要するに、これは閑話という事か?
まぁいいや!
原作95巻、サブタイ同じです。
どうぞ!
~ 魚人島『リュウグウ王国』竜宮城 ~
「長旅ご苦労!!」
「ありがとうございました!ルフィ様のおじい様!!」
「疲れたろうネプチューン!ぶわっはっはっはっは!!」
「 ― へとへとじゃもん!ガープ、お前さんもゆっくり休んでゆけ」
「まあ…茶くらい貰うが、事態が事態…!そうもいくまいなァ…!!『世界会議』はいつも大事件を呼ぶ」
「…」
「50もの国々が集まって『今後とも仲良く』で済むハズがないんじゃ!!それぞれの国の内部も問題だらけ!強国同士は静かににらみ合い、子分同士をケンカさせる ― 『資源』や『技術』は脅しの道具!!国の『貧富』『宗教』の違いは実際の所、国王同士の横並びを許さん!いざ手を組んでみりゃ笑顔で足を踏んづけ合う!!国民の為、他国の為の発言が出来る王が何人いる事か…”円卓”が泣いておるわ」
「確かに…王達の会話は一触即発…!!わしらもそうだが国の歴史が関われば根も深い!」
「もっとも…今回の『世界会議』はこれまでとちと、様子が違った様じゃがな…?」
「ユナ殿の発言は、誰も反論できないものばかりじゃったんじゃもん!!」
「各国に支社や施設を持つF-RONPの影響力は世界政府にも及ぶ!まさかマリージョアで、しらほし姫の護衛に『天竜人』を担ぎ出すとは恐れ入ったわい!!じゃがそれも…会議期間中だけの話!!」
「…」
「血さえ流れんのなら、わしゃコレを平和と呼ぶが…今回のはマズイな…!」
「…」
「今更じゃが…!実はお前さん達に知らせておらん事件がある」
「?」
「世界会議解散後…わしらの出航直後に、事件は起き…船内で報告を受けた!!海軍は全力で事件解決に務めていくが ― どうか地上を…!!人間達を恐れんでくれんか!!」
「!!」
「五老星…!そしてアラバスタ王国に関する事件じゃ!!」
「え…ビビ様…!?」
~ マリージョア ~
現在、世界会議解散より一週間… 各国の代表達はそれぞれの帰路についた ―
少し時間をさかのぼる…
ー『世界経済新聞社』ー
「事件につぐ事件だ!!」
「よくこれだけの事が一度に起きたな!!」
「最高の見出しをつけろ!!」
― プルルルルルル!! ―
「社長!!一面は一体どのニュースに!?」
「『死者』が出たんだ!!!死亡記事は飛ぶ様に売れる!!だが…『議決結果』も最高だ!!『殺人未遂』も胸が躍る!!!”両A面でいくぞ!!裏一面も一面記事の構成で!!」
「はい!!」
「社長!!政府より速達が!!」
「おほー!スゲェ額の小切手!!情報操作命令だな?一体どの件で…」
「…」
「…クワハハハこいつは突き返せ!!」
「!」
「この事件を闇に葬るなんてできるか!!」
「…いやいや…言う事は聞いて貰おうモルガンズ!!」
― ジャキン!! ―
「!!?」
「うわー!!サイファーポールだ!!」
― ドン!!ドドン!! ―
「!?」
「キャー!!」
「いつ忍び込みやがった…!!」
「社長!!政府の役人を!!?」
「”新聞王”モルガンズをナメんじゃねェよ!!!おれは守銭奴だが!!その前に”ジャーナリスト”だ!!!時にはウソで人を踊らせる活字のDJ!!何を載せるかはおれが決める!!」
モルガンズの足元にはボコボコにされたCPが沈んでいた。
「野郎共!!ここは危ねェ!!本社引っ越しだァ!!」
「はい!!」
「モルガンズさん!!ワポル王より連絡が!!リーク情報がある模様」
「なにィ~~~!?」
政府がもみ消しに失敗した事件を含め…王達の決議とそこで起きた事件はまたたく間に知れ渡り、人々を驚愕させた
~ カマバッカ王国 ― 革命軍総本部 ~
「ホントに載った…!」
「”世経”が政府に騙されたってコッチャブル!!」
「あの娘から連絡がなければ、ココも大騒ぎになっていたところだな…」
「ヴァターシ達も騙されるところだったわ!!」
「海都は現在(今)ここから2日ほどの距離なんでしょう?さっさと帰ってくればいいのに!!」
「…」
果たして…
あの娘の話は、本当なのか?
