「さがれ!!ルフィ!!そいつは七武海の一人だ!!!」
「『七武海』!!?何で…みんな揃って知ってんだ!?」
「その攻撃、絶対受けるな!!!衝撃波だ!!」
サンジが叫ぶ
くまは手を開き、”キュイーン”という音と共に掌が光ったかと思うと光がルフィに向かっていく
― ズゥン…!! ―
「おわっ!!」
間一髪避けたルフィ
「ぐお!!」
「何コレ!」
「何だアレ!? こんな事もできたのか、あいつ!!」
フランキー、ナミ、ウソップが爆風に耐えながら叫ぶ。
「うォい!!衝撃波ってウソじゃん!!」
ルフィも叫ぶ
「アレは…」
とチョッパーも驚き、次の瞬間、二人揃って…
「「ビームじゃーん!!!うひょー」」
「喜んでる場合か、アホ共!!!」
目をキラキラとさせて喜ぶ二人にウソップが怒鳴る。
「バーソロミュー・くま…!!!なぜまた!!!」
ロビンは何故またくまが自分達の前に姿を現したのか理解出来ない。
「……!!!あの野郎…!!」
ゾロは歯ぎしりする…
「もしかしてスリラーバークで、後で来たって言ってた奴か!?」
「ああ!!コイツがそうだ!あの時は手のひらの“肉球”から衝撃波を撃たれてえらい目にあったんだが」
「あそこでおれ達を全滅させたつもりだったけど、生きてる事に気づいてまた来たんだ、きっと」
ルフィの問いにウソップ、チョッパーが答える
「あんときゃよくも…やってくれたな!!“
「!!!」
フランキーがくまの腹めがけて技を放つ!見事に命中してくまを吹き飛ばした。
― ガシャアン!!! ―
「!!?」
「え!ルフィさん!?」
ブルックが驚くのはルフィから湯気が立っているから…
「“ギア”…“
起き上がるくま…
「強ェとわかってんだから…はじめから全開だ!!」
「やるしかねェな…!あん時はオーズ戦の直後だった!体力がある今とは違う…!」
サンジが駆け出す。
「(何だか妙だ…あの時の奴と…何か雰囲気が違う…!気のせいか…?)」
ゾロも刀を口にくわえ、臨戦態勢をとるが、何か違う…!そう感じていた。
*--*--*--*--*
「きたぞー!!だああああ!!」
ズゥン!!
間一髪攻撃から逃れたのは、フランキー、ウソップ、ブルック。建物の蔭に隠れた3人、
「ハァ…ハァ…手からも…口からも…」
「コワッ」
「ゼーゼー…一体何だありゃ」
「だから“ビーム”だろ、“ビーム”!!」
「“ビーム”っつーのは“光線”で!!そんな武器あったらすげェなっつー夢物語だろ!! ― で何やってんだ、お前」
「死んだフリですね」
「もうバレてんだろ!!」
そしてルフィ、ゾロ、サンジの3人がくまに向かって行く!
「三刀流…」
「ゴムゴムの…」
「
「「
3人の技がくまに炸裂!くまは後ろに吹っ飛び、建物に叩きつけられた。
「やった!やっつけた!?」
「すげェな~~~あいつら~~~!!」
「相手は“七武海”…そう簡単にはいかなそうよ…かれらの表情からすると…」
「ハァ…ハァ…そんなに違うのか…!? ハァ…じゃ、あいつ、双子なんじゃねェか!?」
「―それも考えられる…!!」
「―ハァ…とにかく本物なら“瞬間移動”でもっと攻撃を避けるはず。何より“衝撃”も飛ばさねェし、肉球もねェ…!!―だがニセ者だと言うなら、それはそれで問題だ…。こんなに強ェのが2人もいるって事になる」
攻撃を受けたくまの右肩から機械の体がのぞく…ムクッと起き上がろうとするくま…。
原作とは違い、ゾロの精神的ダメージは少ない。そのお陰もあってか…、
「
「
「ギア
「いけ~~!!ルフィ~~!!」
「ゴムゴムのォ~~~!!」
「潰したれ、ルフィ~~~!!」
「
ドガァン!!
ルフィの巨人の拳がくまに炸裂!!
ほぼ、ルフィ、ゾロ、サンジの3名で1人目のくまは撃退した。
ただし、ギア3を使った反動で、ルフィはまた縮んでいる。
ルフィ、サンジ、ゾロは息も絶え絶え!
