【星を守る逸般人】   作:白ノ宮

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供養作品 二作目 【二番星】0話

幼少期の私はそれなりに空虚な人間だったんじゃないかな?

私が生まれたのは私含めた3人構成の上流家庭。両親は仕事が心の底から大好きなようで私に構ってくれる時間はほとんど無かった。

 

それでも生活の上で必要なものは全て用意してくれるし、私の両親的にお金は愛という感覚だったのかも。

 

私自身、寂しいと感じたことはないから満足していたんだと思う。

 

私が少し変わった人間だと自覚始めたのは就学前教育範囲を家庭教師から教わっている時だった。

 

その時家庭教師は将来の夢というお題を出してきた。あまりテレビにも興味がなくて家族で出かけることもない。友達はまずいない。そういったことから当時の私はあらゆる経験が乏しかった。

 

何かに強い憧れを持ったことがないからわからないという事を家庭教師に伝えると、少しの間を置いて

 

「アイちゃんは賢いのね〜」

 

と何故か褒めてくれた。

 

家庭教師が帰った後、パソコンで将来の夢について調べてみると、私ぐらいの年齢だと何かしら持っていることが普通らしい。

 

「私って普通の人間じゃないのかな?」

 

なんて一部の人が聞いたら大いに反応しそうな独り言を零したのをよく覚えている。

 

別にあれは中二病ではなく、純粋な子供が思ったことだからセーフだ。

 

そうして私は将来の夢を探すために色々な習い事を始めた。考えつくものは片っ端からやった。

 

結果だけ言うと、特技が増えただけで夢はかけらも見つからなかった。どれも高いレベルの才能を持っていたらしいが、私からすると全く魅力的に思えなかった。

 

ホント懐かしいな。迷走し続けた結果なんのせいかも得られてないなんて経験、そうそう味わえるものじゃないよね。

 

目的とは違う技能ばっか身について苛立った時もあったけどそれのお陰か、感情を隠す技術も修得したんだよね。

使い所が難しいという難点もあるんだけどね...。

 

そんな迷走から数年の時が過ぎて小学4年生の時、遂に私の夢が見つかった。

 

きっかけは誰にでもあることだと思う。小学校の音楽鑑賞会でシンガーソングライターが呼ばれた事だった。

 

その人は当時あまり有名だったわけではないけど、その人の曲、歌、踊りは、私の心に響いてドス黒く錆びついた感情を呼び覚ました。

私が感動で涙を流したこともその時が初めてだった。

 

そこで過去の習い事でやっていなかった分野を思い出した。音楽だ。

 

再び親に音楽系の習い事をしたいといえば、頷いてピアノの教師を雇ってくれた。幸いにもピアノは既に家にあった。

過去に母親が興味本位で購入したものの、結局使わなくなったらしい。そういった面でも私の家庭はセレブなんだなと改めて思う。

 

思いつきでグランドピアノをポンって買えるのは常識外だと思う。

 

私の才能というものは楽器にも作用することはなんとなくわかってはいたがピアノでさえもその通りだとは思っていなかった。習ったことはスポンジの吸水並みにすぐ身について、怒涛の勢いで上達していった。

 

ある程度上達して、基本と言える部分は完璧なので習い事を辞めた。ここからは日々の鍛錬とインターネットやテレビを使って売れている曲の分析に入った。

 

しかし私はその時点で取り組んでいることが間違っている事に気づいた。

 

私の目的は売れることではなく、私が魅せる歌、曲で人を感動させることだ。

売れることは副次的のものでしかない。

お金を稼ぐという点だけでいえば他にも選択肢はたくさんある。

 

作曲や作詞に挑戦していたらあっという間に時が過ぎて中学校に入学していた。




星野アイの口調を掴みたいけど境遇がなんかあれだったので根本的に変更しまくったら名前が同じなだけの他の誰かになってしまった。

一応簡単に言うと、星野アイがシンガーソングライターを目指す話です。二話目で詰まったので頓挫しました。

台詞も全然ないので時間を無駄にしたパターンです。

現在、話のネタ集め中です。
色々漫画読んできます。
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