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白ひげとルフィの会話は続いていた…
「エースの処刑時刻が早まる!?確かにそう言ったのか!?」
「なんかの準備ができてからって言ってたけど、他は暗号でよくわかんなかった。エースを助けてェのは同じだからそれだけ教えといてやる!!」
「そうか…それは大事な事を聞いた。すまねェな…!!」
「いいんだ、気にすんな!!」
ルフィは一人、白ひげの船から飛び降りてエースの救出に向かう。
「エース、今行くぞ!だあああああああ!!」
「「何であいつ“白ひげ”と対等に喋ってんだよー!!何だあの自信!!?」」
「海賊相手に処刑時刻を守る必要はねェってわけか。何かの準備の後ってのがカギだな?」
「私たちの目的と海軍の目的を考えれば何の準備かは想像がつくでしょ?」
「!!?…バカ野郎…!!ビックリさせんじゃねェよ!」
自分を縮小して、白ひげの肩に乗ってすぐ話しかけたからか、ちょっとビックリさせちゃった。心臓に悪いわよね。
ごめんなさい…
「準備ってェのは、おれ達が逃げれねぇようにするって事か?」
「でしょうね。湾の入り口を塞げば簡単だもの。この船はもう潜水できないんだから。さらに言えば、エースと私たちの間に壁でもつくれば完璧じゃないの?あの辺り…不自然に海兵達が並んでるラインがそうなんじゃないかな?」
「なるほど、確かに何か線が見えるな…グラララ…!海軍にとっちゃおめェが一番厄介かもしれねェなぁ…」
「そうだとうれしいけどね。」
「オヤジ!!海兵達に入った通信で、エースの処刑を早めるって情報が…!!」
マルコが現れる。私には気づいていないみたい。
「ああ、聞いた…だが冷静になれ。そうやって漏れた情報でおれ達が焦る事も計画の内だ。うっかり作戦を聞かれるなんてヘマ…あいつはやらねェ…そういう男だ!!」
「お前を捕まえねェと天竜人がうるさくてねェ~~…麦わらのルフィ…」
エースの元へ向うルフィに黄猿が攻撃を仕掛ける。
「た…大将“黄猿”だ!!死んだぞ、麦わらの奴っ!!」
「“DEATH WINK”!!」
イワさんのウインクが黄猿の光線からルフィを弾き飛ばした。
光線はルフィのいた場所で大爆発を起こす。
そんな中、私たちが乗ってきた軍艦の上ではバギーと囚人&3のコントが繰り広げられていたが、それは割愛する。
「危ねェっ!!ありがとう、イワちゃん!!!」
「ヴァターシはヴァナタを死なせない事だっキャブルが使命なんだよ!!」
なんかイワさん怒ってますけど?
更に海軍の攻撃は続く…再び光線が…
「またか、黄猿!!!!?いや違う!!!」
くまが口から光線をイワさんを狙って撃った…!
「あ!!あいつ、おれ達をバラバラにスッ飛ばした“くまみたいな奴”!!!」
「“ローリング・エステ”!!ヒーハー!!」
グルグル転がりながら光線を避けるイワさん…
「バーソロミュー・くま…!!」
「(ヒドイじゃないっ!!“七武海”の立場ってもんもあっティブルでしょうけど、この顔なじみにマジレーザー撃ってくんじゃないよっ!!)」
くまは口から余韻の煙を出しながら無言…
「逃がさないわよ!!“
ルフィの前にはヒナが登場…
「お前!!アラバスタの時の奴だな!?」
「わたくしの体を通り過ぎる全てのものは…“
「もう“檻の中”はコリた!!」
ルフィはギア2と剃を使い、一瞬にしてヒナの檻から脱出!檻に残されたのは海兵のみとなる!
「うわ!!おい、ヒナ!!」
「速い!!見えなかった…!!ヒナ不覚!!」
次々に海兵達がルフィの行方を阻もうと立ちはだかる!一撃で仕留めるルフィ…
ここでも原作との違いがルフィを大きく助けた。ドーピングではなく完全回復したルフィの体力にはまだ余裕があった。
そのおかげでルフィはほとんど無傷のまま突き進んでいた。もちろん体力には限りがある…
「…一人一人が強ェな!!!…ハァ…ハァ…でもまだまだイケるぞ!!」
「麦わらァ…!!相変わらず威勢がいい!!…そうだ、またお前の影を切り取って!!オーズを動かすとしよう!!出て来い、ゾンビ共っ!!」
モリアが声をかけると、地面から次々とゾンビが這い出てきた!
