後輩たちの喝により目が覚めたこよみ。さらなる借金返済のためにある求人へと募集することにした。そこでは資材搬入が主なのだが……?
奇妙なロボットが跋扈する職場だが、とにかくがんばれこよみ!借金約9億を返しきれ!
あと、二人に先輩風を吹かすシロコちゃんは可愛かった。自分なりに面倒を見ようとしているけど、どうしたら良いのか分からずに運動に誘うくらいしか出来ていないのが本当に可愛いらしいなあと思います。
でもちょっとストイックすぎるから、シロコちゃんには「子供の遊び」という本を渡しておこうかとこよみは考えるのであった。
入学式は簡素なものだった。だけど、4人の先輩たちは精一杯私たちを祝福してくれた。シロコ先輩がコヨミ先輩に何か詰め寄っていたが、コヨミ先輩が何かの本を渡して収まった。
「聞いてた通り、本当に学校に来ないのね……」
教室でセリカちゃんが私に囁く。目線の先は最奥の席で未だ空席となっている場所だった。
この席はあのコヨミ先輩のものらしい。ノノミ先輩曰く、コヨミ先輩は一ヶ月に一度登校するのだとか。何故、それほどまでの期間を開けて来るのかと言われれば、"出稼ぎ"に行っているらしい。実際、かなりの金額を稼いでいるみたいで、コヨミ先輩の稼ぎを合わせれば700万の利子を返済できて、更に全員の稼ぎが良ければ元金も減らせる月があるのだという。
「本当に月1回しか帰ってこないんだ……」
まだ片手で数えれるほどしか顔を合わせていないけど、コヨミ先輩は会うたびに印象が変わる。最初はフツーの先輩って感じだったけど、二回目に会ったときは冷徹そうな少しプレッシャーを感じる雰囲気を纏っていた。入学式ではニコニコ笑顔で何もかもがほわほわしている感じだった。
というか、別の学校に変えるべきだ。なんて言っておきながら別に生徒会の一員ではないのだとか。じゃあどうして先輩はソレを聞いてきたのだろうか?
「ねえ、セリカちゃん……」
「何?」
「何か私たちにやれることってあるのかな?」
「……それは、バイトとかじゃない?」
「そうなんだけど……さっき、ノノミ先輩に聞いた話だと、どうにも帳簿管理とかに"隙"がありそうなの。」
「隙……?」
「ほら、バイトは先輩が稼いでるし。それなら少額を稼ぐより、もっと私ができそうなことをした方が良いのかなって。」
「……んー……確かに? でも、管理ったってどうするの?」
セリカちゃんの言に、私はノノミ先輩の話を思い出す。
『ええっと、とりあえず借金の総額ですけど……大体9億円くらいですね~……』
『9億……』
『本当に9億円あるって訳じゃなくて、8億……8000万くらいでしたっけ?』
『いや~おじさんに聞かれても……でも確か───9億円は切ってたかな。』
(……いやいや、なんでそこを把握してないんですか……?)
『……ところで、どうやってそのお金を?』
『おじさんとシロコちゃんは懸賞金で借金返済のお金を稼いでるよ。』
『ん。』
『懸賞金……ってヴァルキューレのですか?』
『一人当たり5万。100人捕まえれば500万稼げる。』
『まあ、そんなに指名手配犯はいないけどね……』
『私は内職をしてます~♤ 色々ありますが月4~5万くらいですかね?』
『ノノミちゃんは校舎の掃除とか支払いとか手伝ってもらってるからね。全く、人手が足りなくて大変だよ~……』
『なるほど……』
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なんて、話をしていた。推察であるが、学校の管理をしっかりしていない筈だろう。と考えて、ならばもっとお金を稼ぐアプローチがある筈だと考えることが出来た。
それぞれがそれぞれでお金を稼いでおり、それがたまたまうまく行っているだけで非常に大きなリスクが潜んでいる……というより、もはや丸見えなのだが。
(会議でもっと方向性を決めて……これだけ大きい校舎で、廃材だってあるはず。もしかすれば、砂漠に埋まった校舎から何かサルベージできるかも……)
どれも相応の労力が必要だが、借金を返す手立てになるのならばやる必要があるだろう。
「まずは全員に借金の総額と返済方法をハッキリさせるところから。何をすれば良いのか、どんなことをできるのかっていうのが分かれば、もっと借金を返しやすくなるかなって。」
「なるほど……」
(…………というか、数百万も毎月稼げるバイトって先輩は何をしてるんでしょうか?)
そこまで実入りの良い仕事なのならば、
(そんなに稼げるってもしかして───)
───まさか……ホスト?いや、先輩の雰囲気ならキャバクラ?
(…………いやいや私っ!何を考えてるの! でもまあ、そんなにやらせたくない仕事っていう可能性も無くはない……のかも。)
今度、先輩が帰ってきた時に詳しい話を聞いてみよう。取り敢えず先にモモトークで伝えておこうかな。
私はスマホを取り出して先輩のトーク画面を開いた。
「……あれ?先輩から───えっ!?」
どうしたの───とセリカちゃんがこちらを覗いてくる。私は彼女に向かってトーク画面を見せることにした。
そうして疑問を帯びていた顔が驚きへと変わった所で、先輩たちがやってくる。
「───二人とも、どうしたの?」
先輩たちに「しばらく連絡が取れないから、よろしくね。」と書かれているメッセージを見せると三様の反応を見せるのだった。
前回は爆死で心が抉れて酷い文体になってしまっていたのが本当に申し訳ない。リオは70連で出たのでネルをチマチマ引いて執筆も頑張ります
200連ぴったりでネルが出ました……
何故?何故?何故?
更にP.S
はい。こんにちは筆者です。
あれから相当忙しくて全然執筆時間が取れませんでした。
いやあまあ取れなかったってのもちょっとニュアンスが違うんですけども
エタったとかじゃなくて活動報告でも入れてるけどマジで執筆のノリが悪いっす。
それでまあ、ふと筆者の処女作の投稿ペースを見ると6カ月50話とかいう今考えるとありえんくらいのペースで書いていまして……意図的に遅らせた今作ですが1年半で20話と考えるとやべーもんですわ……
過去の自分を見習いたい!ということで、引き続き亀更新となりますが……閲覧者の方々が「あれ?このSSそういや更新来てるかな?」くらいのペースで挙げていきたいです。
忘れた頃に更新していく。これからもこよみちゃんの行く末をどうぞよろしくお願いします。
ハッピーエンドはすきですか?
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