「………お!?」
「ばーちゃんばーちゃん、
「ニャー」
「そういえばココロさん!!運転室から離れていいの!?」
「んががが 言ったろ!『ロケットマン』は”暴走海列車”。あたしの仕事は列車を線路にのせるまで!!運転しようにもスロットルが効きゃしねェんら。したがって列車は常にフルスロットル!!!もう誰にも止められねェんら!!!」
「ウソ!!?」
いやいや…止められますってば!!ブレーキは効くし、燃料を込めるのやめれば文字通り止まります!!走ってる間は速度調整が出来ないってだけでしょう?
「ルフィ!!列車が大波にぶつかっちゃうわ!!ルフィ!!」
ナミが慌てているけれど、ルフィはみんなとお話し中…
「せっかく同じ方向むいてるもんがバラバラに戦っちゃ意味がねェ!いいか、おれ達は同士だ!!先に出た”海列車”にはおれ達の仲間も乗込んでる!!戦力はまだ上がる!!大波なんかにやられんな!全員目的を果たすんだ!!行くぞォ~~!!!!」
「ウオオオーッ!!!」
「…さすが船長!締める時は締めるわね!」
私が言おうと思ってた事、全部言われた気がするわ。
ねぇちょっと?ルフィって、だんだんダメな感じになってくのかしら?
前半の海でこれだけビシっと締めれるのに、後半の海ではなんだかグダグダになってたような?
HCIでは連合組む際、なんか駄々捏ねてなかったっけ?
まぁいいんだけど…
「んががが、さーおめェらこの波何とかしてみせなァ!!!」
「フランキー一家!!波にひるむな、大砲用意!!!」
「
そんな中、ナミの胸から音が鳴る
<<プルルルル…>>
「鳴った、子電伝虫」
『ナミさんナミさん聞こえるか!?』
「うん!!サンジ君ね!?」
『こちらちょっとアホ二人のせいでマズイ事になってきた』
「デミ・キャノン!!!」
「…穴も開かねぇ…当然か…!!」
「うおおお!!」
大砲の音が鳴り響く。けれど、波にスパン!!スパン!!と頼りない音で消えていくだけ…
「だめだだめだそんなんじゃあーっ!!!下がってろ!!フランキー一家特製大砲に任せとけー!!!目標、アクア・ラグナ!!撃てーっ!!!”スーパー解体砲”!!!」
特大の大砲が出てきたけど、結果は同じ…
「ひるむなァ!!!どんどん打ち込めーっ!!!」
「やめなさいよ!弾が無駄になるだけじゃない!!」
私は大砲のすぐ近くまで行って、フランキー一家に言った。
「バカ野郎!!やめてどうにかなんのかよ!!」
「一点集中すりゃあなんとかなるかもしれねェだろ」
それは無理でしょうよ!何度もやってみてわかんないかな?
「んがががががが!!頑張んなァ!!線路は多少浮上するがアクア・ラグナは超えられないよ!!直撃すりゃあこの『ロケットマン』もひとたまりもねえや!!!んががが」
「やってて無駄だってわかってるんでしょ?だったら弾は決戦の時に取っておきなさい!!」
「だからその決戦に行く為に今やってんじゃねェか!!他にどうしろってんだァ!!!」
「私たちにまかせろ!!って言ってんの!!!」
「「!!?」」
「うおおお~~~~っ!!ぶつかるぞォ!!!」
「やべェ!!!死ぬー!!死んじまうーっ!!」
「私たちって、おめェ…」
「んよっ」
「!?」
ルフィとゾロが機関車の上に登ってきた。
「お前ら何する気だ!!!」
「んん」
「「大砲を撃つ!」」
「108を三つでいくつだ」
「324!」
「何だ?長ェぞそれ!」
「何でもいいよ」
「何やってんだあいつら」
「3人だから300でいいんじゃない?」
「じゃ、それで」
「ああ!」
「ゴムゴムの…」
「…空気圧縮…」
「”三百煩悩”…」
「ぶつかる~!!!」
「「「”
斬撃と風圧、そして圧縮空気の塊がそろって波にぶつかった。
ー ズズズ…ズズ…ズズズ…ボォ…ン!!! -
波がヘコみ衝撃が突き抜けて穴が空いた。
「「「!!!?」」」
「……ぬ………!!!」
「抜けたァ~~~~~~!!!!」
「うウ!!!う!!うお~~~~!!!死ぬかと思ったァ~~~~~っ!!!」
「アクア・ラグナを抜けたぞ~~~~!!!!」
「やったーっ!!!」
「んがががが…コリャたいしたモンら…!!!伊達じゃねぇ様らね海賊共…!!!」
「おい、イオリ!!なんだおめェさっきの技!!カッコイイな!!」
「念動力で空気を圧縮して放ってみたのよ!初めてやったけど上手くいったわ。」
恰好として『かめはめ波』みたいな感じでやってみた。ちょっと感動!!
