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みなさま、誤字報告、ありがとうです。
投稿前に読み返しているつもりなんですけども、あきまへんなァ
脳細胞が破壊されとる感じやね。(ろーかげんしょーとも言う)
とりあえず、もう少し(?)付き合ってちょ!
パンクハザード上陸です。
どうぞ!
「よ~し!あの燃える島に上陸するぞ!!」
― ドォン…!! ―
「おわあァ~~~!!!」
「見ろ!!あの島で火山が噴火した!!!」
「ちょっと!よく聞いてルフィ!!あの島は3本ある指針がどれも指してないの!!異常な『新世界』においても異常よ!!」
「…」
いやいやいや…
私たちは、白い竜”に乗って本来のルートを飛び越してここにたどり着いたんだから、指針があの島を指していないのは別に不思議じゃないんだけど?
(まぁ、あの島の記録が取れるかどうかは知らんけど…)
次の島への記録を貯めるには、どこかの島に上陸するしかないんだからルフィの判断は正しいと思う。
「ラブーンの親族の皆様どうかお元気でー!!」
原作では、フランキーが深海魚を引き寄せ、サンジが切り出しをしてた場面。
クジラ海流にのった時に縮小して外側2匹は回収しておいた。オッサンみたいな魚はルフィがマヨネーズで食いたいと言ってたらしいので、海上に飛び出した後、もとの大きさに戻したんだけど…
「なんでもいいから上陸するぞ!!だって見えてんだぞ!!?もう指針なんかどうでもいい!!」
「無理よこれ以上近づけない!! だって”火の海”よ!!?意味がわからない!!」
「おいルフィ残念な知らせがある。せっかく釣ってきた深海魚、外側の2匹はイオリちゃんが回収したが、最後の1匹が海で丸焦げに…」
「ギャアアアアアアア!!!マヨネーズがァ~~~!!」
ルフィがショックを受けて叫ぶ。
ごめん…。それも引き上げておけばよかった?
「魚が海で燃えた~~~!!? 船も時間の問題だ!!」
「いやサニーはスーパー負けねェ!!」
ウソップが叫び、フランキーが安心しろと宥める。
「負けなくてもおかしいでしょ!?この海! 見てあの魚の骨!骨!骨!」
「え?呼びました?」
さすが新世界、神秘の海だ。魚が燃えるのに骨が残るとはこれいかに?
しかもけっこうな大雨なのにねぇ…
「プォッホー!!ホホホー!!プォッホー!!」
突然、船内から聴いた事の無い音が響いた。ルフィが飛んでいくので、私たちも後を追う。
「おーいコレ何だ電伝虫が泣き出した!」
「プォッホー!!ホホホォ~~」
「おいどうしたハラでも痛ぇのか!?」
「バカそりゃ緊急信号だ!誰かが助けを求めてる!」
ルフィが電伝虫に話しかけるのを聞いて、サンジが教える。
へぇ、あれが緊急信号の着信音か!私も初めて聞いたわよ。
「じゃあ取れば通じるのか?」
「待ってルフィ!緊急信号の信憑性は50%以下よ! 海軍がよく使う罠の可能性も高い。出て盗聴されれば圏内に私たちがいるとバレるわ!」
「さすがロビン!おいルフィ!ここは慎重に考えてから」
ロビンとウソップが忠告するも、話を聞かないヤツは自分のしたい事をする。
「もしもしおれはルフィ!海賊王になる男だ!」
「早いし喋りすぎだァァ!!!」
ウソップがルフィにツッコみをかます。
『助けてくれェ~~~!!!』
「!」
『あぁ…寒い・・ボスですか・・!?』
「いやボスじゃねぇぞ! そこ寒いのか!?」
『仲間達が…次々に斬られてく…!!サムライに殺される~~~!!ハァ…』
「おい!お前名前は!?そこどこだ!?」
『誰でもいいから助けて…ここは 【パンクハザード】!!! ギャア~~~!!!』
"スバッ!!"
― ブツッ!! ―
「うわあああ~~~!!!やられたぁ~~~!!!」
「…」
ウソップ、チョッパー、ブルックが騒ぐ中、私は少し考えていた。ここで言うサムライとは錦えもんの事だろうけど、首と胴体、下半身とバラバラになってたよね? この後ローにやられたのかな?
「…!事件の匂いがするぞ!」
「やられたっつってんだろ!!!事件だよ!!斬られたよコイツ!!!」
ルフィが間の抜けた事を抜かし、ウソップ、チョッパーがツッコんでる。
でも、事件かこれ?
