なんか、毎回スミマセン!
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新章突入です!!
ホールケーキアイランド編です。
原作82巻の後半ですね。
この章では、久しぶりに、
あのコが活躍するのです。
どうぞ!
13-310話:密航者
― 偉大なる航路 アラバスタ王国 ―
「お父様急いで!!」
「待てビビ…!!やけに上機嫌だな…」
「うふふ!だって、海へ出るなんて久しぶりだもの!!」
「クエ~~~!!」
アラバスタから王族を乗せた船が海軍の護衛艦と並走して出航していた。
世界会議に参加するすべての国で、同様の光景が繰り広げられている。
ネフェルタリ家を護衛するのはヒナだ。
実は世界政府からF-RONPに対し、留守となった王国の防衛依頼が来てたりする。新世界ではない前半の楽園および4つの海の10の国々に対しての依頼なんだけど、FSSだけだと無理なので、海都と協力体制を築いて対応を行う予定になっている。
「お気をつけて…!!」
「国王様―!!」
「ビビ様―!!」
「ずいぶんと楽しそうだったな、ビビちゃん」
「また海賊気分が蘇ったりでもしたんだろ…!王女らしくなってきたかと思えば…変わらねぇな!」
トトとコーザの親子も見送りに来ていた
「ビビ様~~~!!」
「!?」
「すぐにそこからお降り下さい!!」
「なんて心地いい潮風…!!」
「ビ~ビ~さ~まァ~~~!! 怪鳥が現れ攫われでもしたらどうなさるおつもりですか!!?どこかでスナイパーが狙っていたら!!?隕石が落ちて来たら大変ですよ!!」
「心配が過ぎますよ!ビビ様は海賊経験が」
「し~~~~~っ!!!気は確かかペル!!隣に海軍がいるのだぞ??」
「問題ありませんよ!彼らはピースメインなんですから!!」
「そうだが、しかし…」
「ゴホゴホ…」
「ご無理なさらず国王様!!不調となればすぐにでも引き返しますので」
「…!!いや大丈夫だ。ニコ・ロビンに会ったあの日からずっと…世界政府に問うてみたい事があった!」
「”歴史の本文”の事ですか?」
「うむ…。今回の『世界会議』には是が非でも出席する!!あわよくば知りたい…!その昔、ネフェルタリ家の王は ― 世界に何をしたのか…!?」
「危ない危ない危ない危バ…ゲホ!!ゴホ!!マーマーマーマーマ~~~!!」
「お父様、体調は?」
「んん…よくはないな。もう長くないかも知れん。早く娘が婿をとってくれたらな…ゴホゴホ!」
「ずるいわよ!またそうやって病気を利用する!」
「見合い写真は山の様に来ておるぞ!」
「ふふふ 捨てといて!!ユナだってまだ独身なんだから、私もまだいいの!!」
「そういえば、今回の『世界会議』にはユナ殿も呼ばれておると聞く…そうだ!彼女にも薦めてみるか!」
「ちょっとお父様!それ絶対やめてよね!!」
― 赤い土の大地 海底 リュウグウ王国 ―
「やはりまだムリです!!る…ルフィ様がお約束してくださいました…!!いつかまた!お会いできたとき…地上の”本物の森”へ連れ出してくださると!!」
「それは勿論、ルフィ君ならもっと遠くへ連れ出してくれます!!しかし今回はここより真上!!マリージョアへ浮上するだけ」
「お兄様方もネプチューン軍もついておりますゆえ!!」
「かなわんわ―…!!」
「父上、今回はしらほしを欠席させてはミレド~?」
「ええ、魚人島移住の嘆願ならばたくさんの署名があります!!ん~マンボ!!」
「それではまるで、人間を信頼しておらぬと言うとる様なものじゃもん!困ったな…」
「しらほし…!!”麦わらの一味”から何を得た? この会議こそが!!母オトヒメの悲願じゃないか!共に行こう!!!」
「…」
「どちらかといえば、しらほしが
「「!!?」」
「お姉さま!!」
「おぉ!イチユリ殿ではないか!! 丁度よかった、今の話を聞いておられたか!?」
「いきなり”世界会議”とは、少しハードルが高いような気もしますけど? 少し、しらほしと話しをさせてもらっても?」
いくら鍛えたとはいえ、しらほしの行動範囲は魚人島周辺に限られている。数年前まで何年も閉じ込められていたのだから、引きこもりに近い感じもするのよね?
