イムの娘(いむのこ)   作:槙 秀人

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クラスター・ジャドウさん、誤字報告ありがとうございます。


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ホールケーキアイランドは、HCI、WCIの2つが使われています。
英語で言えばWCIが正しいとの事ですが、個人的にはHCIのほうがしっくりくるので、勝手ながらHCIを使います。

さて…

万国にも、異物が混入しております。
エルも、もちろんそうですが…

ジェルマの元に、彼女が入城します。

そして!
もちろん彼女もやらかし(・・・・)ます!

どうぞ!








13-316話:あの人の面影

「ヴィンスモーク家の方達が全員揃われたようです。本日よりユンア様と助手の10名は、ジェルマの厨房を担当してください!!」

「かしこまりました。それでは皆さん!よろしくお願いします!」

「「はい!!よろしくお願いします!」」

 

 ビッグ・マムの城からHCI滞在中の食事番として、ジェルマの城にユンアが派遣された。

 

 実はこれ、ユンアが言い出した事だった。食事の際には人となりを見る事ができるからと言って、プリンの為に相手を見極める必要があると提案した事である。

 実のところ結婚相手がどんな奴であろうと関係なかったのだが、部外者であるユンアには裏事情は知らされていない。(もちろん彼女は知っているのだが、それを知る者は居ない。)

 結果、ユンアの提案は受け入れられた。

 

 ~ ~ ~ ~ ~

 

「という事で…!こちらに滞在される間、私が料理長を務めさせていただきます!!」

「総帥からも、そう伺っておりますが…」

 

「納得いかない?」

「…」

 

「大丈夫よ?ここ2、3日あなた達の仕事を見てたけど、あなた達はこれまで通りに動いてくれればいいわ!!献立は二人で考えましょ?要するに、何かあったときの責任者が私になるってだけだから!!」

「はぁ…」

 

 それでも納得のいかないコゼットに、ユンアはゼフに習った料理を作って味見させた。

 

「…おいしいですこのスープ!!このピラフも!!」

「フフッ!!そうでしょう?これは”レストラン・バラティエ”のオーナー、ゼフ直伝なんだから!!さぁ!!他の料理も仕上げていくわよ!!」

 

 そして…サンジが戻って最初の食事が行われた。

 

「コゼットさん!!ニジ様がお呼びです!!」

「すぐ行きます!!」

 

「『料理長を呼べ!!』って聞こえたけど?」

「はい!そう仰られていました!!」

「しょうがないなぁ…」

 

 

 

「よし…!そこを動くなコゼット!!」

「!!?」

 ニジが料理の乗った皿をコゼットに向かって投げた!! そして、次の瞬間…

 

 ― パシッ!! ―

 

「……!!」

 コゼットの傍には、サンジとユンアの姿があった。皿を掴んだのは…

 

「「!!?」」

 ジャッジとレイジュが驚きの表情を浮かべる。

 隣に立つサンジも、兄弟全員が!!

 

 この姿でこの髪型と色ならそうなるだろうと思っていた。

 だからこそ、最初からこの姿を選んだのだから!!

 

 料理は皿から落ちなかった。受け止めた後、料理が落ちないように皿を水平に戻したのだ。

 

「!!?君は?」

 サンジが隣にいるユンアに声をかける。

 皿を持つユンアの手は小刻みに震えていた。それはもちろん怒りでだ…!!

 

 ①物を女性の顔目がけて投げた事!

 ②自分達、料理番の事を”メシ焚き女”と言っていた事!

 ③なにより料理を粗末に扱った事に!!

 

「!!あ!?…」

 

「フゥ~…」

 ユンアは静かに息を吐きだした…

 

「誰だお前!!?」

 

「お料理、お気に召しませんでしたか?申し訳ありません。本日より料理長を務めさせていただいておりますユンアと申します。以後お見知りおきを!!」

 

「お前が料理長だと?聞いてねェぞ!!」

 

「あぁ…言い忘れていたが、”万国”に滞在中はビッグ・マム海賊団より料理長を寄越すとの事だ…」

「マジかよ!!”毒殺”し放題じゃねェか!!」

 

「(ムッ!!)ご安心ください!ママを裏切らない限りそのような事はございません」

「裏切りゃあるのかよ!!」

 

「いえ…その場合、毒殺などという楽な方法(・・・・)は取られないと思います。そもそも…」

 ちらりとユンアがレイジュを見やる

 

「!」

 

「毒はムダでしょうから」

「ええ、そうね!」

 

「大丈夫、コゼット?」

「あ…はい!」

 

「…てめェどこまでクズだ!!レディの顔にキズを残す気か!!!」

「…」

「…!?」

 

「レディ!?ただの”メシ焚き女”だぞ!?」

 

「(カチンッ!)ちょっと!! あ~ダメ!…落ち着けアタシ!!」

「…」

 

