とある龍球世界の禁書目録   作:ちいさな魔女

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新たなる組織

ナムの村にインデックスが訪れて数カ月後。ナムの村の人達は、インデックスの契約を受け入れた。この枯れ果てた土地で旅立ったナムを待つより、未来を幸福に生きる選択をせざるを得なかった。それ程までに追い詰められていたのだ。

 

そして、インデックスは緑化した砂漠を一部だけ緑を残し、後は元の砂漠に戻した。

 

インデックス「ほら、沢山食べてゆっくり休んで」

 

インデックスは新たな島を創造し、広大な土地と人が住める分には申し分ない家、そして無限に湧く泉を『シン・黄金錬成』で誕生させた。ここならしっかりと管理すれば畑は毎年豊作で、泉から新鮮な水が取れて、近くの海で釣りをすれば最高の魚が釣れる。正に砂漠で過ごすよりよっぽど満ち溢れた暮らしだ。

 

村長「ありがとうございます……!ありがとうございます!このお礼は必ずお返し致します!」

 

インデックス「この前払いのお返しなら、頼みたい事があるの」

 

村長「はい!何なりと!」

 

インデックス「この世界は、今後様々な混沌と戦いに巻き込まれて行く。だから、貴方達には人々を幸福に導ける『宗教組織』を立ち上げて欲しいんだよ。貴方達を何時までも救わなかった仏ではなく、『魔神』を信仰する宗教の組織をね」

 

もともと宗教は、人々の幸せを願って設立されたもの。宗教がイかれてるなんて言われるのは、人を導くやり方を誤った上に私利私欲しか考えない『人間』のせいでしか無い。しかし、インデックスがやればどうなるか?もし目の前で奇跡を起こしてみせたなら、人々は奇跡を起こす者を崇め奉るだろう。

 

インデックス「貴方達は宗教を運営する人員として働いてもらう。此れから増える人達が祈る『魔神』の像はこの偶像を使って」

 

インデックスはその場で手を翳す。すると、目の前で土が盛り上がったかと思えば、すぐに人の姿へと変わった。しかし人の姿をしているが、その体や顔には無数の血管のような物が張り巡らされており、神々しさと不気味さが醸し出ている。

 

村長「勿論で御座います!!貴女様の望みとあらば、是非協力致しましょう!!」

 

村人達『『インデックス様!!インデックス様!!』』

 

インデックス「私の事は別に様付けしなくても良いし、好きな風に話してくれて良いんだよ。それと像や仮の神に祈る時は『インデックス様』じゃなくて、『魔神様』って祈るんだよ」

 

村人達『『はい!!』』

 

こうして、この地球で最大規模を誇るカプセルコーポレーションやレッドリボン軍に並べる為の宗教組織の下地を作り、準備を完了させたインデックス。

 

後は、『魔神に従い、仕える神官長』の存在が必要だ。神に仕える『四大天使』ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルのような存在だ。

 

其処で上げたのが、『七つの大罪』だ。現在インデックスに取り憑いている『七つの大罪』の悪魔達。全員女性の姿をしているが、その力は『魔神』に近いものである。

 

悟空も子供の頃はスケベではなかったのに、大人になれば老界王神にスケベな提案をする程だ。とはいえリブリアンの媚薬の霧が効かなかった所を見るに、それはそれ、これはこれと割り切れるのだろう。とはいえスケベであるなら『色欲』もこの世界に強く存在してる。

 

サイヤ人は食欲旺盛で、『暴食』とも取れる。ビルスやシャンパも同じと言えるだろう。

 

惑星規模の地上げ屋を行う者も居て、悪事をしてると分かっていながらやる奴も居る。『強欲』もある。

 

自分が優れてると思う者も多い。『傲慢』だ。

 

ベジータはサイヤ人の王子としてのプライドと、妻のブルマが金持ちである為に仕事をしてない。悟空でさえ一応畑仕事をしてるのに。修行してても仕事をしてないなら、それはあまりにも『怠惰』だ。

 

超サイヤ人は元々純粋な怒りを元としており、それは『憤怒』でもある。

 

そして『嫉妬』は、この世界の誰もが時々抱いている。

 

リゼロでは『魔女教大罪司教』としてそれぞれ七つの大罪に『担当』を置いていた。

 

この世界に居るのは男の戦士が多い。その為、女性の強者を育てる事にする。この世界が直接戦闘力に特化するなら、此方はとあるシリーズのように魔術特化で行こう。

 

下地は出来た。

 

後は勢力を広げるだけだ。

 

間違った思想を持つ者は現れるだろうが、それは構わない。人間である以上間違った解釈をする者は現れるし、それをインデックスは別に責めたりしないし指摘したりもしない。

 

インデックス「さて、先ずは勢力集めかも。皆は此処で生活基盤が整ったら、皆には魔術を教えるよ」

 

村長「はい。魔神様」

 

インデックス「私は、またこの世界を回って信者と勢力を集めつつ、世界を見て回るよ。後、ナムって人も探しとくね」

 

村長「お願い致します。ナムもどうか、導いてくだされ」

 

こうしてインデックスは、再び放浪の旅に出た。ナムの村人達は新たな組織『魔神教会』を立ち上げて、世界各地で宣教師として活動しに向かった。

 

――――――――――――――――――――――――

 

インデックスが訪れたのは、天下一武道会会場であった。其処でインデックスは、其処で丁度試合が行われているのを見た。

 

試合は準々決勝の最後である悟空VSギランだ。

 