~ ~ ~ ~ ~
「えっ…ユナ様が!!?」
「本人はかなり嫌がってたけどね!だからあなたも行ってみたらどうかと思って!」
「……。わかりましたお姉さま!!私、がんばってみます!!」
「それから、地上に居る間は攻撃は禁止よ?防御に徹する事!!」
「はい!!」
まぁ、あの
こんなところに補正が入るとは思わないけど、不測の事態には備えておいた方がいいわよね?
ユナにも一応連絡入れておこう!
問題は…
イムが選ぶ灯火は、もしかすると一人じゃないかも知れない…
~ ~ ~ ~ ~
その頃、ルフィ一行は…
「ちょっとおも~~~か~~じ…」
「は~い……こう?」
「あ、もう…ちょい」
甲板では気の抜けた声でのやり取りが続く…
「こらこらこら~~~~~!!!気合いを入れろよ!!沈むだろ!!!」
うがー!! と声を張り上げるのはルフィ
甲板でただ一人、無駄に動き回っている。
「うっさいわね!!あんたがゾウから急に飛び降りるからこうなったんでしょ!!もうみんなぐったりよ!!バカ!!!」
ナミが怒るが腰砕けの状態だった。まだ全身の震えが止まらない…
「ありがとう…!おれは今、生きている喜びを噛みしめている…!そして…麦わら!覚えてろ!!!」
ぺコムズも同様である。ダイブさせられた精神的外傷に加え満身創痍の状態での着地の衝撃はかなり堪えたに違いない
「ホラ…また少し進路がずれたわよ…と~~りか~~じ…」
「はーいっ!!!任せて!!」
「みろ!!あいつなんかあんなに元気…?」
「わーっ!!ホントに海の上~!!こんなに重そうな船が浮いて進んでる~~~!!」
「な!!何でお前がいるんだァー!!?」
「キャロット!!?」
「?」
「キャロットお前なぜ!!」
「付いて来ちゃったーガルチュー」 ― ガブーッ!! ―
「ギャ―!!」
「ナミ―」 ― かぷ!! ―
「きゃ」
「チョッパー」 ― ガブッ ―
「ぐえ」
「死体男爵~」 ― ガリッ ―
「かたい」
「悪いが一度船を戻してくれ」
「引き返さないでー!!ワンダに怒られる~~~!!」
「恩人達に迷惑をかける気かキャロット!」
「一度海へ冒険に出てみたかったの~~~~~!!」
「四皇のアジトへ潜入するんだ。遊びじゃないんだぞ!!」
「お願い!!何でもするから連れてってー!!迷惑にならないようにほら!お弁当(人参)!ジュース(人参)!おやつ(人参)!それに着替えに…」
「それでどれくらいもつんだ」
「半日はもつよ!!海って広いんでしょ!?」
「…ホールケーキアイランドまでは、どんな高速艇でも4,5日はかかる。天候にもよるが…」
「え~!!?何日もかかるの~~~!?まっすぐ進んでも!?そんなに広い場所ってある!?海って…!!!ワンダーランド!!!」
「島じゃねェけどな!」
「私、外泊初めてー」
「まーいいよ!乗っちまったもんは仕方ねェ!自分の身は自分で守れるか?」
言いながらルフィはキャロットの人参をポリポリと食べていた。
「うん!!ありがとう大丈…!!って、何で私の人参食べてんのよー!!!」
― がぶっ!! ―
「ギャ―ッ!!のド…!!の…!!」
「頭をなでてルフィ!!」
「!?」
ナミが慌てて指示を出す!!ルフィがキャロットの頭をなでると…
「えへへへ」
「!?」
キャロットがほわっとした笑みを浮かべて噛みつくのを止めた
「ぐあ…!!あ、危なかった 殺されかけた…やるなお前…!!」
「いいよ、人参あげる」
「ルフィがやられかけた…!!」
チョッパーは戦慄した。どんな強者でも油断したところに急所を攻撃されれば危ないという例えを見た!!
