とある龍球世界の禁書目録   作:ちいさな魔女

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この小説には、頭の悪い作者が頭悪いなりに考えた上でシン要素(ゴジラだったりウルトラマンだったりエヴァンゲリオンだったり仮面ライダーだったり)をかなり加えた自己勝手解釈を多く含んでいます。ドラゴンボールは深く考える必要は無いと思いますが、そんなドラゴンボールにそれを加えても大丈夫名方は、ゆっくりしていってね!

後、他作品のネタを魔術として作り出すかもしれません。


インデックスの油断

ブルマの背中にしがみつき、バイクの後ろに乗るインデックス。悟空は筋斗雲に乗ってバイクと並走する。

 

ドラゴンボールを探す旅をしているブルマと悟空について来たインデックスにとって、ドラゴンボールの存在は興味が湧いていた。とあるシリーズにおいて、『願いの力』は魔術や超能力と違う力であり、『幻想殺し』や『理想送り』に加えて、『鳴護アリサ』は人々の願いが集まって生まれた存在だ。願いを叶える神龍は、正にその『願いの力』を扱う存在だ。いや正確には、神龍は願いを叶える力を持つ正に『願いの力』を自在に扱える存在だ。神の力を超える願いを叶えられないデメリットがあるので、恐らく『願いの力』としては不完全と考えられる。とはいえ年に一度願いを叶えられるというのは、多くの願いが集まらなければ叶わない『願いの力』よりはコストが良いと思われる。

 

東洋の龍がベースとなっているならば、願いを叶えられる事に納得が行く。水神の使い、又は水の神ともされており、人々に恵みを与えて贖罪さえも引き受ける。西洋の概念では邪悪なドラゴンのイメージがあるが、東洋では神秘なる存在だ。そんな龍が封印されているドラゴンボールが、邪悪なドラゴンの意味を持つ“ドラゴン”の方で呼ばれるのも、マイナスエネルギーが溜まって邪悪龍が現れるのだから、ある意味正解だろう。実際邪悪龍の殆どは西洋のドラゴンがベースとなっている為、その強さも納得だ。

 

インデックスはそんな考えを抱く内に、どうやら次のドラゴンボールのある村に到着した。

 

村に入ってドラゴンボール探しに向かうが、どうやら訳ありのようだ。

 

様々な姿に変身して暴れる怪人『ウーロン』により、村人達は苦しめられているのだ。更に村人の中で3人も村娘が攫われた。次に大人しく優しい少女が嫁として連れ去ると宣言をされてしまい、村人達は困り果てているそうだ。

 

其処でブルマが提案したのは、村娘になりすましてウーロンを騙し、捕まえて攫われた娘達の居場所を吐かせる事だった。娘役として、インデックスが選ばれる。背丈は少しあるが、それでも騙すには充分だろう。

 

インデックス「この服は着たままで良いよね?シスター服でも姿は見えないし、婚約には充分でしょ?」

 

嘘だ。歩く教会を脱ぎたくない方弁だ。別に脱いでも他の術式で防げば良いが、この服は気に入ってる。アイデンティティだ。

 

ブルマ「それもそうね。じゃあそのままでも良いかしら?女の子を攫う変態なら、シスター服でも充分よね」

 

インデックス「そうかもね」

 

そして、インデックスは表に出ると、ウーロンを待つ。後ろに伸びた髪はシスター服の中に仕舞っており、髪の毛が見えないようにしなくては。連れ去られる少女とはあまりにも髪の色が違うのだが、服の下に隠せば顔を見られない限り気付かれないだろう。

 

そして、大きな足音と共にタキシード服を身に纏った豚顔の怪物が現れた。両手で花束を持っており、『祝福』を意味する

 

???「やあお嬢ちゃん!迎えに来たよ〜!あら?なんか服装が前と違うねぇ?」

 

ウーロンは早速服装の違いに気付く。

 

インデックス「申し訳ありません。おめかしが苦手でして。でもどうせならド派手ゲフンゲフン………素晴らしい御召し物にしようと思いまして」

 

ウーロン「あらそうなのぉ!?嬉しいなぁ!僕ちゃん嬉しくて涙が出ちゃうよ!顔が見えないけど………もしかしてこの姿だから怖いのかな?」

 

ウーロンの反応は嬉しそうだ。フード越しで顔はよく見えないが、ウーロンは目の前の偽者が怖がってると勘違いする。実際は顔を見られないようにする為だ。少女の顔の皮膚を切り取って、それを使って擬態する手もあった。同意を得てやるべきだったか?そう考えたインデックスであった。

 

すると、ウーロンの姿が怪物からダンディーな紳士の姿に変わる。

 

