Ave Mujicaってマジでサンホラ感凄くないですか!?
これ思ってるの、私だけですかね……?
あ、本編お願いします
※夕貴視点
どうも氷川夕貴です
先日、私はバンドに誘われました
でも、私にバンド経験は無く、いつもお姉ちゃんたちの背中を見ていただけでした
だからなのか、貰った譜面を見てもなかなか出来るようになりません
そんな日が続いていたある日のバイト日
夕貴「はぁ〜……」
つぐみ「夕貴ちゃん、さっきからため息ついてるけど大丈夫?」
夕貴「あ、いや、何でもないです!」
つぐみ「もしかして、何か悩み事?」
夕貴「えっと……」
つぐみ「色々、夕貴ちゃんに任せすぎちゃったかなぁ……」
夕貴「い、いえ! 全然そういうことじゃなくて!」
羽沢珈琲店での職場環境はとても充実しているから、それはない
むしろ、かなり私的な悩みであって……
つぐみ「へぇ〜、夕貴ちゃんもなんだ。」
夕貴「も?」
つぐみ「お姉ちゃんも最近バンドに誘われたって言ってたんだよね、特別ゲスト枠?らしいけど。」
夕貴「かなみ先輩、楽器弾けたんですか?」
つぐみ「うん、キーボード部屋で弾いてる時は凄いんだよね……」
つぐみさんはかなみさんの事を話しながら苦笑いしていた
弾き方が凄いのかな?
かなみ「つぐみ〜! 私代わるよ! 夕貴ちゃんは接客お願いできる?」
夕貴「分かりました!」
入れ替わりでやってきたかなみ先輩はつぐみ先輩に声をかけると、エプロンに着替えた
夕貴「あの〜、かなみ先輩?」
かなみ「ん? どした夕貴ちゃん?」
夕貴「先輩が最近バンドに誘われたって、つぐみ先輩から聞いたんですけど……」
かなみ「そうなんだよね〜! 何でもその子の学校のオーケストラ部の子たちとやるからさ、スケール半端ないよね!」
うん? オーケストラ部……?
私の誘われた人たちもそんな事を言ってたけど……偶然…?
かなみ「明後日その子たちと音合わせするんだけど、曲が難しいんだよね〜! まぁ、頼まれたからには最高の演奏に仕上げるけど!」
夕貴「……かなみ先輩、それって凛月学園の人たちじゃ……?」
かなみ「お〜! 夕貴ちゃん、花女なのによく知ってるね!」
夕貴「知ってるもなにもその人たちに頼まれてるんです……ギターとして。」
かなみ「……え〜〜!??」
かなみ先輩曰く、その日の占いの結果が一位だったそうで、占いって当たるもんなんだね〜!と言っていた
というか、そもそも占いって何を根拠に順位とか運勢とか決めてるんだろう…?
後で、日菜お姉ちゃん辺りに聞いてみようかな?
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※かなみ視点
かなみ「でも知らなかったなぁ〜! 夕貴ちゃん、ギター弾けたんだね!」
夕貴「はい、でもお姉ちゃんたち程じゃないですけど……」
かなみ「確かに紗夜ちゃんや日菜ちゃんも上手いけど、夕貴ちゃんにはあなたらしい演奏ヂカラがあると思うよ。」
夕貴「私なりの……ですか?」
まぁ、まだ夕貴ちゃんには分からないかな〜
かなみ「おっ! あったね、例のスタジオ。」
夕貴「え!?」
夕貴ちゃんが驚くのは無理はない
何でかっていったら、明らかにプロが使ってるような音楽スタジオだったからだ
夕貴「これって普通のスタジオじゃなくて、レコーディングスタジオなんじゃ……?」
かなみ「やっぱやる事が違うね、名門は!」
翼「お! 夕貴ちゃんとかなみ先輩来てくれたみたいだ!」
真奈「先輩、こちらです。」
そうこうしてたら、バンドメンバーの子たちが案内してくれた
それにしてもオーケストラ入れての音合わせだからか、皆ピリピリしてるな〜
真奈「それでは改めて皆さんに自己紹介をしていただきます、私はキーボードを担当する鏑木真奈です、よろしくお願いします。」
翼「ドラムを担当している山中翼です、よろしく!」
淳「ベースを担当の夕日淳です、よろしくお願いします。」
未来「ギター担当の田村未来だよ! よろしくね〜!」
夕貴「ギター弾きます……ひ、氷川夕貴です! よ、よろしくお願いします!」
六花「一部のギターを担当します! 朝日六花です! よろしくお願いします!」
かなみ「キーボードとアコーディオンを担当する羽沢かなみです、皆盛り上がってる〜!?」
お〜!!と返してくれる子も居たけど、直ぐに真奈ちゃんに止められた
ちなみに私も六花ちゃんと一緒で、一部の曲でキーボードとアコーディオンを演奏する事になっている
後、今日は居ないけど、ここにモニカの皆も入ることになっている
おや? あの子はもしや……!
