イムの娘(いむのこ)   作:槙 秀人

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無事に?2年が経過して、
いよいよ麦わらの一味が動き出します。

これまで通り(なのか?)、原作沿いに話が進みます。

魚人島編、開始です。

どうぞ!







09-魚人島編
09-247話:2年後


 白ひげ海賊団二番隊隊長『火拳』のエース公開処刑予告に端を発しての海軍、王下七武海と『四皇』白ひげ海賊団、並びに白ひげ海賊団傘下の海賊団群との全面戦争…通称『頂上戦争』が勃発。戦争は痛み分け(引き分け)に終わり、その半年後、白ひげ死亡と白ひげ連合の旗揚げのニュースが全世界を駆け巡る。

 

 その際、頂上戦争で死んだと思われていたエースは生きていた事が判明。『海賊王』の血が途絶えていないことを恐れる機運も高まるが、黒ひげの所業やピースメイン・モーガニアの定義復活に伴う白ひげ連合の位置づけにより、白ひげ連合のナワバリを中心にして、その恐れは徐々に薄らいでいく事となる…

 

 一番大きかったのは、白ひげが死んだことにより、そのナワバリに覇権を握ろうと押し寄せた海賊達を白ひげ連合が撃退した事だ。白ひげ統治時にはあまり知られていなかった、白ひげのナワバリの様子が世界に流れ、その統治がそこに住む人々にとって悪くないものであった事が判明。さらに白ひげ連合がその統治をそのままに引き継ぐ事が判ると、移住してくる者も多くなった。

 

 しかし、ナワバリの様子が知れ渡ることには良くないこともあった。豊かな土地に目をつけた、百獣海賊団の襲来である。

 

 その後、1年に渡り白ひげ連合と百獣海賊団の抗争が繰り返された。計5回の全面衝突の結果は、白ひげ連合の負け無しで幕を閉じる。

 最終戦となった5度目の衝突では、エースがタイマンでカイドウを倒すという偉業を成し遂げ、世間から白ひげの後を次ぐものとして、新たな四皇にその名を刻んだ。

 

 一方、海軍は、センゴク元帥が退役し後釜に『青キジ』ことクザン大将と『赤犬』サカズキ大将の名が挙がり、両者が激突!!

 決闘が行われ、原作通りと言うべきか、サカズキ大将が勝利し、新元帥はサカズキに決まった。

 決闘に負けたクザンは話合いの末、退役して流浪の旅に出た。

 

 元帥と大将が一人いなくなった海軍…。弱体化するかと思われたがサカズキ元帥は海軍の新たな役職、上級大将を設け、そこにガープを据えた。軍において英雄と名高い彼の存在は知らぬ者が無く、誰も異論を唱えなかった。

 ※何故彼がこれに応じたかというと、上級大将は『天竜人』の護衛(お守り)から外されたから。

 さらに自身が元帥に昇格した事で空いた2つの大将の座には原作通り、藤虎、緑牛の2名を招集し、新しい体制を整えた。

 

 海軍のもう一つの巨大な戦力『王下七武海』はモリア、ジンベエ、ティーチが抜けた穴を補うために超新星の一人と、あの伝説の海賊王のクルーだったという男を抜擢。更にもう一人、あの元海軍大将の利き腕を切り落としたと噂される『あの人間』も抜擢された。

 これによりとりあえずの七武海としての面目は保たれた。

 

 そして…

 頂上戦争から2年の月日が流れた…

 

 

*-*-*-*-*

 

*-*-*-*-*

 

 

  ― ガチャッ!! ―

 

「ここに、エースの弟が居るって聞いて来たんだけど?」

「「誰だ!?」」

 

「うェえぇ!!あいつは…」

「し…白ひげ連合の食客…『イチユリ』!!?」

 

「おいこら!!」

「!!?」

 

「ちょっとあんた、こっちに来なさい!!」

「は…はい!!」

 

「「!!?」」

 

「この2年間…私、ウェザリアってところに居たんだけど?…言いたいこと分かるわよね?」

 

「えっ…あっ、いや、その…なんの事でしょう?」

「とぼけないで!!」

「…」

 

「随分と過激な事したらしいじゃないの?まったく…おかげて苦労したんだからね?」

 

「…ご…ごめんなさい!!」

「まぁ、あの時は時間がなかったから仕方ないけど…。でもあんた、ウェザリアの事知ってたんなら言いなさいよね!!」

「…(やられた!麦わらの一味と顔を合わせといた方がいいんじゃない?って言われて来てみれば…!)」

 

 ちなみにナミの恰好は、袖なしのクロップドトップス。へそ出しルックではあるけれど、原作よりも露出少な目である。たぶんロビンもそんな感じじゃないかな?

