推しは偉大でもね推しの逆ハーは望んでないのよ   作:黒鬼丸

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逆ハーは望まぬ

転生とはなにか。それはアニメ、漫画、ゲームの世界又は異世界に生まれ変わること。

 

「だとしてもこれはねぇよ。」

 

彼女はリンネ=アルベルト、白い髪と赤い目が特徴の美少女である。背がとても低く子供と勘違いされる。生まれて早々捨てられたかわいそうな転生者である。

 

「ねぇよ。」

「どうしたマスター。あの人間殺すべきだったか?」

「それはやめてくれ。指名手配される。」

 

物騒なことを言ってるのは刀剣乱舞の鬼丸国綱。転生特典として貰った特質系の念能力である召喚から出てきてくれた彼女の推しである。

 

「うぇーん。捨てられたー。」

「そうか嫁になるか。」

「言ってませんけど?!」

「大丈夫?マスター?」

 

こちら魔入ました!入間くんのバラム・シチロウ。同じく出てきてくれた推しである。

 

「大丈夫〜…お腹空いた。」

「はいご飯だよ。」

「バラムさん好き…」

「結婚する?」

「あっそれはちょっと。」

 

彼女はオタクであり推しが何より好きなのだが…推しと結婚するのは遠慮する派のオタクである。

 

「それよりどーするのここ何処よ。」

 

森見渡す限り森。なんともまあ…飽きる。

 

「街は何処やねん〜。」

「あ?こんな所にガキ?」

「誰がガキじゃボケ!!」

「……お前念能力者か?!」

「せやけど…あれ?誰?」

「ジンだ。お前どうやって取得したんだよ。」

「ノリで。」

「お、おうそうか。」

「ジンさんジンさん街は?」

「迷子かよ…こっちだ。」

「センキュー!!」

「で?その殺気を放ってる奴らは?」

「私の推し。」

「何言ってんだお前。」

「まあそうなりますよね!!」

 

念能力について説明するとジンは呆れていた。

 

「いや召喚って…お前自身は強いのか?」

「まー強いよ?奥の手があるし。」

「そうかよ。お前ハンターになれるぞ?」

「はんたー?」

「ハンター知らないって…未知の冒険をする職業だな。」

「お金は?」

「結構稼げる。」

「なるわ。」

「「マスター?!」」

「……目的は?」

「だって稼げばさ。住むところ苦労せずに済むじゃん。」

「……さらりと暗いこと言うなよ。」

「ジンさんや!元気でな!」

「おう!ってあっあいつ試験会場分かってるのか?」

 

試験会場

 

「わぉ、ここが試験会場。バラムさーん匂い嗅がない〜。」

「いい匂いだよ?」

「やめなされ。やめなされ。」

「マスター、結婚しよう。」

「隙あらば告白しない!!」

 

「「なんだあれ。」」

 

「推しとの結婚は…だめなんや…だめなんや…」

「何故だ。」

「こんなブッサイクと結婚したら推しが汚れるやんけ!!」

「何処がブサイク?」

「マスターがブサイクなら全世界ブサイクだが?」

「えーーー……」

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