「ちょっと失礼!!」

 そう言ってサンジが皿の料理を手でつまむ…

 

「これは『アリゴ』だ!ジャガイモとチーズを混ぜて作る!」

「!」

 

「ニジ様の免疫力が通常より低下しているとの事でしたので、彼女はこの仕込みを今朝早くから行っていました。ジャガイモは体の免疫力を高め、血圧を安定させます。栄養価も高いですから…」

 

「!!だろうな!…朝から作るにゃ手の込んだメニューだ」

 サンジが手でつまんだ料理をパクリと食べる

 

「「!!?」」

 

「うまい!味付けも完璧だ!!」

 ビックリして涙を流すコゼット…。それを見てユンアは察した。彼女はこれまで『おいしい』の一言ももらった事がないのだろう事を…

 

「よかったわね?(ちゃんとわかってくれる人も居る!!)」

 そう言ってユンアはコゼットの頭を撫でた

 

「人の食べ残しを手づかみで!!どんだけ貧乏根性が染み付いてんだ!!!仮にもおれの弟を名乗るならみっともねェマネすんじゃねェよ!!!」

「よせ!!!ニジ!!!婚礼前だ!!!」

 サンジに殴りかかったニジにジャッジが叫ぶ!!ニジは拳の軌道をサンジの顔から逸らし空振りする。

 風圧がユンア達の方へと飛ぶが…

 

  ― !!? ―

 

 それに気づいて驚いたのはイチジだけだった。

 

 

「ヴィンスモーク家の恥晒しが…」

「それに所属する事がおれにとっての恥なんだよ」

「!!」

 

「”食”に敬意を払えねェバカも!!」

「「!!」」

 

「女に手を上げる男も!!!」

「…」

 

「部下を人とも思わねェ王族の驕りも!!!」

「…」

 

「お前達の全てがおれの思想に反する!!!」

 

「…一つ目は納得!!さぁ、コゼットは厨房へ戻ってなさい!」

「…はい」

 

「 ― お前の言い分は多数弱者の戯言だサンジ!」

「!」

 

「昔からお前の言う事は理解できなかった!王には王たる条理がある!!!不条理は貴様だ!!!」

「!!」

 

「 ― まったくだ!間違いにも拍車がかかっている ― それはこの男の悪影響か?サンジ」

「「!!?…え…!!」」

 サンジとユンアが一緒に驚いた…!そして自分の他に驚いた者が居た事にさらにサンジが驚いた!!

 

「えっ!!?」

 

「ビッグ・マムの情報力はウワサ以上だ!2年前までコイツの店にいたそうだな」

「…」

 

「海域も特定済み…どうやらこれは最近の写真だな!海上レストラン『バラティエ』…!!どうした顔色が悪くなってきたな…。まァ…お前が言う事を聞かなかった場合だ…『こいつの首が飛んでもいいのか!?』 ― などと脅しを使うのは…」

「!!」

「…」

 

「くれぐれも…バカなマネはするな!!我々の”機動力”も承知のハズ」

「…」

「何も抵抗せず、仲間を諦め…プリンとの結婚を受け入れろ!! ― それで全てが丸く収まる」

 

 サンジ以外の兄弟達が部屋から出て行った…

 

「……」

「…」

 

「明日は平和な挙式にしよう!ビッグ・マムとプリンとは今日の昼食を共にと…城へ出向く準備をしろ!」

「…」

 

 

「…大したことないわね…」

「えっ?」

 部屋を出たところでユンアが呟いた

 

「ビッグ・マムの情報力の事よ!!」

「…」

 

「私ね…半年前まで『バラティエ』に居たの!!」

「!!?」

 

「『バラティエ』のオーナーゼフは、私にとっても恩人なのよ!!それを人質に差し出すなんて…!きっとタマゴ男爵ね!あとでとっちめてやる!!」

 

「ウソだろ?あのジジイが女性の料理人を雇ったのか?」

「そうよ!私の場合、特別らしいけどね? !!

 

「ユンアちゃん? 急にどうした!」

「ちょ…ちょっとごめんなさい!!」

「!!?」

 ユンアが駆け出す。そしてサンジがそれを追う…

 

 ・

 ・

 ・

 

「ヒドイ…!!」

「誰か来てくれ!!ドクターを呼べ!!」

「!?」

 

「しっかりしてコゼット!!」

 

「おい、しっかりしろ!!くそ!!あいつらおれのいねェ所で!!この娘に一体何の罪があった!?」

「…私の責任です!!彼女と…一緒に居るべきだった!!阻止できたのに…!」

 

「気を失う程、彼女を殴ったのか…!?こんなクズ!今まで会った事がねェ!!!」

 

「お前らのせいだよサンジ!それとユンアとか言ったか?」

「!!ヨンジ…!!」

 

