀者である黒鉄王馬の認識を変えた一人でもある。

 

その正体は転生者。前世にてFGOに登場する宮本武蔵に憧れ、その生涯の全てを二天一流を極める事のみに捧げた剣狂い。彼女の異常な剣の腕はその前世の技術によるものである。

しかし前世の記憶は欠片もなく、彼女が宮本武蔵の様に振る舞っているのは決して故意ではなく、その憧憬があまりにも強いが為に無意識かつ自然に振る舞いとして影響されているだけである。

 

前世では戦いなど全く経験していなかったが、この世界においては流れ者の伐刀者として数多くの戦闘を経験し、極めた二天一流にさらに磨きがかかり、今も強くなり続けている。

また、日本のとある霊峰にて、戦国時代最強の剣聖として名高い塚原卜伝のシャドーサーヴァントとの戦闘を経験した事で天眼を開眼し、この世界最強であるエーデルワイスとの戦闘で遂に空位へと到達した。

今の彼女は零の先に至る為に行動しており、旅も止めてはいない。もしかしたら王馬と出会う事があるのかもしれないし、あったのかもしれない。

 

黒鉄王馬(くろがね・おうま)

 

「俺は越えてみせる。あのバカな姉(さいきょう)を」

 

本作の主人公、黒鉄天華の弟。原作における主人公の兄。日本に数少ないAランクの伐刀者。超一流の風使いにして一人の剣豪。

原作同様の思想を幼い頃から持っていたが、伐刀者としては弱者でありながら、剣技という一点のみで王馬と黒鉄家の猛者達を打ち負かした天華のお陰もあってマイルドになっており、彼女の絡みで弟である一輝や妹の珠雫とも交流がある。

兄弟の中でも一輝より姉である天華を越える強い想いを持っており、原作以上にストイックになっている。風使いとしての実力と剣士としての実力の両方を同時に高めており、天華同様に海外を旅して周りながら様々な強者との戦闘を行っている。

 

旅に出る頃には既に剣豪としての腕を持っていたが、その程度では天華を越えられないとして、『天龍具足』を身に着けながら今も鍛錬を重ねている。

 

黒鉄一輝(くろがね・いっき)

 

「起きろ、我が憧憬(さいきょう)

 

原作の主人公。今作における剣鬼。風の剣帝と無空の剣士を目標に、剣の修羅として完全に覚醒しているにも関わらず、本来の優しさも兼ね備えているヤベー奴。

幼い頃に天華と王馬の剣戟を目の当たりに、伊織の『湊で見たあの夜の剣を越える』状態となっており、剣の道を究める者として覚醒している。だが黒鉄一輝本来の優しさは失っておらず、決して伊織の様にはなっていない。

原作でも王馬を尊敬していたが、今作では姉も加わって二人が目指すべき頂点となっており、魂の在り方を示す固有霊装も刀一本だったのが二本に変わっており、秘剣も二天一流をベースにしたものと一刀流のものとで区別化されている。

 

まだ碌な戦闘経験がないが、それでも剣の腕は凄まじく、少なくとも現在の時点で原作で言うところの一刀羅刹習得状態と互角である。

 

黒鉄珠雫(くろがね・しずく)

未だに出番がない、黒鉄家の末っ子。本作で唯一、キャラが全く変わっていないキャラクターの一人。

一輝の事を相変わらず敬愛し、また天華の事も姉として尊敬している。王馬に対しては普通の兄妹といった感じ。原作の様に関わりが皆無であるという訳ではない。

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