 

 ザンネン!サンジ!!

 

「お、おい…イチユリって言ったら…」

「あぁ…今は失効されてっけど、強さは白ひげ連合の幹部級以上の強さって聞いてるぞ?」

 

「確か、懸賞金10億だったか?」

「「じゅ…10億うぅぅ!!?」」

 

「その女を叱りつけたぞ!?あのネェちゃん!!」

 

「あっ…そう言えば話の途中だったわね。麦わらの…誰だっけ?」

「麦わら?」

 

「うっ…」

「(やべぇぞ…!エースって言ったら麦わらの兄貴で四皇の一人じゃねェっすか…そこに居た事あるんなら…)」

 

「おい、オメェ等…!場所を移すぞ!!」

「「へいっ!!」」

 

「43番グローブに全員集めろ!!」

 ニセ麦わらの一味はいそいそと出ていった。

 

「なんだよ!おれの出番は無しか?」

「?」

 

「ウソップさん、お久しぶりです!!(ホントは初めまして!ですけれど…)」

「えっ!?」

 

「”さん”っておめェ…調子狂うなァ…」

 

「きゃー!!ウソップ、久しぶり~~~!!何よ~~~!!ちょっと逞しくなっちゃって~~~~~!!」

「ウぷ…そ…そういうお前こそ、また一段と実っちまって…」

 

「イオ…じゃなくて、イチユリって呼んだほうがいいのよね?」

「ええ、そうしてください。彼女とは()と思ってもらえると嬉しいです。」

「「?」」

 

「おめェもけっこう実ったんじゃねぇのか?」

「…カップで言うと2つ上がりましたね。エースも大きいのが好きなんですって!ホント男の人って…」

「っていう事はHカップか。よし、まだ2つ勝ってる!!」

「……」

 

「ところで、あんたはウソップが来てるの気づいてたってわけね?」

「もちろんです。ちなみに今、誰がどこに居るかちゃんと分かりますよ?」

 

「ふ~ん…でも二人の気配は覚えたからね?」

 

「へぇ…ってことはおめぇも習得したんだな?」

「”も”って事はウソップも?」

 

「おうよ!!教本のおかげで2種類ともバッチリだ!!何も2年間、海を眺めてぼんやりしてたわけじゃねぇんだ。悪ィがおれはおめーとチョッパーとの弱小トリオは卒業だ!! 何が起きてももう動じねェ!!そんな“戦士”におれはなったのさ!!新兵器も加わっておれの戦闘力は格段にあがったんだぜ?」

 

「そうですね。みなさんがここまで強くなってるなんて、正直驚いてます。」

 

「みんなこの島に揃ってるの?」

 

「ええ…さっき船長(ルフィ)が着いたみたいですから。一人フライングした人が居るようですけど?」

「「フライング??」」

 

「でも、すぐ戻ってくるでしょうから問題ないと思いますよ?」

 

「ますます言ってることがわかんないんだけど?」

 

「でもよ…感じる気配はイオ…イチユリのがおれよか小せぇんだけど?それにこの島にはでけェ気配がゴロゴロいるからどれが3人の気配かわかんねェしな…」

 3人とはルフィ、ゾロ、サンジの事だろう。

 

「そうね。それにもしかしたら3人は例の相殺っていうの使ってるかもしれないし…」

 ナミがウソップの疑問に答える。

 

「きっとそうでしょうね。私の場合は相殺とはちょっと違いますけど。」

「「??」」

 

「全員揃ったんなら、買い物もしたいからここ出ましょ!!ウソップにはちょっとお願いもあるし!」

 3人は店を出た。原作と異なり、偽一味は居ないのでナミのカミナリイベントも無し。

 