「さァ、ゾンビ共、行って“麦わら”を捕獲して来い!!ここは戦場!!死人の数だけゾンビは増やせる!!キシシシ!!」
「“麦わら”を討ち取れェ!! 奴が脱獄囚の主犯だ!!」
「どんどん行けェ~~!」
「モリア…!!厄介なのがいるな…!!」
その様子を歯をくいしばって見ていたエース…
「来るな!!ルフィ~~~!!」
その言葉に一瞬面食らったルフィだったが、それでも次々と海兵達をなぎ倒して進む
「わかってるハズだぞ!!おれもお前も海賊なんだ!!思うままの海へ進んだハズだ!」
「……!!!」
エースの言葉にガープの顔に苦悩が浮かぶ
「おれにはおれの冒険がある!!おれにはおれの仲間がいる!!お前に立ち入られる筋合いはねェ!!」
「エース…」
「エースを救え!!」
エースの言葉に、マルコ達、エースの仲間が呼応する。
「お前みてェな弱虫が!!おれを助けに来るなんて、それをおれが許すと思ってんのか!?こんな屈辱はねェ!!帰れよルフィ!!なぜ来たんだ!!」
「エースさん…」
「(頼む、ルフィ…お前まで道連れにならねェでくれ…!!これはおれの失態なんだ…!!)」
「おれは、弟だ!!!」
「!!!」
ルフィが言い切る
「海賊のルールなんておれは知らねェ!!」
「わからず屋が…」
「イオリにも頼まれたんだ!!絶対助ける!!」
ルフィの弟発言を聞いて、海兵達が疑問を口にする。
「今、確かに弟だって…」
「じゃ、あいつもロジャーの!?」
「エースが生まれて両親とも死んだんだぞ!!弟なんているわけねェ!!」
「いけェ、ゾンビ共ォ!!」
するとその時。大波がゾンビに襲いかかり、ゾンビはあっさりと浄化された!
唖然とするモリア…!
「海水!!?な…」
「塩に弱いんじゃったのう、モリア!お前さんのゾンビ兵は。」
「ジンベエ!!」
ルフィが嬉しそうに声をあげる。
『何をしてる、たかがルーキーに戦況を左右されるな!!』
センゴクさんが電伝虫のを使って放送を流す。いよいよバラす気ね?
「どけ、叩き潰してやる!!」
巨人兵の一人がルフィに向かっていった!センゴクさんが続ける。
『その男もまた未来の「有害因子」!!幼い頃エースと共に育った義兄弟であり、その血筋は…「革命家」ドラゴンの実の息子だ!!』
「!!?」
「“ギア3”!!」
「…!!?あのドラゴンの!!?」
「はああ!!?」
海兵たちが、そしてバギーが目を剥いた。
「言っちまったー!!」
「ルフィさん…!!」
既にその事を知る、ヘルメッポとコビーが声を上げる。
「!!!」
「今更何も驚きはない」
「そなたが鬼の子であろうともわらわは…」
「…」
モリア、ミホーク、ハンコック、くまが…
「そうか、それで革命軍のイワンコフも協力を!!合点が行ったぜ!」
「そうじゃったのか…」
「あの時ローグタウンに居たのは、やはりドラゴンだったか…」
ドフラミンゴ、ジンベエ、スモーカーが…
「聞いたか、おい!!」
海兵ばかりか海賊たちも騒いでいる。
『さらにもう一人…』
センゴクさんがさらに続ける…
『姿が見えんがここに来ている…まだ素性は明らかになっておらんが、「くれない」も同じくエースと義兄妹!!」
「なんだと!ってこたァ、イオリ
バギーが叫ぶ
「なんじゃと!!?」
「なんだその兄弟達は!!?」
この模様が放映されているシャボンディ諸島でも大騒ぎになっているだろうな…
…サボがイジケなきゃいいけどねェ?
センゴクさんがガープの顔を見る…
「構わん…もう隠す意味もないわい…。ルフィはすでにそんなレッテルなど物ともせん…!!」
「オオオオ!!ゴムゴムのォ~~~!!