ウーロン「この姿なら大丈夫かな?お嬢さん」

 

しかし、此処でブルマが目をハートマークにして乱入。ウーロンに胸の大きさ聴かれると、ダンディーな紳士に言われたからか曝け出した。流石に全部脱いだりしなかったが、ウーロンはその胸に顔が包まれる妄想をした。

 

インデックスは自身の胸に手を当てる。ブルマも何やかんやでスタイルは良い。最もとある魔術の禁書目録に出て来たヒロイン達は、ブルマよりスタイルの良いキャラは結構多いのだが、それとは関係無く胸の大きさに嫉妬を抱く。

 

???『あらぁ?胸を大きくしたいのかしらぁ?あの胸も揉みしだいてみたいわぁ♥』

 

???『何よ彼奴ぅ!!あんなデカ乳もぎ取ってやるぅぅ!!ムキーッ!!』

 

インデックスの脳内に、二人の女性の声が響く。一人は興奮して息が荒い。もう一人は嫉妬丸出しの声を上げている。

 

インデックス「アスモデウス。レヴィアタン。今は大人しくしてて」

 

アスモデウス『んもぉ〜つれないわね〜』

 

レヴィアタン『………まあ良いけど……だってお姉様の胸を揉みオブぁッ!!』

 

アスモデウスと呼ばれた声は残念がるが、レヴィアタンと呼ばれた声は途中で誰かに吹き飛ばされたような声を上げる。

 

インデックス「………全く、困った悪魔達かも」

 

インデックスが話し掛けた相手は、ただの悪魔達ではない。全員がインデックスの体に憑依し、精神世界で暮らしている悪魔達だ。『魔神』に等しい力を持ち、それぞれの『大罪』を司る悪魔達。それが、インデックスに憑依しているのだ。下手に祓おうとするならば、とんだしっぺ返しを受けるだろう。

 

インデックスは良い加減偽るのが鬱陶しくなる。

 

インデックス「………もう良いかな。変装なんてしなくても………」

 

インデックスはフードを調整し、ウーロンに素顔を晒す。

 

インデックス「人質の居場所を吐かせてやる!」

 

ウーロン「いっ!?なあああっ!!?おおおお前ぇ!!この前の娘じゃないなぁ!?」

 

インデックス「そうだよ」

 

ウーロン「お、のれええぇぇっ!!俺を怒らせたな!!“変化”!!」

 

ウーロンが再び姿を変える。今度は巨大な牛の姿となった。

 

ウーロン『串刺しにしてやる!』

 

ウーロンが突撃してきた。インデックスは角が胸に当たり、そのまま押されていく。

 

インデックス「っ!?」

 

インデックスは想定外の出来事に驚いた。ウーロンの変化は5分間しか出来ず、一分ものクールタイムが必要になる欠点があった。加えて変身出来ると言っても力は変わらないという欠点もある。

 

しかし、目の前のウーロンはどうだ?力は正に牛の力そのものだ。突進の威力も速さも本物だ。幸いにも『歩く教会』のお陰で防げたが、それが無ければ串刺しにされてただろう。

 

最も、串刺しにした所でインデックスは死なないし殺られる事は無いのだが。

 

ウーロン『………あれ?』

 

インデックス「今のは油断したかも。でも、もう大丈夫なんだよ」

 

インデックスはウーロンの角を掴む。

 

インデックス「視させて貰うよ」

 

インデックスの目が光る。その瞬間、インデックスの頭の中にウーロンの情報が全て入る。生い立ち、幼稚園でやらかした事、金を巻き上げて造った家の事、そして攫った3人の娘達が好き勝手するから大人しい子を欲しがった事。

 

インデックスが使用したのは、フリーメイソンのシンボルマークである『プロビデンスの目』を利用したオリジナル魔術『神の全能の目(アイ・オブ・プロビデンス)』だ。本来ならピラミッドのような三角の物を通す必要があるが、今回はただ目を合わせただけなので、単なる相手から情報を読み取るだけとなり、更に心を読む事が出来る。

 

それでウーロンを読んだインデックスは、片手を真上に上げて炎を放つ。摂氏3000℃の炎が掌から放たれ、熱気が周囲に放たれる。

 

インデックス「変身解いて降参して。今から()()()()()になりたいの?」

 

ウーロン「ひぃぃ!!ごめんなさああい!!」

 

ウーロンは変身を解いた。

 

インデックス「お腹が空いてきたんだよ」

 

インデックス炎の出力を上げて、より炎が真上を覆うように広げる。

 

ウーロン「ままま不味いです!僕すっごく不味いです!」

 