「― でね、新しい技術を手に入れたわけだけど…」

「マジかお前!!空島にいたのかよ!!」

 

 

 ~ ~ ~ ~ ~

 

 

 ― “13番GR”シャッキーズぼったくりバー ―

 

「2週間ほど前に来たイオリちゃんが1番目。その数日後、2番目がゾロ君。」

「あせったぁ~!!一番乗りがあのアホ剣士じゃなくて安心したよ。危うく再出発の海が荒れるとこだった…」

 

「そして3番目のフランキーちゃんが10日前に来てすぐ船に向かったわ」

 

「よかった!サニー号は無事なんだな 」

「勿論傷一つついてないし、コーティングも済ませてある。彼もよく頑張った様だ」

 

 レイリーさんの言う『彼』とは、デュバルの事ではないのだが…

 

「名誉の負傷にくいはないぜ!!」

「イエス!!全治一年!!」

 なぜか、バーの中に複数のベットが置かれており、その上に包帯に巻かれたデュバルが居た。

 相変わらずの下手くそなウインクでサンジに声をかける。

 

「お前意外と義理堅いんだな…恩にきるよ、デュバル。」

 

「え!? ハンサム!? アハハハ!! 恩返しだよ、若旦那~~!! 雨の日も風の日もそして屈強な海賊達があの船を欲しがり…来る日も来る日も傷だらけで戦って…」

「デュバル様ー!!!」

 

「そして4番目はナミちゃんが来て…」

 

「んナミさ~~ん! どこ!? 今どこ!? ひゃっほーう!」

「ヒマだからショッピングしてるって町へ行ったわ」

 

「おれの奮闘記、もう興味なし!?」

 

「5番目にウソップちゃんが3日前に来て町へ…6番目のチョッパーちゃんが来たのは昨日 ― で、その次がキミよ。 ブルックちゃんも今日ライブで島に来てるから、つまりキミを入れて8人がすでにこの諸島のどこかにいるわ。」

「ライブ?」

 

 レイリーさんは新聞を畳みながら

 

「残すはニコ・ロビンとルフィか。再びこの島へ辿り着くだけで本来至難の業。大した一味だ、全員無事集まれそうでよかったな。」

「あァ、しかしあんたがルフィに修行をつけたとは驚いた。とんでもなく強くなってんだろうな。」

「私だけではないぞ?元も含めて七武海2名と白ひげ連合の幹部達もルフィの修行を手伝ってくれた。成長したイオリ君の修行が1番凄まじかったな…。私も半年会ってない、更なる成長が楽しみだよ。」

 

「ナミさんは2年で一体どんな成長を…」

「…イオリ君の事は気にならんのか?」

「いや、イオリちゃんは月一くらいでおれのところに来てくれてたんだ!!モテる男はつらいねぇ!!」

「…」

 

 

 ~ ~ ~ ~ ~

 

 

「あれ、チョッパー君じゃない?」

「あっ、ホントだ!!」

「おーい、チョッパー~~~!!」

 

「!?…あ!」

「おーい、おーい!」

 

「何を泣いていたのかしら?」

 

「ウソップ~~~!!」

「何だよ、おめー、でかくなったな!乗り心地も割り増しだな、コリャ~!元気だったか~~!?」

 

「ほんとうだっ!昔よりふかふか 久しぶりね、チョッパー!!」

「ん? あれ!? ナミ??」

「そうよ?」

 

「あっ!!イオリも!!」

「チョッパー、イオリじゃなくて『イチユリ』って呼んであげて」

「『イチユリ』です。よろしくね?」

「あ、うん。わかった。いや…そうだ!! 再会は嬉しいけどそれ所じゃないんだよ、ロビンが大変な事に!!」

 

 

 4人でボンチャリに乗って移動中。ウソップがキコキコ漕いでいる。

 

「え!!? じゃ、あいつらニセ者か!!? だからナミが2人いんのか!! ガビーン!!」

「呆れた…」

 

「ルフィとチョッパー君は仕方ないと思いますよ?」

「そう言えばそうね…」

「え~~~!!なんでだ!!?」

「「…」」

 