~ 新世界 カライ・バリ島 ~
『 ― よって!!!貴様ら”王下七武海”は自動的にその全ての権利を剥奪され!!世界政府との契約は全て破棄された!!』
「「!!?」」
「バギー!!つまりお前はもう、ただの”海賊”だ!!」」
「汚ェぞてめェらァ!!!相談も無く一方的に決めて用済みだから、ひっ捕まえるだァ!!?」
「ただ~し…!!」
「「!!」」
「お前の仲間は全て!!まずは”ピースメイン”に分類される!!」
「!!?」
「そんな話…聞いた事ねェぞ!!今までの政府のやり口と違うだろうがァ!! なんだって、そんな決定になったんだァ!!?」
「詳しくは知らんが…!F-RONPのユナ会長の提案だそうだ!!」
「なにィ!!ユナちゃんが…おれの為に…!!?」
「いやいや…別にお頭の為ってわけじゃねェでしょうに!」
「おい!!彼女にお礼の品を送れ!!財宝を吟味しろ!!」
「呆れたねぇ…先月贈って返されたばっかりだろうに…」
~ 新世界『海軍本部』 ~
「本望じゃろうイッシュウ!!”七武海”の撤廃はお前らの悲願!!まぁ今となっちゃあ、わしも反対せんが!」
『まさか”ピースメイン”に振り分ける決定が下るとは思いやせんでしたが…今後、悪さすりゃ、捕縛対象になりやすからね!!後は「SSG」を信じやしょう!!きっと世界の勢力図は大きく変わる!!』
「予測不能な方向にもなァ…!!」
『!?』
「『ワノ国』でカイドウとビック・マムが…手を組むそうじゃ!!」
『!!!何と…!!!”ロックス”の再来ですかい…!!』
「そがいな伝説じみた言い回しはやめい…!!これは現実で…災害じゃが!」
『!?』
「
『アレってェのは例の…!!』
~ ~ ~ ~ ~
「”四皇”が手を組んだァ~~~~~!!?」
「よりによって!!今!!?」
「正確には『これから組む』という情報!! ― まだ実害も出ておらず目的も対処の方向も見えない状態!伝説の『ロックス海賊団』についてもあまりに情報が少なく…・」
「う~む…ビック・マムとカイドウは長年”犬猿の仲”これは予想だにせんかった! ― 今や”ロックス”という名さえ知らぬ海兵も多いか…」
「…」
「『ロックス海賊団』とは大昔、”海賊島ハチノス”にて一つの儲け話の為にかき集められ生まれた個性の集団!! 船内でも”仲間殺し”も絶えない凶暴な一味だった。メンバーは船長”ロックス”を筆頭に…若き日の白ひげ、ビック・マム、カイドウ!!!」
「!!?」
「ええ~~~っ!!!?」
「奴ら3人は実は昔同じ海賊船に乗っていたんだ…!!」
「し…信じられない!!」
「後に名を上げた”ロックス”出身の海賊は他にもいる…金獅子、銀斧、キャプテン・ジョン、王直…」
「嘘でしょ!?なぜそんな奴らが歴史の影に…!?」
「語り継ぐものがいない程、皆仲が悪かったのが一つ…船長ロックスの野望は『世界の王』!まるでテロ組織の様に世界政府に牙を剥き政府によってもみ消された事件が多い事が一つ!だがその脅威だけは当時誰の耳にも届いていた!!」
「…」
「運命の事件は30年前『ゴッドバレー』で起きた。世界最強と呼ばれた”ロックス海賊団”がゴッドバレーという島で壊滅したとニュースが報じたのだ!!誰も止める事ができなかった悪の進撃を『海軍中将』ガープという男が止めた!!ガープの名は世界に轟き『海軍の英雄』と呼ばれるようになった」
「そこが始まりだったのか!!」
「ガープ中将はすでに『英雄伝説』が多すぎて…」
「 ― しかし、当人はあまりこの話をしたがらん…!!」
「え?なぜです?」
「……史実確認の為に少しだけ話すが…一つ目の理由は…記事にはなっていないが、その戦いで『海賊』と手を組んでしまった事!」
「!」
「海賊!?」
「もう一つは…『天竜人』を守ってしまった事!」