「…今のも演技で…罠かもしれないわ」
「冷静ェ~~~~~ェ♪ カモン」
「”侍”っていやあ…ブルック」
「ええその”侍”でしょうね。『ワノ国』の剣士の呼び名です。ワノ国はよそ者を受け付けない鎖国国家で…、『世界政府』にも加盟していません。 侍という剣士達が強すぎて…海軍も近寄れないのだとか」
「そんな国あんのか…・!!」
「あるわよ。」
「そういえば、イチユリはワノ国の出身だったかしら?」
驚くウソップに、その国が実在する事を伝えた。ロビンが補足してくれている。
「だがワノ国じゃねぇ パンクハザードっつってたぞ!あの火の島か!?」
「相手が子電伝虫なら念波が届くのはせいぜいあの島との距離くらいね…」
「火の島ねぇ…」
「?」
「よし!今のやつ助けにいくぞ!!」
ルフィがのたまう…
「やだァ~~~~~~~~!!!」
「もうたぶん手遅れだ…」
「サムライこえ~~~~~!!!」
「私もコエー」
その言葉に4人組(ナミ、ウソップ、チョッパー、ブルック)が叫びながら嫌がる。毎度のパターンにブルックが加わっているのがなんとも…
ふむ…
知っていることを話しておくべきだろうか?
「…とりあえずあの島がどういう場所なのかを説明するわ。」
「「!!?」」
「やっぱり…。イオリは何か知ってるのね?」
「ええ、魚人島でジンベエから、赤犬と青キジがぶつかったって話は聞いたんでしょ?」
頷くみんな。ロビンはその場にいなかったけど知っていた。私は話を続ける。
「その場所が『パンクハザード』なの。つまり、あの島よ!!」
「ジンベエが言ってた、『ある島』ってのが目の前の島って事か…」
「島の気候が変わる程の激闘って言ってたよな?それであの火か…?」
「こっち側はね。電伝虫の相手が言ってたでしょ?『寒い』って…その理由は簡単。反対側は極寒地帯になってるの!」
「「は?」」
「
「「「!!?」」」
~ ~ ~ ~ ~
「ホラ!深海魚弁当だ!!」
「うほ~~~!楽しみ~~~!!」
サンジから弁当を受け取り喜ぶルフィ。オッサン顔の深海魚についてのショックは癒えたみたい。
「くじは?」
島について説明したけど、それによってルフィの行動が変わる訳もなく…。原作通り島に上陸する事になった。
半日で次の記録が貯まるので、私は予備の記録指針を持って行くことにした。
メンバーは私とルフィ以外はナミの言う通りくじ引きである。
当たり?を引いたのは…
「おれ達だ」
「ウフフ楽しみ」
「代わってくれ~~~!!」
ゾロ、ロビン、ウソップである。
原作では上陸メンバーが4人だったけど、4人乗りだったミニ化メリー号は2年の間に操縦席を後ろに設け、5人乗りにしていた。それゆえ当たりくじは3つでこの結果となった。ある意味原作通り…
「ミルキーロード!!」
ナミが天候棒を使って雲の道を造る。すごいな科学の力…
「「お~~~!!」」
「すげー!雲の道ができたー!!空島で見たやつできるようになったのか!!」
「えへへ!雲だから安定してる内に早く通って!」
ナミの言葉からすると、これは海雲とは違い圧縮された雲みたいね。雲貝と念動力を使えば私にも出来るかも?
「よし!偵察隊行くぞ~~~!!頼むぞミニ化メリー!!深海魚うんめ~~~!!!」
ルフィの掛け声でメリー号が動き出す。操縦してるの私だけどね…
「頑張れお前たち~~~!!」
「くじ運のいい奴らめ…」
「後でいけるさおれ達も」
「ヨホホホお達者で!」
「ウソップファイト~~~!!」
チョッパー、フランキー、サンジ、ブルック、ナミがサニー号で見送る。
「代わってくれ~~~~!!!!!アチ~~~!!」
ブルックの船にナミが行く事になった時の自分のセリフを忘れてる?
誰も代わってくれないって…
諦めなさいよウソップ!!
「お~~~登れた!!楽し~~~!! 火の海こえられるぞ!!」
「ちゃんと帰りもあんのか!?この雲」
私たちが通り過ぎたら消えるんじゃない?しかも火の上だし…
まぁ別に、問題ないからなんも言わんとこ。
「ほら見ろ!!やっぱり入り口だアレ!!」
「だから!!昔は誰かいたかも知れねェが、今こんな所に住めるわけねェ!!さっきの電伝虫もどっか遠い島から受信しちまったんだ!なぁ ロビン」
「形は悪かったけど意外とおいしい!」
「深海魚は身が締まってる上に脂も乗ってるからね!!」
「お前らなんで今、弁当食ってんだよ!!」
「お前、食わねぇのか」
「今ノド通らねェよ!!」
ウソップが怒鳴ってる
「ああ…2年前の持病がまさかの再発だ…おいお前達、実はおれは『島に入ってはいけない病』なんだ…・」
「「知ってる」」
「注射、持ってくればよかった?」
「いえ、結構です…」
【パンクハザード 入口】
入り口にはデカデカと看板が掲げられていた。
「ルフィ、メリー号は小さくして持っとくわよ?」
「おう!!」
「おめェの能力はホント便利だな」
「間違いないわね…名前が一致した」
「……!!」
「さっきの緊急信号はやっぱりこの中からなのか」
「…」
ゾロの言葉にウソップが涙を流してる?ここまで来たのにそんなにイヤです?