「ロビンは20年も世界政府から逃げ抜いたのよ?袋に詰められて連れてかれるなんて…考えられない。」

「彼女は今、サニー号の近くに居ますしね!」

 

「そうか!! なんか違うと思ったけど…。懐かしい匂いもしねェし… ムッ!! じゃあおれ、ハラ立ってきたぞ! 何だよあいつら、おれ達になりすましやがって!! 許さねェぞ~~!!マネされてるなんて!!まるで本物のおれ達が有名人みたいじゃねーかよう、コンニャロ」

「なんで喜んでんのよ! ― 船長のルフィの名が随分売れたから仕方ないわ。」

 

「エヘヘ…おれサイン考えとこ!!」

「おれ、もう考えた♪」

 

「私達ね、悪い意味での有名人なのよ、わかる?」

 

「一応、”麦わらの一味”はピースメインに区分けされましたけどね?」

 

 

 そして程なく…4人はサニー号へとたどり着く

 

 

「スッッッゲ~~~~~!!!」

「だァろォ~~~~~!!? この体、すげーんだよ~~~!」

「お前、ロボじゃーん!! ビーム出んのかよ~~!! ミサイル出んのかよ~~!! 何と合体するんだよ~~う!! ぎゃああぁぁ!! ハァハァ…」

 

「わっはっはっ!!! 落ち着けチョッパー!興奮で死んでしまうぞーっ!!」

「…」

 

「そう!!男達の夢と感動を乗せて今!!あいつが!あいつが動き出す!!そいつの名は~~~!! “アーマードおれ”!!」

 

 ― ガッキーン!! ―

 

「しかしフランキー、そんなデカイ手じゃ、精密な大工作業はできねェんじゃねェか?」

「何の話かね?」

 

 - シャキン! パカッ、ウィーン! ガコーン! ー

 

 フランキーの大きな手のひらから、さらに小さな手が出てきた

 

「でたー!!手ェ!!!スゲェエ~~~!!」

 

 

「ロビ~~ン!!」

「ナミ!元気そうね!イオリも!!」

 

「って、あんたはいつの間に着替えたのよ?」

「いや別に…」

 入れ替わっただけですし…

 

「ところで何の珍プレーなの?あの体は…」

「ウフフ…さあ…?理解できないわ。」

 ナミがフランキーの事を先に来ていたロビンに聞いた。ロビンは冷めた感じで答えを返す。

 考古学ではなく科学に興味を持ってたら、もっとテンション高かったろうにね?

 

 えっ、私!?

 私は、興味が無いとは言わないけれど、フランキーを見てもそれほど来るものは無いかな?原作のフランキー将軍も、なんかイマイチな感じだし…。

 あ~…でも、ルフィがコレ見たら、チョッパー以上に騒ぐ気が…

 

「イオリは何で頭抱えてんの?」

「チョッパーの騒ぎ様を見ていると、ルフィはどうなることやらと…」

 

「たしかに…。でも考えてもしかたないでしょ?」

「そうなんだけどね…」

 

 余談だが、この2年の間にロボットシリーズの小説本を出してます。※すみません…相変わらずの盗作です。挿絵は漫画をそのまま使ってたりします。

 作品は、マジンガーZ、ゲッターロボ、機動戦士ガンダムである。

 ユナの話だと、ロボットモノは男子のファンを増やしたらしい。特に合体ものであるゲッターロボはかなりの男子の心を鷲掴みにしたんだとか。

 機動戦士ガンダムは子供よりも大人の方に人気があったらしい。まぁそうだろうね。

 

「わっ、これがコーティング船…」

 

 

「鼻を押してみろ、鼻を。」

「鼻ァ~? カチッ!」

 

「長押しで3秒以…サンビョウイジョウ、オシテクダサイ…」

「言い直した!! ロボの様に!!」

 

 ― バサッ!! ―

 

 フランキーの頭からブラシの様な毛が飛び出した

 

「出たァー!! 毛ェ!!! スゲェエェエェ」

「自在か!? 髪型!!」

「自在だ。」

 

 

「ねぇ、2年間何してたの あいつ…」

 いや、私に聞かれても…

 

「お!ナミか、おっす!」

「ハイハイ。」

 