「それにしちゃすげェ威力だな!おめェならではの技ってわけだ。」
「まーね!」
「麦わらー!!!」
「敵に回すと恐ろしいが…」
「味方となるとこれ以上頼もしい奴らはいねェな!!!」
「…女だからって…バカに出来ねぇな!!…さすがに死を覚悟したぜ…何て奴らだ…」
「気ィ抜くんじゃねェよお前ら!!!嵐はまだ抜けちゃいねェんら!!」
「ウオオオ~~~~~ッ!!!もー恐いもんねーぞー!!!」
ルフィとゾロと私は車両内へと戻った。
「ぷはー!!面白かった」
「わ-!!麦わらー!!スゴイわいなあんた達!!」
「人間業じゃないわいな!!!」
「ルフィ!!こっち来て!!」
「ん?」
「サンジ君!!」
『おうルフィか!!』
「サンジーっ!!そっちどうだ!?ロビンは!?」
『ロビンちゃんは…まだ捕まったままだ。ナミさんから今、事情を聞いたとこさ。…全部聞いた…』
「そうか…いいぞ暴れても!!!」
「ルフィ!!無茶いうな!!おれ達が追いつくまで待たせろ!!おいコック聞こえるか!!その列車にはヤべェ奴らが」
「いいってゾロ!!お前ならどうした」
「!」
「止めたってムダだ」
『……わかってんなァ、おうマリモ君、おれを心配してくれんのかい?』
「するかバカ」
「サンジ!相手は六式使いよ!修練場での私の技よりキレがいいわ。それだけは頭に入れといて!」
『サンキュー!イオリちゃん!ヤベェ奴じゃわかんねェから助かったよ。』
「…」
『ロビンちゃんの気持ちを聞かされちゃあ…たとえ船長命令でもおれは止まる気はねェんで!!!』
バキバキッ ZZZ…ー
「切れたわね…」
ってかなんで壊すかな?持ってればいいのに…
「大丈夫かしら」
「ば-さん列車もっとスピード出してくれ!!」
「もっと!!?安心しな…もうすでに船の限界速度を超えてるよ!!もう自力じゃ止まれねェ程にね!!んがががが」
*--*--*--*--*
「よし!戦闘準備バッチリよ!!」
「……!!」
「何してんの」
「てめェら、何堂々とここで着替えてんだ!!!ハレンチ女どもが!!」
「「「ナイスハレンチ…」」」
「仕方ないじゃない1車両しかないんだもん」
「一応、私は後ろ向いて着替えたわよ?」
「腹を隠せ!!腹と足を!!!てめェらもだスクエア!!お前らが乱れた社会を作るんだ!!イオリさんを見習え!!!」
「えっ?なんでイオリが、”さん”付けに!!?」
「あ~…モロにパウリ―さん好みだもんなぁ…」
「う…うるせェー!!!」
「……」
「おまえがうるさいわいな、テレ屋」
「テレ屋」
「コノ…」
「この黒ズボン、どうせポケット付きならもっとでっけェ方がよかった。弁当が入らん」
「こら!肉を詰めるな!!」
「ほら!これに入れときなさい!」
と言って、大きくした収納貝を1個ルフィに渡した。
「なんだよ!こんなでけえの、もっとポケットに入らねぇだろ!!」
「これに肉を入れて、閉めたらここを押す!」
「おっ!!小さくなった!!」
「この両端を押すともとに戻るわ。私の能力みたいな”
「へェ~、こんなもんがあったのか!ありがとなイオリ!!」
あ~あ…。ついに、収納貝の事、ルフィに教えちゃった…
これで食糧庫も鍵付きにしないとダメね。
「!ナミお前、武器変えたのか?」
「ううん、これは空島から帰った後、ウソップが『貝』を使ってより強く改良してくれたの。
「そうかウソップの…」
「「そう、遺作…」」
「しんみりさすな!!!」
「どうせ、追い着いたら会えるんだからいいでしょ、別に…!!」
そもそも死んでないからね?
