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久方ぶりに、ユナのお話です…
どうぞ!!
【ユナ Part】
ここは世界政府非加盟国、アソボ公国。
13の小さな島から成る国で、特産もなく、天上金が払えない為に世界政府に加盟できない国である。
この星には、国と
世界政府加盟国は、現在174ヶ国…
世界の国の大半が加盟してると、どこかのバカが言っていたが、加盟していない国も多い。
そして、非加盟国に住む人は世界政府から
非加盟国からすると、海賊も世界政府も同じだが、むしろ世界政府の方が質が悪いらしい。
だがしかし、非加盟国にも肥沃な土地は数多く存在する。その一つがこの国だ。
「ここで作物を育てると…?確かに肥沃な土地ではありますけれど…」
「何か問題でもあるの?」
「いえ…別に…」
「人手も集まると思いますし、生産を軌道にのせる事が
「収穫後の作業(洗浄、梱包、出荷)をする作業場や、加工する工場などを建てる土地も十二分にあると思います。
「港も整備
「だから、さっきから何なのよ?あなた達!!言いたい事があるならちゃんと言って!!」
「「…」」
「では、私が代表して言わせていただきます。一番の問題は、この国が世界政府非加盟国だという事です!!」
全員が、うんうんと大きくうなずいている。
「そうよねェ…それが一番の問題なのよねェ………」
わかってるんだけどねェ…
見渡す限りの平地には、荒らされた跡がそこかしこに見て取れる。
農地であったであろう場所にも、集落の跡も…
大きな川も近くに流れている。ここの近くまで、船が入ってこれるわけだ。
今いる場所はつい最近まで、作物が作られ採られていた場所だと思われる。
収穫が終わった後か、それとも前かは知らないけれど、襲撃されて根こそぎ持って行かれた感がある。
海賊ではなく、世界政府の仕業かもしれない。
この国は公国だけれど王は居る。人はいいので、人望もあったりする。けれどそれだけだ。
軍事力もあるにはあるが、恐らくクロネコ海賊団にも勝てない程度。
「非加盟国は海賊だけでなく、世界政府・海軍からも襲われる事がありますからね。」
「…ひどい話よね…」
自衛の手段があれば…
いや、海賊ならばそれで済むかも知れないけれど、世界政府を撃退したら、あるいは国が滅ぼされかねない。
そもそもこの世界、非加盟国の扱い酷すぎない?
「そっか…ここは誰のシマでも無いワケか…」
「「?」」
ユナの言葉に一緒に視察に来た、各部門(青果・施設・加工・物流)の担当者たちが首を傾げる。
「四皇の誰かのシマなら、世界政府に襲われなくて済むじゃない?海賊もなるべく避けるだろうし…。まぁ、白ひげ、赤髪ならともかく、他の2人だと別の危険があるけどねェ…。」
逆に特産とかあると、ビックマム海賊団なんかは、略奪したあと島ごと滅ぼしたりするもんなァ…
あれって、『金払え!!』とか言ったからよね?有無を言わさずとかだったらどうしましょ?
「いやいや…それはそれでまた…」
「さすがに、いきなり世界政府に加盟っていうのも難しいものねェ…」
そもそも加盟出来ない理由が、天上金を払えないからなんだから、経済状況を改善させない限りそれは無理…
それとも、何年か後に世界政府に加盟出来るように経済圏を大きくするからその間は守ってもらう?
いやそれもだめか…。1、2年ならまだしも、何年かかるかわからないのに加盟国でもない国を守ってもらうのも無理な話。
下手したら、加盟国の反感を買っちゃう事にもなりかねない…
自衛する…のは今のままでは無理だもんねェ…
諦める?
でも、ここの土地は魅力的なのよねェ…
とりあえず、他の島もめぐってみる事にする…
すると、鉱物資源がある事も、海洋資源もなかなか豊富な事も分かった。
逆に今回、私らで調べに来てよかったと思う。下手に政府が介在してたら、この国は略奪の限りを尽くされて滅んでいたかも知れない。
結論:この国、いいじゃない!!
という事になった。
ほかにもいくつかめぼしい国が見つかっている。
原作に出てきたいくつかの非加盟国でも、ちょっと手を入れればと思える場所もあった。
F-RONPが大きくなった今、そこに手を入れられるだけのモノは全て揃っている。
だ・か・ら!!
ユナは思い描いていた計画に、着手するべき時がついに来た!
と、決意する。
まずは、非加盟国を複数集め、連邦or共和国としてまとめ上げて世界政府に加盟するテイで動く。
その後、機を見てそれらの国を集めて、世界政府と並ぶ、別の組織を立ち上げる!!
当然、そこには何より軍事力が必要だ!!
それについては考えがある。
そう、ゼファーである!!