「まァ…戦闘力はある方だ」
「高っ!!ペドロさん!いつの間に!?」
ブルックが、メインマストの頂上に移動したペドロに驚く。
「ポリポリゴクン…!!ハラへったメシにしよう!!」
「はいはい、じゃあ私が作るから海見張ってて!!」
「やったー!!」
「やけに大きな見出しだな…」
ペドロがニュース・クーから受け取った新聞を広げてつぶやいた…
「数十年、謎だった土地がついに発覚…『革命軍』の総本部!!『バルティゴ』すでに壊滅状態…」
「「!!?」」
~ ~ ~ ~ ~
「え~~~~~!!! 革命軍がやられたのか―!!?」
「!!?」
「ゆガラ確か…革命家ドラゴンの…」
「あ!!サボ~!!これ、おれの兄ちゃんだよ!!」
「ん!!? ドレスローザで会ったって言ってたもう一人のお兄さんですか!!?『総参謀長』って!?革命軍のNo2じゃないですかっ!!」
「どんな4兄弟よ!あんた達一体っ!!」
「あれ…!?じゃこの横のドラゴンって…」
「え!?当然でしょ!?2年前におじいちゃんが言ってたじゃない」
ー お前の父の名は、『モンキー・D・ドラゴン』革命家じゃ ー
「”革命軍総司令官ドラゴン”あんたのお父さんでしょ!?」
「…えええええ!!これがおれの父ちゃんか!!!」
「……!!」
「今更!!?」
「えー!?ルフィのお父さん革命軍のボス~!?」
「普通、気になるでしょ!?こんな有名人が父親なんだから!!ロビンもずっとお世話になってたって言うし!!」
「そうか!あの刺青のおっさんが父ちゃんだったのか…あんま似てねェな!それよりサボが心配だ!!」
「ヨホホ…既にお会いしてたんですね? でも『刺青のおっさん』ってご本人には言わない方が…」
「え、そうなのか?おれ初めて会ったとき…」
イオリ…お前、あの刺青のおっさん知ってんのか?
「…って言っちまった」
「ありゃま~」
「何者かの通報で総本部の場所が発覚…!!だけど『海軍』と『CP』が到着した時には総本部は激しい戦闘の跡のように破壊された後だったって…」
「激しい戦闘~!!?」
「革命軍は今や3大勢力に並ぶ驚異の一つ…!それなのに壊滅状態って、一体何があったのかしら?」
「おれは場所知らねぇけどな…!イオリは何度か行った事あるみてェだけど関係ねェのかな?」
「なんでイオリが革命軍の本拠地を壊滅状態にすんのよ?最近はキレる事も無くなったんでしょ?」
「…キレて…ねェか…な?…」
「ちょっと…!何でそんなに遠い目になってんの!?」
「詳しい事は何もわからないとの事だ。 ― だが特に死傷者などの情報が出ていなかった。ゆガラの父や兄がもし捕まったり死亡したりしていたらそれが大ニュースになる筈だ!!ひとまず命は無事なのではないか?」
「そうか!そうだよなっ!!安心したらハラ減ったぞ!!ナミ、メシまだか!!」
「それどころじゃないわ!!」
「!?」
「嵐が来る!!!」
「「え~~~~~!!!」」
雷雲が広がり空を覆う…
― ピシャッ!! バリバリバリィ!!! ―
「キャー!!!何コレ~~~!!エレクトロ!!?」
「すくに帆をたたんで!!!風で裂けちゃう!!」
「わかった!!」
「キャロットも手伝ってくれ!!」
「うん!!」
「キャー」
「わー」
「あんたも働け!!」
「おれは瀕死だ―!!」
サニー号のルフィチームは、ほぼ原作通りの流れで進む…