くまはどうにか止まったようで、もう起きては来ない。
「まだ動き出しそうで…不気味…」
「…そしたらもうダメだ…主力の3人がくたくたじゃ太刀打ち出来ねぇ…」
「…戦うより逃げた方がよかったのかな…」
「…倒せる者は倒しておいた方がいいわ…どの道追われるんですもの…」
「…しかし…結局何だったんだ、コイツは…!!」
「こいつが“人造人間”である以上…元はあのバーソロミュー・くまと同じ姿をした“人間”だって事だ…双子の兄弟か…もしくはスーパーそっくり人間を改造したと考えるのが一番自然だな……いくら何でも“人間”そのものは造れゃしねェ…!!」
フランキーが言う。
サンジが倒れたくまに近寄ると、その体に「PX-4」の文字が刻印されてるのに気付く…。
元の大きさに戻ったルフィも、もうぐったり…
「…ハァ…ちょっと…休もう…いきなりこんな…全力の戦闘になるとは…思わなかった…」
「…休みてェが…まず身を隠した方がいいな…今また見つかったら、おれら一網打尽だぞ…」
「ゼェ…ゼェ…それもそうだ…でも、あとほんのちょっと待ってくれ…ゼーゼー…」
「まったくてめェらやってくれるぜ!!!」
突然、仲間以外の声がした。
ルフィ達はまた敵が現れたのかとビックリして周りを見回す。
「ほいさァ!!」
木の上から地面に降り立った人影、土埃がはれてくる
「誰だ!?」
「オイオイ…なんて不様な姿だ、”PX-4”…!てめェら”パシフィスタ”を一人造る為に軍艦一隻分の費用を投入してんだぜ!! ― まったく、あのパンク野郎に何て報告すりゃいいんだよ…!」
そこに現れたのは
またくまが現れた事でウソップ、ブルック、チョッパーは目をむいて驚いている!
「うわァ~~!!またいるぞ~~!七武海!!!」
「…も…もしかしてあれが本物か!!?」
「本物だろうがニセ物だろうが、もうあんなのと戦う体力残ってねェぞ、こっちは…! ハァ…」
「今…『
「…さっき倒した奴の名前かしら…」
「てめェは何者だ、“
「人を武器の名で呼びやがって。わいに質問しても無駄だ。お前達に教えることは何もねェよ!!わいは世界一ガードの固い男…!したがって口も固いんだ。」
「名前ぐらい名乗ったらどうだ!」
「何も答える筋合いはねェな…言った筈だ。わいは”世界一口の固い男”戦桃丸だ」
「せんとう丸だな…。」
「 ― あ、今のはわいが自主的に教えたんだぞ、てめェの質問には答えてねェ。」
「…そうか」
「始めるぞ、「PX-1」!!」
戦闘丸がそう言うと、一緒にいたくまがルフィ達に向けた手のひらからビームを繰り出してきた!
すんでのところで逃げるサンジ…!
「…!! あいつも掌にビームだ、肉球じゃねェ…!考えたくねェが3人目ってわけだ!…どうなってんだ!?」
「…今は、そのなぞよりも身の安全だ!もう一戦やりゃ、必ず重傷者が出るぞ!!”大将”に遭う前に…!!」
ゾロが言う。
「ああ…ハァ…ハァ…ここは逃げよう!!一緒じゃダメだ!!バラバラに逃げるぞ!!」
ルフィが叫ぶ
「逃げるの賛成!!!」
ウソップとチョッパーが言いながら既に背を向け走り出す。
その間にも、くまからのビーム攻撃が続く…
「おれ達は3人別れよう!!」
「よし!!」
「わかった!!」
ルフィ、サンジ、ゾロが3方向に分かれて走り出す。
「んナミさんはおれが守るぜ~~っ!このおれの!!命にかえても~~!!」
「ハイ、ありがと!早く行くわよっ!!」
「命かける覚悟あるならお前、全員の囮になれ」
「レディー限定だ、クソ野郎!!てめェは勝手に身を守りやがれ、パンツマン!」
「ゾロ君はおれを全力で守り抜きなさいね!?頼むよ!」
とゾロの背中に泣きながら覆いかぶさるウソップ!
「…ったく、しょうがねぇな!!」
「ヨホホホ…私もお供します!!」
「おう!頼りにするぜ!!」
ブルックが追いつきゾロに並ぶ…
「お前ら、来い!!あっちへ逃げるぞ!!」
「ええ」
「もうビームこえェ~!!」
ルフィはロビンとチョッパーが一緒。
「みんな!!3日後にサニー号で!!」
「「おう!!」」
「別れて逃げるぞ!!追え!!『PX-1』!!この12番GRから出すなよ!!厄介になる!!」
「必殺!超煙星!!」
ウソップが戦桃丸に向かって煙玉をお見舞いした!
煙にまかれた戦桃丸を残し、ウソップ達は一目散に逃げだした!