インデックス「ギラン対悟空か。悟空はギランと戦ってるけどどうしようかな〜?此処でギランに負けても悟空はどの道優勝出来ないから〜。まっ、それなりに助力してみるか」

 

インデックスはギランの口から飛び出た粘着性のガムが悟空を拘束し、悟空が投げ飛ばされて筋斗雲で戻って来た所まで見たが、筋斗雲を禁止された事で悟空は再びピンチに。

 

インデックス「此れだけはしてあげるから。後は頑張るんだよ」

 

インデックスは、ある呪文を唱えた。

 

インデックス「“優先する。グルグルガムの拘束を下位に、孫悟空のパワーを上位に”」

 

そして、インデックスは箒に乗って空からその様子を見た。

 

――――――――――――――――――――――――

 

悟空「だ、駄目だ!」

 

悟空はギランによってグルグルガムで縛られ、動けなくされた。先程は筋斗雲のお陰で何とかなったが、今は禁止されてもう使えない。

 

もう詰みだった。

 

ギラン「今度こそ、ぶっ飛びなぁぁ!!」

 

ギランの拳が迫る。すると、悟空を拘束するグルグルガムの粘りと拘束力が弱まった。

 

悟空「おっ?でゃああああっ!!」

 

悟空はグルグルガムを力で爆散させた。

 

ギラン「いっ!?」

 

ギランは、先程までグルグルガムに苦戦していた筈の少年が、突然拘束を振り切った事に驚いて、固まってしまった。

 

悟空「なんか分かんねえけど、今ならやれるぞ!タッ!」

 

悟空はギランの頭に向かって跳んだ。このまま頭を蹴り、場外へ蹴り飛ばすつもりだ。

 

しかし、悟空はまたしても油断した。

 

それは、上空から見ていたインデックスにも、予想出来なかった事だった。

 

ギラン「飛んで良いのか?おらよ!!」

 

ギランはグルグルガムを再び吐き出した。悟空を縛り上げるつもりか?しかし、インデックスの介入でグルグルガムの拘束力が悟空より弱くなってるので、拘束しても意味はない。

 

しかし、ギランの狙いはそれではない。

 

ギランはグルグルガムを勢いよく吐き出して、悟空を吹き飛ばした。

 

悟空「こんなの吹き飛ばして………いっ!?」

 

悟空はグルグルガムを蹴り飛ばしたが、それが行けなかった。悟空はグルグルガムを蹴り飛ばして振り払ったが、グルグルガムの質量によって飛ばされるだけでなく、蹴り飛ばした勢いで場外へ吹き飛んで行った。

 

インデックスが強弱を変化させたのは、『グルグルガムの拘束力』と『悟空』の為、グルグルガムによる質量を利用して押し込む攻撃を悟空は跳ね返せない。

 

そして、悟空は場外へ落下してしまった。

 

インデックス「うわぁ………やってしまったかも」

 

インデックスはそう口にしたが、その顔は笑っていた。

 

魔術を使った事による『火花』の影響を、まさかこんな形で見るとは思わなかった。

 

とはいえ、魔術は使うに値する。悟空がああなったのはある意味自分のせいだが、だからって反省も後悔もしない。

 

インデックス「さて、次はピッコロ大魔王の電子ジャーを探すかな」

 

インデックスは再び空を飛んだ。ピッコロ大魔王の電子ジャーを探す為に。




新たな組織名

『魔神教会』
『魔神』を信仰する宗教組織。しかし、『魔神』の正体はインデックスの為、事実上インデックスに信仰を届ける為の宗教団体。どんな教えかは不明だが、人としての生活(肉や魚等の命を食す行為、性行為、お金儲けや戦闘、競争も否定しない。しかし人助けをしたりも否定しない)は出来てる辺り、其処まで厳しくも無ければ悪い法も無い。どんな法なのかは読者のご想像に任せる。
偶像は『ワンパンマン』の神の姿をしているが、信仰はインデックスに向けて送られる。
神官長は7人おり、『傲慢』『嫉妬』『怠惰』『暴食』『憤怒』『強欲』『色欲』と言った七つの大罪に分けられている。まだ神官長は居ないが、インデックスはいずれ『娘達』を就かせるつもりである。

《とあるシリーズの魔術》
名前:『光の処刑』
元ネタ:とある魔術の禁書目録
能力
事象の「優先順位」「強弱」を変更する魔術。
神話において「神の子」が「ただの人間」に殺された、つまり「本来の順位」が逆転してしまったことを再現しているらしい。
「相手の攻撃」を「自身」より「下」にすればどんな攻撃でも完全防御できるし、投げ付けた物を「的」より「上位」に設定すればどんなものでも破壊したり、切断したりできる。
単純な攻撃や防御だけでなく、「自身の肉体」を「壁」よりも「上位」にして壁抜けしたり、「空気」を「敵」よりも「上位」に設定して敵の動きを止めるといった応用もできる。
テッラの場合は未調整であり、近距離から放たないと刃の精度が落ちたり、一つの『優先』から別の『優先』に切り替えるには再設定が必要、という欠陥がある。つまり、一度に複数の対象の優先順位を操ることはできない。
このため攻撃と防御を同時に行うことはできないし、複数種類の攻撃を防ぐこともできず、複数のものを同時に切断することもできない。が、多少の融通は利くようで、服は相手の一部としてカウントされるし、「魔術」といった大雑把な括りでも有効。また、地殻破断の不意打ちも完全に防ぎ切っていることから、再設定はごく僅かな時間で出来る模様。
インデックスの場合は、攻防を同時に行えるように調整されており、複数仕掛ける事も可能。
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