さよひなつぐの姉妹   作:ローマン

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 ライブ回のラストです

 どうぞ、見届けてください!






希望へ向かう、即ち暗黒の超重力

 

 

 

 

♪希望へ向う譚詩曲

 

 

 

 

 最後のステージには、ましろが立つ

 

 イントロは、オーケストラによる演奏から始まった

 

 

 

ましろ『何処までもずっと続くと思ってた、日常は儚く崩れて消えた〜♪ 退屈だとさえ感じて軽んじてた、幸せのその本当の意味に気付いた〜♪ 満ち足りてなかった、訳じゃなかったんだ〜♪ 僕達はそれをもう一度、取り戻そうとしたんだ〜♪』

 

 

 

 ここで、バンドサウンドも加わってくる

 

 

 

ましろ『上手くやれたと思ったことでさえ、誰かの悲しみを知れば無力で〜♪ 幾度も困難にぶつかっては立ち止まり、目的のその本当の意味に気付いた〜♪ 諦める事に慣れた訳じゃなかったんだ、僕達はそれにもう一度、立ち向かおうとしたんだ〜♪』

 

 

 

 ここで上手から、チコが出てくる

 

 

 

チコ&ましろ『『鎖(とざ)された暗闇(やみ)の中、希望(ひかり)を感じたんだ〜♪ 君の瞳(め)に、言葉に、後ろ姿に〜♪ 喪(うしな)う為だけに、生まれた訳じゃないと〜♪

 

チコ『思えたのは〜♪』

 

ましろ『信じられたのは〜♪』

 

チコ&ましろ『『そう、君がいたからさ〜♪』』

 

 

 

 最初のソロは、瑠唯のバイオリン

 

 とても優雅で、儚いソロである

 

 続いては、真奈のピアノソロ

 

 バラード調にぴったりな、とても優しいソロだった

 

 

 

ましろ『凍りついた季節(とき)の中、未来(あした)を感じたんだ〜♪ 君の手に、笑顔に、戦う姿(すがた)に〜♪』

 

チコ&ましろ『嗚呼、別れる為だけに、出逢った訳じゃないと〜♪』

 

チコ『思えたのは〜♪』

 

ましろ『信じられたのは〜♪』

 

チコ&ましろ『そう、君がいたから〜♪』

 

チコ『何の為、誰の為、戦えばいい? 遠過ぎて、近過ぎて、時に見失う〜♪』

 

チコ&ましろ『傷ついても、裏切られても、世界を知る痛みを怖れないで〜♪』

 

 

 

 2人が歌い上げると、ステージ脇からボーカル陣が全員出てくる

 

 ここからはソロ回し、最初は真奈のキーボードソロ

 

 そして瑠唯のバイオリンソロに続き、直樹のサックスソロ、里香のトランペットソロに繋がっていく

 

 更に、ステージ後方にロックが登場し、ギターをかき鳴らす

 

 次はかなみのキーボードソロ、安定の早弾きである

 

 最後のソロは、夕貴と未来のツインギターが披露された

 

 

 

全員『真っ直ぐに〜♪ 唯(ただ)真っ直ぐに、光へ向う〜♪ 嗚呼、倒れても、また倒れても、何度でも立ち上がる〜♪ キミと紡(つむ)いだ譚詩曲(バラッド)―― 』

 

 

 

 ラストのサビは全員で歌い上げ、幕の下がっていたオーケストラとMorfonicaのメンバーも演奏に加わる

 

 

 

全員『 希望(ひかり)へ向う譚詩曲(バラッド) 〜♪』

 

 

 

 こうして、最後の曲も披露し終えたのだった

 

 

 

 

 

_____________________________________________

 

 

 

 

チコ「ライブって……やっぱ最高〜!!」

 

 

 

 チコのMCに、会場は大きな拍手に包まれる

 

 

 

チコ「今回、凛月学園と月の森女子学園の合同音楽祭だったけど、ましろちゃんはどうだったかな!?」

 

ましろ「わ、私ですか!?」

 

 

 

 まさか話を振られるとは思っていなかったのか、ましろは困惑する

 

 

 

ましろ「え、えっと……本日はお日柄も良く……」

 

チコ「あはは! そんなに緊張しなくても大丈夫だよ!」

 

ましろ「こ、これからも私たちはモニカとして頑張りたいです!」

 

 

 

 ましろの言葉に、会場は拍手に包まれる

 

 

 

友希那「それにしても、とても良いライブだったわ。」

 

蘭「声が掛かった時は驚きましたけど……こんな一生に一度の経験ができて良かったです。」

 

チコ「うんうん! オーケストラと一緒に歌うなんて……多分今後一生無いかもしれない経験だからね〜!」

 

香澄「とってもキラキラドキドキしました〜!」

 

こころ「とても笑顔になれるライブだったわね!」

 

彩「あ、あれ? まだ一曲残ってるはずじゃ……?」

 

香澄「そうですよ! まだあの曲をやってないじゃないですか!?」

 

蘭「か、香澄! それは言わない約束……!」

 

チコ「あはは……こうなったら言うしかないね……」

 

 

 

 チコはステージに立つ全員より少し前に出る

 

 

 

チコ「本当はさっきの曲でラストだったんだけど、どうしてもやりたい曲があるのでアンコールって形でやらせて下さい!」

 

 

 

 チコがそう宣言すると、会場が大きな拍手に包まれる

 

 

 

チコ「いくぜ……! 【即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力】」

 

 

 

 

♪即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力

 

 

 

チコ『即ち…光をも逃がさぬ、暗黒の超←重↓力↑ 届かない距離さえも、永遠に近付ける〜♪』

 

 

 

 最後はオーケストラ全ての演奏隊による、アンコール曲だ

 

 超←重↓力↑のタイミングでボーカル、及び演奏メンバーはジャンプをする

 

 

 

チコ『時の歩みをも許さぬ、暗黒の超←重↓力↑ 今、君が望むなら、事象の地平を超えて行こう〜♪』

 

全員『超←重↓力↑〜♪』

 

 

 

 こうして、長きに渡るコンサートは閉幕したのだった

 

 

 

 

 







 次回で最終回




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