ただし、ルフィが料理を担当する事が無かったので結果として食糧難に陥る事は無かった。
数日間、ナミの手料理を食べる事の出来たブルックはサンジに自慢して、ルフィやチョッパー共々羨ましがられる事になるのだが、それはまた後日の話…
その頃、『ゾウ』では ―
「じゃあ、キャロットは今頃海に!?」
「…うん」
「なぜ早く教えてくれなかったバリエテ」
「ごめんでごさる!ワンダ!誰かに話せば止められるからって…キャロットはこっそり荷物をまとめて…」
「ははーん、ゆティア…買収されたな!?」
「ギク!! ― だけどキャロットはワンダを裏切りたいわけじゃなく」
「 ― いいよ、居所がわかってよかった…居なくなった事を心配してたんだ…!ルフィ達が一緒なら大丈夫だろう」
「…」
頷きながら、キャロットにもらったバナナを頬張るエテだった。
「公爵様!休まれてください!見張りなら多めにつけます」
「…」
「敵はおそらくビブルカードを持っているのだ…!!」
「!」
「どうやって手に入れたのか…!!象主が沈めた船と共に…カードも失われていればいいが」
「また来るでしょうか?」
「警戒はすべきだ…」
「はい」
「ちょっといいかしら?」
「イオリ殿!!」
「戦士達がワノ国に行ったら、少なくとも奴らが”侍”を探しに来る事はないと思うわ。だけど、ここには守るべきモノがあるでしょう?」
「”ロード歴史の本文”の事だな?」
「ええ!それが無ければ攻められた時に逃げやすいと思うんだけど、どうかしら?」
「「!!?」」
― ??? ―
「ジャック様の”ジョーカー奪還”も失敗に終わり、これで実質、人造悪魔の実『SMILE』の取引は終了に!!」
「おおう…じゃあもうこれ以上”能力者達”は増えねぇじゃねェかよォ~~~!!うおおお~~~ん」
「(今日は泣き上戸か…!!)」
「うおおおおおおお~~~ん!!!全て能力者の最強の海賊団を作ろうぜって言ってたじゃねェか!!!ウオオ~~~!夢半ばで…あんなガキ共にやられたってのか!?いくらイオリ
「 ― しかし”麦わら”は話題の男です!ナメてかかると…」
― グビ…グビッ ―
「ナメてかかると?」
カイドウは、酒を煽ると苦言を呈した部下にルフィとローの手配書を持たせ顔の前に掲げさせた
「?」
そして、金棒が振り抜かれる…
「!!!」
― ゴッ… ドゴォォン!! ―
「何だってんだよォ~~~~~!!!」
「ギャアア~~~っ!!!」
― グビ グビ グビ…!! ―
「…あ」
「おれが誰だかわかってんのかァ!!?」
「ヒエェ~~~!!(怒り上戸に変わった~~~!!)」
「…麦わらのルフィ!!トラファルガー・ロー!! 知ってるさ、例の世代だろう…!!」
「…!!」
「”七武海”を消したくれェで粋がってるガキ共…おれの取引に手ェ出した事はわかってる筈だ!!!ウォロロロ!おいお前!教えてやれよ同世代のバカ共に!!(イオリちゃんとイチユリちゃんは別だがな…!)『早く逃げろ!おれ達がやってたのは海賊ごっこだった!!』…ってよ!!」
「……」
「ユースタス ”キャプテン” キッド…」
「…!!」
百獣海賊団VS白ひげ連合の2戦目で、
カイドウはイオリに敗北しています。
イチユリについては、書いていませんが、
獣化したカイドウと一戦やってます。
(その後も何度か訓練と称して闘ってます。)
実はイチユリ…
腕輪を着けていないので、力だけで言えば、
イオリの5倍、強いのです。