ひかり「かなみ!?」
かなみ「お〜! ひかりちゃん!」
私がたまに集まってバンドやってるベースのメンバー、上原ひかりちゃんにバッタリと再会した
元は和楽器のバンドでひかりちゃんは尺八やってると聞いてたけど、まさかフルートも出来るなんてね
吹く系の楽器なら何でもいけるんじゃない!?
直樹「次は俺だな、サックスを担当する夕日直樹だ、よろしく!」
かなみ「ん? 夕日……」
淳「僕の兄です。」
なるほどね、直樹くんは淳くんのお兄ちゃんなのか〜
直樹くんはカッコいい系だけど、淳くんは可愛い系だよね
里香「最後は私ですね、オーケストラ部の部長兼トランペットを担当しています瀬川里香です、よろしくお願いします。」
里香ちゃんか〜、ちょっと表情硬いよ〜?
さて、最後に一発気合い入れときますか〜!
かなみ「よ〜し! 皆頑張ろ〜!!」
シーン……
あれぇ? 皆、ノリ悪いなぁ……
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※夕貴視点
〜通し練習、終了後〜
夕貴「うっうっ……」
六花「夕貴ちゃん……」
未来「ゆっきーは悪くないよ! 私だっていっぱい間違えちゃったし……」
同じギターの子たちが庇ってくれてるけど、全体的に1番できてなかったのは私な訳だし、合わせる顔がない
真奈「皆、夕貴ちゃんの事はそっとしておきましょう……」
淳「うん……」
夕貴「……」
1人2人と切り上げていき、残るは私だけになった
早く帰らないとお姉ちゃんたちが心配しているだろうけど、なかなか足が重くて思うように立ち上がれない
私、やっぱりギター向いてないのかな……
?「おや〜? こんな所でおおべそかいてるギタリストが居るぞ〜?」
私に声を掛けてきたのは、金髪でショートカットのいかにも大学生って感じの人だった
私はこの人と面識はないし、向こうも私を知らないはず
?「ねぇねぇ、君はどうしてそんなに泣いてるのかな?」
夕貴「それは……私のギターが下手だったから……」
?「…どうして下手なんだと思う?」
夕貴「私には才能が無いから……」
?「……ちょっとこっちに来て。」
その人は突然私の手を掴むと、ステージの方へ連れて行った
夕貴「ちょっ!? 何なんですかあなた!?」
?「早く自分のギター持ってきて!」
その人はさっきとは違い、真剣な表情でそう言った
私は言われるがまま、一度しまったギターを再び取りに戻った
?「オッケー、今からあたしが歌うからそれに合わせてみて。」
夕貴「あ、合わせるって……!?」
?「嗚呼…あの日の雛鳥が羽ばたいて征く〜♪果てしない空へ〜♪」
夕貴「……!!」
その人の歌い出しに合わせて、私はギターをかき鳴らす
この曲はこころ先輩が歌う予定の曲だ、何故この人は知っているのだろう……?
てか、この人の歌声、凄く綺麗……!!
?「風を味方にして〜♪向って征ける〜♪未だ見ぬ地平へ〜♪」
そして最後まで、私たちはひと通り演奏し切った
途中でソロはあったけど、不思議なことに一度もミスをしなかった
夕貴「貴方は一体……」
チコ「名前だけ教えてあげるよ、私はさすらいのシンガー、チコ!」
夕貴「チコ…さん……?」
チコ「それじゃ、バイバイ〜!」
夕貴「ま、待ってください! 私、まだ聞きたいことが…!!」
急いでチコさんを追いかけたが、外に出るとその姿は無くなっていた
夕貴「何だったんだろう、あの人……」
私はその場にしばらく立ち尽くしていたが、帰りが遅くなるのは悪いと思い、急いで帰りの支度を始めた
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※かなみ視点
チコ「…ん、この気配はもしやっ……!」
かなみ「あはは……バレちゃいました?」
チコ「かなみちゃん! 久しぶりだね!」
かなみ「ふふっ、先輩も相変わらずですね。」
チコ先輩は私の4つ年上で、月の森出身のシンガー
今でも時々、近くのライブハウスで歌ってるのを見かける
チコ「そこに居たって事は、夕貴ちゃんの一部始終は見られてた感じか。」
かなみ「まぁ、そうですね。」
チコ「あの子は強いよ、きっと大物になる。」
かなみ「おぉ! チコ先輩の大物センサー発動…!」
大物センサーとは、チコ先輩に「あなたはきっと大物になる」と言われた人の多くが自らの才能を開花させ、その業界で有名になったという逸話があるからだ
ちなみに、私もその1人
かなみ「そうだ! 私、いい事考えちゃいました!」
チコ「何何? 言ってごらん。」
かなみ「チコ先輩も私たちのライブに出ませんか?」
チコ「その話、ノった!!」
かなみ「決めるの早っ!?」
チコ先輩、合同コンサートに参加決定!!
初登場のオリキャラが多数登場しました
いよいよ、コンサート編ですね……!
次回もよろしくお願いします!