「ちくしょう!もう囮は意味がねェ!!ハチを人質にして奴らを脅すんだ!!」
マクロ一味がハチの檻に向かう。が…
― ガシャン!!ドボン!! ―
「!!?」
「ニュ~~~!!檻と縄から解放された~~~~~!!ありがとうロロノア~おめーいい奴だな~~~!!!」
「船長命令だバーカ」
「ンげ!!!ハチが解放された!!!」
「はっちん!!」
「ハチ~~~!!」
船の上ではケイミーとパッパグが喜んでる。ここなら狙われる心配も無いし、安心だよね?
「お前ら今回はおれが動けねェのをいい事に、好き放題殴ってくれたな!!!」
「アウアウ!!おれはまだ殴り足りねェぞハチ…魚人空手でとどめをさしてやる!!!」
「全く運の悪い奴め!!モハモハハハまだそれだけ減らず口が叩けたばっかりに、これからもっとヒドい目に遭うんだ」
「さァ来い!!お前を斬る為に新開発した”金魚剣術”この海は血に染まるぜ」
「タコ焼きパ~~~ンチ!!!」
普通のパンチだよね?まぁ右手3本あるけども…
「今日は見逃してやら~~~!!!」
と言いながらマクロ一味は飛んでった。こうしてみると、ハチって強いのね?
そもそも私たちと比べるのが間違ってるのか?
マクロ一味をやっつけたハチはサニー号の甲板へ…
「うえーん!よかったはっちん!!」
「ニュ~~~悪かったなケイミーパッパグ、おれが助けに来たつもりが」
「気にすんじゃねェよハチ~~~!!」
お前は何もしてないでしょうが!!
パッパグって…なんかウソップに似てる気がする…
原作ではケイミー達がアジト側に居たから、攻撃されそうになってゾロが助けてたけど、ここではそんな心配はない。
ゾロはそのままアジトの足場へと上がり、攻撃してくるトビウオを斬り落としている。
船上ではウソップも順調にトビウオを撃ち落としてる。大砲にくらべてパチンコは機動性が高いから、もう既に20匹近く落としたんじゃないかな?
『”ゼロファイト”誰かやらねェか?医療費100万出そう』
「のったぜヘッド!!おれが行く!!!どけどけどけ~~~エ!!!」
「なんかでっけー奴が来たぞ!!金棒振り回してる!! ― さっきの通信何だ!?医療費とか言ってたけど…」
「あいつハンドル持ってねェ!!まさか”体当たりってこっちゃねェだろうな」
「”ゼロファイト”って聞こえたからそうなんじゃない?」
「あの速度と巨体で突っ込まれちゃ船がもたん…!ルフィ、お前魚の方いけよ」
「おお!よしきた」
いやいや…フランキーが聞いたら怒るわよ?トビウオの体当たり程度でダメージ受けないって!!
心配なら私が甲板に武装硬化すれば、ダメージは全部あいつに返るんだから!!って聞いてないか…
「思い知れこの速度で落下する巨体の破壊力は”隕石”にも匹敵する」
「匹敵しねェって!」
とてもじゃないが、あれがガープの投げる砲弾と同じ威力があるとは思えんわ!!
「やっぱり曲がる気ねェぞ!!!」
ウソップが騒いでるけど…
「問題無いわよ。もうちょっと仲間の事を信じなさい!!」
ちなみに仲間というのにはサニー号も入ってる。
「破壊力が増すのは飛んでるお前も同じだ!!」
「ほっ」
甲板から飛んだ二人…
サンジがライダーの顔面に蹴りを入れ、ルフィがゴムゴムの風船でトビウオの速度を殺す。
「おお!!!うりゃ!!!」
ルフィはそのままトビウオを掴んで甲板にスープレックス。
その瞬間に、私はトビウオがぶつかる辺りに武装硬化を施した。船への衝撃は少ない方がいいからね?
― ドスゥ…ン!! ―
トビウオは気絶した。
「カッチョイ~~~!!!二人共!!」
「今日の夜メシだ!!」
「近くで見るとおおきいわね」
「 ― やっぱり、一筋縄じゃいかねェな、この一味」
「気がつきゃ結構な数飛んでるぞ!!一体何匹倒せば終わりなんだ!?」
「乗りて~~~~~!!くそ~!!さっきのでおれが諦めたと思うなよ!!」
「諦めなさいよ!!イオリだって次はもー助けてくれないからね!?」
「何て事ですか…私!!”麦わらの一味”における初陣!!お役に立たねば男の名折れ!!!」
「おう、どうしたブルック」
「あのトビウオ、何騎減らせます事やら…不弁ながらもこの手並の程…ご覧頂きます!!とうー!!!」
タンッ!!と飛んだブルック。月歩でもないのに甲板から見張り台よりも上まで飛んでいる。
「うお!!」
「すげージャンプ力」
「何だ!?あのガイコツマスク!!」
「一突きにしてやる」
「”眠り歌・フラン”!!!」
ブルックが空中でバイオリンを奏でる。ブルックに向かっていた3人が眠った。乗ってるトビウオも…
「ね…寝た」
「あんたたちもか!!」
ナミが怒ってるけど、チョッパーとルフィは…まぁしょうがないわよね…
「ヨホホホ音楽は力です」
ブルックが海上を走り、落ちてくる3人に向かっていく。そして…
「失礼!!!」
「どわー寝てたァ!!!」
斬り捨てた
「あの野郎!今の何だ!!?何か汚ェトリック使いやがったな”!?」
「ヨホホ!トリックじゃありません”
「やるなブルックの奴っ!!楽しくなってきた!!おれも行くぞっ!!」
「あっ!!ちょっとルフィまたあんた!!」
ルフィが手を伸ばして、またトビウオに飛び乗る。あー、これからあのシーンかしら…?
