冬の末、暖かい日も増えてきたと感じるほど。梅の花は落ち、蕾から僅かに桜の花弁が顔を覗かせた。まさしく春の到来である。
▓▓ホシノちゃんはこの日の為に準備をしてきた。
「おはよう、二人とも。」
流石に記念すべき日だったので、しばらくぶりに休みを取った。少しバイトも増やして以前よりもっと多くのお金を稼げるようになったので以前よりか多少は助けになっているだろう。
そういえばシロコちゃんの来ていた制服はホシノちゃんのものらしい。ノノミちゃんの制服を注文する際に、ついでにとシロコちゃんの分も買っておいた。
二人ともシワのないピカピカの制服で登校している。
……ちなみに私はここ1年でかなりヨレヨレになってしまった。バイトは基本的に作業着とはいえ、制服でやるものもあるし、特に夏は酷かった。まあ、それなりに丈夫だし、穴が空いた所は補修しつつ使ってるのでまあ見てくれは最悪ではないよ思うけど。
二人にコサージュを付ける。コサージュの花言葉や意味合いは知らないけど……まあ、きっといい意味だよね!
…………ノノミちゃん曰く『将来の安全や健康を願う』らしい。……知らなかったな。
二人に花を付け終わるとホシノちゃんがやって来た。彼女らを祝福するべく、私達は体育館へと案内する。
そこで行われたのはたった▓人のささやかな入学式。土地を喪い、校歌を喪い、遺ったのはこの場所だけ。▓にはそれを守ることは出来ない。川の水が他へ流れていくのを小さなホースで水を足してやるくらいのことしか出来ないのだ。
彼女達も▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓。
▓▓▓二人を連れて体育館へと移動する。風が吹き、いつしかのように桜と砂が宙へと舞った。逃げるように体育館へと入り、入学式が行われる。
───それから、たった▓▓で式が始まる。名前を呼び、証書を渡し、そして終わる。僅か20分にも満たないが、それらは間違いなく二人を祝福するものであった。
彼女達はアビドスの一員となった。それが、どんなに▓▓▓▓なことなのか。それを▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓だった。
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夢のカケラを手に取った。
彼女が綴った絵空事。
それは眩しく目を焼いた。
揺れる心、溢れる気持ち。
されど この心は赦されぬ。
最善も最良も投げ打って。
目覆い耳塞ぎ口を閉じ。
ああ居つまで続く猿真似かな。
先日、日間ランキング見てたら見慣れた題名が……(つд⊂)(゜o゜
思わず2度見しちゃったよね……
まだまだ続くよ。頑張って更新しますよ。
閲覧&応援&感想などなどしてくれた人ありがとうセンキュー!