イムの娘(いむのこ)   作:槙 秀人

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何故でしょう?

エルが居たのに原作通りの展開に?

それはね?
ビスケットがおいしかったから!!

そして、サンジ VS ルフィです

どうぞ!







13-317話:ヴィンスモーク・サンジ

「ゼェゼェ…ぶへ!モ…もう腹いっぱいだ!!!ゲプ」

 

「誰が食えと言ったァ!!!」

「何言ってんだ!ビスケットは食いもんだろうが!!!」

 

「ハァ…ハァ…おれのビスケット兵をこんなに食い散らかしやがって!!」

 森の中には胴体を食われたビスケット兵が散乱していた。クラッカーの言う通り食い散らかしである。

 その残骸には、ナミの降らせた雨によって水分が追加されてフニャフニャになっており、もはやビスケット兵に戻す事は出来ない状態になっている。

 

「クラッカー様…!!」

「ホントに無限なの!?あいつのビスケット」

 

「でも、あいつの体力には限界が来る!!」

 

「お前の腹の方が先にな!!いいだろうパンクするまで食いやがれ!!」

 

「来てみろ!!!全部食ってやる!!!おれはサンジを連れて帰るんだ!!!ゲフ…」

 

「望み通り!!出してやるよビスケット兵!!食ってパンクするがいい!!!」

 

 壊れたビスケット兵を直すより、新しいビスケットを生み出す方がクラッカーの体力を奪うと思うけど…

 

 どうしても闘りたいと言うので交代したが、ルフィの戦いを見てエルは半ば呆れていた。

 

「食べなくても相手の体力は削れると思うんだけど…?」

 結局…食べたかったからじゃないのかしら?一晩中食べ続ける事になるとは思ってなかったみたいだけど…

 

「女どもの操る水分がなければ…!おれの強固なビスケット兵達が!!美味なるサクサクおやつに変わる事はなかったんだ!!」

 

「うっさいわね!!海賊同士の戦いで!!弱点つかれるのは当たり前でしょ!!」

「まぁ、そこまで食べる必要はなかったと思うけどね?」

 

「しょうがねェだろ!!うめェんだから!!ウプ…でもちょっと食いすぎた…」

「そんなに膨れてるのに?ちょっとって…」

 

「フン!!決着をつけるぞビスケット兵!!!ゼェ…ゼェ…これで最後だ!!」

 

「ハァ…ハァ…ウプ…!!食うしかねェか!!壊しても戻るし…!!でもオエッ…正直限界だ…!!食わねェ方向でまず…ウップ!!あいつらを壊して…戻るスキに…」

 

「私がやるわ!!”天候の卵”!! エル、防御をお願いね!!」

「了解!!”ホーミーズ”もちゃんと動いて!!」

「へ…ヘイ!!」

 

「あんたが『四皇』の何なのか知らないけどね!!ルフィは『海賊王』になる男よ!!つまり!!食欲にも限界なんてないんだから!!!」

「どんな理屈!!?」

 

「えっ!!!ナミ、おれ夜通し食ってて…」

 

「理由はわからねェが底なしの胃袋!?」

「いや…」

 

「レインスパーク!!」

「あー!!また兵士達がやわらかく~!!ヤベー!」

 

「ウプッ いや…もう…!!」

「ヤベ~…!!」

 

「く、くそォ~!!待ってろサンジ~~~っ!!!コノヤロ~~~!!!」

「うわァ~~~!!何て食いっぷりだァ!!!」

 

「調子にのりやがって!!十数体出したビスケット兵を一気に半分も食い散らすとは…ホントに底なしか!!?」

「ウプ…もう食えねェ…」

 

「!? ハハハ…!!限界か!!」

「サクサクモグモグ…おれは…一度食った物は絶対に吐き出したくねェんだ!!」

 

「…じゃあ腹を突き刺して楽にしてやろう!!」

「だから終わりにする!!!”筋肉風船”っ!!!」

「!?」

 

「ギア4!!!」

「でっかい!何アレ…!!」

 

「ドレスローザに居なかったナミは見てないものね?あれはこの2年で身に着けた新しい”ギア”よ!!」

 膨れているから、ちょっと違う感じだけど…

 

「タンクマン!!!満腹バージョン!!」

 

「何だその変身は…それで戦えるのか!? ハァハァ…”波動ブレッツェル”!!! !!?