インデックス「なら、村人に謝れ」

 

ウーロン「はいいいぃぃ!!」

 

こうして、ウーロンによる村人への恐喝は終わり、娘達は無事返してもらった。そのお礼としてドラゴンボールを一つ貰った。

 

インデックス(呪文『支配』発動)

 

インデックスはウーロンに命令を発動した。

 

インデックス(“一生私から貴男に言う事には絶対従え。どんなに離れてても、例え私やお前が死んでもだ”)

 

インデックス、恐ろしい。

 

――――――――――――――――――――――――

 

ウーロンが仲間になってから数日後。四人はボートに乗って大きな川を移動していた。今は停泊して釣りをしている。インデックスの籠には魚が沢山連れている。

 

インデックス「お腹が空いた………でも魚も沢山あるから大丈夫なんだよ」

 

インデックスは現在、自身が開発したオリジナル魔術『神降ろし』によって肉体にとある神を憑依させている。

 

日本でも有名な『七福神』の恵比寿神だ。恵比寿神は七福神の中で唯一日本産の神であり、釣竿と鯛を持って常に笑っている姿が特徴的だ。海や豊漁の神であり、関西では商売繁盛の神でもあり、打ち出の小槌を持つ大黒様に並んで人気の神である。一説によれば、神道ではイザナギノミコトとイザナミノミコト(日本国を作ったカップルの神様)の第三子蛭子尊(ひるこのみこと)と言われている。古事記日本書紀に出てくる蛭子という漢字にエビスが当てられているのが、その根拠とされる。恵比寿神はなんと3歳まで足が立たず、それを理由に船に乗せて捨てられ(漂着先が神戸の西宮浜)、おまけに福耳のくせに難聴という苦労の多い神だ。顔で笑って心で泣く釣り師には本当に良い模範となる神だ。そんな恵比寿神を肉体に降ろした事で、インデックスは恵比寿神の加護に寄って釣りが効率良く行えて、今では大量に魚が連れた。海ではないが、それでも大量に魚が採れるので今夜はご馳走である。

 

インデックス「大量なんだよー!」

 

ブルマ「ホントに大漁ね!此れだけ大漁なら今日は魚パーティーね!」

 

悟空「スゲェなぁ!オラも食いてぇ!」

 

ウーロン「凄いなこの量………」

 

そして、ウーロンがついて来てる理由だが、ブルマが彼の変身能力を便利と思ったからだ。5分間しか変身出来ないのはネックだが、それでも変身能力はとても便利だ。

 

インデックス「それで今度は何処に行くの?」

 

ブルマ「フライパン山よ」

 

ウーロン「ふ、フライパン山ァ!?彼処は恐ろしい牛魔王の住む山だぜ!?」

 

ブルマ「其処の二人も居るし大丈夫よ」

 

ウーロン「お、俺は「付いて来い」はい………ついて行きます」

 

ウーロンはインデックスが命じた瞬間、突如として従順になる。

 

ブルマ「よし、じゃあ向かうわよ!」

 

こうしてフライパン山へ向かう事になった四人。原典ではブルマはホイポイカプセルを仕舞ったケースを川に落とすのだが、それが無い。なので上陸し終えた四人は、今度は車に乗り換えて移動するのだった。




《魔術説明》
『支配』
元ネタ:クトゥルフ神話TRPG
詠唱:無し
能力:対象の意思を曲げて術者の意思の通りにさせる事が出来る。但し、精神力が強ければ強い程高確率で振り切られてしまう上に、神格クラスには効かない。

《オリジナル魔術》
『神の全能の目(アイ・オブ・プロビデンス)』
元ネタ:フリーメイソンのマーク『プロビデンスの目』
詠唱:無し
能力:目が合った相手の今まで生きてきた全てを記録として見通し、相手の隠している事も全て読む事が出来る。三角形を通して視れば視界に映る全ての情報を完璧に理解し、そして目が合った生物を完全に支配する事が出来るが、今回は三角形を通して視てないので単なる解析と読心に留まった。

『神降ろし』
元ネタ:『東方Project』の綿月依姫の能力『神霊を呼ぶ事が出来る能力』
詠唱:(神の名前。複数でも可)よ。我が体に宿り、力を与え給え
能力:神を呼び出した後、自らの肉体に宿らせてその力を行使出来る。実際にこの魔術はとても強力であり、日本神話だけでなくギリシャ神話、北欧神話、ケルト神話、インド神話、クトゥルフ神話等から呼び寄せられるので、ある意味依姫の上位互換。但し、ビルスみたいに生物としての肉体を持つ神は憑依出来ないし、断られる事もしばしば。
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