アビドス高校一年 雨之こよみです!   作:よわよわよわ

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お久しぶりです(4ヶ月ぶり)


休日の予定を決めるのは一週間前にするといい。

キヴォトスにおける休日とは───

 

三者三様とはいえ、その多くは学校に行くことが多いだろう。殆どが学生のキヴォトスにおいて休日に何故学校に行くことになるのか?

 

それは部活動の存在が大きいだろう。学校生活においての部活動というものはそれだけ割合を占めている。と言われても分かりにくいかと思うが、基本的に学校の授業は8割方がBDによる学習であることが関係している。アビドスもBDによる学習は行われているが部活動はほぼほぼ無い。これは生徒数も関係しているが、ここ数年で上級生の殆どが卒業又は転校してしまい、部活動の継承が上手く出来なかったかららしい。そして、残ったアビドス生は砂への対処を行う為に部活動を行えないらしい。それでも文化部やフットワークの軽い部活は娯楽程度として残っているらしいが、生徒数の低下のせいであと2年で潰えるだろうとはユメ先輩の話だ。

 

おのれ砂め……と思うが、アビドス生にとって休日は本当にやることが無いという訳だ。そこで私はホシノちゃんに連絡した。既に2ヶ月も経ってあと数日後には夏休みに入る……ふふふ、ここで私はある計画立てていた。確かに生徒数が少ないけど色んな事はできるだろうから。

 

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───いつもの訓練を終えて、私はホシノちゃんへ計画についての話をした。

 

「部活を作るぅ……?」

 

「そう!ただ皆と集まって何かをするだけの部活なんてどうかなって。誰も縛られない、何かを成す義務も無い。ただ集まる場所を作りたいんだ。」

 

「…………えーっと……それって部活って呼べるの?」

 

「確かにそうかもしれない。でも、アビドスってホシノちゃんが遊びを断るくらい殆ど何もないでしょ?」

 

「…………ごめん、もう一度そう考えた理由を教えて?」

 

「もー、ホシノちゃんは話を聞かないんだから……」

「ユメ先輩が部活が言ってたんだ。『私達が卒業する頃には部活は無くなるだろう』って。」

 

「でもさ、私達も先輩後輩も部活をしないまま青春を終えるのって勿体無いと思うんだ。だから皆で集まって何かをできる部活を作ろうかなって。」

 

「ああ、なるほどね。」

 

ぼーっと聞いていたホシノちゃんも私の理由が理解できたみたいだ。

 

「でもどうするのさ。仮に作ったとしても何をするの?」

 

「ふっふーん!その為にこれを作りました!」

 

「───本……?」

 

「そう、これ中はリストがいっぱいあってここにやりたいことを書いていくんだ。こうすれば、過去にどんなことをやったか分かるでしょ?」

 

「いわばこれは───私達の思い出そのものなんだよ。」

 

現時点での予定は───

 

・放課後スイーツを食べて回りたい(ホシノちゃん曰く食事中は私がニヤニヤしながら見てくるから行きたくない。)

 

・文化祭を開きたい。(先輩に困った顔をされた。)

 

・キヴォトス全校で体育祭(ホシノちゃんに現実的に無理では?とツッコまれた。ウチだけだと人数少なすぎて盛り上がりに欠けるかなと思ったけど……)

 

・皆でプリクラ撮りたい(先輩も賛成したが、ホシノちゃんは写真が嫌いらしい。)

 

・海に遊びに行きたい(ホシノちゃん曰く夏まで待ってね。とのこと。)

 

・飲食でバイトしてみたい!(先輩が言うにはかろうじて飲食店は何軒か残ってるらしい。いくつか探してみることに)

 

・お泊りしてみたい。(私の家はあまり適していない。ホシノちゃんも嫌らしい。)

 

・ゲームセンターで遊びたい。(ホシノちゃんが駅に3台だけあるドーム状の押し出して景品を取る奴で妥協してほしいと言った。)

 

……これ、参考にならないんじゃ……?

 

…………まあいいか!ホシノちゃんや先輩に案出ししてもらえればいいし、「三人寄ればティーパーティの知恵」なんて言葉もあるしね!

 

「これに皆でやりたいことを書くんだよ。」

 

「…………これは……」

 

ホシノちゃんは書かれている内容をじっと見て言葉を漏らした。私がやりたいことを書いても良いと言うが、彼女はそれを断った。

 

「そっかあ……いつでも良いからね。」

 

「……思い付いたら言うよ。」

 

「でさ、でさ、部活申請できるかな?」

 

「……承認されると思うけど、人数はどうするの?」

「あ、待って、私は駄目だから。」

 

 

 

「───えぇーっ!?」

 

「いやいや何でそんな想定外みたいな……」

 

「な、なんで駄目なの?私とホシノちゃんはソウルメイトだと思ってたのにっ!」

 

「や、ソウルメイトって何さ。そんな杯交わした覚え無いよ。」

 

「そんなぁ…………ホシノちゃんがいないとどうしよう……」

 

「ちなみに現時点での候補は誰?私は除いてね。」

 

「……んーっと…………ユメ先輩?」

 

「…………は?どういう人選???」

 

「いやあ、これには狙いが……」

 

私は指を立てて先輩達を狙った理由を話し始める。

 

「先輩とホシノちゃんはまとめ役でしょ?いわば猿社会のボス猿みたいなものだから、そこを押さえれば他の人も入ってくれるかなって。後、先輩が部員だったら色々話を通しやすいかなぁ〜って……」

 

「───だ、」

「誰がボス猿だって?」ニブニブニブニブニブ

 

「ひっ、いや言葉の綾って奴で……」

 

「……もう怒った!絶対に入らないしそのノートを没収!」

 

「ああっ!なんて奴だ!」

 

「何か言った?次からの訓練はハードだからしっかりと柔軟と休養を取ること!分かった?分かったなら帰って!」

 

「うわぁん!ホシノちゃんの鬼!悪魔!訓練マニア!」

 

「(#^ω^)」ビキビキ

 

脱兎の如く逃げ出した私はそのまま家へと帰った。言われた通り柔軟を入念に行い早めに就寝した───が、

 

彼女の思惑通り、それでも次の日の訓練で私はぶっ倒れたのだった。

超スパルタだよ鬼教官;;




デカグラマトン決戦はもうやりましたか?

もう少しデカグラマトン関連について掘り下げて欲しい所ですが……そろそろアビドス過去編でしょう。

私の予想が当たれば……シナリオを変えなくて済むのになぁ……
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