 ルフィの腹に剣先が当たる!!武装色の激突で止まったかに見えた剣が、ルフィの腹に飲み込まれていく!!

 

「何だ!?硬いのか!?柔らかいのか!?うお!!」

 

 ズズズ…

 

 クラッカーの腕が、そして頭がルフィの腹に飲み込まれていく…

 

「ナミ!!エル!!後のビスケットには水はかけるな!!硬いままでいい!!」

 

「え…!?」

「なるほどね!!」

 

「満腹の力!!思い知れ!!”ゴムゴムの~~~!!”」

 

「ウぐ…!!抜けない…!!何をする気…!!」

 

 クラッカーは後ろから向かってきたビスケット兵の盾とルフィに挟まれる形となった。

 

 次の瞬間…

 

  ― ボッ!!! ―

 

 ルフィはへこませた腹を勢いよく元に戻した!!

 

  ― メキメキメキボキ ―

 

「新世界の果てまで…飛んでけ~~~!!”キャノンボール”!!!」

「!!?」

 

  ― ドガァン!! ガガガガガガ…!!! ―

 

「オオォオォォ!!!」

 ビスケット兵に激突して、それらを粉々に粉砕しながら!クラッカーが飛んでゆく!!

 

「あ~あ!!ホールケーキ城まで飛んでっちゃった…」

 あれだとすぐにバレそうね…

 

「ハァ…ハァ…ハー…ゲフッ!!」

 

「まさかクラッカー君に圧勝してしまうとは…おどろいたのよね!!」

 

「どう?すごいでしょ!うちの船長!!」

 

「ゼー…ゼー…もう一生分のビスケット食った…」

 

「ルフィ、だいぶ縮んだんじゃない?」

「ギア4はエネルギー使うからな!」

 

「とにかく~~~~~~~~~…勝った~~~!!わーい!!」

 

  ― しー…ん ―

 

「盛り上がりなさいよ!!『四皇』の幹部を一人落としたのよ!?」

「……」

 

「…!!わしらは何て事を!クラッカー様を倒す手助けをしてしまったジュ…」

「も…動けねェ…」

 

「わしらホーミーズにとって…ママのビブルカードが絶対的なのはわかっていた。だからこそ今ではママの子達でさえそれを持つ事は禁じられているのに…!!なぜお前が…」

「やっぱりそうなのね!!イオリの言ってた通り、”これ”って貴重なんだ!!」

 

「しかし、これは一大事なのよね!!」

「…」

 

「前に”将星スナック”が討たれた時は…復讐のクラッカー軍が海を黒く埋め尽くし、怒りのリンリンが嵐を呼び、瞬く間に敵船を海に沈めたと聞くのよね…!!」

「嵐!?」

 

「リンリンは”天候を従える女”!!!」

「天候を…!!?」

 

「ビッグ・マムは擬人化した『雲』と『太陽』を従えてるの!水と炎を操れれば…」

 

「そうか!風も操れる!!あれ?もしかして…それってイオリも出来るんじゃ…」

「さぁ…どうでしょう?(さらに風も大地も従えていますしねェ…)」

 

「その通り!!左手には『雷雲』ゼウス!!右手には『太陽』プロメテウス!!怒れるビッグ・マムを止める術はないのよね!!ウヌらこれがリンリンの耳に入る前に早く逃げるのよね!!」

 