「身分違いの女をつけ上がらせた!ビッグ・マムが寄こした料理人をボコるわけにもいかないからな!そいつはお前の身代わりでもある!!」

 

「それで…一緒に居たら阻止できたって言ったのか…」

「…」

 

「ニジに会いてェだろ?勿論その犯人だからな!ついて来い会わせてやる」

「ああ!望む所だ…!!」

 

「…私も…同行します!!」

「!!?」

 

「好きにしろ!ただし…どうなっても知らねェぞ!!」

 

 

 ~ ~ ~ ~ ~

 

 

「ここは…」

「興味あったろ?ガキの頃は立ち入り禁止だったもんな!」

「…」

 

『タイプ=MB:54名、MST:30人、タイプ=MHは21人補充を…』

「!!?」

 そこにはカプセルに入った人間が積まれていた…

 

「何だ!!?コイツら…!!!」

 

「…成程…ね。これが世界が恐れ、そして欲するジェルマの力!!」

「…それも…ビッグ・マムの情報力か?」

「!!?」

 

「そうさ!これが『ジェルマ66』その兵士達さ!!」

「!!?」

「…」

 

「何で水の中に…!!」

「…培養液だ…」

 

「みんな同じ顔を…!!こいつら生きてんのか!?」

「…聞かない方がいいんじゃない?」

「えっ?」

 

「フッ…サンジ!人間は…作れるんだ!!」

「!!?」

 

「ジェルマは代々”科学の国”…父もああ見えて優秀な科学者だった…!おれ達が生まれる前は海外の無法な研究チームに所属し、かのDrベガパンクと共に兵器の研究をしていた」

「…あいつが、ベガパンクと…!?」

 

「若き日のな…!その時ベガパンクが成した偉業こそ、生物の『血統因子』の発見!!こいつは一歩間違うと神の領域に達するいわば『生命の設計図』の発見だった!『世界政府』はこれを危険視してベガパンクを逮捕!!研究チームは解散…いや、政府に買収された!…だが父は政府の手から逃れ一人この『ジェルマ』で研究を続けた!『命』の”コピー”と”改造”の研究を!!」

「!!」

 

「そして、この地下施設が生まれたんだ!!こいつらは全員…!!たった数名の優れた兵士達の”コピー”、”複製兵”だ…!!」

「!!?」

 

「勿論…そんな事は本人達は知らねェがな…!!その女の言う通り、あらゆる国々がウチの軍隊を恐れると同時に憧れ…!!欲している!!そりゃそうだ!強くて従順…!!こいつらは死を恐れず裏切らない様プログラムされてる!!死んだらまた補充すればいい!20歳の兵士を一人つくるのに5年かかる。ここは兵士のストック倉庫さ!!」

「…」

 

「5年でできるのにこいつら全員まるで20年生きて…」

「やめろ!!!もういい!!!」

「?」

 

「…吐きそうだ」

「だから言ったのに…」

 

「…」

「…!!」

 サンジはたばこに火をつけた…

 

「お前が海賊をやってると聞いた時…」

「!?」

 

「イチジ、ニジ!!」

「あの出来損ないも少しはマシに成長したかと思ったが」

「相変わらずでガッカリだ…!!そっちの”メシ焚き女”の方がお前よりマシなんじゃねェか?」

 

「…!!ニジ…てめェ…!!」

「ん?」

 

「コゼットちゃんに…」

「!?」

 

「何してんだァ!!!」

 

  ― ビュォッ!!! ―

 

 サンジの蹴りが空を切る

 

「「!!?」」

 

「おいニジ!!今の…お前が自分で避けたのか?」

「…いや…違う! お前ら、あの女の動き…見えたか?」

 フルフルと首を振るイチジとヨンジ

 

「サンジさん!!あなたは何をしてるの!!?」

「えっ!!?」

 

「さっき言われたでしょう?”東の海”に人質が居るって!!使えるのは何もあなたの父上だけじゃないのよ!!」

「!!?」

 

「情けねェな!!女に止められてよ」

 

  ― カチ~ン ―

 

「今日から…料理長は私!!私が料理の責任者なんです!!他の料理人を守るのも私の仕事!!残念ながらコゼットは守れませんでしたが…」

 

「あの女はウチの”メシ炊き女”だ!!気にするな!!」

「…その…”メシ炊き女”って辞めて頂けます?」

 

「あ?”メシ炊き女”は”メシ炊き女”だろ?”複製兵”じゃねェにしろ替わりはいくらでも居る!!」

 

「…それも…王の条理…ですか?」

 

「その通りだ!!”女”のくせに、わかってるじゃねェか!!」

 

  ― ブチィッ!! ―

 

「そーですか!」

「ニジ、ちょっっっといいかしら?」

 ユンアは出来るだけ自分を落ち着かせながら、ニッコリとニジに声をかけた。

 その表情には怒りなど微塵も感じられない。とても穏やかな笑みが浮かぶ。しかし3人の表情は硬く、顔色は悪い

 

