頂上戦争前のお話です。
こちらも原作改変でござい!
ミニミニの実の新技披露!!
どうぞ!
これは、麦わらの一味がくまに飛ばされた後の話。
ベガパンクの元で、くまが最後の改造を受ける日の事。
そこに、リリスと一緒にユナが居た。
どうしても、ベガパンク・
※正確には移動手段はユナの剃刀なので、連れて来たのはユナですが…
既に、何度か会った事はあるけれど、実は会うのは数年ぶり。前回会った場所はパンクハザードだが、2年前の事故で封鎖中。なので、訪れたのは
突然の訪問ではあるが、多額の研究費を出している企業の会長でもあるし、彼女こそが資金提供を会社で提案した人物だという事も知っている。
ユナの了解を得て、リリスはユナの身体能力についてもある程度、本体と情報を共有していることもあって、2度ほどではあるが、ユナはリリスと本体を遠方へと運んだことがある。本体は酷く感動していたらしい。
そんな相手であるがゆえに、忙しいながらも時間をつくり、ベガパンクはユナと対峙した。
そして、驚かされる事になる。
なんと、ユナはくまの改造に『待った』をかけに来たというのだ!!
ユナは、ベガパンクの研究の、『魂に重さはあるのか?』の実験について、くま本人ではなく、クローンを使って行うようにと提案した。
※クローンにも魂はあるのでそれは可能。
クローンと言えど…と、躊躇するくまに対しては、ユナはボニーを引き合いに出して言う事をきかせた。
実験の結果、
・魂に重さがある事が分かった。
・魂が分離しても人格を失うだけで死にはしない、という事もわかった。魂を消滅させたらどうかは分らないが……。
・取り出した魂を肉体に戻す事が出来る事も確認した。
「(さて、この先は本編と関わる部分だから慎重に行かないとね!!)」
続いてユナは、くまの今後について選択肢を提示。
選択肢としては、
①政府の言いなりになって、人格を失って、人間兵器となる
②クローンに取り出した人格を入れて、別の個体で生きていく
③クローンを身代わりにして乗り切る
④人格を失ったフリをして過ごす
の4つ…
「3つ目は無理だろう。おれの能力はクローンには移植出来ない。4つ目はバレた時のリスクが高い。おれが
でもなぁ…それって魂と人格が分離するって事でしょう?
意識と魂はセットだと思うんだけど、違うのかな?
たしかに②なら、バレる心配も無いし、たぶんボニーは救われると思うけど、くま本人が救われないんじゃないのかな?
「ところでベガパンク!あなたはニキュニキュの実の能力をコピーする事は可能だと思う?」
「無理じゃろうな。動物系については不完全ながらも血統因子からコピーする事が出来たんじゃがの。超人系と自然系については無理じゃった。別の方法で能力を発現する方法はなんとか形になって来たんじゃが、それはクローンをつくる段階から行わなければならんのじゃ。」
「じゃあ、もう一つ質問!今回の七武海招集の際に、PXをニキュニキュの実の能力者と
「「!!?」」
「白ひげ海賊団との戦争でしょ?そこに行く『くま』は、人格を失った政府の操り人形!ならば、それが
「「!!?」」
「もしも発覚した場合、どうなると思っている?」
くまが私を睨んでる。怖い顔しちゃって…
まぁ、ボニーが人質に取られているようなものだものね。でも…
「その後の予定は知ってるの?あなたは『無敵奴隷』と銘打って、レンタル品として天竜人に貸し出されるのよ?」
プログラムされた指令を完遂した後に…だけどね。
「!!?」
「なんじゃと?わしは聞いとらんぞ!そんな事!!」
「それはそうでしょうよ!あなたは
「おぬしが知っておるのは、…そうか!カノン情報か!!」
「あなたは今後、能力者として活躍する場面は無いわ!つまり、数日後の戦いをごまかせればいいわけよ!③でも行けると思うけど?」
「…見せ掛ける事が出来ればな……」
「圧縮砲と熊の衝撃が出来れば問題ないんじゃない?それを複数回再現する事くらいは、あなた達ならできるでしょう?」
「…時間があれば…な。くまの改造の納期は明日じゃ。もうどうやったところで間に合わん…。」
「出来るのね?」
「時間があれば!と言っておる!」
「じゃあ、始めなさい。そこにあるPXが、それができるようになさい!」
「「は?」」
「いいから!時間がないんでしょう?さっさと動く!!」
怪訝な顔をしながら、ベガパンクたちが作業に取り掛かる。
それを見届け、ユナは目を閉じ、能力を発動させた!