「そんなもん怒らせときゃいい!!怒りてェのはおれの方だ!!だいたいよ!サンジのヤツ…!!手紙書いて突然消えやがって…!!理由も言わねェでよ!!」

「…」

 

「プリンの地図のお陰でここまで来れたけど…ぺコムズは消えちまうし…プリンはサンジを連れて来てくれるって言ったのに、約束した海岸には誰もいなかった!!こんなところでこんなに時間食っちまうし!!結婚式したら…サンジは帰って来れなくなるかも知れねェんだろ!?」

 

「『式』はいつかな?今日、式場のある城へヴィンスモーク家が入るって言ってた!今何時!?早く止めなきゃ!!」

 

「おい木!!」

「!!」

 

「お前、”城”知ってるよな!!おれを城まで運べ!!絶対サンジを連れて帰るんだ!!」

「!!」

 

 

 キングバームに乗ってルフィ達は城へと向かう!エルはトラネコに戻っていた。

 途中、鏡の世界のチョッパー達と話した後、眠るルフィを見るとやせていた。

 見る見る元通りとなっていくルフィ…

 

 そして…ナミがサンジの気配を察知した。

 

「この先にサンジ君が居る!!」

「本当だ!! おい娘!!何故わかった? いたぞ…!!『ジェルマ66』だ!!」

 

「ん?サンジ見えるか!?」

「ガウッ!!」

「あれか!!」

 ルフィが息を大きく吸い込んだ!

 

「お~~~~~い!!!サンジィ~~~~~っ!!!久しぶり~~~っ!!!」

「!!」

 

「え!?あの野郎!!ナワバリを超えてここまで!?」

「……!!」

 

「…!?」

「後ろの大木はなんだ?走ってる!!?」

 

「おーい」

「とう!!」

 ナミがキングバームの上から声をあげると同時にルフィが飛びあがった

 

「サンジくーん!!よかった間に合ってー!!もう会えないかと!!」

 

 イチジ、ニジ、ヨンジがナミの姿を認め、目をハートにする。

 

「何であいつら…ここに…!!」

 

「あれは…”麦わらのルフィ”か!!」

「…!!」

 

「お~~~~~い」

「!!」

 

  ― ガシャァアン!! ―

 

「うお!!!」

「迎えに来たぞサンジ~~~~~!!!」

 ルフィがサンジの乗る車に飛び付いた!!

 

「うわァ!!よせてめェ!!”猫車”がコケる!!」

 

「帰ろうサンジ!!」

「貴様離れろ!!」

 ジェルマ66の兵士たちが銃を向けて構えるが、ルフィはお構いなしだった。

 

「『戻る』って手紙に書いてあったけど、待つのイヤだし!!」

「…!!」

 

「離れないと撃つぞ」

「……!!」

 

「ホントはおれ、一人で来ようと思ったんだけど…まぁ確かに一人じゃおれ、ここまで辿り着けなかったかも知れねぇし!!カイドウと闘る事になるからこっちに全員で来れなくてよ!! ― だから今、ゾロ達はもうワノ国に向かってて、こっちにはナミとチョッパーとブルック…、あとどうしてもって言うからミンク族も一人…あ、キャロットも居るから二人か!!着いてきてんだ!!ん? !!!」

 

  ― ガシャァン!!! ―

 

「うわ!!」

 ルフィは捕まった車のとびらごと蹴られて遠くに飛ばされた。

 

「ちょっと!!何してんの!?サンジ君!!」

 

「…帰れ!下級海賊共!!」

「「!!?」」

 

「……!!」

 

「おれの名は、ヴィンスモーク・サンジ!!『ジェルマ王国』の王子だ!!!隠してた事は悪かったよ…!!」

 イオリちゃんはたぶん…知ってたんだろうけど…

 

「言えばお前らがみじめでね!!おれとお前らとの身分の差は一目瞭然!!ここにいりゃ金も兵士も召使いも使い放題…!!また あのくだらねェ…お前の仲間達の船へ戻るのと、ここで『四皇』ビッグ・マムの美しい娘を妻に貰い暮らすのと!!どっちが幸せかなんて比べるまでもねェよな!!」

 …そう…比べるまでもねェよな!!

