とある龍球世界の禁書目録   作:ちいさな魔女

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ゼノバース要素を少し混ぜました。


歴史の改変

奪われたドラゴンボールを追って来た悟空達。大きな城へ入る事になるのだが、原典通り矢印を辿った結果、閉じ込められてしまう。ピラフ一味によって閉じ込められた悟空達だが、インデックスは落ち着いていた。

 

インデックス「落ち着いて。ゴーレムに壁なんて無意味」

 

インデックスはそう言うと、人差し指を噛み切った。血が流れているのを利用して、壁に文字と魔法陣を描き出す。

 

インデックス「神は人類を土から創造した。それを模したのがゴーレムだけど、人が神を真似て生命を創るのは完全に出来ないから、単なる土人形にしかならない。でもそれを利用して、こんな囲まれた壁すらも突破出来る。更にゴーレム=エリスは天使を模してるから、普通のゴーレムより強いんだよ」

 

インデックスが血で魔法陣を描き終えると、魔法陣が輝き始める。

 

エリス『グオオオオオオオオオオッ!!』

 

壁があっという間に破壊されて、ゴーレム=エリスが顕現する。

 

インデックス「さっ、ドラゴンボールを取り戻しに行こう」

 

ブルマ「え、ええっ」

 

ゴーレム=エリスと共に、ピラフ一味の元へ向かうインデックス達。

 

――――――――――――――――――――――――

 

???「だ、脱出されました!?」

 

???「なんだと!?」

 

長身の女性は、口をあんぐりと開けて画面を見ていた。彼女はマイ。ピラフ一味の一人だ。そして隣にいる子供のような身長の男が、ピラフ一味のボスであるピラフだ。彼はドラゴンボールを集めて、世界征服を行う野望を持っていた。今ドラゴンボールを1つ持っていたが、先程シュウが手に入れた5つのドラゴンボールを合わせて6つになるが、最後の1つを悟空達が隠し持ってる事に気付き、こうして誘き出して捕まえた。

 

しかしピラフ一味にとって予想外だったのは、インデックスの存在だ。彼女が巨大な土人形の巨人を造り、牢屋を破壊したのだ。

 

ピラフ「シュウ!マイ!奴等を迎え撃て!私は例の大玉で迎え撃つ!」

 

シュウ&マイ「「はっ!!」」

 

シュウとマイは走る。ピラフはピアノの前に立ち、演奏を始める。ただの演奏ではない。侵入者を迎え撃つ為の仕掛けが施されている。

 

ピラフ「このピラフ大王に歯向かうとどうなるか、思い知らせてやる!」

 

しかし、ピラフは予想していなかった。この後に、予想外の出来事に遭うとは。

 

――――――――――――――――――――――――

 

インデックス達はゴーレム=エリスの後に続くように歩く。とはいえ、ドラゴンボールの位置を探れるのはブルマのドラゴンレーダーのみである為、ブルマの案内を受ける事になるが。

 

すると、狼達が押し寄せて来た。狼達はインデックス達に襲い掛かるが、悟空とヤムチャが撃退する。しかし数が多く、ブルマ達の元へ何匹か飛び掛かる。

 

しかし、ゴーレム=エリスが拳を振るうと、狼達は瞬く間に吹き飛ばされた。

 

インデックス「“禁断の果実により生まれし武器たちよ、我の武器となり現れよ!”」

 

インデックスがそう発言した瞬間、インデックスの周囲に多数の武器が現れる。剣や刀、銃や大砲が現れる。銃の一斉射撃により狼達は撃ち抜かれ、剣や刀によって狼達は斬り裂かれる。

 

インデックス「死体は回収しよっと」

 

死霊術に使えるのだ。かつて日本に生息していたニホンオオカミは、畑を荒らす猪や鹿を狩り、畑を守る存在として人々から崇められていた。 その結果、関東圏を中心とする広い範囲で狼を神様として祀る「狼信仰」が発生し、現在も日本各地に残っている。それを利用した死霊術を使えば、より強力な死者の狼の軍勢を作る事が出来る。

 

インデックスは手を翳す。すると、狼の遺体が全て消え去った。インデックスが創造したアイテムボックスに収納したからだ。

 

シュウ&マイ((な、何なんだこいつ等!?))

 

悟空とヤムチャに狼達を圧倒され、インデックス達に狼を蹂躙される。

 

シュウとマイの二人はその光景を、戦闘ロボの中から見つめるしか無かった。

 

しかし、此処で思わぬ出来事が起きてしまう。それは、ゴーレム=エリスが狼を拳で殴り飛ばした時に出したアッパーで、天井を破壊してしまったのである。

 

今夜は満月。そして偶然にも、悟空は満月を見てしまった。

 

インデックス「あっ、天井が!不味い!」

 

インデックスはゴーレム=エリスに命令して天井を塞ごうとしたが、此処でさらなるアクシデントが起きる。

 

エリスが突然、何処からともなく飛んできた気功弾に当たって爆散し、そのまま崩れ落ちてしまった。

 