ドゴン!!
一撃で巨人兵を倒すルフィ…それを見て勢いづく海賊達!!
「エ~~ス~~!!好きなだけなんとでも言えェ!!おれは死んでも助けるぞォオ!!」
「マルコ…アレを死なすんじゃねェぞ…」
「了解。」
「…」
「構わねェよな?」
マルコが飛び去った後に白ひげが私に言った。
「サポートは多いに越したことはないからね。お礼を言っておくわ!ありがとね!!」
「グラララ…目的は同じ、気にすんな。それにしてもあの小僧…あの野郎の息子だったのか。にしちゃあんま似てねぇな。」
「私も初めて見たとき、そう思った。」
「海軍もなかなかの兵力だな…」
「良い手があるわよ?インペルダウンから一緒に来た中に、あんたもよく知ってるヤツが居てね…」
私はバギーを指差した。
「ん?…あの赤鼻…どっかで…!!ヤツんとこの小僧かっ!?」
「バギーが率いているのはインペルダウンの囚人共よ。彼らを上手く使えばけっこうな戦力になると思わない?インペルダウンに戻るくらいなら、死ぬ気で
「グラララ…鬼だな!!」
白ひげにそんな事言われるとはね…
まぁ別に否定はしないけど…
「ほんじゃ、そろそろ私も行くね!!念を押しとくけど、約束はちゃんと守ってよ?」
「…ああ…わかってる…!!」
さてと…
白ひげから離れて元の大きさに戻る。ルフィは…かなり先行してるわね…
私がルフィを追おうとした時、背後から声と殺気が響いた。
「待たぬか!そなた!!」
ハンコックに呼び止められた。スタイル抜群…めっちゃ美人!!
あ~この子、ユナが雑誌のモデルとかに欲しいと思うんじゃ?
いや、そんな事考えてる場合じゃないか…
「海賊女帝が何か用?悪いけど急いで…」
「黙れ!口を開くな!!わらわのルフィと一緒に暮らして居るとは…なんと羨ましい…ちがう!許さぬぞ!!ルフィは絶対に渡さぬ!!」
「はい?」
えっ!?ちょっと…、なんでいきなりブチギレてんの?
ルフィは渡さないって、まるで私が取ったみたいに…!!?
さっきセンゴクさんが私とエースが兄妹って言ったから?
ルフィとも姉弟もしくは兄妹ってわかったからってなんだってのさ!!
逆に、それならいいじゃんよ?
それとも義理だから、その関係性が羨ましいって事かしら?
確かに同じ船で航海してるから一緒に暮らしてるって事になるんだろうけど…
そういえば、このタイミングではこの娘、麦わらの一味については何も知らないのかな?
彼女から見たら、私とルフィはイチャついてるようにでも見えたんだろうか?
え~?別に引っ付いてたわけじゃないわよ?軍艦でルフィの隣に居ただけじゃん!!?
でも…
「あなた、可愛いわねェ?」
「なっ…!何を言っておる!!?」
「私はルフィの
「!!?」
あんた、ルフィが好きなんでしょ?どっちかって言うと、”よろしくお願いします"的な感じの挨拶しないとダメじゃんよ!!
小姑舐めると後が怖いんだからね!?
「ルフィは私の義弟…そしてあいつが麦わらの一味の船長で私が副船長をしているってだけよ!私たちの関係はそれ以上でもそれ以下でもないわ。そもそも私には好きな人が居るの!それはもちろんルフィじゃないわ!!」
最後の方は、ハンコックの耳元で囁いた
「なんと…では、そなたはルフィの事を…」
「あなたの事はルフィから聞いてるわ。いろいろと助けてくれたんだって?」
「そ…そうじゃ…」
「ここでもバレない程度にルフィのサポート…頼めるかしら?」
「無論、そのつもりじゃが…」
「安心なさい。ルフィは私の事を義姉かもしくは友達としてしか見てないわ。そしてその事を私は何とも思ってない。あなたが心配するような事は何も無いわよ?」
「…そなたはあの方の
「ありがとう。それじゃまた!!」
あんまり親しそうに話すのはマズイので、ダッシュでハンコックから離れる。すると今度はルフィとイワさんの前にドフラとくまが立ち塞がってるところに遭遇した。