イムの娘(いむのこ)   作:槙 秀人

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少しだけ、時間を戻します。

これは、
『07-218話:歴史の全て』
にて、イオリとレイリーが
サニー号の中で過ごした時のお話です。

どうぞ!







閑話:レイリーさんと…

 イオリがレイリーさんと話した事…

 

 <質問>

 ①ラフテルに、歴史の本文は全て集まっていたか?

  → いなかったとの回答を得る。

 

 ②ロードポーネグリフの写しは残って居るのか?

  → 船の中あったはず。ただし、船の場所は教えられない。

    赤い石の話を仲間は知っているのか?と聞かれたので

    知らないと答えた。教えるつもりはないとも言った。

 

 ③〇〇〇とは誰ですか?

  → ある場所に飾られていた写真の人物。

  レイリーはイオリを見た時、シャンクスに似ているとも思ったが

  その人物にも似ていると感じたらしい。

  それは20人のうちの一人とも…

 

 

 <教えた事>

 ①クロッカスさんの事

  ※弟子になり、医術を学んだ事

  → 驚かれた。

 

 ②おでんのその後について

  → 聞かれてワノ国の近況も話した。

 

 ③イオリ自身の力について

  海楼石の腕輪と重りの事。

  分身出来る事。

  → 驚かれた。

 

 

 そして、レイリーとイオリは仕合う事に…

 

 仕合の場所は修練場。

 イオリは、1/4になり、腕輪と重りを外してレイリーと向き合った。

 他3人(・・・)がバリアを張り、剣技と無手とで闘り合った。

 ※なので、誰にも気づかれる事なく仕合う事が出来た。

 

 

「(この若さで覇気を…ここまで使いこなす者が居ようとはな…!!武装色だけでなく覇王色まで纏うなど…。しかも!!)」

 レイリーは全力を出し切って戦っていた。その顔には清々しいほどの笑みが浮かぶ…

 ロジャーが居たなら、私以上に喜んで彼女と闘った事だろう…

 

「(なるほど…シャンクスがこの()恐れる(・・・)わけだ!!)」

 

 

 ~ ~ ~ ~ ~

 

 

「ハァハァ…若い者にはまだまだ負けんと、思っていたが…どうやら歳には勝てんようだ…。もちろん…私が全盛期だったとしても勝てやせんだろうがね…」

 仰向けになってレイリーが呟く。イオリはその隣に座り、レイリーの言葉を聞いていた。

 

「でも…いくら強くても、人に教えるのは難しいみたいなんですよねェ…。」

「まぁそうだね。そう言えば、ロジャーも人に教えるのは不得手だった。よく擬音を使って教えていたが、結局相手に伝わらず、終いには『見て覚えろ!』と不貞腐れていたな。」

 擬音て…ミスター長嶋かな?

 でも、なんか想像できる気がするわ。

 

「ルフィに『剃』を教えたんですけど、使えるようにはなったものの使いこなせてはいなかったんです。CP9と戦った時に、あいつらが使うのを見てコツがわかったみたいな事を言われてしまいまして…。」

 まぁ、それがあったから、サンジに月歩を教える時は、うまい具合に教える事が出来たんだけどね?

 

「だから、レイリーさんに覇気の教え方についてご教授頂けたらと思ってるんです。可能であれば、あいつらに教えてほしいとも…」

「しかし、私が君らの船に乗るわけにもいかんだろう?逆に彼らの成長の妨げになってしまうかもしれない。教えるならば、魚人島へ行く前に、少なくとも数ヶ月は必要だろうね。」

 

「ですよねェ~…」

 

 でも、まぁこれはフリなんですけどね?

