アビドス高校一年 雨之こよみです!   作:よわよわよわ

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□奥空アヤネの筆録

あれから前向きな借金返済の案を纏めた。

 

先輩方もそれを了承して、私とセリカちゃんを含めた対策委員会の()()で話し合いを行うこととなる。そこで初めて分かって驚いたのだけど、なんとコヨミ先輩は廃校対策委員会に所属していなかった。先輩は部活動無所属なのだった。

 

何故所属していないのか聞いてみたが、どうにもはぐらかされてしまう。いつものらりくらりとしているホシノ先輩だけじゃなくて、なんだかノノミ先輩とシロコ先輩も言いづらそうな雰囲気で妙に居心地が悪く、他の話題へと変えることになってしまった。

 

最初ということで、現状の情報共有と今後の会議の流れの決定、そして次回以降は借金返済の案を各自考えることを話して終わりました。大きな一歩ではないけども、前に進んだことを喜ぶべきでしょう。

 

借金返済の案といっても、完済まで出来るのかという疑問がある。そもそも、資源も機材も無いアビドスでお金を稼ぐ手段は限られ過ぎている。しかも自治区内の人口も他の数十……下手をすれば数万分の一かもしれないほどだ。人もお金も物資もない。

 

───砂の下にはあるのかもしれないけど……

 

そこで最近噂になっている連邦生徒会の組織の"シャーレ"に救援を送ってみることにした。キヴォトス全域でかなりの熱量の噂になっている組織で、特権的な力を持っているのだとか。それを危惧した各校が連邦生徒会に抗議を行ったりしているらしい。

 

噂ではもうそろそろ"先生"と呼ばれる人物が着任するとのことで、何か助けてくれないかな。と漠然とした考えではあるものの、自分たちの手に負えないものは仕方がない。先輩方曰く最近はドンドン治安が悪化していっているらしく、私も先日に付近をうろついていた不良に襲われた。

 

あの時、ホシノ先輩が助けてくれなければかなり危なかった……

 

"シャーレ"に相談して借金返済がすぐにポンと出来れば良いんですけど……額が額ですし流石に9億負担してください!は無理ですよね。というかそんな図々しいこと言えませんし。真面目に考えれば割の良い職業斡旋とかその辺りでしょうか?

 

正直、どう考えても完済できる算段は今の所ない。どちらかと言えば砂嵐の発生源を突き止めて対策を取る方が復興の第一歩としては楽な道だと思います。でもそんな資金無いし、新しく借りるなんてとても無理でしょう。

 

でも───諦めて良い理由にはなりませんよね。

 

先輩が守ってきた此処を、今度は私達が守らなければいけない。私は故郷(ここ)に思い入れがあるからアビドスに入った。クラスの皆にも反対されたし、正直言うとセリカちゃんも来ることを知った時は驚きと安心が3:7くらいで存在していた。

 

まだ、完全な話を聞いた訳じゃないけども───

 

ノノミ先輩もシロコ先輩も此処を助けたいって気持ちが有った。ホシノ先輩も何もしていないように見えて、ずっとパトロールをしているのだという。そしてコヨミ先輩も……

 

皆アビドスを守りたいって気持ちがあるんだ。

 

私は、私に出来ることでアビドスを助けたい。

 

……はあ。せめてコヨミ先輩がいたら、どういう仕事が良いのか相談できるんですけど……

 

───────────────────────────

 

数日経ったけど"シャーレ"からの返答はない。

 

あれから大変なことが起きた。ヘルメット団が徒党を組んでアビドス高校に襲撃を掛けたのだ。

 

その日はホシノ先輩が居らず、シロコ先輩とノノミ先輩とセリカちゃんとで対処した。数は数十人には及ばず、小規模な団体だったけども……先輩たちは困惑していた。

 

襲撃なんて初めてのことらしい。ホシノ先輩がパトロールしていたり、シロコ先輩もたまに賞金首を捕まえる為に不良を撃退することが多く、アビドス全域には及ばないが、最低限アビドス高校周辺の治安は整えられているはずだった。

 

緊急で会議を開き、対策を考えた。やはり治安維持のパトロールをするべきという話が出ましたが、コストが高いと考えた。現状、利息返済もギリギリですし、人手も足りていない(外部のPMCを雇うことは金銭的に不可能なので除外)のでこの案は却下された。防衛のための備品を調査することになり、自動人形(オートマタ)は電力コストが高いので監視ドローンを導入する案を出すことになった。

 

無論、手作りだ。

 

調べるとミレニアムの最新式ドローンは何故か多機能すぎて十数万も掛かる。別の無線マイコンを使用しているはずなのに、何故かBluetooth接続機能とタッチ決済機能までついているのだろう?もしかして商品配送用のモデルなのかと思えば、絶対に必要のない自爆機能がついていた。

 

他も探してみたものの、要件を満たすようなものは無かったので諦めて作ることにした。ガワや基盤は砂漠からサルベージできる可能性があるし、旧校舎にも関わらず、校舎には大型の加工を行える機器が技術室に揃っているので作成する環境は用意しなくても大丈夫だった。

 

私のタブレットに接続して制御する。それ自体は中学校の課題で同じようなことをやったことがあるので上手くいった。

 

試作機1号と名付けたそれは、そこらを彷徨いていた不良に撃墜されてお陀仏となってしまったけど、引き換えに先輩たちが位置情報を元にアジトに乗り込んで壊滅させたので必要な犠牲だったと言えるだろう。

 

試作機2号の制作に取り掛かっているが、最近ますます不良が襲撃を掛けるようになってきた。具体的には週に1回のペースでヘルメット団が襲ってきたりするようになった。

 

校舎の修繕費が必要かも、と考えたものの、やはり過去のアビドスは凄かったらしく、この旧校舎でさえ防弾ガラスと強靭なコンクリートで建設されていた。修繕費よりも校舎に溜まった砂を吐き出す方が面倒だと言えるくらいに丈夫な造りだ。

 

──────……それにしても、なぜ此処を襲撃するんでしょうか?

 

アビドスを強請った所で金になるようなものもないし、ウチには宝物なんて無い。占拠したとて連邦生徒会から承認を受けている学校だから防衛室から特殊部隊が派遣されるのも分かってる筈だし、借金返済しなければいけない可能性だって在るはずだ。

 

それでも襲撃をする理由が理解出来ない。アビドスはアジトにしやすいと考えても、何かしら負の面が多く割に合わないのではないか。というのが私を含め全員の見解だった。

 

目的が分からない。ただの荒らし目的としても、執拗に襲撃する理由は───?

 

 

 

──────その答えは、()()()()と出会うまで出ることはなかった。




お久しぶりシュポ
シュ~ポッポッポ~!!!限定二人はキツイシュポね~!!!

アロナ「───お前なんかに引けるもんか 限定のマークは・・・"ブルアカ"の象徴なんだぞォ!!!」

青青青青紫
黄青青黄黄

筆者「星3確定だ!引けただろ、カバめ!」

『メイドにジョブチェンジしても、アリスはアリスです。
見ていてください、先生!』

アロナ「ほらな 引けねェ」ド ン !!

という訳でどうも、シュポガキがよ……!と分からせに行こうと思ったらアロナに分からせられた筆者です。

椅子と机を新調することにしました。
カスみたいな折り畳みの椅子とクッソ狭い机で作業してると腰が痛くなってベッドで寝転んでスマホで編集することが殆どで流石に辛いので買い替えようかと思って見繕ってます。

環境も良くして投稿も加速させたいネ……

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