もうすぐ頂上戦争だ!
その後、七武海にヤツが選ばれ、ゼファーが荒れる!!海軍を辞めてNeo海軍を作ってしまうほどに荒れる。
ならば、そこに付け込んでみようか!!
うまく話せば解ってくれる!!数年先にその時は必ずやってくるのだから!!
彼をスカウトして、F-RONPに新たな業種を立ち上げよう!
組織の名は、”FSS”(F-RONP Security Services)
要するに民間軍事会社みたいな感じ?
王族の警護や旅団や輸送の護衛を請け負い、会社の安全をも守る。警備会社として他社から警備を請け負ってもいい。
ちゃんと商売として成り立たせれば、政府も難癖付けにくくなるだろう。
場合によっては海軍と共闘する事もあってもいいと思う。
もちろん、世界政府からお金を頂いて…
非加盟国でも会社の施設があれば、そこを守る事は問題ないだろう。もちろん政府にはその旨、伝達するけどね!!
その上で、政府がそこを襲うなら、そこを機としてもいいだろう。
仮にその組織を新世界政府としましょうか?
世界政府加盟国でも、苦しい国はあるだろう。
並ぶ組織体が立ち上がり、軍事力が拮抗しているとするならば、果たしていくつの国が世界政府に残るのだろうか?
加盟国が減ったなら、天上金は上がる可能性もある。
それはさらに世界政府加盟国を減らす事にもつながるだろう。
ぶっちゃけた事言うと、機が来た時点で反乱軍も組み込んじゃったらいいんじゃね?
あ~なんか、エンディング(?)が変わっていきそうな?
【カノン Part】
「非加盟国に施設を建設したいから、世界政府はその国に手出しをしないでほしいと…」
「なるほどねェ…」
まぁ、F-RONPの納税額は、とても一企業とは思えないほどの高額になっている。研究機関への献金についても年間100億にも及ぶ。
F-RONP自体が一つの国のようなものだと言ってもいいくらいだ。
今や間接部門の社員数だけでも一千万人を数え、工場や関連会社、関連施設で働く者やその家族を合わせれば、総人数は1億にも届く。
しかもそれは、今も拡大を続けている。
「どうやら、経済圏の小さな非加盟国を複数まとめ上げ、共和国として世界政府に加盟させようとする計画の一環らしいですな。いやはや、非加盟国にここまで関与しようとなさるとは…」
「加盟国が増えるという事であれば、政府としても喜ばしい事には違い無い。」
「ユナちゃ…ユナ嬢は、カノン様本人と考えてよろしいですかな?であれば、この件は特に問題ないかと。」
「ですが、政府が手を出さないとしても、経済が発展すれば海賊の標的になり得ませんか?」
「仮にそうなった場合でも、政府が非加盟国を守る事は出来かねる。」
「うむ。加盟国から非難を受ける事になってしまうやも知れん!」
「さよう。自衛してもらうしかあるまいな。」
「カノン様、そのあたりの事はユナ嬢から聞き及んでおりますかな?」
「FSSとかいう組織を立ち上げるようなことは言ってたわね。」
「「FSS?」」
「”F-RONP Security Services”の略よ!要するに、民間軍事会社みたいな感じかしらね?砲台を乗せた商船とかはあるみたいだけど、それより護衛艦が欲しいような事も言ってた事があるからね。政府に護衛を依頼したいとか言ってた事もあるけど、さすがにそれは彼女が私だと知らせなければ無理でしょう?だから自前で準備する方向で考えたんじゃないかしら。」
「民間軍事会社ですか…」
「「…」」
「…何かしらの監視は必要になるかも知れないわね?」
「CPを潜り込ませますかな?」
「それが良いかもしれんな」
「それよりも、CPの一部門を名前を変えてそこにそのまま置いちゃうとか?給料も向こうで出してもらえるなら政府としてはメリットが大きいかもよ?」
「「!!?」」
「無論、コントロールはこちらで行う様にしてね!!もともと政府とのパイプは太いんだもの。うまくやればいけるんじゃないかしら?それと、FSSの主力を配置する場所をマリージョアの近くに設置してもらえば、実行部隊のコントロールはしやすくなるかもね。場合によっては共闘も出来るんじゃないかしら?基本的には第一優先は会社の護衛だろうけど、運用が始まってしまえば何とでもなるだろうし…」
「…そのあたりの事は、ユナ嬢には…?」
「そこはそれ。うまく言っておけば問題ないわよ。そもそもあの会社は、ユナ一人のモノじゃないんだし…。彼女の持つ権限の範疇であれば、いかようにでもできるでしょうね!」
五老星の目に留まるも、この件…滞りなく進むことに…
さて…
この先、どうなりますやら…