「”メシ炊き女”とか”女”のくせにとか…あなたは”女性”に何か恨みでもあるのかしら?」

 

「い、いや…別に…」

 

「あのね、ニジ…イチジもヨンジもよく聞いて!!」

「「な、なんだよ!!」」

 

「誰に植え付けられたか知らないけど、男尊女卑という考え方はどうかと思うわ!生物学的に言えば、遺伝子が安定しているのは女性の方!!男性の方がバランスが悪いの知ってるでしょ?それとも忘れてた? それにここ『万国』を治める四皇は女性よ?あなた達のお父様はその力を借りようとしているのよね?そんな人達が何を言っているのかと思わない?そもそもねェ………!!」

 その後もユンアの言葉(小言)はしばらく続いた。

 

 

「「「!!?」」」

 

 なんだこの感じは!!?

 

 寒気がする…

 

 手足がシビれて…

 

 体が…思うように動かねェ…!!?

 

 ……

 

 ぽかーんとサンジが見つめる中、3人は動けなくなっていた。

 

 ジェルマの子供たちは”悲しみ”や”恐怖”といった負の感情を抑えるようプログラムが施されている…

 そう、抑えているのだ。無いわけではない。

 

 通常、悲しみや恐怖を感じる場面でも、3人はそれを笑いに変えている。

 しかし…限度を超えた恐怖は心を通り超し、体に影響を与えていたのである。

 

「今更、躾というのも難しいわねェ…いいわ!とりあえず…話をちゃ~んと聞いて貰うから!!」

 

 穏やかな笑みを浮かべるユンアの背後に、3人はそれぞれに思い描く魔王の姿を幻視した。

 そこに居合わせた者にも、それが見えていたとかいないとか…

 

 ・

 ・

 ・

 

 ピピピピ… アラーム音が響く…

 

「あら、もう準備しないといけない時間だわ!!」

 

  ― パンッ!! ―

 

 ユンアが手を叩く!

 

「さぁ、部屋に戻って出かける準備をしてください!!」

「「……はい……」」

 イチジ、ニジ、ヨンジが虚ろな目をして退出していく…

 

「…」

 

「サンジさんも!!それと…」

「?…それと?」

 

「レイジュさんも!!」

「やっぱり…気づいていたのね?あなたは一体?」

「?」

 

「父も驚いてたわ!!あなたは…!あなたはどうしてそんなに…!!?」

「もう時間です!!サンジさんと話したい事もあるんでしょ?部屋へお戻りください。お父様をお待たせしてはいけませんよ?」

「…」

 

 

 …ああ、そうか!

 

 そうだったんだ…!

 

 おれがずっと…イオリちゃんに惹かれていた理由が今…

 

 やっとわかった…!!

 

 

 ”ん~~~!おいしいっ!!”

 

 

 キッチンで彼女と一緒に居ると…

 

 夢が叶ったような気になれていたんだ!!

 

 一緒にキッチンも、買い出しもそう!!

 

 おれは…イオリちゃんに…

 

 

 あの人の面影を…!!

 

  ・

  ・

  ・

 

「…さっきの感じからして…あの娘の事、知ってるの?」

「いや…おれば別の娘の事を考えてた…」

 

「…そう…。あの娘はともかく!!働いてたレストランのオーナー一人見捨てれば、それで済んだ筈よ…!!なぜ戻ったの?二度と…思い出したくもない場所へ…サンジ!!」

 

 

 

 

 

 

 ~ おまけ・サンジの伏線?回収します! ~

 

 実は…

 

 ジャッジの妻であるソラは、

 例の微笑みを浮かべて、子供たちに躾してました。

 

 それをレイジュが受けたのは一度だけ…

 彼女は父と母それぞれの前でそれぞれのいい子を演じ分けていた。

 それを叱られた事がある。

 父の前では仕方がないにしても私の前では自分を偽るな!と…

 

 怖かった。トラウマになった。けれど、母の愛を感じた。

 だから、レイジュは母が大好きでした。

 だからサンジに嫉妬した。

 だからサンジを気にかけた。

 

 男兄弟が躾けられたのは、ほんの数回程度。

 4人を生んだ後、ソラはほとんど寝たきりだったから…

 ソラが調子が良い時で、彼らが悪さをした時に限る為、誰も覚えちゃいませんが… (もちろんイオリも知りません。)

 

 サンジが出会った頃から、一人固まってたのはそれが理由。

 覚えていないけど、体が反応していたのです。

 ※サンジは見ていただけで、叱られてはいませんけども…

 

 

 尚、子供たちが生まれる前の被害者(?)は…

 それはもちろん、旦那(ジャッジ)です。

 

 

 

 

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