「この島立ち入り禁止だぞ! あ!ルフィ!!コレ見ろ! ほら!世界政府と海軍のマークが!!! ― つまり誰か居たとしても政府側の人間だ!!ムダ足だったな帰ろう!」
目の前にある掲示板にはウソップの言う通り世界政府と海軍のマークがある。
けど真ん中にある、牙?のあるガイコツはなんのマーク?
「…」
ガシャァ…ン!!!
立入禁止の分厚い鉄の扉と柵が見事に斬られて大きな音をたてて倒れた。
エニエス・ロビーの扉より薄いから訳ないだろうけど、こんなに大きく斬る必要無いのに…
この破壊魔め!!
「きみ達犯罪なんですけどー!あ、海賊も犯罪者か…」
「ことごとく燃えてんな…」
破壊魔がつぶやく
「知らねーぞ!世界政府にケンカ売る気かー!? あ、もう売ってるか…」
さっきからウソップが一人でノリツッコミを続けている。ちょっと楽しい
「どれほどの戦闘だったのかしら…もうずいぶん前の事なのに、この炎って…」
「まぁ、あの二人が10日間戦ったんだからねェ…」
「!?」
ロビンが暑そうだったので服を脱ぐ前に近づいてあげた。私の周りにはウンディーネが薄い水の膜を張り続けている。
水の膜は外からの熱で気化して膜の内側を冷やすのだ。なので私を中心とした半径1m以内は涼しくなっている。
「熱ィな…とにかく」
ゾロとルフィは上半身ハダカだ。まぁ暑いからね…。
「これは民家じゃないわね…政府の施設跡かしら?」
「そうね。ここには事故が起こる前、政府の研究施設があったらしいから…」
「事故?大将二人の戦闘じゃなくてか?」
「ここが大将二人の戦闘場所になったのは無人島だったからなのよ。」
「なるほど…大将二人が戦うとなると周りへの被害も甚大だものね…」
「この島は何年か前に大きな事故が起きて、人が住めない状態になったらしいわ。政府機関が起こした事故だから、世間一般には流れてないけどね。そもそも研究施設があった頃から立ち入り規制はあったみただし…」
「元々やべぇ施設なのか?」
「たぶんね…」
「おーい!さっきの奴いねぇか~~~!!助けにきたぞ~~~!!! 出て来~~~い!!サムライ!!」
「呼ぶなよ殺人鬼を!!」
「食欲出たのか」
「うっせーヤケ食いだ!!そういや気になってんのがよ…電伝虫の声…!!『寒い』って言ってたろ!!」
「そうだな、こんなに熱ぃのに寒いって…・!!…バカなのかな」
「どういう推理だ!!」
「ねェイオリ…もしかして…」
「そうね。あの電伝虫はこの島の反対側。極寒の場所に居るヤツからだったんだろうからね。」
「うおぉい!!じゃあおれたちは反対側に上陸しちまったってのかぁ!!何でそれを早く言わねェ!!」
え~~~!!だって出発前にこの島の事説明したじゃんよ?
結局、この先になにやら怪しい気配を感じる(全員なにかしら感じていた)ので、このまま進むことに…
「うわ巨人!?」
「いや巨人よりでけぇぞ!」
目の前でかなりデカイ骨が燃えてる… ん? 背後でガレキの崩れる音がした。
「グルルルルル…!!!」
― ドシン…!! ―
「「え!?」」
「……!!えっ!!?ええーーー!!!!!」
「あれ?…!?
「いや…空想上の生物だ!!!!存在するわけねェ!!!」
「だけどこの姿…!!そうとしか思えない!!!!」
「「「竜!!!?」」」
「…」
なんでみんなして、そんなに驚いてるのかしら?空想上の生物なんてこの世界にイッパイ居るでしょうに…
私はというと、竜とは違う変な気配に注意を払っていた。場所は…竜の背中?
ああ…! 下半身か…!!
私が気配の正体に納得したところで、竜の方から
”何奴だ…”
「は!!?」