「武器見せてくれよ、武器!!」

「バカ言え、そんなメインイベントはルフィの奴が来てからだメカ。」

「おーい!! 語尾にメカってついたぞ~~!!」

 

「…あっ、レイリーさんとシャッキーさんだ!!」

「君達!」

 

「ほんとだ!! レイリーさん!シャッキー!!」

「少々島の状況が忙しくなってきた。」

 

 レイリーさんが現在の島の状況を説明してくれた。

 

「海軍が?」

「ええ。ニセ者のモンキーちゃん一味を本物だと思って、大きく動き出してる。軍の通信を盗聴したから間違いないわ。 ブルックちゃんにもライブ会場の電伝虫で状況は伝えてあるわ。もうすぐこっちに向かって来るハズよ。」

 

「ほう…スターの座を捨てて来るか…やっぱりあいつは骨がある。」

 

「ナミちゃん、君が航海士だな?コーティング船の操作を教える。しっかり覚えろ。イオリ君も一緒に聞いておいてくれ」

「あ…はい!! 頑張るっ!」

「了解!!」

 

「おう、何だ何だ、急に緊迫してきたな。でもレイリー!! 肝心のルフィの姿をまだ見てねぇ。 イオリがもう島には来てるって言ってたけど、おれは感じねぇし…」

 

「大丈夫。イオリ君の言う通り、ルフィはちゃんと上陸している。」

 

「「「!!」」」

 みんなの表情が輝く

 

「楽しみね…」

 とロビンが言った。

 

「一度ここへ来たサンジには、子電伝虫を渡してある。今ゾロと一緒だ。」

 フランキーがみんなに伝える。

 

「そう…よかった。早くしなきゃ海軍はもうすぐそこよ。連絡がつかないのはモンキーちゃんだけね… ― だけどビブルカードをキミ達に渡しておくわ。彼はコレを頼りに来るでしょ?」

 シャッキーさんがカードを取り出し渡してくれた。

 まぁ、迎えに行くつもりだけどね。

 

 

 そして、レイリーさんが言う。

 

「海岸に面した『42番GR』がいい… そこに船を回し、全員を集めろ ― 少々慌しいが、それぞれの“2年”を乗り越えていよいよ再出発の刻だ!!!」

 

 

 

 

 ~ おまけ ~

 

《 ルフィの十字傷 》

 

 原作で、赤犬に頂上戦争でヤラれたときに付いた胸の十字傷ですが、この話ではエースにつけられます。

 

 青炎を身に着けたエースと本気で闘りあった時の事…

 

「”青炎”! 十字架!!」

「武装色!!」

 

「「!!?」」

 

「ぐあっ!!」

 

「あ~ぁ……何でまともに受け止めようとするかな…」

 

「熱っちぃ~~~~~!!!」

 ルフィの服が燃え上がったので、頭から水をぶっかけた。

 ルフィ自身の生命帰還で火傷を多少は治したものの、原作の様な大きなバッテンキズが胸に残る結果となった。

 

「まったく、あなたは何やってんの!!?あれは避けなきゃだめでしょうよ!!」

「だってよ~!!そのカイドウとかってのはエースの炎を受け止めたんだろ?」

 

「カイドウは四皇だってぇの!!その四皇を倒した技なんだからね?」

 あ~…そういえば、おでんの傷の上に火傷が乗ったんだっけ?

 

「…耐えられると思ったんだけどなぁ…」

「「どんな自信だよ…!!?」」

 と言いながらも、エースも私もルフィの成長に驚いていた。100%の青炎を火傷程度で耐えたのだから…

 

 既に力は四皇級? いやいや…それはないか?

 

「悪かったな…」

「いいんだ、エース!おれ、気に入ってんだこれ!!かっちょいいだろ!!!」

 

 私たちは肩を竦めた。ルフィ的にはエースと本気でやりあったという証が嬉しいのだろう。好きなマークだから、気に入っているというのも嘘じゃないと思う。

 私からすると原作通りのルフィの姿が嬉しかったりもする。背中はきれいだしね。

 

 

 

 




 2年の間の細かな話を、こんな感じ(おまけとか?)で時々ブッ込もうかと思います。

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