どりゃどりゃ…
私はルフィの行動を見れるように左目を閉じて(エイタによる)観察を開始した。
「よーし捕まえた!!お前潜ったら許さねェからな!!おい…?」
「ぐー」
「!?寝てるー!!!おい、お前!!起きろ~~~!!ぎゃぁー」
「うわ!!あの野郎ヘッドの部屋に!!」
「!!!」
「…!!…う、いてて…ん?」
「……」
「……あ!!?」
ガチャ…
その男がルフィを見た後、鉄仮面をかぶる。
「……見たな」
「あ~~~~~!!!お前っ!!!」
「…おれを…知ってるよな…!?」
~ ~ ~ ~ ~
ブルックは飛んで奏でて斬り捨てる。という事を繰り返していた。
「どわァ」
「ハァ、ハァ…ぬお…!!ヨホ!!!」
ブルックにとっては水面を走るにも、かなりの体力を必要とするらしく、海面から足場に飛び乗った。
「ドゥハ-!!もう限界~~~!!!足ツリそうですツる筋肉ないんですけどー!!」
「ブルックはりきってんな…!トビウオだいぶ落としたろう?」
「ハァ…ハァ~!!お役に立たねば…!! ― でもちょっと休憩をば…」
原作ではダメージが抜けきっていなかったゾロは、ブルックと一緒に休憩している場面。でも身代わりは私がやったので、ゾロのダメージは既に回復している。もちろん私も回復してるけどね!!
「しかし、まだまだ飛んでやがるな…いったい何匹いるんだ?」
休んでいるブルックめがけて飛び込んできた一匹を斬り落として、ゾロが呟く。すると放送が…
『一騎で行くな。
「え?」
その放送にフランキーが反応する。
『
「え?」
「…」
「女か!!もったいねェが皆殺しの命令!!」
「来た!!」
「殺せるかしら?いらっしゃい!!」
チョッパーはマストの上に、ロビンは見張り台の上に居る。ナミは後方の屋根の上に見える。
トビウオが3匹と2匹…組になってやって来る。
スカ! スカ!! スカ!!!
「ぬ?」
「お!?」
「何!?」
3匹が連なってナミに襲いかかり、3連続でこん棒の空振り音が響く。
敵だから別にどうでもいい事だけど、連なった3匹が同じ動きするって…
編隊組んでる意味なくね?
「何だァ!!!?」
「残念!”ミラージュテンポ”!!前方の雷雲に注意してね!!」
「ぎゃあああああ!!!」
「
「ぶへ!!!」
2匹が雷雲に突っ込み感電…急旋回して雷雲を避けた1匹はロビンによって仕留められた。
そしてもう2匹の組は…
「刻蹄『菱形』!!!」
チョッパーによって仕留められた!!
『
「え?」
「あーもー!いちいち反応すな!!”
「あ、それでフランキーは反応してたのか…」
私の発言を聞いて理解したウソップが呆れてる…
「うわ!!何だあいつ!!?銃が効かねェ!!!」
「ストロングハンマー!!」
「どわぁ!!」
「すっごーい!!みんな本当に強いね!!パッパグ!!」
「ここまでやる奴らだとは…ハチを助けたら一目散に逃げるつもりだったのにな」
「しかし、だいぶ減ったな…」
フランキーとウソップが飛んでいるトビウオの数を見て呟く。確かにもう20匹も居ないんじゃないかしら?
多い時は100くらい飛んでたのにね…
「わざわざあいつらの罠の中に入ってやったのにね。これじゃ訓練にもなりゃしない!!」
「訓練っておめェ…確かに修練場の特訓に比べりゃなんてことねェけどよ…」
ほんと、シャボンディ前に、ウソップが武装色を使えるようになるなんてね!!おだてたのが良かったのかな?まあ本心だけど
あ、ルフィが出て来た…
「うわあっ!!!」
銛を連射する銃?でルフィが追い立てられる。
「危ねェ危ねェ」
「ルフィ」
「逃げろ!!でっけェの来るぞ!!」
「ヴォオオオ!!!」
「でっけーの!?鉄仮面か!?」
「仮面のやつと!!牛!!」
「牛!?」
「ヴおぉおおぉお!!」
「”モトバロ”の声だ」
「「ヘッドだ!!」」
牛?に乗った鉄仮面の男がルフィを追って建物を壊しながら現れた
「バタバタと叩き落とされやがって!!!」
「何だよ!何か出て来たぞー!!」
「蚊やハエじゃねェんだぞ!!!”トビウオライダーズ!”!!!」
「自分ち踏み潰して現れた…!!!」
「…!!もう、このアジトはいらねェんだ!!麦わらの一味さえ殺せりゃあな!!!」