「自己紹介をさせてくれ!」
唐突にそう叫ぶ少女を見て、小鳥遊ホシノは呆れた声を出した。
「何言ってるの……いや、どこに言ってるの?」
「とにかく、自己紹介させてよ。」
はあ。と生返事。この少女は時折アホになる。Nabeatsu of the world───そう言って読み手に伝われば良いのだが。まあとにかく、発作のように意味不明なことを唱えるのだ。
「ホシノちゃんがインタビュアーだから。ね?お願い!私を誰かに紹介すると思って!」
「誰って……知り合いしかいないでしょ。」
「ね、ね?お願い!」
ため息。自己紹介とはなんだったのか?というか発言内、それもたった1行で矛盾しないでほしい。
「─────────ああもう分かったよ!もう、くっつかないで!」
「『雨野こよみ』17歳 一人暮らし。
20xx年7月2日生まれ 血液型A型 身長165cm 体重49kg
20xx年4月アビドス学園入学 同年ゲヘナ自治区内の建造物補修業者に入社(アルバイト)
きき腕は両手
自宅はアビドス自治区南東部の元工業地帯にあり現在は住んでない…
仕事はまじめでそつなくこなすが今一つ情熱の無い女……
常に「自由」を願っていき 「争い事」にこだわったり
頭を抱えるような「トラブル」とか 寝るも眠らないといった「敵」をつくらない……というのが
社会に対する姿勢でありそれが自身の幸福だという事を知っている……
もっとも戦ったとしても彼女は誰にも勝てんがね
20xx年から仮住居を転々とする習慣があり
4~5年周期で砂によって拠点が劣化して住むことができなくなる事を知っている……
その結果砂漠地帯での生活は同級生としても軽々しく口にするわけにはいかない プライバシーだからな
なんかアホっぽい笑顔溢れる表情と自由な物腰をしているため周囲からは好かれるが
バイトでは休みを取らないことで叱られてるんだぜ
両親を知らない子供で
義理の母親はヤツが4歳のとき砂害で死亡…同じくして育った友達もその後砂の下で死んだ
近所の人の証言によるととても仲のいい間柄だったそうだ
好きな映画は「ミッドナイト・ラン」
好きなファッションは「アウトドアファッション」
イラストレーターさんやHなゲームで似たような名前のキャラがいる
筋を通さない女性はキライ
好きなスタンドは「パール・ジャム」
寝る前に独自の入眠法を行い、体をほぐしてから床につくとほとんど朝まで熟睡……?
子供のころちょっと過激な「少女漫画」の……
「大人びた人間」…あれ…初めて見たとき
なんというかその…
下品なんだがフフ…
興奮しちゃったことがあり……
自分の「価値観」にしばらく悶々としていた。
悪いやつじゃあないんだが
これといって特徴ばかりの……
影の濃い少女さ」
「…………ホシノちゃん、そういうのを世間一般的にストーカーって言うんだよそれ。」
「───……コホン。今のは冗談だから。こういう場所でしか巫山戯られないし。」
「ん、まあ、外見は……緑の髪だね。私よりちょっと長いくらいのセミショート。瞳の色は青。淡い青……ちょうど#228b22と#1e90ffこんな感じの。」
「え?ちょっと待ってそんな紹介の仕方なの?なんか立ち絵とか……」
「───SSにそんなのはありません!筆者も"ワイ下手過ぎてワロタ"とかなんとか……」
「えぇ……」
「……続きです。そことなく脚長で
「のわーっ!?何言ってんのアンタ!?てかキャラ崩壊し過ぎでしょ!もう誰が話してるのか分からねえって!」
「どうせ本編には関係ないから」
「いやキリッ!じゃねェ!!!」
「───ヘイローは四角の枠に目玉、ムダ毛は生えてない、健康的な少し焼けた肌。」
「ぶっこむなっての!!!下ネタをォ!!!」
本編と関係ないだけで言ってることは正しいです。