 

「あんな手紙、真に受けてんじゃねェよ!!おれは戻らねェ!!まさかここまでやって来るとはご苦労さん…!」

「…!!」

 

「帰れ…!名前なんだっけな」

「!…!!ふざけんな!!何言ってんだ!?納得できるか!!」

 

「ハハハよし!!追い払うの手伝ってやるよ!」

 

「手ェ出すな!!おれが一人で(・・・)追い払う…!!!」

「!!!」

 

 

「……」

「追い払うって何だよサンジ!!」

 

「帰れ!!他に意味なんかねェよ…!!」

「……」

 

「何の気まぐれか知らねェが…わざわざ迎えに来てくれた事はありがてェ!!だが、本当におれを思うなら、行動が逆じゃねェか?」

 

「…」

 きっと…サンジ君()も気づいてないんだわ…

 

 当然よね!!

 

「ちっぽけなお前らといるより、強大な…『ビッグ・マム海賊団』に属した方がおれは”幸せ”だ」

「!!」

 

「お前が『海賊王』になれるかどうかも…疑わしいってのが本音だよ!!乗るなら勝ち馬を選ぶのが人情だ!!」

 

 こんな策略!!彼女以外に見抜く事なんて出来るわけがない!!

 

 でも…

 

「冗談やめてよサンジ君!!!何言ってんの!!?さっきから!!!」

 私は…何も知らないフリをしなきゃ!!サンジ君を…救い出す為に!!

 

 サンジが”ギロ…!!”とナミを睨む。その殺気の籠った目にナミは恐怖した。

 

「!!えっ…」

 なんて冷たい目…でも…!その奥に深い悲しみが見える!!

 

「…じゃあ…ずっとおれをダマしてた事になる…!!」

 

「 ― ああそうだ!!腹の中で見下してた!」

 

 サンジが足に炎を纏わせる…

 

「そんなわけあるか!!うちにはイオリが居んだぞ!!おれをダマせても!あいつをダマせる奴がいるもんか!!」

「「!!?」」

 

「”仲間の思考は読まねェ”なんて言うような甘ちゃんなんざ、おめェよりダマすのは簡単だったさ!!」

 そんなワケねェ…だから…!でも…!!それでもおれは!!

 

「急な事で現実を受け入れ難ェだろ… ”体現”してやるよ!構えろ!!」

 

「何だあの光!!!炎!?」

 

「”悪魔風脚”!!

「…!!」

 

「ほほ肉シュート!!!」

「!!!」

 

  ― ボキィ!! ゴォン!! ―

 

 サンジの蹴りがルフィの顔面にヒットする…ルフィは回転するように飛ばされた しかし…

 

  ― ギュン!! ―

 

「…!!」

 

  ― ダン!! ―

 

「!!?」

 

  ― ガガガ… ザザザザザザ… ガガガガガガガ… ―

 

「!!」

 ルフィは足から着地して倒れずその場に立っていた!!

 

「…!!ウ…」

 覇気を纏うサンジの蹴りに、ルフィもダメージを受けていた。鼻血を出しながらサンジを見た。

 

 この時…!ルフィはバウンドから聞いた伝言通りにしていた。

 すなわち…

 

 

「構えろよ…」

「いやだ…!!お前とは…戦わねェ!!」

「!!?」

 

「じゃあ…消えろよ!!」

「…それも断る…!!」

 

「お前はいつも…わがままばっかりだ!!!」

 

  ― メキ!! ―

 

「!!!」

 

 サンジはルフィをメッタ蹴りにした。だが…それでもルフィは倒れない…

 

「ハァ…!!ハァ…」

 

