吸血鬼の始祖は海軍である   作:虚無神

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第1章 始祖の日常編
始祖は今日も古城と過ごす


ところで聞いた事があるだろうか?

 

"海軍"には吸血鬼の始祖がいる事を・・

 

その吸血鬼の始祖は "海軍" の中では超の付く程の自由人で、英雄と呼ばれるガープに並ぶかそれ以上の自由人である

 

そんな吸血鬼の始祖は今、"絃神島(いとがみじま)"で学生として暁古城と言う青年と過ごしていた

 

始祖は、自分が海軍である事、そして吸血鬼の始祖である事は暁古城には話していない

 

そして始祖は、世間ではこう、呼称されている・・・・第零真祖(エターナルエンペラー)と呼ばれており、その名を知らぬ魔族はいない

 

第一、第二、第三の真祖や眷族達ですら、畏怖する存在

 

そして、始祖は今日も暁古城と過ごしていた

 

『古城、そこ違うぞ?』

 

始祖は眠たげの様子で、気ダルそうに間違いを指摘する

 

「えっ?マジ、それ早く言ってくれよ…」

 

今、古城はファミレスで難問を解いてた、しかしその難問はちゃんと授業を受けていればちゃんと分かる問題なので、難問と言う訳では無い

 

しかし、古城には難問であった

 

『まぁ仕方無いよ、だって休んでたんだから、出遅れるのは当然だ』

 

始祖は古城に問題の解き方だけを教え、後は家でやれと言う、そしてファミレスを一緒に出る

 

しかし、2人はファミレスから誰かに付けられているのに気付いていた

 

『古城、少しゲーセンに寄ろう』

 

「えっ?どうしてだよ」

 

『あの子の様子を伺う為だよ』《とは言ってもあの子が獅子王機関の剣巫である事は大方検討が付く、さてどう歯車が回るか・・》

 

すると2人を付けていた少女は自動ドアの前に立ち、そこから動こうとしない

 

様子見るに初めて見ると言わんばかりの反応だった

 

そして始祖は古城とゲーセンを後にしようと、出口に堂々と向かう、そして出た瞬間にその少女は大きく1歩下がり、警戒してなのか、武器を取り出そうと構える

 

古城は下手くそなイギリス人を演じて、難を逃れる

 

しかし、トラブルは発生するものだった、さっきの少女は男達にナンパされ絡まれていた

 

「あの、やめてください、私急いでいるので・・」

 

少女は男達を振りほどこうとしていた

 

そして少女はパンツを見られた事で、カッとなり手を出してしまう

 

すると、男達は吸血鬼と獣人だった、しかし彼女はそんな人外相手に特有の武術を使って応戦する、しかも彼女が優勢だった

 

そして吸血鬼の男が眷獣を召喚して少女に攻撃させる様に命じる

 

少女は後ろに背負っているギターケースの様なものから武器を取り出す

 

古城はそれを見ると放っておけなかったのか、駆け寄って止めに行こうとするが・・・

 

その前に、始祖は一瞬して少女の前に立ち、男を貫こうとする武器を指一本で止める

 

少女はその事に驚き、始祖に何者かを尋ねる

 

「!?・・貴方何者ですか!!?・・・それにどうして指1本で雪霞狼(せっかろう)を!?」

 

『ただの通りすがりの高校生だが?』

 

「嘘です!ただの高校生が雪霞狼を素手で、しかも指1本で止める何て、そんな巫山戯た芸当出来る筈がありません!!」

 

少女は更に警戒する

 

すると横から走って古城が訳も分からない状態で口を開く

 

「い、今のはスゲェ事なのか?、いや俺その武器なんなのか知らないから何処が驚く事なのか分からねぇけど、・・それは兎も角として、今のはやり過ぎだ」

 

少女は古城の方へ向き直ると、睨み付けながら言う

 

「先に私に絡んだのはあっちです、それに私は忠告しました、やめてくださいと、それを無視して襲って来たのは向こうです、それに眷獣を出した、それはつまり殺されても文句は言えないって事です」

 

「それは確かに、そうなんだが、・・・けど物理的に最初に攻撃したのはお前らだろう?」

 

少女はそう言われると、言葉が詰まり黙り込む

 

古城はそのまま話を続ける

 

「それにだ、パンツを見られたくらいで、あんな事・・」

 

「見たんですか?・・」

 

古城は再度、少女の方へ向き直ると、顔を真っ赤にしてスカートを手で押えて言う

 

「えっ!?いやそれはその・・見たけど、あれはお前があんな高い場所にいるからで、それに風も吹いたし、あれは事故だらう」

 

少女は自分が高い所にいたせいである事を言われると、内心その通りと思ったが、素直になれずに古城を変態と言ってその場を勢い良く去ってしまった

 

だが、少女はこの時、無我中で気付かなったが、財布を落として行ってしまった、それを始祖は拾う、そして一応今の少女が誰だったのかを確認する為、財布の中を開け、そこに生徒所があったので、見てみる

 

すると驚く事に、古城と同じ学校で、中等部だったのだ

 

『古城、どうやらこの財布の持ち主である、あの子は俺らと同じ学校のようだ』

 

古城に同じ学校だと伝える始祖

 

この時、始祖は完全に獅子王機関から送られて来た事を確信する

 

 

一方で海軍本部では、現元帥のサカズキが怒り混じりに大将である黄猿に怒鳴りつけていた

 

と言うのも、黄猿始祖との行動を任されていたのに、どうして見失ってのこのこと本部に帰って来た事に対してたいそうご立腹だった

 

「どの面下げて戻って来たんじゃ!、1年前にお前にはセレスティアル・アビス・ブラッドと共に四皇ビックマムの監視に当たれと言ったじゃろうが!!、何故それが今になって見失ったんじゃあ!、弁解があるなら言ってみろ!!ボルサリーノ!!」

 

「弁解何てありませ〜んよォ〜サカズキ元帥、でもまぁ一言言うなら、あっしにとセレスティアルと共に任務に当たれと言うのがそもそもの間違い・・サカズキの責任じゃないかなぁ〜」

 

ボルサリーノはサカズキに責任転換する

 

しかしサカズキは尚更怒りを増して、ガミガミとボルサリーノに長々と説教をする

 

内心サカズキの話が長い事に嫌気をさしていたボルサリーノであった

 

 

 

 

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