すると…
「「「!!?」」」
「「で…出来た!!?」」
「何じゃと?どうなっとんじゃ!!?」
クローンであるPXの掌には、肉球のダミーが取り付けられ、パット砲がそれぞれの手から数十発出せるようになっていた。
熊の衝撃は手首の格納庫にそれぞれ数個。廉価版の収納貝の中に本物の熊の衝撃が収納されており、それを取り出す事で技を出せるようになっている。
「お~!!こ…これは!!?」
いつの間にか、大量の資料が机の上に積みあがっていた。
そして、その内容は全てベガパンク達の頭の中にも存在していた。
「一体、何が起こったんじゃ?」
「これが、ミニミニの実の能力の一つ、”短
「「!!?」」
「とりあえず、これ食べといて!倒れないうちにね!!」
と、作業にあたった者たちにカロリーメイトのような棒状のバーが配られた。
※仙豆が入っています。
「「?」」
「いいから早く食べなさい!!」
ベガパンクたちはそれを食べ、何故か突然襲ってきた疲労を回復したのだった。
実はこの能力には、(短縮するものによっては)とても危険な事がある。副作用というか当然の結果というか、とにかく危ない事がある。
この能力は能力者本人以外に対して使った場合、短縮した分の労力を作業完了の数分後、即座に返済する必要があるのだ。
例えば、丸1日かけて出来上がる事柄を、この能力で一瞬で終わらす事は出来るのだが、その分の労力は何もしなくても消費される。どういう事かと言うと、短縮されるのは時間だけで、結果に対して消費される労力の全体量は変わらないのである。
それが何年もかかる事柄だった場合はどうか?
能力者本人の場合は、その消費労力を分割払いする事が出来るのだが、本人以外は一気に労力を消費する。数日分の労力であれば、疲労困憊で倒れる程度で済むものの、それ以上になると、場合によっては死に至る。しかもその事柄が完成しない事もある。
※労力が支払い切れないという事は、そもそも完成しないから。
使い方を間違えると大変な事になるので、注意が必要な能力なのだ。
「いやはや…これはこれで、それ相応の兵器と呼べるじゃろうな…」
「技の補充が出来るなら、繰り返し使えるモノね?」
「いや、そうでなくて!!おぬしの事じゃ!おぬしの!!!」
「えっ!?」
これで、くまは人格を失う事なく、しかも頂上戦争への参加すら免れた。
頂上戦争には、この”くま”が赴く事になる。その後のレンタル品も同様に…
ちなみに、この”くま”には約束のプログラムも組まれている。つまりサニー号を守る役目も彼が行う事になる。
少しくまは悲しそうな顔をその”
けどね…
はっきり言わせてもらうとね?
おめーは原作通りで満足だっただろうけどよ?
残されたボニーの気持ちはどうなったと思ってんだ?
彼女を守るためとか言ってっけど、その身を守っても、心が置き去りだったら意味なくね?
いや別に…クローンはぞんざいに扱って良いってわけじゃないけどね?
クローンよりもボニーの事を考えろって言いたいわけよ!!
「おれは、この後どうすればいい?」
「あなたは、そのクローンとは逆に、掌からビームを出せるようにして、PXとして我が社に譲り受ける事にするわ!20体ほどもらうつもりなので、よろしくね?その後の事はその時に話し合いましょう!」
「五老星から聞いておるが…例のFSSとかいう新しい部署か?」
「そうね。ところで、さっき言ってたセラフィムについてなんだけど…」
その日、ユナとくま、ベガパンク達の話は、遅くまで続いた。
ベガパンクが言ったのは、この『短縮』の使い方についての事でした。
使い方によっては『兵器』にもなり得ると…
ユナの戦闘力が高い事もベガパンクは知っているのでなおさらです。
それよりも、回復アイテムさえ用意すれば、研究が大きく進む!!
と、ベガパンクは考えてたりします。
今後、ユナに協力を要請するでしょう。
あっ…
ここで川柳を一句
『ベガパンク…2年の間にオハラ越え??』
そりゃヤベェ…
※閑話:烙印の除去 のあとがきに書いた
あれ が これ です。