「(いくらなんでも…これ以上は見てられない!)やめてよサンジ君!!私達迎えに来ただけなのに!!ルフィは!!さっきまで夜通し敵の幹部と戦って…」

「!!」

 

「やめろナミ!!!」

「!?」

 

「口出しするな…!これは決闘だ!!」

 

「何が決闘だ!!」

 さらにサンジがルフィをメッタ蹴りに…

 

  ― ゴキン!!! ガン!! バキ!! ―

 

「ルフィ!!!」

 

「早く消えろ!!(頼むから倒れてくれ!!)おれの視界から!!!」

「……!!」

 

  ― ガン!!ドカ!! ゴキン!! バキ!! ―

 

「…!!ハァ…ハァ…断る!!」

 

「…!!!」

 これ以上ヤったら…!でもおれは!!…もうそこには(・・・・)”戻れねェ”!!!

 

 サンジが月歩で空高く駆け上がる

 

「!!」

 

「もういい!やめてよサンジ君!!私達帰るから!!!」

 

 サンジが回転しながら降下する…

 

「帰らねェ!!!」

 

「”粗砕(コンカッセ)”!!!」

 

  ― ガッコォン!! ―

 

「!!!!」

 

 ついに…ルフィが倒れた!!

 

「…何て戦闘力だ…!!」

「さすがはヴィンスモークの血筋…」

 

「……」

 

「ちょっと…!!サンジ!!」

 

  ― バチィン!!! ―

 

「!!!」

 

「うお!キツイ女!シビレるぜ!!」

 

「さよなら!ごめんね余計な事して…」

 

「…やっと切れたな。不必要な縁が…」

 

「待たせた…」

 

「出せ」

「はっ」

 猫車が動き出す…

 

「…」

 

「あれは…あの女のネコか?」

 ヨンジがナミの近くに居たトラネコに気づいた

 

「!!」

 唸るでもなく…トラネコはただまっすぐにサンジを見つめていた

 

「…(エル?…まさか!!?)」

 そして視線を逸らしたトラネコは、ナミの後を追うわけでもなく…その場を後にした。

 

「ハァ…ハァ…」

「ルフィ」

 

「待てサンジィ―ッ!!!」

「!!!…!!」

 

「…何が下級海賊だ…!!言いたくもねェ言葉並べやがって!!ハァハァ…ウソつくんじゃねェよ!!こんなもんでおれを追い払えると思ってんのか!!?フザけんな!!!」

「…」

 

「おれの事蹴るだけ蹴っても!!痛ェのはお前だろ!!!」

「!!!」

 

「…ルフィ!!あんたまさか…?」

「うるせェ!!黙ってろ!!」

 

 …イオリがルフィに話すわけない!!ルフィは演技なんて出来ないんだから!!

 でも…だとしたら…直感で気づいたって事?

 

 

「止める?サンジ」

 レイジュがサンジに問う…

 

「進め」

 サンジは額に手を当て目を隠し、反対側の窓の外を見る…

 

「旅はまだ途中だぞ!!!」

「!!」

 

「おれはここで待ってるからな!!!お前が戻って来ねェなら!おれはここで”餓死”してやる!!!」

「!!?」

 

「お前はおれの船のコックだから!!お前が戻るまで!!おれはお前の作ったメシしか食わねェ!!!」

 

「…変な理屈…」

「え!?」

「ううん…なんでもないわ」

 隊列の後方でユンアはひとりごちる。その傍らにはコゼットが居た。

 

 

 ナミは涙を溜めていた。原作と異なり事情を知っていたから…

 サンジを叩いたのも半分は演技だった。

 

「腹が減っても!!槍が降っても!!ここを動かずお前を待ってる!!ハァ…ハァ…」

「…」

 

「必ず戻って来い!サンジ!!!…お前がいねェと…!!おれは!海賊王になれねェ!!!

「…」

 

 

 

 

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