アビドス高校一年 雨之こよみです!   作:よわよわよわ

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スッゴイみじ回

どうもよろしく、遅筆短文です。


秋、砂に塗れた月

そろそろ葉っぱが色づき始める頃になった。相変わらずアビドスではそのような光景は見られないものの、荒涼とした風が砂と共に頬や髪を撫でていく。夜になれば随分と寒くなったものだ。と思いながらアビドスの砂漠を歩く。

 

あの日からアビドスの治安は少しずつ悪くなっている。いくつか確認しているがヘルメット団を始めとする不良たちがここへ流れ込んでいるらしい。

 

ほとんどが夏の猛暑で退散したみたいだが、冬は何とか衣服で耐えれてしまう、残ったアレらは寒さを凌げれば生活できる場だと知ってしまった。非常に面倒だが、いざ襲われた時のために槍でも作っておいて突いてやろうか。

 

…………ああ、そんなことを思っていたらヘルメット団の住処を発見してしまった。

 

見立て通り、どうやら奴らは砂漠にまで住み着いているらしい。普通に考えて住める訳ないのだが、面倒なことに私の拠点の近辺で多くの痕跡が残っていたので探してみることにしたのだ。

 

場合によっては今の拠点から離れなければならない。仕方ないことだが、いざやられると煮えたぎるほど腹が立つ。

 

だが、薬莢やヘルメットらしきプラスティックの破片が見つかるくらいの戦闘痕がありながら、私の家の物資は一つも漁られていないのが意味がわからない。偶々ヘルメット団同士で戦闘があったのか?同じヘルメット団でもコミュニケーションが取れないのか?

 

「…………わかんないなあ」

 

理由が無い。より良い住処を見つけるために移動してきたのは分かる。だからこそ砂漠に住むという選択肢が分からない。そしてそれらがそこそこ大きな規模となっていることも。

 

───ここは恐ろしい場所だよ。

 

アビドス砂漠に出来た拠点に潜入する。人がいるのか?と思うほど静かだったが、火が焚かれているので間違いはない筈だ。

 

このアジトは埋もれかけの建物を拠点にしたようだ。私はコンクリートの壁を這い登り、高い窓から中を観察する。

 

……驚いたことにどうやらここは既に投棄されているらしい。ドラム缶から煙は登っているのに建物内には人一人居なかった。日の様子から一日前……いや、今日の朝だろうか?

 

いくつかそのままの荷物が置かれており、私は周囲を用心深く探った後にそれらを確認した。

 

……食料品、というよりも日用品が大半。一部食料品や水などもあったが……飲食物は日持ちしないものばかりだ。ここに居たのは他所から来た奴らで間違いないだろう。

 

大方、ヘルメット団同士の抗争に負けたのだろうか?だけど、ここは立地的に良くはないし、荒らされたような痕跡も無い。

 

一体……どういうこと?

 

その後も見回りを続けたが、想定しているようなものは見つからなかった。

 

奇妙な感覚、そして少しの不気味さを覚えながら、私は休むのだった。

 

────────────────────────────────────────────────

 

朝起きてもう一度確認してみたが、火が消えていることしか変化がなかった。やはりこの拠点は投棄されたもので間違いは無かった。

 

恐らくこの環境に耐えられなかったのだろう。住宅街ならともかく、砂漠まで足を運べば環境は大きく違う。自然の脅威を受け、恐れをなしたのだ。

 

「……取り敢えず、脅威は去ったか。」

 

 

 

───あの戦闘痕はなんだったのか。

 

それらは、月夜風によって砂と共に消えていた。




そういえば、パンデモニウムソサエティは全員実装ですってね。

生徒会ともあろう御方が揃っていないなどと……そんなことはありえんよな?(他を学園を見ながら。)



あと、ちょくちょく記載を変更します。

一つはアビドス"高校"で正しいこととか。あと細々としたのがいくつかですね。

なんで学園だと勘違いして修正したんだろう。最初はアビドス高校で間違いないって調べて書いてた筈なのになぁ……
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