あとぼっちちゃんは絶対ベッドヤクザ。ぼっちちゃんにナニをとは言わないけど搾り取られたい。多分「ごめんなさいごめんなさい...」って感じで謝りながら襲ってくる。それかリミット外れて「えへへへへへへへへへへへ!!」って感じで。ってか何の話してるんだ僕!?!?
あと念の為タイトルをド直球にします。
僕は鏡の前で自分の服装を確認している。
僕は今、虹夏さんにもらったヘアピン(僕は男の子だけど似合ってるらしい)と星歌ねえさんに貰ったカバン、そしてひとりお姉ちゃんとお揃いにしたジャージを着ている。服装の統一性よし、オシャレさはまぁよし、動きやすさよし!
待ち合わせの駅まで行ってひとりお姉ちゃんと電車乗らないとな..
駅に着いた。ひとりお姉ちゃんが僕を見つけた途端ゆっくり抱きついてきた。
「ジャージ...私と...お揃いに...してくれたんだ...ありがと..ヘアピン...かわい....」
撫でながら褒めてくれる。本当にひとりお姉ちゃんは僕の癒しだ。手を繋いでホームまで行く。結構握力つよいな...
そう考えているうちに電車が到着。ひとりお姉ちゃんが痴漢さんに何かされたら怖いので僕がひとりお姉ちゃんの前に立つことにした。頭にひとりお姉ちゃんの胸がずっしり乗っかる。電車が揺れる度に僕の頭の上で弾んだり揺れたりするのでマシュマロの帽子を被ってるみたいできもちいい。
「ごめんね...運動...してないから...重くない...?」
「大丈夫!心配してくれてありがとうね。」
「えへへ...」
ひとりお姉ちゃんはすごく幸せそうに微笑む。そんなひとりお姉ちゃんの顔を見れて僕も幸せだし、これだけ仲良しそうにしていれば痴漢さんも手を出せないだろう。防犯ブザーもここにある。
そうこうしてる内にすぐ電車が着いた。人の海を抜けて改札をくぐり、日光を仰ぎ見ると約束の映画館があるゼオンモールがあった。
「楽しみだね!どんな映画なんだろ!」
「Bキュウエイガ...ダッタライイノニネ」
ひとりお姉ちゃんは小声でもちょもちょ言っている。確かひとりお姉ちゃん、B級映画が好きだったらしい。ラブコメ映画や青春映画が苦手で最終的に映画の趣味はB級に落ち着いたらしい。
でもね〜、ハイパーモリオボーイズはちゃんとした映画だろうなー。ラブコメ要素はないけど、アクションものだから。
それらについてどうこう語っていると、ひとりお姉ちゃんのお腹が鳴る。
「えっと...ごめんね...」
「僕も同じだから大丈夫だよ、映画まで結構時間あるしお弁当食べよっ!」
ひとりお姉ちゃんはフードコートが苦手なので人のいないモールの外でお弁当を食べることにした。実はこのお弁当、ひとりお姉ちゃんが作ったもので、しかもめちゃくちゃ美味しい。何故か大体キャラ弁だけど、虹夏さんのご飯に負けず劣らずの味だ。僕もひとりお姉ちゃんぐらいの年になったら、お弁当を作ってあげたいな。
「おいしい!ありがとう!」
「えへへ...ちょっと...張り切っちゃった...」
あっという間に僕はお弁当を平らげた。ひとりお姉ちゃんはもぐもぐ弁当を食べている僕の写真をにやにやしながら眺めている。
「えへへ...口にケチャップ...ついてるよ...」
そう指摘されて僕は口を拭おうとしたとき、
ひとりお姉ちゃんがちゅう〜って僕の唇に口をあわせてきた。
「んう...やりたかった...これ...透也君の、味...よし...行こっか...」
ひとりお姉ちゃんが清々しい顔で言い、僕の手を取りモールへと向かう。こんなひとりお姉ちゃんに僕はキュンキュンしてしまう。僕のこと守ってくれて、お弁当だって作れて、ギターも弾ける。
そんなひとりお姉ちゃんの背中が、とても大きく感じた...
最近忙しいので投稿も遅れるし質はとうに保障できません。
山田リョウおねショタをR18の方で出来上がり次第出します。
ってか結婚するなら山田リョウかもな...意外と面倒見いいし、行動原理が変な人間に対して理解が深い。辛い時そっと抱きしめてくれそうだ。
本当に山田リョウと結婚させてくれえええ!れ