インデックス「ッ!?」

 

インデックスは気功弾が飛んできた方向を見た。其処には空中に浮いて掌から何かを放ったかのようなポーズを取っている男が空に浮いていた。彼が気功弾を放ったのだと理解したインデックスは、彼を捕らえようと手を翳そうとする。

 

しかし、その時だった。突然心臓の鼓動音のような音が周囲に響き渡り、それは何度も響く。

 

それは、悟空からだった。軈て悟空の体は徐々に肥大化していき、軈て人の姿から猿のような姿へ変わって行く。

 

ブルマ「ぎゃああっ!!孫君がっ!?」

 

ヤムチャ「な、なんだ!?悟空、どうしたんだ!?」

 

プーアル「ひええぇぇ!!」

 

ウーロン「悟空どうしたんだよぉ!?」

 

インデックス「………どうして?悟空を大猿に変えてどうするの?訳が分からないんだよ」

 

歴史を変える事になろうと、インデックスは自分が楽しむ為に生きると決めている。とはいえ、悟空が大猿となって大暴れしてブルマ達に被害が及ぶのを良しとするなんて、あり得ない。

 

まるで、()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そして、悟空は天井を突き破り、城を突き破る程の大猿へと姿を変えた。

 

大猿『グオオオオオオオオオオオオオッ!!』

 

大猿は雄叫びを上げて、城を破壊していく。

 

ヤムチャ「不味い!此処に居たら危険だ!お前等!逃げるぞ!」

 

ヤムチャの指示に従い、ブルマとウーロン、プーアルは駆け出した。

 

シュウ『不味い!ピラフ様が!』

 

マイ『急いでピラフ様を連れて撤退するわよ!』

 

シュウとマイはピラフの元へ向かいに、ロボットを中で操作して飛ばす。

 

ウーロン「お、おい!インデックス!お前も急げ!」

 

インデックス「私は大丈夫。貴方達は先に行ってて。悟空を足止めしとくから」

 

ヤムチャ「き、危険だ!君がいくら強くても、大猿になった悟空に勝てる訳が―――」

 

インデックス「ならハッキリ言うよ。貴方達は、“邪魔”」

 

ヤムチャ「ッ!!す、すまない…………此処は君に任せるぜ!!」

 

ヤムチャは、インデックスの言葉にショックを受ける。拒絶された事に、では無い。インデックスの言葉通り、自分達が此処に居ても足手まといにしかならないと理解し、それが悔しくて堪らなかった。

 

インデックス「大丈夫。私を信じて」

 

ヤムチャ「すまない!!頼むぜ!!」

 

ブルマ「ちょっと!インデックスちゃんが危ないわよ!」

 

ヤムチャ「今は彼女に任せるしかない!俺達が此処に居ても足手まといにしかならない!!」

 

ヤムチャはブルマやウーロン、プーアルを抱えて、崩れ落ちる城から走って逃げ出す。

 

すると、インデックスは左腕を回した後に大猿の前に立つ。

 

インデックス「『聖なる右』を試してみたいけど、どうせならそれと対を成したいと思って創ったオリジナルの魔術を試してみるかな」

 

インデックスがそう言った瞬間、インデックスの左肩から、純白の神々しい腕が姿を現した。それは、右肩から現れるであろう『第三の手』に並ぶ、『第四の手』と呼ぶべき手だ。

 

大猿『ッ!!グオオオオオオオオオオオオッ!!!!』

 

大猿は本能で理解出来た。先程インデックスから出て来た左手は危険だ。なんとしても排除しなくては。大猿はインデックスに向かって駆け出し、その大きな手で握り潰そうとした。

 

インデックス「なんて名付けよう………じゃあシンプルに『邪なる左』と名付けるか」

 

そして、インデックスは左手を振り上げた。その瞬間、インデックスから伸びた『第四の手』が大猿化した悟空の体を貫いた。

 

――――――――――――――――――――――――

 

その様子を、物陰から二人の男女が見ていた。

 

???「タイムパトローラーが居たのは驚いたけど、あのシスターの女の子の力………とんでもないわ。暗黒魔界にもあれ程の魔術の使い手は居ないわ」

 

???「トワ。どうする?」

 

トワ「安心して、ミラ。今はまだ接触しないわ。機会が出来たら、彼女と接触しましょう」

 

ミラ「………惜しいものだ。彼女と戦って見たかった」

 

トワと呼ばれた女性は冷や汗を流しながら、インデックスの方を向き直る。大猿化した悟空は倒れて動かなくなっているが、辛うじて生きている。インデックスは左肩から左手を出したままだ。あの力が自分達に向けられたらと思うと、思わずビビってしまう。

 

トワ「まあ……いずれ私達が物にしてみせるわ。貴女の力、今後も見せてもらうわよ」

 

そして、謎の二人組はその場から消える。しかし、二人は気付いていなかった。インデックスに、自分達が去る様子を見られていたという事を。

 

――――――――――――――――――――――――

 

インデックス「………何、彼奴等?なんか覗き見してたみたいだけど」

 