「!?」
「え!?話のどこに天竜人が!?」
「天竜人を守るのは海兵の義務では!?」
「奴の道徳にその義務は入っていない!ガープが『大将』の座を拒否し続ける理由の一つは『天竜人』の直属の部下になってしまうからだ!あれだけ態度に示して消されないのも”実績”と”人望”ありきだ! ― つまり真相は…!!『ゴッドバレー』にて”天竜人”とその奴隷達を守る為、そこに居合わせたガープとロジャーが手を組み、『ロックス海賊団』を打ち破った事件!!それが『ゴッドバレー事件』だ!!」
「海賊王と手を組んで戦った!??」
「何て面子!!『天竜人』も『ロジャー』も『ロックス』も集まるその島には一体何があったんです!?『ゴッドバレー』という地名を聞いた事がない」
「『ゴッドバレー』という島は現在地図にも記されていない ― そして実際にゴッドバレーは跡形もなく消えているんだ」
「!!?」
「世界政府が隠したかった島が…消えてなくなった… ― その島についてまだ聞きたいか?」
「……!!」
「かつてロックスという野心家が”世界の王”を目指し、世界の禁忌に触れ過ぎた為に『ロックス海賊団』に関する情報は今に残らず、ただ我々世代の一部の海兵の記憶の中に眠っているだけだ…!!」
「昔とはいえ…」
「『四皇』と呼ばれる事になる、3人を率いた男がいたなんて…!!」
「ロジャーにとっても最初にして最強の敵だったかも知れんな…!船長はロックスとしか呼ばれていなかったが…本名は『ロックス・D・ジーベック』」
「!!」
「すでにこの世にはおらんが、しばしば現れる”D"の名を持つ海賊だった!カイドウとビック・マムがかつて、同じ船に乗っていたのは事実だが、38年前と今とでは2人の実力はまるで違う!”同盟”が事実ならば世界最悪の海賊団が誕生しようとしている」
「…!!」
「カイドウ、ビック・マムの同盟が成立すれば”
「『ワノ国』は放置じゃ!!」
「サカズキ元帥!!」
「そこに向かわせる戦力は…
「勿論、私は関与する気はない!若い海兵たちに老兵の知識を譲っていただけだ!海賊にも人間関係がある!!次の行動にも理由がある。歴史を知らねば未来は見えん…!!」
「そうですのォ!!」
「そういえば『白ひげ』『ロジャー』『赤髪』に好かれた『ワノ国』の海賊がいたな…!!」「「?」」
「”光月おでん”ですかい!白ひげん船で昔、隊長をやっちょった男!!」
「おでんはその後、ロジャーに引き抜かれ!!”海賊王の最後の旅”に同行した男!!」
「……」
「今回の件に、まさかおでんは関係あるまいが…!!大物達はなぜこうも『ワノ国』に関わるのか!!私にはとても偶然とは思えんのだサカズキ!!」
「!!?」
「しかしサカズキ?さきほど、
「今…『ワノ国』には”麦わらの一味”がおりますけェ!!」
「「!!?」」
「そういえば…世界会議でも話題になったようだな!!」
「「!!」」
センゴクの発言に並み居る海兵たちが目を剥いた!
頂上戦争で見た、
「四皇同士の海賊同盟が…!!もしも成ったなら…!!」
世界は知る事になるだろう!!既に
もっとも…
表舞台に出る事を望むような連中ではないが!!!
ニヤリ!!
サカズキは知らず、不敵に笑みを浮かべていた
「「!!?」」
ー おまけ ー
黄猿が、『わっしが行こうか?』と言った際、サカズキは麦わらの一味がワノ国に向かっている事を伝えました。
その時の黄猿の顔は苦虫を噛み潰したような感じ…
サカズキはイオリを気に入っていますが、ボルサリーノは完全に苦手意識を持っています。
その事を五老星は知っていますが、文句も何も言いません。
そりゃそうだ
だって…
イオリのファンクラブの会長はマーズ聖だもの…
※ユナのファンクラブの会長はナス寿郎聖です。