 

 

 

 

 回復の為に、レイリーさんには仙豆を食べてもらった。

 驚いてましたが…

 ※ちなみにシャキーさんにも渡しておいたので、ハチも回復してるでしょう。

 

「恐らく、私の知る限り、世界の全戦力を集めたとしても君には敵うまい…。それほどまでに君は強い!!」

「それでも……私はまだまだ強くならねばなりません!!」

 

「際限なしに…という事かね?分身出来るのだから己を鍛えるのにはこの上なく便利だろうが…」

「そうですね。この能力のお蔭でここまで(・・・・)強くなれたと言っても過言ではありませんからね?」

 まぁ、生まれ持ってた強さもハンパじゃなかったですけども…

 

 ミニミニの実の覚醒にて稀に現れると言う分身出来る能力。

 イオリはそれを生まれながらにして使う事が出来た。しかも文献に書かれている以上にだ。

 覚醒は、能力を使い倒して初めて現れる現象であるはずが、最初から覚醒していた状態だったという事だ。

 その後、『再覚醒』が起き、間接的に触れているモノを縮小できるようになった。縮小率もさらに1/100が可能に…。つまり1/10000まで縮小が可能になっている。

 覚醒も、際限なくあるのでは?とも思っている。

 

「ルフィ君たちの冒険の記録については、いろいろと情報を仕入れていてね…君の書いている冒険禄も読ませてもらっている。」

 あ~あれ、読んでるんだ。何気にハズい…

 

「君は戦闘には参加せず、彼らを鍛えているだけのように思えたのだが…?」

「この先の為…とだけ申しておきましょうか。」

 私の口ぶりに、レイリーさんの口角が少し上がっているように見えた。

 いや別に…ごまかしてるわけじゃなくてですね?

 

 世界最強を目指しているのも、私がここに居る限り、守りたい人たちを守りたいからであって、どんな強敵が潜んでいるかわからないからこそ、強くなり続けようとしてるのですよ。

 

 ただねェ…

 

 私(というか、私たち?)がここに居る事が、この世界のキャラクターの強さを引き上げてないかしら?

 と最近疑問にも思うようになっている。

 CP9についてはルッチ、ジャブラの戦闘力がなにげに大きかった。

 これは原作と違い、カクよりジャブラの気配の方が大きかったので間違い無いと思う。

 CP全体の戦闘力のレベルは間違いなく上がっているだろうし、シャンクスだって、原作より強くなってると思う。それはそのままカイドウの強さに影響してないか?

 まぁ、麦わらの一味も強くなってるんだけどさぁ…

 ってか、強くなってる意味なくない?

 いや違うわ!逆に、強くしなかったら負けちゃうって事じゃんよ!!

 

「君は…いや、君たちは、世界政府と敵対するつもりかね?」

「ルフィは、自分の事を海賊と言っていますけど、私としては『自由な冒険者』なんですよ。世界政府が私たちに敵対しなければ、その限りではありませんね。」

「なるほど…」

 

 海軍も海賊=悪党ではなくて、もう少し融通つけてくれないかしらねェ…

 

「ところでイオリ君。君の姓を聞いても?」

「無い人も多いですけど?」

 

「君が、自分の事を『貴族なのかな?』と言った事があるとも聞いているのだよ。」

 おや?そのセリフを聞いた事があるのは一人しかいないはずなんだけど?

 つながりがあるって事かしら?それとも会った事があって、思考を読んだとか?

 

「聞いたらきっと、聞かなければ良かったと思いますよ?」

「…では、質問を変えよう。……そこに…”D”はあるのかね?」

 

「ふふっ…どうでしょう?とりあえず、内緒って事で!!」

「……そうか……」

 

 

「「!!」」

 ゾロの気配が極端に減った。その近くに、突然大きな気配が…!!

 

「イオリ君!!」

「…ルフィ達と大将が…!!?」

 

「ああ…どうやら見つかってしまったようだね!!」

 

 

 イオリの1/4がすぐさま移動を開始した。

 (※海楼石の腕輪と重りを付けて…)

 

 3/4がレイリーさんを小さくして、持って移動した。

 

 

 

 




イオリは全体の1/4ですが、
イオリ自身がさらに1/4になれます。

※分身は3段階可能 ← これは教えていません。
 知っているのはドクトリーヌだけです。
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