インデックスは二人の気配を感じてその方向を見たが、彼等は去った後だった。

 

インデックス「悟空どうしよっかな。どうせまた生えてくるだろうけど一々面倒だし、尻尾は斬っておくかな」

 

インデックスは先程召喚して地面に刺さった剣を取ると、大猿化した悟空の尻尾に向けて振り翳した。尻尾はアッサリと切断された。更にインデックスは、掌から生み出した炎で傷口を炙り、二度と再生出来ないようにした。ヘラクレスがヒュドラの首を切断した時に、炎で傷口を炙って再生を阻害した逸話みたいにやったのだ。

 

そして、悟空は元の姿へと戻っていき、軈てうつ伏せのまま眠ったのだった。

 

インデックス「………もう大丈夫なんだよ」

 

インデックスが話し掛ける。背後から現れた、二人の男達に対して。

 

???「流石ですね。時の界王神様から貴女を調べるよう言われて駆け付けましたが、予想以上です」

 

???「ああっ。俺も驚いてる」

 

一人は体格の大きい男で、もう一人は背中に剣を背負った性格の良さそうな青年だ。

 

???「申し遅れました。俺はトランクスと言います。此方は俺の相棒の『ヒトシ』です」

 

???「ヒトシだ。宜しくな」

 

インデックス「初めまして。Index-Librorum-Prohibitorum(インデックス-ライブロラム-プロヒビットラム)です。インデックスって呼んで」

 

トランクス「インデックスさんですね?宜しくお願いします」

 

インデックス「それで、私に何か用?」

 

トランクス「いえ。此れから俺達の住む『時の巣』へ貴女をご招待したいのです。其処で時の界王神様とお話をして頂きたいのです」

 

インデックス「駄目………って言いたいけど、別に大丈夫なんだよ。ただ、ドラゴンボールはどうする?ピラフ一味の願いは多分叶わないし叶えられないから放っておいても大丈夫だと思うけど」

 

トランクス「心配ありません。ピラフ一味はもうこの辺りに居ませんし、ヤムチャさん達ももう眠ってます。それで、ご招待を受けてくれますか?」

 

インデックス「良いよ」

 

ヒトシ「早いな。吟味という言葉を知らないのか?」

 

インデックス「別に大した事でも無いから」

 

こうして、トランクス達に付いて行く事になったインデックス。二人に掴まり、無数の歯車に囲まれるように瞬間移動をしたインデックスは、未知の場所へ向かう事に内心ワクワクしていた。




このインデックスさんは基本外道です。自分が楽しむ為なら何でもやる、そんな女なのです。

《オリジナル魔術》
名前「フルーツバスケット」

元ネタ「仮面ライダー鎧武 極アームズ」

能力「武器の生成」

詠唱 禁断の果実により生まれし武器たちよ、我の武器となり現れよ!

周りに武器を発生させて相手にぶつけたり自分が使う武器として召還をする。召還した武器は別の人でも使える。

名前:『アイテムボックス』
元ネタ:『ポーション頼みで生き延びます!』
詠唱:無し
能力:無制限のアイテム収納。別空間に保存した時のままで生物、無機物問わず収納する事が出来る。例えるなら、温かいラーメンを冷めたり伸びる事が無いまま収納する事が出来る。
収納方法は、手を翳すだけ。そして出したい場所に念じるだけで出す事が出来る。

名前:『邪(よこしま)なる左』
元ネタ:左道と右道
詠唱:無し
能力:インデックスが創造したオリジナル魔術で、『聖なる右』と対を成す“第四の手”。聖なる右と違って左肩から現れるが、その姿は純白にして神々しい人の腕そのものであるが、邪なる左が空中分解した姿なのは聖なる右と同じ。
邪なだけあり、その力は神々しい見た目に反して不浄そのもの。タブーを破ることにより魔術がより大きな力を得て、回復と解放がもたらされる。社会的慣習や現状が否認される。この否認は精神的自由の探求のためになされると主張する人もいる。左道の信奉者はこの否認の一環として性魔術やサタンの図像の崇拝といった伝統的にタブーとみなされていたであろう魔術技法を取り入れる。
邪なる左は、聖なる法や正義の法を否定するものであり、聖なる右とは能力も正反対。“正しき者”や“聖なる力”等の正しいものの力を奪い取って無力化する。簡単に言えば『左手を振るえば相手は必ず“負ける”』。
聖なる右と正反対で、破壊力・速度・硬度・知能・筋力・間合い・人数・得物等がこの左手には意味が無い。例えば「触れれば力を奪える」から破壊力はいらないし相手が硬くても意味は無い。「振れば相手の動く力も奪う」から速度はいらないし逃げられない。ただ左手を振ればそれだけで相手は負けるという、聖なる右と対極を成す能力。
但し、あくまで左手の対象となった相手が負けるのであって、此方が勝てるかどうかは別である。また、どれだけ力を奪っても物を傷付けたり命を奪う力は持てない為、何かを破壊するのには向いてない。
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