「「えっ!?」」
「奴らと一緒の海列車に、ウソップの気配もあったのよ!たぶんフランキーと一緒に捕まったんだと思うわよ?なんで一緒に居たのかは知らないけど…」
「ウソップが海列車に乗ってるのか?」
チョッパーが聞いてきた。
「乗ってるわよ!まぁ、すんなり私たちの前に姿を現すとは考えにくいけどね?」
「どういう意味だよ?そりゃぁ!」
ゾロがツッコんできた。
「だってほら…ああ見えてウソップもプライド高いじゃん?ものすご~くバツが悪いと思わない?」
「あ~…まぁわからねェでもねェな…どうするつもりか見ものだな!!」
ゾロがニヤニヤしながら言っている。
「まだか!?バッシング・トム!!!」
「”パッフィング”!!ちょっとルフィ!中入ってなさいよ!!せっかく着替えたのにびしょ濡れじゃない!!」
「いいんだ!!ここが好きだおれは!!」
「ゴムゴムの~っ!!」
「…空気圧縮…」
「300ボンドーっ!!」
「キャノ-ン!! ドーン!!」
「ギャーもうダメラグナー」
「遊んでんじゃねェよてめェら!!!」
「「ヒマ!」」
「武器でも磨いてろバカ共」
「おーい!!おいおめェら!!前に列車が見えた!!!」
「え!!?」
「パッフィング・トムだな!!?」
「早すぎねェかい?」
「…少なくとも、奴ら4人の気配は感じないわ!」
私は気配を探ってみんなに言った。
「どういうこと?」
「たぶん、サンジが相手の戦力を削ぐ為に、車両を切り離したってとこじゃない?」
「オイありゃあ海列車だが…機関部がねェ!!イオリさんの言ったとおりただの車両だ!!止まってる!!!」
あれ…私って、このイベントでは”さん”付け、確定っすか?
「サンジとウソップが乗ってるかも知れねェぞ!!」
「フランキーのアニキもだわいな!!」
「おい、イオリ!!あの車両にバカコック共はいねェだろうな!?」
「さっきも言ったけど、これはサンジがやったんだと思うから、居るわけないわ。一応気配は探ってみたけど居ないわね!フランキーっていうのはルフィが1番ドックで闘りあったって奴でしょう?そいつの気配も感じない!あれに乗ってるのは、海軍だけよ!!」
「マズいぞ、このまま進めばぶつかっちまう!!!バーさんブレーキは!!?」
「きくわけねーらろ!何とかしなァ!んががが!!」
「ぶつかるー」
「ニャーニャー」
「どうする!?アレ、どかさねェとこっちもタダじゃ済まねぇぞ!!!」
「よし、じゃあおれ達がぶつかる寸前で解体してやる!!」
「よォし!!おれ達ものった!!!」
お前らバカじゃん?そんなの絶対ムリじゃんよ!!
「ゾロ!斬れ!じゃま!!」
「ああ!」
「『ああ!』て…」
フランキー一家とガレーラが一緒にコケた…。
ゾロは気にせず機関車の先端へと向かう。
「 ー 荒廃の世の自我…斬り裂けり、二刀流”居合”…」
「…」
「”羅生門”!!!」
「!!!?」
線路にあった車両が、真っ二つに斬れて左右に舞った。
「「「え~~~~~~っ!!?」」」
「別に…驚く程のことじゃないと思うけど?」
斬撃を飛ばす事が出来れば訳はない。これくらいの事なら、今の状態の私でもできるわよ!!それに、巨大な波に穴を穿つより、よっぽど簡単だと思うけど?
「あのなお前ら!!そういう事やるんなら前もって一言くらい…」
「聞こえたろ『斬れ』って」
「斬れると思わねェしよ!!」
「あんな怪物でも、一味の頭じゃねェのか…」
「…おい、お前ら!!」
「「!?」」
「…まだだ…!!まだ、終わってねェ!!!」
ゾロが手ぬぐいをかぶった。それはつまり、気合を入れるべき相手がこの先に居るって事だ!!
確かにね…。この先の線路上に先へと向かう大きな気配を感じれる。けれどそいつの発する気配は進行方向に強く向けられている。
こちらに気配が向いているなら、殺気みたいな感じで気づく事もあるだろうけど…
ゾロあんた…!
もしかして見聞色を発現している? いつの間に!!?